人をたくさん集めようと思うと大変ですが、少人数であれば意外とできてしまうものです。
といっても、50人や80人の規模ではありません。8人とか5人、いや3人でもいいのです。
では、そのためにあなたに何をしてほしいか。
あなたが中心となって、何か会を開いてほしいのです。

1. どんな工夫をすればいいのかを考える
勉強会やセミナーでなくてもかまいません。ちょっとしたパーティーや食事会でいいのです。
会を主催することを決めたら、やらなくてはならないことがたくさんあります。
企画を立てる、場所を決める、人に声をかける、参加者とのコミュニケーションを取る、参加者に喜んでもらう・・・。
結構大変な作業ですが、実は、これらの作業の中には、ビジネスがうまくいくための大切な要素がたくさん詰まっているのです。
特にいつも呼ばれる側の人は、主催の立場に立ってみることで見えてくるものがたくさんあるはずです。でも、いざ声をかけてみたら、みんなに忙しいと言われたり、来てくれるのがたった1人だけで、うまくいかないこともあるかもしれません。
そのときも、その1回で諦めるのではなく、1人でも多くの人に集まってもらえるためにはどんな工夫をすればいいのかを考えることが大切なのです。
今回の企画や設定、もしくはコンセプト自体がよくなかったのか、選んだお店がよくなかったのか、日にちがよくなかったのか、声のかけ方が悪かったのか・・・。
うまくいかないことにはいろんな原因があると思うので、それを改善しつつ、また小さく人を集めてみる。その繰り返しの中で集まってくれた人が、あなたのファンになってくれる人たちかもしれません。
2. 自然と広がるには?

誰に来てもらいたいですか?
今の自分が声をかけられる人をイメージしてみましょう。
友達なら、どんな友達に来てほしいのかを考えてみます。
どんな時間を過ごしたいですか?
あなたとその人たちで、どんな時間を過ごしたいですか?
楽しい時間? ほっとする時間? ワクワクする時間? ドキドキする時間?
お客様の気持ちになって考えてみましょう。
その人を喜ばせるには、どうすればいいですか?
お客様を喜ばせるには、どうすればいいでしょうか?
喜んでもらえばもらえるほど、感謝され、次にもつながっていきます。
たくさんの人に来てもらうことを考えるよりも、目の前の1人を喜ばせることに力を注いでみましょう。
喜んでもらえれば、自然と広がっていきます。
この会が終わったときに、どうなっていたら最高ですか?
何をもって成功とするのかを考えておきましょう。
何人来てくれたら、これくらい喜んでくれたら、また来たいと言ってくれたら、いくら売り上げたらなど、この会が終わったときに、何が手に入っていると嬉しいかを考えてみましょう。
3. 声をかけてみたけど、1人も集まりませんでした。
来てほしい人をもっと観察してみましょう。
その人は、どんな愚痴や不平不満や願望を持っているでしょうか?
その問題とあなたの思う解決方法を、来てほしい人に提案してみましょう。
お客様のお役に立てれば立てるほど、参加者が増えていきます。
また、自分が参加したくなるような会を、よく調べてみましょう。
なぜその会に参加したくなるのか、その要素を自分に取り入れるにはどうすればいいかを考えてみましょう。

どんな場所が最適ですか?
この会を開催するために、最適な場所はどこでしょうか?
場所は会の雰囲気に大きく作用します。
みんなが、「いいな!」と思えるような場所にこだわってみましょう。
この会で、一番伝えたいことは何ですか?
ついつい、あれもこれもと欲張ってしまい、何の会だったのかわからなくなることがあります。
わかりにくいものは、伝わりにくいです。
この会で、何を伝えたいのか。
この会に来てもらい、何を持って帰ってほしいのか。
そんなことをイメージしておきましょう。
どのようにして声をかけますか?
お客様はどんなものから情報を得ているのでしょうか?
せっかくの情報も、届かなければ存在しないのと同じになってしまいます。
ちゃんと届く方法で、丁寧にお届けしたいですね。
小さな一歩は何ですか?
会を開くには、いろいろなことを準備しなければなりません。
やることはたくさんありますが、今できる目の前の1つのことに集中して、1つひとつこなしていきたいですね。
上記の魔法の質問に答えてみる