家庭の中に自分の役割を持つことは、
責任感を育て、人の役に立つことの喜びを知るなど、
大きな意味があります。
「朝刊を取りに行く」
「お風呂掃除をする」
「花に水やりをする」
など、子どもの役割を決めている家庭もあるでしょう。
このケースは、それをなかなかやらなかったり、
まったく興味がないという例です。
1.お手伝いは家族会議で決める
ここで肝に銘じておきたいのは、
子どもの役割を決めるとき、
家族全員で話し合って決めるということです。
親が勝手に決めたり、
子どもが自分で気まぐれに決めたことだと、
役割意識が生まれないので、
なかなか続きません。
もし、家族全員で決めたことでなければ、
そこからやり直すことをおすすめします。
家族会議によってそれぞれの役割を決めたのに、
子どもがやらない場合は、
「どうしてお手伝いしないのかな?」
と理由をたずねましょう。
ただ「早くやりなさいよ」と強制しても、
子どもは反感をもつだけで動こうとしないでしょう。
魔法の質問
どうしてお手伝いしないのかな?
どうしてお手伝いしないのかな?
2.決めたお手伝いをやらないときの質問
子どもがみんなで決めたお手伝いをやらない場合は
「◯◯くんがやらないと、どうなると思う?」
と家族が困る状況を想像させ、
自分の役割を認識させることが大切です。
その上で
「どうしたら、できるようになるかな?」
「どうしたら楽しくできるかな?」
など、お手伝いするタイミングややり方などを
考えさせるといいでしょう。
一旦決めたものの、
やってみたら難しくてやる気が出ない場合は、
「どんなお手伝いならできる?」
と質問して、子どもに自己申告させるといいでしょう。
魔法の質問
・◯◯くんがやらないと、どうなると思う?
・どうしたら楽しくできるかな?
・どんなお手伝いならできる?
・◯◯くんがやらないと、どうなると思う?
・どうしたら楽しくできるかな?
・どんなお手伝いならできる?
上記の魔法の質問に答えてみる