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子育て

子どもも親も意識を見直す

2019年8月28日

あるお母さんから、
「これを言えば、子どもがやる気を出す、という、とっておきのひと言を教えてほしいんです」
と聞かれたことがあります。

そんな魔法みたいな言葉が、本当にあるのでしょうか?

1. 子どもがやる気を出す魔法の質問とは?

考えてみました。そして思ったのです。

「私みたいになりたい?」

こんな質問を、親が子どもに投げかけられたらステキだな、と。

あなたは、この質問を口にできるでしょうか?
「いやー、とても言えないわ」「・・・がんばります」

そんなふうに思ってしまう人が、圧倒的に多いのではないかと思います。
もっとも、それが良識ある大人の普通の反応かもしれませんよね。

でももし、この問いを子どもに投げかけて、
子どもが「あ、そうだな、ママみたいになりたいな」と思ってくれたとしたら、
それほどすばらしいことはない、とも思うのです。

この言葉が言えるようになるためには、どんな表情をしたらいいだろう?
子どもとどんなふうに接して、どんなふうに言葉をかけたらいいだろう?

そして、どんなふうに生きたらいいのだろう?

自分がどうなれたらいいだろう?と意識して毎日の生活を送ることができたら、
親であるあなた自身が、きっと変わっていくはずです。

2. 親は子どものモデルである

子どもは、親の言うことよりも、やっていることをまねします。
なぜなら、映像情報のほうが、言語情報よりも圧倒的に影響が大きいからです。

親がいくら「いい言葉を使いなさい」と注意しても、
親の言葉づかいが悪ければ、子どもには移ってしまうのです。

そもそも、まねするということは、
「まねぶ」、つまり「学ぶ」ことの原点です。

子どもは親の姿を見て育ちます。だからこそ、親は自分がお手本になっていく、
という意識を持ち続けることが大事です。

親は、自分とは別人格の子どもを、思うとおりにコントロールすることはできませんが、子どものモデルにはなれます。

よいモデルであるために、あなたができることはなんでしょうか?

この質問を、ぜひ、あなた自身の人生、
生き方を考え直すきっかけにしてほしいと思います。

ただし、
「パパは作家の仕事をしていて幸せだから、おまえも作家になりたいだろ?」
というように、形を押し付けるための質問になってはいけません。

「パパは、ほかのところでは自信がないけど、この部分でがんばってきたし、
きみにとって参考になると思うよ」

というように、考え方、あり方を伝えられたらいいなと思うのです。

「もしかしたら、一生口にできない質問かもしれない・・・」

と思う人もいるでしょう。それでもいいのです。
質問することそのものよりも、
考えてみることのほうが大事ではないでしょうか。

魔法の質問
・私みたいになりたい?

Filed Under: 子育て, ライフスタイル Tagged With: 言葉, やる気を引き出す, 表情, まねする, 考え方

人付き合いがうまくいくための4つの極意

2019年8月25日

集まってくる人と大切に関わり合うことで
コミュニティは構築されていきます。
 
人が苦手で、
人が集まるところは
もっと苦手だったぼくでも、
5000人のコミュニティをつくり、
10年以上も運営することができました。
 
今ではぼくと同じように
「人が苦手だけど、
コミュニティをつくりたい」
という人たちに
その秘訣をお伝えしたりしていますが、
いわゆるノウハウ、
どのように何をしていくか、
といった「やり方」や「方法」よりも
大切なのは、
やはり自分自身の
「考え方」や「あり方」です。
 
 
たとえば、
同じようにたくさんの人と
会う機会はあっても、
より多くの人と
よりよいつながりが築いていける人と、
人となかなかいい関係性を
保っていけない人がいる時、
その違いは
どこで生じるのでしょうか?
 
あるいは、
あなたがたくさんの人と会った中で、
「また会いたいな」
「これからもつながっていきたいな」
と思った人と
そうでなかった人の違いは
どこにあるのでしょうか?
 
 
実は、人とよりよい関係を築く上で
手放しておきたい4つの考え方があります。
 
おそらく、ほとんど無自覚にしているので、
自分では気づいていないかもしれません。
 
 
この4つの考え方やあり方を知り、
自分の課題に気づき、
自分を変えていくことが、
あなたをより魅力的な人にし、
今よりもっと魅力的な関わり合いを
もっていくことにつながります。
 
それができる人が、
いいコミュニティをつくり、
育てていけるのです。
 
 
これは、
コミュニティにおいてだけでなく、
家族、友人、あなたの大切な人との
関係においても共通する、
人付き合いの秘訣です。
 

1. 「何かをしてもらう」という考え方は捨てよう

コミュニティを知るうえで一番早いのは、
自分が他の人のコミュニティに、
お金を払ってでも入ってみることです。

たとえば、自分が本当に好きなことの
コミュニティ。
日本酒好きなので、
日本酒のコミュニティに入る、とか。
海外旅行が好きだから、
海外旅行のコミュニティに入る、とか。
 
ただし、入ったコミュニティから
お客様を奪うことは、してはいけません。

自分がコミュニティに参加するときに、
どういう心づもりでいくかが重要です。

コミュニティというのは、
奪い合う場所ではないからです。
あくまで「知るため」に参加してください。


重要なポイントは、
「お金を払っているんだから、

何かをくれるのは当然」
という考え方を捨てること。


お金を払ったら
何かをくれる、
教えてもらう、
提供してもらえるのが当たり前。

そういう意識でいると、
あなた自身が次のステージに行けません。


普通の人は、
「コミュニティの会費を払っているんだから、
主宰者が何かしてほしい」
と思うことでしょう。

でも、これはうまくいかないパターンです。

大切なのは、
「お金を払って」
かつ
「何かを自分が与える」
ことをしていく。

つまり、お金を払って
コミュニティに参加して、
そこに貢献するのです。


ここで、陥りやすい間違いがあります。

自分がしてほしいことをやる、
ではダメなのです。

自分がしてほしいことと、
相手が求めていることは違います。

コミュニティであれば、
必ず主宰者の人がいます。
「主宰者が求めていること」を
やってみましょう。

「何か手伝えることはありませんか?」
「何かサポートできませんか?」
と直接聞くのもOKです。

そんなふうに、
主宰者と関わっていきましょう。

魔法の質問
何を与えますか?

2. 人からエネルギーを奪うのをやめよう

コミュニティは、奪い合う場所ではありません。

人から奪わないためには、
まず自分が満たされていることが
重要です。


なぜなら、
自分にエネルギーがない状態だと、
どうしても相手から奪ってしまうからです。

人は、奪う人のところには
集まりたくないものです。
意識的に、あるいは無意識でも、
「相手から奪おう」という思いがあると、
そこには人は集まりません。


私はいつも、
「シャンパンタワーの法則」
というものをお伝えしています。

シャンパンタワーとは、
グラスをピラミッド状に積み重ねて、
そこにシャンパンを注いでいくという
セレモニーです。

このとき
1番上のグラスを自分自身、
2段目を家族、
3段目を一緒に働く仲間や友だち、
4段目をコミュニティのお客様、
と見立てます。

このときあなたは、
どの段から、シャンパンという名の
愛とエネルギーを注いでいるでしょうか?

4段目からでも、
3段目からでも、2段目からでも、
下から注いだのでは、
すべてのグラスが満たされることは
ありません。

1番上、つまり自分自身が満たされて、
あふれたエネルギーが
次の段へと注がれていくのが
美しい姿です。

自分からあふれていれば、
相手から奪おうという気持ちが減っていきます。


自分が満たされた状態であるからこそ、
人間関係や
コミュニティの構築がうまくいくのだ、
と知ってください。

そこで大切になるのが、
「自分を満たすために何ができるだろう?」
ということです。


自分を満たすには、
2つのステップがあります。

★ステップ1
「自分を満たすためには、
何をすればいいかを知る」
どんなことをすると満たされる? 
想像してみましょう。

★ステップ2
「実際にそれをやってみる。
やってみたこと、感じたことを書きだす。」

自分の心のグラスを満たす、という表現では
ピンとこないかもしれません。
これをすると癒される、嬉しい、
ホッとする、エネルギーが満ちてくる、
ということだと考えてください。

そして、それをメモに書きだして
定期的に見返すようにしましょう。


また、実践できる頻度も重要です。

たとえば自分を満たす行為が
「2週間ハワイに行く」だと、
現実的には年に一度できるかどうかです。
それでもよいのですが、
週に数回できることとか、
1日5分で毎日できることも
考えてみてください。

たとえば、コーヒーが大好きだから、
「朝、コーヒーを飲みながら5分間、
何も考えない時間を取る」
というように。

そんなレベルでOKです。
自分を満たすことをしましょう。

魔法の質問
自分を満たすために何ができるだろう?

3. 「3つのくれない」を手放そう

人は、誰かに何かを求める、
ということをしてしまいがちです。

無意識でいるとつい求めてしまうので、
日常から与えることを意識するのが大事です。

そこで私がいつも大切にしているのが、
「目の前の人を喜ばせるために、
何ができるだろう?」
という質問です。

これは「お客様」を喜ばせるために
何ができるだろう、
という狭い意味にとどまりません。
いま目の前に人がいるとしたら、
その人を喜ばせるために何ができるか
を常に考えて、
実践していくという意味です。

ただし、これは
自分が満たされていないとできません。

喜ばせることの内容は、
小さなことがいいでしょう。

「自分だったらこれが嬉しいから」
ということではなく、
相手が喜ぶことを想像する、
もしくは聞いておこないます。
リサーチして実践し続けていきます。
すると、どんどん変化が起きていきます。


「与える」ということは、
「求めない」ことです。

では逆に、
求めている状態とは
どういうものでしょうか。


あなたは「3つのくれない」
という言葉を、
聞いたことがありますか?

・返事をくれない
・見てくれない
・喜んでくれない


これが「3つのくれない」です。

コミュニティをつくっていく、
人と関わり合いを持っていくなかで
大切なのは

・せっかく私が言ったのに、
 「なんで返事をくれないんだろう」
 と思わない。

・せっかく送ってあげたのに、
 「なんで見てくれないんだろう」
 と思わない。

・せっかくいいことをしてあげたのに、
 「なんで喜んでくれないんだろう」
 と思わない。

ということです。


これは無意識でいると難しいことですが、
自分が満たされているとできます。

ですから、「3つのくれない」を手放して、
求めずに与えていきましょう。

小さいことでよいので、
たくさん人に与えてください。

もし「与えられていないな」と感じたら、
それは自分が満たされていない時です。
自分を満たすことをしていきましょう。

魔法の質問
目の前の人を喜ばせるために何ができますか?

4. ジャッジをしない

ジャッジをすると、
コミュニティは崩壊します。

では、ジャッジとは何か?

「こうしたほうがいい」
というものすべてがジャッジです。

「こうやってくれたらいいのに」
「この対応だったらいいのに」
「こういう返事だったらいいのに」
「これはありえないよね」
というのは、
すべてあなたの主観から起こる
ジャッジです。


ここで矛盾するようですが、
重要なポイントがあります。

それは
「あなたの考えはすべてジャッジである」
ということです。

「すべてはジャッジなのだけど、
ジャッジしてはいけない」
というちょっと難しい感覚が
必要になります。


人は、コミュニティがあったときに、
そこに集まってきます。

ある人は知識が欲しい、
ある人はコンテンツが欲しい、
という理由で
集まってきているように見えるのですが、
実は違います。
関わりを求めて集まってきているのです。

関わりを求めてきているのに、
「あなたはこうだよ。
こうしたほうがいいよ」
とジャッジされたら、
嫌気がさして去っていきます。

ここが最大のポイントです。


ジャッジすると、
コミュニティはうまくいかない。

ではどうすればいいか。

相手を受け入れるのがベストですが、
まずは受け止めることです。

「受け入れる」と
「受け止める」の違いとは
何でしょうか?

受け入れるというのは、
「YES」「同意する」
ということです。

受け止めるというのは
「そうなんだ。私は違うけど、
あなたはそう思っているのね」
ということです。

すべてのことを
「受け入れる」必要はありません。

でも、すべてのことを
「受け止める」ことは、
したほうがいいのです。


ジャッジしないのは難しいことです。

でも、ジャッジする、
つまり、今までの自分の経験や価値観だけで
物事を判断してしまうと、
うまくコミュニティがつくれません。

すぐできる方法のひとつに、
相手の話に対しての第一声を
「いいね」にすることがあります。


「いいね」とは、
あなたの話を聞きましたよ、
あなたはそう思うんだね、
受け止めたよ、
という証です。

「いいね」は
決して同意の意味の
YESだけではありません。

「(どちらでも)いいね」
という意味も含まれているのです。

受け止める言葉「いいね」を
使ってみてください。

魔法の質問
ジャッジしてしまっていたことは何ですか?

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

Filed Under: 自分探し, 恋愛, お金, 仕事, 子育て, ライフスタイル Tagged With: コミュニティ, 人間力, 人間関係, つながり, マインド, 人付き合い

子どもとおふろに入っているときの質問「今日はどんな1日だった?」

2019年8月22日

おふろは心身ともにリラックスできる楽しい時間です。

とくに子どもの入浴は、
親子コミュニケーションタイムとして
大切にしたいもの。

体を洗うだけで
「さっさと出ようね」
と終わらせてしまってはもったいないですね。

1. お母さんと一緒に1日を振り返る

おふろタイムには、
親子で自由に会話を楽しみましょう。

その会話の中に、
1日の振り返りを入れることをおすすめします。

「今日はどんな1日だった?」
「楽しかったのはどんなこと?」
と、子どもの答えを聞くだけでなく、
お母さん自身も質問に答えてください。

お互いが出した答えに、
さらに質問を重ねていくと、
親子の会話がどんどん広がります。

それと同時に
「明日はどんな日にしたい?」
と質問して明日への期待感を高めましょう。

もちろん、お母さんも同じ質問に答えてくださいね。

魔法の質問
・今日はどんな1日だった?
・楽しかったのはどんなこと?
・明日はどんな日にしたい?

2. 体の動かし方を振り返る

また、おふろという特別な空間を利用して
こんな質問もできます。

「いっぱい走ったよ」と子どもが答えたら
「きれいに洗ってあげたら、足はなんて言うかな?」
と質問してみましょう。

もちろん、足でなくても、
手でもおなかでも頭でも顔でも構いません。

子どもにどんなふうに体を動かしたのかを
振り返らせてみます。

あまり動かしていなかったら、
「明日はどんなふうに動かそうかな?」
と聞いてみましょう。

これらの質問を通して、
体を動かして活動的に過ごすことや、
夜には疲れた体を清潔にして静かに休ませることの
大切さが伝わるでしょう。

魔法の質問
・きれいに洗ってあげたら、足はなんて言うかな?
・明日はどんなふうに動かそうかな?

Filed Under: 子育て Tagged With: 体, 子ども, お風呂, 入浴, 親子コミュニケーション, 1日の振り返り

どちらかに決めなくてもいい「組み合わせると、なにができる?」

2019年8月19日

ある学校で、
「将来どんな職業につきたいか?」という話をしていたときのことです。

1. 看護婦にもパティシエにもなりたい・・・

「わたしは看護婦さんになりたいの。でもパティシエにもなりたいの」
と言う女の子がいました。

「そうか。それを組み合わせたらなにができるだろうね?」
と問いかけたところ、

「看護パティシエ・・・」
という答えが返ってきたのです。

体にいいお菓子をつくって、病院で配る仕事があったらいいなというのです。
おもしろいことを考えつくなぁ、とびっくりしました。

どちらかを選ぶのではなく、組み合わせることで、
思ってもみなかったユニークな職業が生まれたのです。

大人の世界では、イエスかノーか、AかBかCか、と
物事をデジタルに考えていることが多いように思います。

子どもが、
「将来は、野球選手とお医者さんになりたい」と言ったら、

「ふたつはムリだよ」「どっちか選ばなきゃ」と、
つい言ってしまうのではないでしょうか。

でも、夢は「こっちをやるから、あっちをあきらめる」
というようなものではないはずですし、
リアリティというのは、もっと複雑です。

ふたつの職業を組み合わせて、野球選手を診断するスポーツドクターになる、
という選択肢もありますし、

アメリカでは野球選手を引退後、大学に戻って勉強し、
医者や弁護士になる人もいます。

時間軸を変えて夢を実現させることも可能なのです。

「組み合わせる」ことで、
発想をより豊かに広げることができるようになります。

2. 組み合わせから新しい価値や可能性が生まれる

ぼくの娘は、洋服のコーディネートに大きな喜びを感じています。
ふだんから、このスカートにこの靴を合わせようか・・・
などとあれこれ考えています。

どう組み合わせるかを工夫するのは、楽しいことなのですね。

「組み合わせると、なにができる?」

という質問は、想像力を発揮できる、楽しい質問です。
そこから、新しい価値、新しい美しさ、そして可能性が引き出されます。

「今日、なにが食べたい?」
「カレーとたこ焼き」
「組み合わせたらどうだろう?」
「カレーたこ焼き!」

「組み合わせると?」は、どんなシーンでも使える質問です。
場合によっては、おかしな組み合わせが出来上がるかもしれませんが、
新しいアイディアが浮かんだり、思わず発見があったりするかもしれません。

「両方はできないから、どっちか選んで」
と言うのは簡単ですが、たまにはこんな質問で、
楽しいコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょう。

魔法の質問
組み合わせると、なにができる?

Filed Under: 自分探し, 仕事, 子育て Tagged With: 職業, 選択肢, 組み合わせ, 可能性

「ひらめきスイッチ」が入る質問

2019年8月12日

松下電工(現パナソニック電工)の元社長、丹羽正治さんは、
創業者である松下幸之助さんのことを常に思いながら、仕事をしていたそうです。

社長室には自分の机と、滅多にいないけれど松下幸之助さんの机があり、
若い丹羽さんは松下さんの机を見ながら、

「親父(松下さん)だったら、どんな判断をするだろう」
といつも考えていたのだとか。

だからこそ、競争の激しい商売をずっと長く続けてこられたのだと思います。

1. 今までとは違うやり方を見つけるために

自分の考えの中だけにとどまっていると、
つい、いつも同じパターンで考えてしまいがちです。

そのやり方で、うまくいかなかったときには、
考えても、考えても、
頭の中でまるで渦を巻くように堂々めぐりになってしまい、
なかなか解決策が見つからないものです。

そんなとき、
「もし〇〇さんだったら、どうするだろう?」

と考えると、今までいた枠の中から外側へと視点を動かすことができます。
すると、これまで見えなかったものが、見えてきます。

2. イチローだったら? ミッキーマウスだったら?

あるとき、ぼくの娘が、
「ディズニーランドで働きたい」と言ったので、

「じゃあ、どうやったら働けるのか、ミッキーマウスに聞いてみよう!」
ということになりました。

早速、東京ディズニーランドに出かけ、ミッキーマウスに聞いたところ、
ジェスチャーで、

「ぼくみたいに、いつも笑顔だったら働けるよ!」
と即答してくれました。

ミニーマウスは、
「いっぱい勉強して、いっぱい運動して、いっぱい食べて、大きくなったらまたおいで」
と答えてくれました。

以後、娘の中には
「ミッキーだったらこうするんだ」という思いが根をおろしたのでしょう。

「どうやったらいい仕事ができるかな」と言うと、
「いつも笑顔!」という答えが返ってくるようになりました。

このように、自分以外の誰かに置き換えて
「どんなやり方をするだろう?」と考えることで、
新しい発見があったり、今までとは違うやり方に気づくことができます。

「〇〇だったら・・・?」の〇〇に入れるのは、大好きな人、尊敬する人、
あこがれているキャラクターなど、誰でもOKです。

「イチローだったら。ゼッタイ毎日練習するよね、弱気なことは言わないよね」
「『ワンピース』のルフィだったら、あきらめないと思う」
こんな答えが返ってきたら、

「なんか、強気になってきたね!」
「そうだね、やっぱりあきらめないことが大事だよね」

と、子どもの答えを受けとめましょう。

ときには、「わかんないよ。だってぼく、イチローじゃないもん」
という答えもあるかもしれません。

でも、そのとき答えが出なくてもいいのです。
考えてみることで、視点が変わるきっかけを得ることが大切なのですから。

魔法の質問
〇〇だったら、どんなやり方をすると思う?
(尊敬する人などを入れて)

Filed Under: 子育て, ライフスタイル Tagged With: 視点を変える, ひらめき, イチロー, ミッキーマウス

子どもがお片づけをしているときの質問「きれいになってどんな気持ち?」

2019年8月6日

大人でも片づけが苦手な人がいるように、
片づけは永遠のテーマと言えそうです。

1. 環境、タイミング、完璧を目指さない

片づけを習慣にするには、
子どもでも片づけやすい環境を作り、
夕食の前や夜寝る前など、
片づけるタイミングを決めておくことが大切です。

それでも気まぐれな子どものことですから、
なかなかやろうとしないこともあります。

また、小さな子どもの片づけられる範囲には
限度があります。
お母さんは完璧を目指さないようにしてください。

そこで、ここでは、片づけの習慣がつきやすくなるための
質問を考えていきましょう。

2. 片づけをすると気持ちいい

ポイントは、片づけをしたときの気持ちよさを
子どもに実感させること。

子どもと一緒におもちゃを片づけ終わったら
「きれいになってどんな気持ち?」
と質問してみましょう。

「元の場所に返すとどんな気持ち?」
と聞いてもいいですね。

就学前の子どもだったら、
「くまさん、自分のお家に帰れて、なんて言ってるかな?」
と質問して、おもちゃの気持ちを想像させるのも方法です。

魔法の質問
・きれいになってどんな気持ち?
・元の場所に返すとどんな気持ち?

3. お片づけを楽しくする

「片づけなさい!」と強制しても、
子どもはちっとも楽しくありませんし、
スッキリした気分にはなれません。

お母さんの質問によって、
片づけをした気持ちよさを自分で言葉にすれば、
改めて片づけの意味を理解させることができます。

なかなか片づけがらないときは
「どうしたら楽しくお片づけができるかな?」
と子どもに相談してみましょう。

「お母さんと競争で片づける」「タイマーをつける」
など、子どもなりのアイディアの中から
楽しく片づけられる方法が見つかるかもしれません。

魔法の質問
どうしたら楽しくお片づけできるかな?

Filed Under: 子育て Tagged With: タイミング, 子育て, 子ども, 親子, 環境, お片づけ, 片付け

やればできることを思い出そう

2019年8月5日

この質問は、いわゆる「ヒーローインタビュー」です。

1. 「がんばれた自分」にスポットライトを当てよう

野球中継などで、試合後に、

 放送席、放送席、7回裏に決勝ホームランを放った〇〇選手です。
 おめでとうございます!

とおなじみのインタビューをしますよね。あれと同じ意味合いがあります。

「あなたは、どんなときに一番がんばれましたか?」
「一番楽しかったことはなんですか?」

と、お立ち台に立つ選手に向かって話しかけるノリで、明るく聞いてください。

今、元気がなくても、落ち込んでいても、
過去に元気だったときのことや、楽しかったことを思い出すと、
それが頭の中に映像として思い浮かび、元気が出てきます。

うまくいかないとき、くじけてしまいそうなときに、
この質問はとても有効です。

サッカーやピアノが大好きでも、
ときには、「今日は練習に行きたくない」「疲れちゃったな」
という日があるものですよね。

そういうときに、
「今日はレッスン、休んでもいいよ」と言うのもいいですが、

「どんなときに一番がんばれた?」
と聞かれると、子どもは、

「あのときも大変だったけど、がんばったよな」
と自分で自分にOKが出せます。

ここで、「そんなことは言わずに、がんばりなさいよ」と言われてしまうと、
今のがんばれていない自分にスポットライトが当たってしまうのですが、

「どんなときに一番がんばれた?」と聞かれると、
がんばっている自分にスポットライトが当たり、脳裏に映像として浮かびます。

これが「よーし、やろう」という気持ちにつながるのです。

「あのときは、アイツに負けたくないと思ったから、がんばれたんだっけ。
そうかそうか」

というように、そのときにがんばれたヒントが見つかることもあります。
がんばれた自分を「発見」することで、新たなエネルギーがわいてくるのです。

2. 子どもの価値観を深く知るチャンス

この質問をしたら、

「風船に水入れて、学校のベランダから下に落としてね・・・」
「スカートめくりしたとき」

などと、いたずらな答えが返ってくることもあるかもしれません。
親は一瞬、ウッと詰まるでしょうが、怒ったり、たしなめたりせずに、

「どうして?」
「どんなところが楽しかったの?」

と突っ込んでみましょう。

「風船がパチーンと割れた瞬間、みんなびっくりするんだよ」

このように、答えの中には、その子が楽しいと思える要素が潜んでいます。
それを見つけ出して、
「びっくりさせるのが楽しいんだね」と伝えてあげるといいと思います。

「ほかに、どんなやり方があるかな?」とさらに聞いてみるのもいいでしょう

観察するだけではわからない、その子の大切にしているもの、
価値観を深く知ることができます。

魔法の質問
・あなたは、どんなときに一番がんばれましたか?
・一番楽しかったことはなんですか?

Filed Under: 子育て Tagged With: ヒーローインタビュー, 発見, がんばっている自分

子どもがお手伝いをお願いしてもやらないときの質問「どうしてお手伝いしないのかな?」

2019年7月27日

家庭の中に自分の役割を持つことは、
責任感を育て、人の役に立つことの喜びを知るなど、
大きな意味があります。

「朝刊を取りに行く」
「お風呂掃除をする」
「花に水やりをする」
など、子どもの役割を決めている家庭もあるでしょう。

このケースは、それをなかなかやらなかったり、
まったく興味がないという例です。

1.お手伝いは家族会議で決める

ここで肝に銘じておきたいのは、
子どもの役割を決めるとき、
家族全員で話し合って決めるということです。

親が勝手に決めたり、
子どもが自分で気まぐれに決めたことだと、
役割意識が生まれないので、
なかなか続きません。

もし、家族全員で決めたことでなければ、
そこからやり直すことをおすすめします。

家族会議によってそれぞれの役割を決めたのに、
子どもがやらない場合は、
「どうしてお手伝いしないのかな?」
と理由をたずねましょう。

ただ「早くやりなさいよ」と強制しても、
子どもは反感をもつだけで動こうとしないでしょう。

魔法の質問
どうしてお手伝いしないのかな?

2.決めたお手伝いをやらないときの質問

子どもがみんなで決めたお手伝いをやらない場合は
「◯◯くんがやらないと、どうなると思う?」
と家族が困る状況を想像させ、
自分の役割を認識させることが大切です。

その上で
「どうしたら、できるようになるかな?」
「どうしたら楽しくできるかな?」
など、お手伝いするタイミングややり方などを
考えさせるといいでしょう。

一旦決めたものの、
やってみたら難しくてやる気が出ない場合は、
「どんなお手伝いならできる?」
と質問して、子どもに自己申告させるといいでしょう。

魔法の質問
・◯◯くんがやらないと、どうなると思う?
・どうしたら楽しくできるかな?
・どんなお手伝いならできる?

Filed Under: 子育て Tagged With: 子ども, 役割, お手伝い, 手伝い, 人の役に立つ, 家族会議

「ここではないどこか」を探したくなった時の7つの質問

2019年7月24日

「もっとこうだったらいいのに」
「本来こうあるべきじゃないかな」
「なんでこうなんだろう」

今いる環境や
周りの誰かに対して、
不満や疑問が
思い浮かんでしまうことがある。

もっともっと
理想的な環境があるのでは、
イメージどおりの人に出会えるのでは、
と思ってしまうことがある。


だけど、
今いるところを離れ、
「ここではないどこか」
「まだ出会っていない誰か」
を漠然と探しはじめる前に、
今の状態を振り返ってみることも、大切。

そんな時に問いかけてみたい、7つの質問です。

1. すでにあるもの

あなたが恵まれているとしたら、
何に恵まれているだろう。

足りないものに
目がいきがちだけど、
それ以上に、
すでに手にしているものもある。

ものや人や環境、
情報、経験、場。

何があって、
何を持っているのか。

すでにある
恵まれているものに
気づいてみよう。

魔法の質問
恵まれていますか?

2. 本当のしあわせ

何が手に入ったら、
しあわせなんだろう。


「何かを買ったら」
「どこかに行ったら」

たしかにそれも、
しあわせのひとつ。


でも、
そうじゃないところにも、
しあわせがある。

もしかしたら、
そこに本当のしあわせが
あるかもしれない。

それを発見してみよう。

魔法の質問
何があったらしあわせですか?

3. 関わり方

関係性は、時間では決まらない。

関わり方で決まる。


「長い時間接していれば、
仲良くなる」

そう思いがちだが、
そうではない。


時間ではなく、
関わり方、やり方次第。

時間をかけるよりも
関わり方を変えてみよう。

魔法の質問
関わり方を変えていますか?

4. 理由に向き合う

理由を探ってみよう。

他の人の理由ではなく、
自分の理由を。

なぜ、そうなのか。
なぜ、その選択をしたのか。
なぜ、その感情が生まれてきたのか。

その理由を知ることに向き合おう。

魔法の質問
理由と向き合っていますか?

5. 今、できること

「あれがないから、これができない」

そう思っているあいだは、
それを手に入れても
実現できない。


条件や環境を
言い訳にするのをやめてみよう。

そんな状況でも
実現できることは何だろう。

チャレンジできることは何か?

「もし、こうなったら」
ではなく、
今できることに
これからのヒントがある。

魔法の質問
今の環境で、できることは何ですか?

6. 変えられないもの

暑さを楽しむ。
寒さを楽しむ。

変えることができないものは、
それを受け入れて楽しんでみる。

変えられるものは変えればいいけど、
そうでないものは、受け入れる。

そう考えると、ココロが楽になる。

ただ受け入れるだけ。

そしてそれを楽しんでみる。

変えられるものもあれば、
そうでないものもあるから。

魔法の質問
変えられないものを楽しんでいますか?

7. 答えを生み出す方法

答えはやってこない。

外からは。

なぜなら答えは
自分の中にあるから。

答えを求めるよりも、
自分で生み出す方法を知ろう。

それを知ることができれば、
どんな答えも
出すことができるから。

魔法の質問
答えを出す方法を求めていますか?

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

Filed Under: 自分探し, 恋愛, 仕事, 子育て, ライフスタイル Tagged With: 今の環境, 理想, 人間関係, 原因, 不満, 疑問

子どもが食事のお手伝いをしたがるときの質問「どんなお手伝いをしてくれるのかな?」

2019年7月19日

子どもはどんなことも真似してやってみたくなります。

お母さんが言ったこと、見てるもの、やっていることを
自分も言ったり、見たり、やりたいのです。

お母さんが食事の準備をしている様子を見て、
自分もやってみたいと思ったのでしょう。

そのやる気を大切にしたいですね。

「ちゃんとできるの?」と子どもを疑ったり、
「危ないからダメよ」とやらせなかったりしたら、
せっかくの思いを台無しにしてしまいます。

1.お手伝いするときの気持ち

さっそく「どんな気持ちでお手伝いしてくれるの?」
と聞いてみましょう。

お母さんは
「ありがとう、◯◯ちゃんがお手伝いしてくれると、
とっても助かるわ」
と感謝の気持ちを伝えましょう。

単に興味本位だったかもしれないお手伝いが
“家族の役に立つ”という役割があることに、
子どもは気づくでしょう。

魔法の質問
どんな気持ちでお手伝いしてくれるの?

2.これからするお手伝いのイメージをもたせる

お手伝いをしてもらうことが決まったら、
「どんなお手伝いをしてくれるのかな?」
と質問してみてください。

さらに
「そのときにどんなものが必要になる?」
「どんなことに注意したらいいかな?」
と聞きます。

これからしようとすることを具体的にイメージさせ、
どういうことに気をつけたらいいのかを
確認させましょう。

ときには「包丁で切りたい」「フライパンで焼きたい」
などが出てくるかもしれません。

その場合も「危ないからダメよ」と
否定しないようにしましょう。

「包丁を使うときは、どんなことに気をつけたらいいかな?」
と質問しましょう。

さらに
「◯◯ちゃんが一人でやるとどうなる?」
と聞きます。

「手を切っちゃうかもしれない」など、
子どもが危険に気づいたら、
包丁や火を扱うときは子ども一人でやるのではなく、
「必ずお母さんと一緒にやろうね」
と約束させましょう。

魔法の質問
・どんなお手伝いをしてくれるのかな?
・どんなことに注意したらいいかな?

Filed Under: 子育て Tagged With: 手伝い, 食事の準備, 子ども, お母さん, お手伝い

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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