ここでは、ゴリヤクの魅力度をチェックして改善します。
前回の記事で考えたゴリヤクが本当に魅力的かどうかを決めるのは、あなたではなく、あなたのお客様やお客様になるであろう人です。その方々に見せてみて、チェックします。

1. 大切なのはリサーチ
ここでも、心優しい人たちは「いいね」と答えるのであてになりません。
こちらのリサーチではタイトルだけを見せて「ほしい」と答えた方から100円/500円をいただきました。
今回は、タイトルとゴリヤクを見せて、ほしいかどうかを聞き、「ほしい」と答えた方には予約金として1,000円をいただきます。これでリサーチは完璧です。
このリサーチで「響かない」という方がいたとしても、ショックを受けないでくださいね。全員に響く必要はないのです。
20人に聞いて誰からもほしいと言わなかったとしたら問題ですが、20人に聞いて2人がほしいと言ってくれたら問題はありません。割合としては、10人に1人がほしいと言ってくれれば十分です。ですので、10人中9人に断られても、落ち込む必要はありません。
なお、聞く相手が自分が想定しているお客様にどれだけ近いかどうかも重要です。たとえば、やせている人にダイエット商品を売っても、買ってくれないのは当然です。
手あたり次第にリサーチしても仕方がありません。
自分が提供しようとしているゴリヤクを必要としていると思われる人だけに聞きましょう。全員が「ほしい」と言わなくても大丈夫です。10人中10人が「ほしい」と言ったとしたら、とんでもない商品になります。ビルが立ちますから、笑。10人中1人くらいでも十分です。
このリサーチの結果、ゴリヤクをより具体的な表現にするなど、細かいところで表現を変えて改善していきます。
というのも、コンセプトだけを見て「買いたい」人がいたタイトルに、ゴリヤクを加えてリサーチをしているので、ほしい人がいないというのは、ゴリヤクが魅力的ではないと言えるからです。
このリサーチでは、ゴリヤクを見せずにタイトルだけを見せて、「どんなゴリヤクがあれば、ほしいですか?」「これを買ってどんないいことがあったら、ほしいですか?」と聞いてみるのもお勧めです。
なお、ここでも「買わない」と答えた人に、買わない理由を聞くことが重要です。この小さな改善とヒアリングとリサーチが売れる商品をつくる礎になりますので、ハッピーになることなので、めげずにお客様候補の声を集めていきましょう。
このリサーチは、リアルでもネットでも構いません。
ここができれば、まだ講座ができていなくても、確実に売れます。講座づくりにエネルギーを注ぐ人が多いのですが、大切なのは、このリサーチです。
ぼく自身、商品がまだできていない段階で、コンセプトを売って、売れたら商品をつくっていくプロセスを踏んでいます。商品をつくることよりも、コンセプトをつくるほうが価値があります。
ここまでが一区切りのラインになるのですが、ここまでできれば、どんな売れる商品・講座をつくれるようになります。ぜひチャレンジしてくださいね。
2. チェックして改善する

- タイトルとゴリヤクを見せて興味があるか聞く
- 興味があれば、予約金として100円/500円/1,000円をもらう
- 実際に商品ができたときには、大きく割引してあげてもいい
- 買わない人からは、その理由を聞いておくと、それが財産になる
予定表
- タイトル
- 販売予定価格
- キャンペーン価格
- 名前
- メールアドレス
買わない理由のメモ欄(対策はまだ提示しなくてもOK)
タイトルとゴリヤクを見せて予約金をもらってみて、どんな気づきがありましたか?
しつもんオンラインスクールマスター講座
- お金よりも大事なものを味方に
- 時間と場所にとらわれないビジネスモデルとは?
- 新しいビジネスモデルを考える
- オンラインスクールができない10の理由〜前編〜
- オンラインスクールができない10の理由〜後編〜
- 今の状態をすべて捨てて「理想」を考える
- 理想のワークスタイルを考えるときのポイント
- 発信していきたいことは何ですか?
- 自分が経験してきたことの中で「乗り越えてきたもの」
- オリジナル商品作りのポイントは「生の声の状態」
- 商品をつくる前にお客様をつくる
- お金を払ってでも聞きたいこと
- 「これを買うとどうなるんだろう?」がゴリヤクです
- 商品作りより、コンセプト作りの方が価値がある(この記事)
- 価格には正解がない
- 商品構成の中でも特に重要なところ
- クリエイティブデーをつくる
- 評価とは優劣ではなく、本人に実感してもらうこと
- 自分で話をすることで「考え」がまとまる
- 成果が出ないのは「聞き流してなんとなくで終わる」から
- 行動を提案したことは、自分でもやってみる
- 「よい動画」「よい音声」とは?
- 「いい映像」と「品質のよくない映像」の違い
- お客様の感想を集めるコツ
- お客様の質問やリクエストは改善のチャンス