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才能

あなたの使命の見つけ方

2021年11月18日

1. マグマのエネルギー

マグマのエネルギーは
火山のように爆発するときもあるけど

地熱発電として
人の役立つことに変えられる。

爆発的な
荒々しいエネルギーだったとしても
それを
よい方向に使えるように
変換することができる。

あなたの中に眠っている
マグマのようなエネルギーは
何に変換していこう。

何に使っていこうか。

魔法の質問
激しい情熱を何に変えますか?

2. 与えられたミッション

あなたに与えられたミッションがある、

としたら、
それは何だろう。

あなたがここに生まれてきたということは
何らかの使命があるはず。

その使命を果たさずして
命を全うできない。

そして、あなたの
ミッションが実現した世の中を
求めている人たちがいるはず。

不屈の闘志で
壁を打ち破りながら
ミッションを遂行していこう。

魔法の質問
どんなミッションを遂行したいですか?

3. 今までの自分を信じて

理想は
エベレストのように
高く持とう。

初めての登山で
エベレストを目指す人がいないように
高い理想を持てるということは
それまでの理想を実現してきた
積み重ねがあるから。

今までの自分を信じて
さらに高い理想を持ってみよう。

どんなに高い理想でも
あなたは
それを手に入れる努力ができるから。

魔法の質問
どんな高い理想を持ちますか?

Filed Under: 自分探し, スピリチュアル Tagged With: 才能, 自信, 理想, 運命, 情熱, 使命

お金を払ってでも聞きたいこと

2021年3月3日

ここでは、結果を検証し、商品企画のコンセプトを再び考えます。

1. 誰も買ってくれなかった、興味を持ってもらえなかった方

前回のリサーチでお客様から「ほしい」とお金をいただけた方は、パスしていただいて構いません。誰も買ってくれなかった、興味を持ってもらえなかった方は、この章のワークに取り組んでみてください。

なぜ、商品を買ってもらえなかったのでしょう。

相手がほしいと思うような説明ができていなかったのでしょうか?
原因はいくつかあります。

  • コンセプトが響かない
  • コンセプトは響くものの、販売者のバックグラウンドに一致していない

(例)太っている人がダイエット商品を売ろうとしているなど、ストーリーに一貫性がないと説得力がないので、商品が魅力的でも買わない

これらをチェックしてみましょう。

2. 商品コンセプトメイキングをやり直す

商品コンセプトメイキングをやり直す際、漠然としているとよくありません。

「なんとなく不幸だった人が なんとなく幸せになる7つの方法」というタイトルに魅力を感じる方はほとんどいないと思います。

タイトルは、より具体的なものがお勧めです。具体的なフレーズを入れ替えてみましょう。

また、お客様の悩みをキャッチしきれていない場合は、「私はいらない」となります。リサーチしたお客様の「困った」を生かして、商品コンセプトメイキングをつくり直しましょう。生の言葉をそのまま入れると、売れます。

他にも、買わなかった人に買わなかった理由を聞くことが大切です。

その人に対して、対策や提案は不要です。その人とはご縁がなかったと考えましょう。買わなかった理由を聞いて、対策したものを次の人に売れればいいのです。これを繰り返していくと、どんどん売れる商品コンセプトやネーミングになります。

「どうすれば売れるようになるか」と考えるのも大切ですが、「どうすれば買わない要素を排除できるか」を考えることが、突破口になります。

買わない理由を言われて、「私、ダメなんだ」と落ち込むのは、視点が逆です。

買わない理由をわざわざ教えてくれるというのは、次の商品をよくするためのコンサルティングを無料でしてくれるようなものです。「お金を払ってでも聞きたいこと」だと考えて、買わない理由をどんどん聞いてメモしましょう。

それらのメモをもとに、商品コンセプトメイキングに戻ります。コンセプトを決めて、買いたいかどうかをリサーチして、ニーズとゴリヤクが一致するかを確認する、という手順を繰り返せば、必ず売れるようになります。

魔法の質問
結果を検証し、商品コンセプトを再考する
1. **を**する7つの方法
2. **を**する12のレッスン
3. たった3つの秘訣で**が**になる方法
4. **でも**できる30の秘訣
5. 1日5分で**になれる8つのレッスン
6. もう**で悩まない5つの秘訣
7. **が**してしまう55つの秘訣

<またニーズとゴリヤクが一致するかチェック>

  • 商品コンセプトメイキングでつくったタイトルを見せて興味があるか聞く
  • 興味があれば前受金として100円/500円/1,000円をもらう
  • 実際に商品ができたときには、大きく割引してあげてもいい
  • 買わない人からは、その理由を聞いておくと、それが財産になる
  • 予定表
  • タイトル
  • 販売予定価格
  • キャンペーン価格
  • 名前
  • メールアドレス

買わない理由のメモ欄(対策はまだ提示しなくてもOK)

  


しつもんオンラインスクールマスター講座

  1. お金よりも大事なものを味方に
  2. 時間と場所にとらわれないビジネスモデルとは?
  3. 新しいビジネスモデルを考える
  4. オンラインスクールができない10の理由〜前編〜
  5. オンラインスクールができない10の理由〜後編〜
  6. 今の状態をすべて捨てて「理想」を考える
  7. 理想のワークスタイルを考えるときのポイント
  8. 発信していきたいことは何ですか?
  9. 自分が経験してきたことの中で「乗り越えてきたもの」
  10. オリジナル商品作りのポイントは「生の声の状態」
  11. 商品をつくる前にお客様をつくる
  12. お金を払ってでも聞きたいこと(この記事)
  13. 「これを買うとどうなるんだろう?」がゴリヤクです
  14. 商品作りより、コンセプト作りの方が価値がある
  15. 価格には正解がない
  16. 商品構成の中でも特に重要なところ
  17. クリエイティブデーをつくる
  18. 評価とは優劣ではなく、本人に実感してもらうこと
  19. 自分で話をすることで「考え」がまとまる
  20. 成果が出ないのは「聞き流してなんとなくで終わる」から
  21. 行動を提案したことは、自分でもやってみる
  22. 「よい動画」「よい音声」とは?
  23. 「いい映像」と「品質のよくない映像」の違い
  24. お客様の感想を集めるコツ
  25. お客様の質問やリクエストは改善のチャンス

Filed Under: 仕事 Tagged With: 仕事, 才能, コンセプト, 商品, オンラインスクール, 検証

新しいビジネスモデルを考える

2021年2月10日

ぼくは、どんな仕事でも、分身と一緒に働くというビジネスモデルを追加することができると考えています。

1. 今までその視点がなかっただけ

たとえば、ぼくはかつて、コーチとしてコーチングを提供していました。Skypeなどを使えば場所にとらわれずにできますが、時間にはとらわれます。

そこで、ぼくが始めたのは、コーチングの通販です。

たとえば、「目標は何ですか?」「そのために何をしますか?」といったコーチングでクライアントさんにする質問を通販で売ることを考えました。そして、本やスタディキットの形に商品化して売ったところ、売れたのです。

電話を使ったリアルのセッションも続けながら、モノをつくって届けるという通販という仕組みを作りました。今では、デジタルの形にしてインターネットでお届けしています。

このようにコーチングを通販で販売できたのと同様、様々な業種でも時間と場所にとらわれないビジネスモデルができるはずです。

これができていないのは、今までその視点がなかっただけです。

ご自身の業種、業界、職種では、時間と場所にとらわれないビジネスモデルについて考えたことはあまりないのではないでしょうか?

たとえばマッサージの場合、その時・その場所である必要があると思われるかもしれません。ですが、単にマッサージをするサービス以外のことも考えられます。

ここで、考えてみてください。
どういう人がマッサージを提供する人として人気が出るでしょうか?

ひとりは、お客様がきたらマッサージする人。

もうひとりは、マッサージをしながら「ジャンクフードを食べていませんか?」「こんな体質ではありませんか?」「こんなことをするといいですよ」といったことを伝えてくれる人。

「またマッサージを頼みたい」と後者のほうがより思うのは、物理的なマッサージ以外に、知識や経験によるレクチャーに価値が生まれたからです。こうした知識や経験による価値は、どこにいても、いつでも提供することができるわけです。

経験や知識から得た健康になる方法やコツなどを使ってビジネスモデルをつくることができます。

他にもセルフマッサージの方法なども多くの人に求められていますが、「自分はマッサージ屋さんだ」と思っていると、実際にマッサージをする以外のマッサージのことを考えるのが難しくなります。

そういう意味では、職業の枠を取り払って、考えたほうがいいと思います。

「マッサージをやっているけど、自分の職業は何だろう?」と問いかけてみると、新しい視点が出てくるはずです。

たとえば、マッサージをしながら、「健康に関する知識を教える人」になることができます。「マッサージをする人」という職業にこだわると、他の職業が見えなくなってしまいます。

自分では気づかずに、あたり前に提供しているものが、それにあたることも多々あります。自分が何屋さんか、ということにこだわらず、名刺に書いてある肩書きを消すくらいのつもりで、考えてみてください。

これからのビジネスモデルが目指しているのは、売上をつくるだけではありません。

・自分のファンをつくる
・信用をつくる
・サステナブル(持続可能)である

たとえば自然環境などで、電気がなくなってもいいように、何かに頼らずにそれだけでまわっていく仕組みをサステナブルといいます。何かに頼らず、それだけでずっとまわっていくような仕組みを目指すといいと考えています。

先日、アテネに行ってパルテノン神殿を訪れたときに、柱がたくさんあるから今も倒れないのだと感じました。

簡単に考えると四隅に4本柱があれば立つのですが、パルテノン神殿にはたくさんの柱がある、これが大事だと思います。(⇦3本あれば立つと言えるかと・・故に削除)

これと同様に、ビジネスでもいろいろな種類の商品や複数のビジネスモデルを持つなど、収入の柱をたくさん持つことが大切です。

たとえば、さきほどのマッサージ屋さんで言えば、マッサージをするという1本の柱だけでなく、「レクチャーをする」「商品をつくる」といった別の柱があればあるほど、1本の柱がなくなっても倒れることはないわけです。

この考え方が重要です。
収入の柱を増やす際に、時間と場所にとらわれないビジネスモデルができれば、理想です。

つまり、複数の柱があることが重要なので、すべてを時間と場所にとらわれないビジネスモデルにすることをお勧めしている訳ではありません。

自分の時間が奪われる収入の柱を増やしてしまうと、「忙しい人」になってしまいます。たとえば、店舗でマッサージをしている人が、出張してマッサージをすると、自分は忙しくなり、店舗には別の人を配置する必要が出てきます。

2. 時間と場所にとらわれないビジネスモデルに適さない事例

・コンサルティング・モデル
1対1のコンサルティングは、時間をとらわれます。さきほどのマッサージ屋さんの場合、知識・経験・知恵を教えるという商品を、コンサルティング・モデルで提供してしまうと、時間にとらわれてしまいます。

・講師モデル
1対多の講師型のビジネスは、その場に行く必要があるので適していません。時間的に忙しいので、売上を上げるには、単価を上げるしかなくなります。

・アフィリエイト・モデル
自分以外の人の商品を紹介して収入を得る、代理店のようなビジネスモデルです。「気軽にできる」と言われていて時間も場所も自由ですが、「自分らしくない」という点で、適していません。
お金が入ることを動機にしたアフィリエイトはお勧めしません。
(「お金が入らなくてもお勧めしたい」という本当に好きな商品であれば、問題ありません)

3. 時間と場所にとらわれないビジネスモデルに適した事例

・商品提供型
化粧品、洋服、電化製品などの商品をつくって、通販(オンライン)などで売る形です。知識と経験を音声、動画、文字などにしたデジタルの商品は、データで届けられるのでさらにお勧めです。
簡単にできるので、ぜひやってみましょう。

・定期購入型
雑誌の定期購読や、Oisixや農家さん野菜がその都度注文しなくても毎月配送されるような、定期的に自動的にサービス、商品を提供する形。

最近は、有名な人が「月額3,000円でオンラインで交流できる」といった、オンラインサロンが流行っています。ただし、この形は、かなりの時間がとられるので、僕はお勧めしません。(⇦ライフトラベラーをされているので削除)

自分の商品で、定期購入型にできるものはないか、考えてみましょう。
たとえば、マッサージの仕事をしている場合、自分の時間を使ったサービスを定期的に提供するのは難しいので、商品提供型のサービスをまずは実践します。
その商品提供型サービスの中で、定期購入型にできるものはないか、と考えます。具体的には、セルフマッサージを、「ハンド編」」、「脚編」、夏の土用にお勧めのセルフマッサージといった 「季節編」など、テーマごとに毎月配信する方法があります。

他にも、「夏はこれを摂ったほうがいい/控えたほうがいい」といった食べ物との組み合わせも有効です。オリジナルの雑誌を発行するようなイメージです。
定期購入型のパン屋さんはすでにあります。遠方にも送ることができるのがメリットです。

・商品卸型
自分が販売者として購入者に販売する商品提供型とは違い、「販売したい」と言ってくれる人に商品を卸して、自分の代わりに売ってもらう形です。自分では直販はしません。

ただし、販売者がお金のためだけにやる人の場合はうまくいきません。自分のファン、自分の商品のファンに売ってもらうことができれば、新しいビジネスモデルができます。
自分の商品を商品卸型モデルで販売することができないか、考えてみましょう。直販に比べて1商品あたりの利益は少ないですが、より多くの商品が売れるので、売上は上がります。

・オンラインスクール型
オンライン上で自分の知識と経験をスクール形式で販売する形です。
もっともお勧めの方法です。

単発購入にも定期購入にもできますが、まずはスクール形式にすることが重要です。というのも、オンラインレッスンの場合、売り手と買い手の双方が時間と場所にとらわれないからです。

今の時代の「学びたい」という高いニーズに対して生じている「遠くて行けない」「子どもの世話があるから行けない」という不満を解消できます。

また、どんな人にも知識と経験があります。

たとえば、パン屋さんにもマッサージ屋さんにも知識と経験があるのですが、「あたり前」すぎて価値を感じていないことがあります。そんな話を聞いて喜ぶ人なんているの?」と思うかもしれませんが、その知識と経験は必ず価値になります。

なぜなら、何百万人に提供するわけではないからです。
何十人、何百人、多くても何千人がお客様になってくだされば十分なんです。

ぼくはこれまでの数年間、(⇦動画では「3年くらい」)オンラインスクールでいろんなやり方で実験を繰り返した結果、すべてで成果が出ました。ですので、このビジネスモデルは、たくさんの方に挑戦してもらいたい(⇦動画では「みんなやったほうがいい」)と思っています。

4. オンラインスクールをお勧めする理由

それなりの手順はあるものの、オンラインスクールは商品提供型と同じくらいのレベルで簡単につくることができます。

オンラインスクールをベースに、定期購入型も商品卸型も展開することができます。お客様にとっても、自分のペースで学ぶことができるというメリットがあります。

なお、オンラインスクールは、忙しい人がお客様になります。なぜなら、今の日本には「忙しい人」しかいません。本当はその人に直接会って聞きたいとしても、「忙しいのでできない」というニーズがたくさんあります。

「学びたいけど学ぶ時間がない」という人に向けたオンラインスクールをお勧めします。

<まとめ>
時間と場所にとらわれないビジネスモデルとして、オンラインスクール型がお勧めです。

魔法の質問
時間が増えて売上が増えたら、どんなことに取り組みたいですか?

<意図>
オンラインスクールというビジネスモデルを使えば、時間も売上も増やすことができるので、今ここで考えておきましょう。


しつもんオンラインスクールマスター講座

  1. お金よりも大事なものを味方に
  2. 時間と場所にとらわれないビジネスモデルとは?
  3. 新しいビジネスモデルを考える(この記事)
  4. オンラインスクールができない10の理由〜前編〜
  5. オンラインスクールができない10の理由〜後編〜
  6. 今の状態をすべて捨てて「理想」を考える
  7. 理想のワークスタイルを考えるときのポイント
  8. 発信していきたいことは何ですか?
  9. 自分が経験してきたことの中で「乗り越えてきたもの」
  10. オリジナル商品作りのポイントは「生の声の状態」
  11. 商品をつくる前にお客様をつくる
  12. お金を払ってでも聞きたいこと
  13. 「これを買うとどうなるんだろう?」がゴリヤクです
  14. 商品作りより、コンセプト作りの方が価値がある
  15. 価格には正解がない
  16. 商品構成の中でも特に重要なところ
  17. クリエイティブデーをつくる
  18. 評価とは優劣ではなく、本人に実感してもらうこと
  19. 自分で話をすることで「考え」がまとまる
  20. 成果が出ないのは「聞き流してなんとなくで終わる」から
  21. 行動を提案したことは、自分でもやってみる
  22. 「よい動画」「よい音声」とは?
  23. 「いい映像」と「品質のよくない映像」の違い
  24. お客様の感想を集めるコツ
  25. お客様の質問やリクエストは改善のチャンス

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私の商品はいくらにしたらいいですか?「値段を決める」

2020年12月6日

「私の商品はいくらにしたらいいですか?」
「私のサービス、いくらになったら買ってくれますか?」

ぼくは、このような相談を本当にたくさん受けてきました。
でも、「人は値段だけでは動かない」ということを知っておいてください。

たとえば、お米やお水などの毎日使うものは、買うか買わないかを値段で決める場合も多いです。
でも、何か価値を提供するのであれば、値段よりも、もっと重要なものがあります。

1. お金はエネルギーであり交換できる

それは、人がどう感じるかという気持ちです。
心が動くと、値段の比較ではなくて、「やっぱりこの人から買いたい」「この人の思いが伝わるから買いたい」「ぼくが選んであげたい」「応援したい、だから買いたい」という状態になります。

もちろん値段はとても大事ですが、人が何かを最終的に選ぶときに、必ずしもお金だけが重要なのではない、ということをまず前提として知っておいてほしいのです。

ぼくは普段から、お金はエネルギーであり、交換できるとお伝えしています。
物理の授業で、エネルギーは等価交換であると習った記憶があります。
たとえば1万円を払ったら、1万円分のエネルギーを受け取ることができます。同じように、10万円を払ったら、10万円分のエネルギーが受け取れるのです。

値段を考えるときは、「相手にいくら分のサービスを受け取ってほしいか」ということを、ぜひ考えてみてください。
仮にぼくが500円を受け取って、Aさんに何かを教えるとします。すると、お金を払って教えてもらうAさんには、500円分何かを受け取ろう、という思いが自然と働きます。要するに、500円の元を取れたらいいな、と思うわけです。

仮に、同じことを学びたいBさんがぼくに5万円払ったとします。すると、このBさんは5万円分の何かを受け取ろうと準備をします。だから、より集中し、より吸収しようと行動するのです。

逆に、ぼくが昔の友だちと会っているときに、Bさんに教えたことと同じような内容を、お酒を飲みながらタダで教えたとします。でも相手はタダで聞いたので、「あ、よかった。ありがとう」と言うだけかもしれません。

受け取る準備がなかったかもしれないので、いくらいいことを聞いても実行するかどうかはわかりません。もしかしたら、やらない可能性のほうが高いかもしれないのです。

他の人が3000円でやっているから、私も3000円。また別の人は1万円でやっているから1万円。この店では5万円でやっているから、私は4万8千円で。そんな決め方はやめましょう。

自分の商品はどのくらいの価値を持っているか、相手にどのくらいの価値を受け取ってほしいのか。
ぜひそれを考えながら、自分の商品やサービスの値段を決めてみてください。

2. 提供しているものの本当の価値

魔法の質問
あなたの商品のゴリヤクは何ですか?

自分が提供しているものの本当の価値を再確認しましょう。商品やサービスを通して、本当に提供している価値です。

魔法の質問
お客様にはどんないいことがありますか?

そのゴリヤクは、お客様をどんなふうに幸せにするのでしょうか?
あなたのゴリヤクとお客様の感じる価値がマッチングすればするほど、お客様は喜び、より高い金額を出してくれます。

魔法の質問
お客様が受け取る価値を高めるために、何ができますか?

同じ商品や同じ価値でも、ちょっと見せ方を変えたり、届け方を変えたりするだけで、その価値をより高めることができます。
よりよい価値を感じられるための工夫をしましょう。

魔法の質問
自分なら、この商品にいくら払いたいですか?

ゴリヤクや価値を一番知っている自分だったら、いくら払いたいと思うでしょうか?
お客様の立場になってみることで、客観的にとらえてみましょう。

魔法の質問
お客様にどのくらいの価値を受け取ってほしいですか?

あなたの商品によって、お客様にどのくらいの価値を受け取ってほしいと思っていますか?
ちょっとした気軽な価値なのか、大きな変化をもたらすほどの価値なのか。
気軽な価値ほど買いやすく、大きな変化のある価値ほど慎重になってしまうというバランスもあるかもしれませんね。

魔法の質問
どのくらいの値段だと、最大限に力を発揮できますか?

金額によってやる気が変わるという話ではなく、お金はエネルギーの交換だとすると、あなたが本気を出して関われる金額をイメージすることも大切かもしれません。
エネルギーには限りがありますからね。

魔法の質問
いくらで販売しますか?

それらを踏まえて、いくらで販売しますか?
あとから値上げをするのよりも、はじめから希望の金額で売り出す方が自然だと思います。

魔法の質問
その金額にした理由は何ですか?

この金額にした理由(どれくらいの価値があるのか)を、お客様にしっかりと語りましょう。
価値が伝われば、ちゃんと選ばれるはずです。

Filed Under: お金, 仕事 Tagged With: 起業, 仕事, お金, 価値, 才能

自分が提供できるサービスをレシピ化する

2020年11月21日

ここでゴリヤクとは、自分が提供できる価値、もしくは商品やサービスのことです。
それをレシピ化することにチャレンジしてみましょう。

1. ゴリヤクをレシピ化する

料理は、レシピがあると、誰でも同じように味を再現できます。
「誰でも同じようにできる」。これはすごく重要です。

レシピがないと、「塩はこれくらいかな」「砂糖はこれくらいにしておこう」と、自分の味覚、感覚を頼りにして料理をつくることになります。それだと、自分が料理しているといきはおいしいものがつくれても、他の人が同じ料理をつくったとき、同じ味にはなりません。「あの人じゃないと出せない味だよね」となってしまうのです。

マクドナルドなどのファーストフードのチェーン店がいい例です。全国どこの店で食べても、決まった人が調理しなくても、たいていは同じ味になります。

これは、あなたのビジネスでもいえることです。誰でもできるようなしくみをつくっておかないと、「あの人だからできた」になって、後に続く人が出てこなくなってしまう。また、そのビジネスが大きくなればなるほど、自分が忙しくなるだけで、そこから発展しないという状態にもなりやすい。だからこそ、ゴリヤクのレシピ化が必要になります。

まずは、自分の商品やサービスがどのような要素が集まりでき上がっているのかを考え、それを分解してみる。そして、それはどのような手順であれば再現できるのかを考えてみる。

そうしてつくったレシピを別の人に渡して、一度同じようにやってもらってみてください。料理でいうと、自分がつくっている得意料理のレシピを書いたら、そのレシピを誰かに渡して、同じようにつくってもらうということです。

さすがに100パーセント同じ効果を生むことはできないと思いますが、それが90点、もしくは80点、75点くらいのレベルでできるのであれば、十分成功していると思います。

業種やサービスの種類によっては、レシピ化しにくいものもあるかもしれませんが、その場合は、その一部でもいいと思います。

それを渡す人を増やしていけば、自然にビジネスが自動化していくことになるのです。

あなたのビジネスの中の「誰でも同じようにできる」部分を、ぜひ探してみてください。

2. 自然とビジネスが動いていく

魔法の質問
あなたの仕事のどの部分を、他の人でもできるようにしたいですか?

あなたの仕事のどの部分を、他の人でもできるようにしていきましょうか?
あなただけ動いているのでは、ビジネスにも限界が来てしまいます。

あなたがいなくても、自然とビジネスが動いていくようになるといいですね。
全部でもいいですし、難しいようであれば一部だけでもいいかもしれません。
他の人でもできるようにしていきましょう。

魔法の質問
お客様が感じているゴリヤクは何ですか?

あなたのお客様が、あなたの商品やサービスを通して感じている価値をもう1度明確にしておきましょう。
「人が変わったら価値も変わってしまった」のでは、意味がありません。
大切なことがぶれないようにしたいですね。

魔法の質問
何を伝えると、あなたと同じようにできますか?

100%同じとはいかなくても、あなたと同じ価値を提供するために、どんなことを習得しておくといいでしょうか?
技術的なことと、考え方があるかもしれませんね。

魔法の質問
あなたが大切にしていることは何ですか?

あなたがビジネスをしている(ゴリヤクを提供している)ときに、大切にしていることは何でしょうか?
こんなことに気をつけている、こんな気持ちで行っている、こんな心構えをしているなど、大切にしていることを10ヶ条で書き出してみてください。

3. レシピを渡すことが怖いです。

確かに、あなたがつくり上げてきたものが他の人もデキるようになると、自分の活躍の場がなくなるのではないかと不安になる方もいるかもしれません。でも大丈夫です、ゴリヤクが広がれば広がるほど、あなたの活躍の場は増えてくることでしょう。

大切なことは、何ができるかではなく、誰がどんなビジョンを持ってやるかです。他の人にレシピを渡したら、世の中を自分のビジョンにもっと近づけていくために、あなたは次のことに取り組めばいいのです。

魔法の質問
特にこだわっていることは何ですか?

ゴリヤクを提供するときに、特にこだわっていることは何でしょうか?
自分自身で気づけないときは、他の人に聞いてみるのもいいかもしれません。

魔法の質問
技術やテクニックは、どのようにして伝えますか?

技術やテクニックなどは、どんなふうに習得してもらいますか?
あなたが何気なくやっていることは、他の人にはとても難しいことかもしれません。
レシピ化するには、まず1人でもいいので相手を決めて、実際に伝えていきながら、何をどう伝えるかを整理していくといいかもしれません。

魔法の質問
どんな人にレシピを渡したいですか?

あなたがレシピを渡して、一緒に活動をしていきたいと思う人はどんな人でしょうか?
こんな人と一緒にやっていきたいと思える人を、あらかじめイメージしておくことが大切です。

魔法の質問
レシピを渡した人に、どうなってほしいですか?

レシピを渡した人に、どんなふうになってほしいですか?
それを明確にしておけば、どのように関わっていけばいいかが明確になります。

Filed Under: 仕事 Tagged With: サービス, 仕事, 価値, 才能, ゴリヤク

ビジネスも人生もうまくいく7つの法則【Lesson4 おすそわけの法則】

2020年10月31日

ここでは、ファンをつくるために必要な心構えをお伝えしていきます。
ここではまず準備することが目的です。

旅でいえばパッキングしているところです。旅先で必要なものを持ってくるのを忘れて、慌ててしまうことがないように・・・

ファンをつくり始めたあなたが、この心構えを知っているかそうでないかで、その後の道のりが大きく変わってくるのです。

ぼくもファンづくりのための準備をしている時期がありました。
そのときは、いろんな本を読み、いろんな人と会い、いろんな人の話を聞き、それを実践していました。

そんな中で、100人の先生がいたら、100人が100パターンのことを伝えているのではなく、多くの人が同じようなことを言っていることに気がつきました。
それを自分なりにまとめていったところ、大切なことは7つあることに気がついたのです。

  1. ご縁の法則
  2. ゴリヤクの法則
  3. 分かち合いの法則
  4. おすそわけの法則
  5. ありがとうの法則
  6. 引き寄せの法則
  7. 宇宙の法則

この7つの法則を実践したところ、ビジネスがなぜかうまくいくようになったのです!
もちろん、仕事だけではなく、人生もうまくいくようになりました。

これらは、すごくシンプルだけれど、すごくパワフルな法則です。これだけでも本当にファンが1000人できてしまうかも・・・というくらい、とても大切なものです。

ぜひ、あなたにも覚えておいてほしいのです。

1. おすそわけの法則

季節ごとに、旬の食べ物が親戚や友人からたくさん届く・・・という経験をしたことがある人は多いでしょう。

冬になると、家族では食べきれないほどのカニが北海道の親戚から届く、段ボール箱いっぱいのミカンが静岡の友人から届くということもあるかもしれません。

もし、これらのものが届いたとき、あなただったらどうしますか?

もしかしたら、高価なもの、普段なかなか食べられないものは、自分で食べ尽くしたいと思うかもしれません。しかし、食べきれないほどの量を自分1人で食べるとすれば、当然食べきる前に傷んでしまいます。

高価なものだとしても、傷んでしまっては価値がなくなります。自分の利益を守ろうと思っても、結局十分な利益を得ることができない、ということになってしまいます。

そうであれば、ご近所や友人にいただいたものをおすそわけしたほうがいいですよね。傷んでしまうよりも、どんどんプレゼントしたほうが気持ちがいいものです。送ってくれた人も、そのほうがうれしいに違いありません。

2. 器からこぼれそうなら、おすそわけ

おすそわけのキーワードは、「自分の器以上のものを持ってしまったら、それを分け与えよう!」です。
では、食べ物以外のおすそわけにはどんなものがあるでしょうか?

1つは「才能」です。

あなたには努力して身につけた能力もあると思いますが、もともと持っている才能もあると思います。その才能をどんどんおすそわけしてみてください。友人知人にでもいいですし、ご近所の方にでもいいと思います。

でもいちばんいいのは、あなたの才能を必要としている人に、かもしれないですね。
自分のできること、得意なこと、誰かの役に立ちそうなことは、どんどんおすそわけしていきましょう。

3. おすそわけで得られるもの

もしあなたがおすそわけをもらったら、お返しをしてあげましょう。

お返しは特別なものではなく、自分の気に入っているもの、自分ができること、ちょっとした些細なことでOKです。
おすそわけをしたことのある人は経験があると思いますが、ほとんどの場合、そのお返しが戻ってきます。といっても、お返しを期待しておすそわけしないでくださいね。

1つのもの(才能)をおすそわけするだけで、いろんなもの(才能)が自分のもとへ返ってきます。そうしたら、感謝の気持ちとしてまたそのお返しをする。その繰り返しをしていくだけで、あなたのところにはたくさんのものが集まってきます。自分では想像できなかったものが・・・。

そして、もう1つ大事なのは、お返しは忘れた頃にやってくる、ということです。
自分の土地の季節の食べ物のお返しは、相手の土地の季節の食べ物ということも多いですよね。そうすると、6月に送ったおすそわけのお返しが12月にくる、ということもあります。

おすそわけをしていると、忘れた頃にギフトがやってくる。これは嬉しいことですよね。すぐにお返しを期待するのではなく、忘れた頃に戻ってくるかもしれないという気持ちで、どんどん気軽にやってみることをおすすめします。

魔法の質問
・なぜ、おすそわけが生まれたと思いますか?
・最近もらったおすそわけは何ですか?
・見返りを求めずに与えられるものは何ですか?
・小さいおすそわけとして、何ができますか?
・見返りを求めないために、何を意識しますか?
・シャンパンタワーの自分のグラスはどのくらい満たされていますか?
・自分を満たすために、常にできることは何ですか?
・相手の喜ぶポイントはどこですか? 

Filed Under: 自分探し, 恋愛, お金, 仕事, ライフスタイル Tagged With: おすそわけ, 才能, ファン, ビジネス, 質問, 仕事

チームの力を最大限に引き出すには?

2020年9月18日

上司の場合、部下個人の成長と同じくらい気になるのが、チームとしての成長です。
部下個人だけでなく、チームでひとつの仕事を進めることも多いと思います。そのとき、チームの力を結集させるのは上司の仕事です。

1. 答えをシェアすると、チームが成長する

チームとしての力を結集できないと、いい成果を出すことはできません。
これは、一見、大変なことのようですが、難しく考える必要はありません。

チームの成長にも、しつもんが効果を発揮します。
部署やチームで仕事をするときには、次の5つの項目がはっきりしていると、目標を達成しやすくなります。

  1. 目標を明確にする
  2. なぜやるかを明確にする
  3. 必要な役割を明確にする
  4. 行動を明確にする
  5. 確かめ合う

これらの項目は、ただ漠然と行おうとしても難しいので、しつもんを浸かって進めていくとわかりやすくなります。

  1. 「そのプロジェクトが終わったときにどうなっていたら最高?」
  2. 「なぜ私たちはこの目標を持っているのだろう?」
  3. 「それを実現するためには、どんな役割が必要だろう?」
  4. 「具体的に何をしたらいいだろう?」
  5. 「いつ、誰が、どうやってチェックすればいいだろう?」

これらのしつもんの答えを、チーム全体でシェアしてください。
ここでは、しつもんによって答えを引き出すことだけではなく、周りの人の答えを聞くことも大切です。

人の答えの中から、たくさんの新しい気づきが得られるだけでなく、その思いを共有することで、仲間意識を高めることができます。

2. ビジョンが見えると行動できる

この中でも特に重要なのが、1つめの「そのプロジェクトが終わったときにどうなっていたら最高?」というしつもんです。

このしつもんで、目指すべきビジョンが明確になると、行動が生まれやすくなります。行動にしっかり落とし込むためには、まずこのしつもんでチームが進んでいく先にある目的を明確にし、全体で共有することが大事です。

チーム全体でひとつのビジョンの共有ができると、一体感が生まれます。これは実際に体験してもらうとわかると思いますが、共有することで、仕事の効率や結果が大きく変わります。

また、4つめの「具体的に何をしたらいいだろう?」は、具体的な行動を促すために大事なしつもんです。
必要な役割がわかったら、できるだけ個人個人が得意な仕事を分担していくのが、チームとして望ましい形です。

全体の流れを把握するのが得意な人、発表するのが得意な人、段取りをするのが得意な人、インプットするのが得意な人など、いろいろな才能を持っている人がいると思います。

業務を細分化し、それぞれに得意なことを任せ、苦手なことはできるだけ得意な人にやってもらうようにすると、チームとして最大級の力を発揮できるでしょう。

3. 役割分担で得意を伸ばす

ぼく自身、チームを成長させるために「必要な役割を明確にし、行動すること」を大切にしています。

そのために、その人がより力を発揮できる環境づくりを心がけています。
この環境づくりには2つの要素があります。

1つは「スキル」、もう1つは「思い」です。
スキルとは、「できるだけ得意なことをやってもらう」ということです。
思いとは、「なぜ、その仕事をしているのか」というその人の目標を知って、できるだけその目標に重ね合わせられるような仕事を頼むことです。

もし、本人の目指す方向につながる仕事であったなら、たとえ困難な仕事だとしても、やる気が出てきます。

部下に何か目標があったとき、その目標に近づくために「今の仕事をどう活かしていくか」を、上司として考えることも大切なことです。

ただ、職場によっては、部下全員の望みを叶えることは難しいかもしれません。
それでも、上司がこの気持を持つことが大事だと思います。

魔法の質問
・そのプロジェクトが終わったときにどうなっていたら最高?
・なぜ私たちはこの目標を持っているのだろう?
・それを実現するためには、どんな役割が必要だろう?
・具体的に何をしたらいいだろう?
・いつ、誰が、どうやってチェックすればいいだろう?

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具体的なビジョンを持つと、成長は加速する

2020年8月24日

人の成長には、ある程度、長期的な展望が見えていることが必要です。
そのためにも、部下には将来のビジョンを持ってもらうといいと思います。

1. 長期的な後押し

部下がビジョンを持ち始めると、パフォーマンスが上がります。
すると結果もついてくるようになり、それが部下の成長をさらに促すことになります。

将来のビジョンを持ってもらうには、
「1年後にどんな成長があったら最高?」
としつもんしてみましょう。

これがもし、「1年後、どうなっているといいと思う?」と聞いてしまうと、「今よりデキる人になればいい」や「目標を達成できたらいい」など、想像がつく範囲内での大枠の希望になりがちです。

でも「成長」にフォーカスしたしつもんをすると、「1日に20件以上契約が取れるスーパー営業マンになりたい」や「社内プレゼンのナンバー1になりたい」など、具体的な行動に落とし込める目標が出てきます。

具体的なビジョンを持つと、成長は加速します。

そして、せっかくなら、今考えられる「最高」のビジョンを答えてもらうのがいいと思います。もし、現状維持の目標にすると、そこから新たな行動は生まれません。すると、そこで成長は止まってしまいます。

さらに、ビジョンは意識し続ける必要があるので、定期的にしつもんすることをお勧めします。たとえば、年度初めにこのしつもんをして、2〜3ヶ月後に、「今年やりたいと言っていたことは、今どんな感じ?」とさりげなく聞いてみましょう。

意識の線上に、ビジョンを載せることが大事なのです。

「将来のビジョン」を聞く場合、「あなたの夢は何ですか?」と大枠で聞いてしまうことがあります。これだと、部下も何について答えていいのかわからず、行動に落とし込みにくくなります。

なるべくなら、このような漠然とした質問は避けたほうがいいでしょう。

魔法の質問
1年後にどんな成長があったら最高?

2. 部下の自信につながる

部下の成長をサポートするには、先の目標を見据えるだけでなく、ときに振り返るしつもんも効果があります。

人は無意識でいると、なかなか現在の自分に満足するということができません。しかし、自らの成長に気づくと、自信につながり、やる気も出てきます。

そのためにぼくが使うのは、次のしつもんです。
「1年前と比べると、どんな成長があった?」

たとえば、仕事を始めて2〜3年では一人前とはいえないかもしれません。
しかし、入社のときと比べれば、そこには必ず成長があるはずです。その部分に気づかせることで、さらなる部下の成長を促しましょう。

これは、昔の自分と今の自分を客観視しないと答えられないしつもんなので、改めて自分自身を把握するのにとても有効です。

でも、すぐに答えを出すのは難しいかもしれません。

実はこのしつもんは、ぼく自身もすぐには答えられませんでした。
でも、時間をかけてゆっくり振り返ることで、確実に成長していることに気づくことができます。

自分がどんなふうに変わったのかを知ることは、成長する喜びのひとつでもあります。人はなにかのきっかけがないと、自分の成長を振り返ることはありません。

ぜひ上司のあなたがそのきっかけを与えることで、部下自身の今後のモチベーションややる気につなげてあげましょう。

このしつもんをするたびにぼくが感じることは、「成長しない人はいない」ということです。最初は小さな成長かもしれませんが、自分で考え、行動に移した部下は必ず大きな成長を手にします。

それを、あなたと部下でわかち合えたら素敵なことだと思います。

魔法の質問
1年前と比べると、どんな成長があった?

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当たり前にできることほど、実はその人の優れた「強み」

2020年8月21日

自己肯定感が低い部下は、なかなか自分の良さを発見できません。
そのままにしていては、モチベーションもなかなか上がらないので、上司ができているところを認めてあげることが重要です。

1. 「自分で探す」ことに意味がある

「ここがとても良くできている」
「これは君にしか頼めない」
「君のおかげでチームが回っている」

など、できているところを具体的に認め、部下に伝えてください。

他人から認められたとき、それを素直に受け取れず、「そんなに大したことはありません」「これくらい当たり前だと思っていました」と言う部下もいます。これは自信のない人に多い特徴とも言えるでしょう。

でも、当たり前にできることほど、実はその人の優れた能力でもあるのです。
ぜひ、そこをしっかり見つけて、言葉で伝えてあげましょう。

それによって、部下に少しずつ自信がついてきたなと思ったら、こうしつもんしてあげるといいでしょう。

「どんな仕事があったら、強みを発揮できそう?」
「どんなふうにしたら、もっと自分の強みを活かせそう?」

これは、部下自身の成長にさらにフォーカスしたしつもんです。

これに答えて行くと、部下も自分の強みに気づくことができるようになり、新しい仕事へチャレンジするきっかけになります。自分ができることを部下自身に見つけてもらうのは、成長するうえでとても大事なことです。

ここで避けたいのは「あなたなら、これができるんじゃない?」という決めつけた質問です。あくまでも部下自身に考えてもらうことを前提にしつもんすることです。

魔法の質問
どんな仕事があったら、強みを発揮できそう?

2. 天職とは「何(What)」より「どのように(How)]

部下の仕事への満足度を上げたいときには、まず、
「今、どういう状態?」と聞いてみます。

これはぼくがスタッフによく使うしつもんですが「最近、順調で楽しいです」とか「ちょっとこれがつらいですね」などストレートな答えが返ってきます。

注意点としては、「仕事は楽しい?」と聞くと、「YES/NO」の答えしか返ってこないので、ここでは部下の「状態」を聞いてあげることが大切です。

「楽しい」とか「やりがいがある」ようだったら、何に楽しみを感じているのか、何にやりがいがあるのか、というところを掘り下げて聞いていきます。そして、その部分をどうやって伸ばせるかを一緒に考えるようにしています。

でも、なかには「つまらないです」「こんなことはやりたくないです」と言う人もいるかもしれません。そんなときは、こう聞きます。

「どんなときに満足感があった?」
「どんなときに充実感があった?」

なぜなら、仕事は「何をするか」だけではなく、「どのようにするか」が大事だからです。

よく学生さんに聞かれるのが「天職はどのようにしたら見つかりますか?」という質問です。その質問に、ぼくは「天職はない」とお答えします。

それは、どんな仕事でも、そこに満足感を得ようとすれば得ることができるからです。仕事の内容だけではなく、どんなふうに働きたいのか、どんな満足感が欲しいのか、そこが大事だと思うからです。

そして、どんなときに充実感や満足感があったかを聞いたら、それを今の仕事の上に重ね合わせます。すると、どのような働き方をすると自分の満足感が得られるのかが見えてくるのです。

これで、部下も行動に落とし込むことができるようになります。
つまり、しつもんにおいても、仕事においても「どのように(How)」が大事なのです。

魔法の質問
どんなときに満足感があった?

Filed Under: 自分探し, 仕事 Tagged With: 仕事, 強み, 才能, モチベーション, 自分で探す

部下に積極的にアイデアを出してほしいとき

2020年7月24日

どんな仕事でも、新しい視点での企画やアイデアは必要です。

でも、企画やアイデアは、しつもんを使えば魔法のように溢れ出てくるというものではありません。常にアンテナを立てておかなければ、そう簡単には出てこないのです。

そのために上司ができることは、必要な情報に常にアンテナを立てていられるよう、部下に意識してもらうことです。

1. いいアイデアは日常の中で生まれる

ぼくの会社では、月に1回全体会議を行います。まずは雑談をしますが、その内容は、その日までに「自分が気になった情報や出来事」をテーマにしています。

たとえば、最近、ぼくが挙げた「ちょっと気になった情報」は、ある雑誌に載っていた「パスワードの安全性」についてでした。最近はハッキングの能力が上がっていて、パスワードは数十桁のものを頻繁に変えるくらいでないと情報を守れなくなっているそうです。

そうなれば、同時にそれを覚えておけるように記憶術も学ばないといけないという記事が面白いと思い、スタッフに紹介しました。

このように、自分のアンテナに引っかかったものや気づきをお互いに共有し、なぜその情報や出来事が気になったのかを説明してもらうようにしています。

人は「アイデアを出して」と言われても、すぐには出せないものです。
しかし、「面白い!」「なぜだろう?」と思ったものを日々蓄積しておくようにすると、そこからさまざまなアイデアが生まれてきます。ですからぼくは、

「今、気になっていることはどんなこと?」
「面白いと思っていることは?」
「今日、心にひっかかったことは何?」

としつもんし、常にそれに答えるくせをつけてもらっています。頻繁にこのしつもんをすると、アイデアの種がどんどん生まれてきます。

アイデアは、その場で引き出すのではなく、アイデアを生み出す習慣を生活の中に組み込んでしまうのが一番の方法なのです。

魔法の質問
今、気になっていることはどんなこと?

2. 言い訳をするとき

何を聞いても、「だって」「だから」「でも」と反発する部下がいます。それは、部下としての言い訳があるからです。

ただ、言い訳は、自分の立場を守るために使われます。
上司としては、言い訳などの感情的な部分ではなく、客観的な事実を聞かせてもらいたいですね。

もし、部下が言い訳をし始めたら、その主張はいったん受け止めます。その後、「物事が進んでいない事実をどうするか」ということに焦点を合わせるために、「それで?」と繰り返ししつもんするといいでしょう。

部下「だから、あの人が悪いんですよ」
上司「そうなんだね。 それで?」
部下「あの人が連絡してくれればいいんですよ」
上司「そうか。 それで?」
部下「連絡がこないから、この仕事が進められないんですよ」
上司「そうなんだね。 それで、どうすればいいと思う?」

言い訳もそう長くは続きません。
このしつもんを何度か繰り返すことで、物事の本質が見えてきます。

すると、部下自身が今すべきことが見えてくるのです。
物事には、事実と感情が常に一緒に存在しています。

人は感情に捉われてしまうと、事実が見えなくなってしまうことがよくあります。でも、その感情を放出しないと、事実は見えてきません。

部下がそのような状態にあるのなら、上司として、事実を発見するサポートをしてあげる必要があります。部下に感情をすべて吐き出してもらい、事実に目を向けてもらうよう努めましょう。

このようなとき、「感情は置いておいて、事実を話して」というのは得策ではありません。感情が溢れている状況では、そんな冷静なことなどできないものです。

ですから、まずは「それで?」を繰り返して部下の話を聞くことが一番です。
そして、感情がすべて吐き出されたとき、そこにやっと真実が見えてきます。

その真実が見えたときに、「それで、どうすればいいと思う?」と聞いてあげると、部下自身が具体的な行動に落とし込めるようになります。

魔法の質問
そうなんだね。 それで?

Filed Under: 仕事 Tagged With: 才能, アイデア, 日常, 仕事, 言い訳

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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