あなたのファンを増やすために、最初は小さく人を集めることからスタートし、その後50人、100人と少しずつ規模が大きくなってきたと思います。
ここではさらに人数を増やし、「200人集める」ということにチャレンジしてください。
1. 「人を集められる人」には価値がある
ぼくが何度も伝えていることですが、「人を集められる人」にはとても価値があります。
それでも、1人きりで200人集めることはかなり難しいのです。
100人を集めたときのように、キーマンの力を借りましょう。
「10人集めてくれる人を20人つくる」「20人集めてくれる人を10人つくる」、もっと細かくして、「5人集めてくれる人を○人つくって、10人集めてくれる人を○人つくる」というように。
そんなふうに集まったたくさんの小さなコミュニティを統合して、ぜひ大きい200人のコミュニティにしてください。
しかし、200人もの人が集まるイベントであれば、これまでよりもしっかりとした企画を立てる必要があります。どんな企画にしたら人が興味を持ってくれるのか、喜んで積極的に参加してくれるのかを考えてみてください。
また、200人を収容できる場所も必要ですし、当然1人では準備ができないので、たくさんのスタッフが必要になってきます。あなたのチームのメンバーやファンの方の力をぜひ借りてください。
どうすればスタッフのチームワークがよくなるのか、スタッフに気持ちよく動いてもらえるかも考えてくださいね。
イベントを開催するには、これまであなたが実践して身につけてきたたくさんの要素や力が必要です。このステージまでがんばってきたあなたなら、きっと大丈夫です。
その力を発揮するいい機会なので、ぜひチャレンジしてみてください。
2. クリエイティビティを発揮する
どんなイベントを開催しますか?
どんなイベントを開催すれば、200人の人に来てもらうことができるでしょうか?発想力を発揮して考えてみてください。
今どんなものを必要としているのか、どんな問題があるのか、どんな楽しいことがあるのか、世の中の動きを感じる力も大切かもしれませんね。
「自分が行きたい!」と思うイベントであることも大切な要素かもしれません。
そのイベントで喜んでくれるのは、どんな人ですか?
この企画で喜んでくれるのはどんな人でしょうか?
こんな人に来てほしいなということを考えてみましょう。
あの人にも、この人にもというよりも、「ぜひこの人に!」と、1人に絞って考えることが大切です。
その人とは、どこで出会えますか?
来てほしいなと思う人とは、どこで出会うことができますか?
お客様がいるところにイベントの情報をお知らせしないと、なかなか出会うことができないかもしれません。
こんな場所に行けば会える、こんな雑誌や本を見ている、こんなホームページを見ているなど、お客様と出会える場所を考えてみましょう。
参加してくれた人に、どんな状態になってほしいですか?
参加してくれたお客様に、どんな状態になってほしいですか?
こんなことを知ってほしい、こんな気持になってほしい、こんなきっかけにしてほしい、こんな気づきを得てほしいなど、お客様が何を持って帰ることができるのかをイメージして、そうなるにはどうすればいいかを考え、準備していきましょう。
3. なかなか200人集まらないのですが、コツはありますか?
先にも書きましたが、1人で200人を集めるには難しいと思います。
大切なことは、仲間をつくることです。もっと言うと、その仲間にどんな気持ちで関わってもらうかです。
「手伝ってあげている」という状態と、「一緒にやっている」という状態では、関わり方が大きく変わってきます。
その差をつくり出していくのは、主催者であるあなたです。
お客様をどう増やすかに意識を注ぐよりも、仲間とどう関わっていくかに意識を向けてみましょう。
お客様をもっと喜ばせるには、どうすればいいですか?
今考えているイベントの内容で、お客様は十分に喜んでくれるかもしれません。
でも、「もっと喜ばせるには・・・」と、もう1度考えてみてください。
より深く、より細かいところにまで、意識が向いていくといいですね。
どんな仲間が欲しいですか?
200人のイベントとなると、1人で企画・集客・運営をすることはできません。
共に活動してくれる仲間が必要です。
どんな人に仲間になってほしいかを想像してみましょう。
どのようにすれば、チームワークがもっとよくなりますか?
チームワークのよさは、そのままイベントのよさに直結します。
関わってくれる人が、参加してよかったなと思える運営をしていきたいですね。
そのためには何をすればいいかを考えてみましょう。
何を大切にして運営しますか?
運営していく上で、何を大切にしますか?
たとえば、いつも笑顔でやっていこう、利益よりも満足度を大切にしようなど、大切にしたいことは何かを考えてみましょう。
こんなことを大切にしたいという思いが明確であれば、自分自身も迷わないし、仲間にも伝えることができますね。
ぜひ、10ヶ条にまとめてみてください。