自己肯定感が低い部下は、なかなか自分の良さを発見できません。
そのままにしていては、モチベーションもなかなか上がらないので、上司ができているところを認めてあげることが重要です。

1. 「自分で探す」ことに意味がある
「ここがとても良くできている」
「これは君にしか頼めない」
「君のおかげでチームが回っている」
など、できているところを具体的に認め、部下に伝えてください。
他人から認められたとき、それを素直に受け取れず、「そんなに大したことはありません」「これくらい当たり前だと思っていました」と言う部下もいます。これは自信のない人に多い特徴とも言えるでしょう。
でも、当たり前にできることほど、実はその人の優れた能力でもあるのです。
ぜひ、そこをしっかり見つけて、言葉で伝えてあげましょう。
それによって、部下に少しずつ自信がついてきたなと思ったら、こうしつもんしてあげるといいでしょう。
「どんな仕事があったら、強みを発揮できそう?」
「どんなふうにしたら、もっと自分の強みを活かせそう?」
これは、部下自身の成長にさらにフォーカスしたしつもんです。
これに答えて行くと、部下も自分の強みに気づくことができるようになり、新しい仕事へチャレンジするきっかけになります。自分ができることを部下自身に見つけてもらうのは、成長するうえでとても大事なことです。
ここで避けたいのは「あなたなら、これができるんじゃない?」という決めつけた質問です。あくまでも部下自身に考えてもらうことを前提にしつもんすることです。
どんな仕事があったら、強みを発揮できそう?
2. 天職とは「何(What)」より「どのように(How)]

部下の仕事への満足度を上げたいときには、まず、
「今、どういう状態?」と聞いてみます。
これはぼくがスタッフによく使うしつもんですが「最近、順調で楽しいです」とか「ちょっとこれがつらいですね」などストレートな答えが返ってきます。
注意点としては、「仕事は楽しい?」と聞くと、「YES/NO」の答えしか返ってこないので、ここでは部下の「状態」を聞いてあげることが大切です。
「楽しい」とか「やりがいがある」ようだったら、何に楽しみを感じているのか、何にやりがいがあるのか、というところを掘り下げて聞いていきます。そして、その部分をどうやって伸ばせるかを一緒に考えるようにしています。
でも、なかには「つまらないです」「こんなことはやりたくないです」と言う人もいるかもしれません。そんなときは、こう聞きます。
「どんなときに満足感があった?」
「どんなときに充実感があった?」
なぜなら、仕事は「何をするか」だけではなく、「どのようにするか」が大事だからです。
よく学生さんに聞かれるのが「天職はどのようにしたら見つかりますか?」という質問です。その質問に、ぼくは「天職はない」とお答えします。
それは、どんな仕事でも、そこに満足感を得ようとすれば得ることができるからです。仕事の内容だけではなく、どんなふうに働きたいのか、どんな満足感が欲しいのか、そこが大事だと思うからです。
そして、どんなときに充実感や満足感があったかを聞いたら、それを今の仕事の上に重ね合わせます。すると、どのような働き方をすると自分の満足感が得られるのかが見えてくるのです。
これで、部下も行動に落とし込むことができるようになります。
つまり、しつもんにおいても、仕事においても「どのように(How)」が大事なのです。
どんなときに満足感があった?

akaz says
・どんな仕事があったら、強みを発揮できそう?
ブログ記事を書く仕事です。
・どんなときに満足感があった?
記事を提出して相手に喜んでもらったことです。