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子育て

子どもを伸ばす、親自身への質問

2019年10月18日

質問は、「なにを」問うかということ以上に、「誰が」するのかが大事です。

だからこそ、親は子どもに質問する前に、
まず自分を振り返ってみることが必要ではないでしょうか。

1. 自分が一番大切に思っていることを見つめ直そう

「どんな親が理想の親なのだろう?」

というのは、そのための機会をつくる質問です。
日ごろ、親は子どもにばかり要求をしがちですが、
ぜひここでは自分自身について考えてみてください。

子どもに対して、自分はどんな親でいたいのだろう?
親の役割ってなんだろう?

「いい学校に入れて、就職に困らないだけの力をつけてあげることが親の役目」
「好きな習い事をさせてあげて、自分のやりたいことを見つけてほしい」

など、答えはいろいろだと思います。
でも、それはもしかしたら偏っている考えかもしれないし、

「そうはいっても、やっぱり親が寛容でいることが一番よね」
と改めて気づく点も出てくるかもしれません。

私はこういう親でありたいな、という本当の思い、
自分が一番大切に思うことが見えたとき、
子どもとの関わり方も変わってくるのではないでしょうか。

魔法の質問
どんな親が理想?

2. ありのままを認めるということ

誰でも、子どもに対して
「こんな子になってほしい」という理想を持っているもの。

ところが、現実には、自分の子どもが理想像にぜんぜんマッチしない。
すると、「なんで、うちの子はこうなんだろう!」と腹が立つわけです。

でも、子どもは、親の持つ「理想像」のことなど、
聞いたこともないケースがほとんどです。

当然、理想どおりになんて、なるわけがないのです。
「なんで、うちの子は・・・」と思う前に、

「どんな子どもが理想?」

という質問を自分に投げかけて、
自分の「理想像」を改めて確認してみましょう。

「約束を守る子になってほしい」
「自分のことは自分できちんとやってほしい」

と、親自身が大切に思っていることをあえて口に出したり、
書き出したりしてみると、

「あ、私ってこんなことを大事に思っていたんだな」と
客観的にその理想像を見つめることができます。

冷静に見直してみると、意外に無理難題を押し付けていたり、
理想を追い求めすぎていたことに気づくかもしれません。

そこで現実に立ち返ると、結局は、
「ありのままのうちの子を認めよう」
という思いに行きつくのではないでしょうか。

そもそも「どんな子どもが理想?」と自分の心に聞き、
「こんな子が理想!」と答えた時点で、
すでに子どもをコントロールしようという意識が働いています。

その意識を手放し、ありのままを認めよう、と気づけたらいいなと思うのです。

魔法の質問
どんな子どもが理想?

Filed Under: 自分探し, 子育て, ライフスタイル Tagged With: 見つめ直す, 自分を振り返る, 理想の親, 理想の子ども, ありのままを認める, 意識を手放す

保育園に行きたがらないときの質問「どうして行きたくないのかな?」

2019年10月12日

保育園の場合、子どもが登園を渋ると、
お母さんはとても困りますね。

体調に問題がなさそうなら、
行きたくない気持ちを乗り越えて
頑張って行ってもらうしかありません。

1. まずは理由を聞いてみよう

「行かなきゃだめでしょ」
と強制すると、子どもはますます意固地になります。

まずは、
「どうして保育園に行きたくないのかな?」
と理由を聞きましょう。

内容によっては先生に相談したほうがいいこともあるので、
心に留めておく必要はありますが、
ひとまず「嫌だね」「困ったね」
と子どもの気持ちを受け止めることが大切です。

それから“園に行くといいことがある”
と楽しいイメージを持たせましょう。

「今日はどんな楽しいことがあるかな?」
「保育園で待っていてくれるのは誰かな?」
と聞いてみましょう。

すぐに思い出せないようなら、
「◯◯くんが待っていてくれていると思うよ」
と仲のいい友だちの名前を出してもいいでしょう。

魔法の質問
・どうして保育園に行きたくないのかな?
・今日はどんな楽しいことがあるかな?
・保育園で待っていてくれるのは誰かな?

2. 子どもの欲求を満たしてあげる

そもそも布団から出たがらない場合は、
「どうしたら、起きられるかな?」
「起きるために、お母さんにできることはあるかな?」
と質問します。

子どもが「抱っこで保育園に行きたい」
「着替えさせて」など答えたら、
お母さんはそのとおりにしてあげればok。

子どもは自分が出したちょっと無茶な欲求に
答えてもらえるだけで満足することもあります。

保育園に通っている子は、
自立が早かったりしますが、
ときには甘えたいこともあります。

そういうときにしっかりと子どもを受け止めていれば、
登園を渋ることがあっても、
あまりこじらせることなく、乗り越えられるでしょう。

魔法の質問
・どうしたら、起きられるかな?
・起きるために、お母さんにできることはある?

Filed Under: 子育て Tagged With: 行きたくない, 子ども, 保育園, 登園しぶり, 登園渋り, 行きたがらない

『誰にも話せなかったセックスの話』しつもんカンファレンス2018

2019年10月8日

【誰にも話せなかったセックスの話】
パートナーシップ×言えないことこそ大事×性教育

性の授業を本格的に受けたことはありますか?

今まで触れてはいけない、話してはいけないという思い込みで
人に話したことがなかったかもしれません。

そして、セックスにおける対話を真剣にしたことも
なかったかもしれません。

子どもたちに性教育を行っている専門家や
パートナーシップにおけるセックスカウンセリングなども
行っている専門家たちの会話をここでききましょう。

しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション5C

壇者情報
スピーカー/
ハートリー 明子
https://bodymindorganic.com

鳴神 恵美
スーパーバイザー

山崎 明美
セクシュアルヘルス・コンシェルジュ&大学教員
http://akemi-yamazaki.com/

中島 雅美
https://ringoro.jp/

質問家/
塩見 恵美
パートナーシップ研究家
http://aisare-tuma.com

1. 会話だけではなくて体の距離も縮めたい。みんな本当は話したいんだよね、性の話、セックスの話。

塩見 恵美(以下、塩見): 「誰にも話せないセックスの話」というテーマで、4人のスピーカーの方にお伺いしていきたいと思います。誰にも話せない……、どんなことだと思われますか? 思いついた方からどうぞ。

ハートリー 明子(以下、ハートリー): 卑猥(ひわい)なこと。
例えば”タブー視されていること”かな、不倫とか。日本ではバッシングがすごいじゃないですか。海外では不倫なんて誰も気にしてないですよ。そういう”タブー視されていること”とか、”セックスレス”とか、普段は誰にも言えないじゃないですか。そういうことかな、と思いつきましたが……

鳴神 恵美(以下、鳴神(鳴ちゃん)):最初このテーマを見たときに「誰にも言えないことって何かな?」と考えたら、すごく”マニアックな好み”ってあると思うんですよね。何をされたら嬉しいかとか、体を触れられるのもそうだと思うんですけど、そういうことって友だちにはあんまり話さないですよね。自分とパートナーの間でお互いに何をしたら気持ちいいのか、会話し合って育んでいく行動だから、それかなーと思ったんですけど……(中島(りんごろ)を見て)どう?

中島 雅美(以下、中島(りんごろ)):誰にも言えない……、誰も言えないからこそ、研究心を煽(あお)られるというか、自分の中で見つけていくことが答えなのかな、と思っていて。だからこそ、誰かによって共感してもらおうとは思ってない話なのかなぁー。ただ自分の中ではすっごい気持ちいい、自分完結で終わるという感じかな……。

山崎 明美(以下、山崎):私は普段看護師というか保健師なので、相談を受ける側なんですよね、誰にも話せない相談を。割とよく受けるのは、「セックスしたいけどできない」「夫のことは好きなんだけど欲求を受けられない」「応えられないので辛い」とかなんですね。あと更年期になって女性の体が変化すると、セックスがしにくくなるんですよね。そういう場合はどうしたらいいかとか。

男性の友人たちからは、メタボリックシンドロームとセックス能力って関わっているので、「この頃ちょっとできなくなったんだけど、どうしたらいいか」とか、そういうことがこのタイトルを見たときに頭にパッと浮かびました。

鳴神(鳴ちゃん):話したいんだよね。本当は話したいんだよね。問題として思っているんだもんね。だから誰かに相談したい。

山崎:うんうん。そうですよね。それはあるかもしれませんね。やっぱり相談してくるにはハードルがあると思うんですよね。

だから、例えば講座で「更年期の体の変化の話」をしたあと、「ちょっといいですか?」って来て20〜30分話したり、(講座という)入口が必要という感じです。ずっとセクシャルヘルスをやってると、とにかく”性”というだけで壁を感じる人が多いと思います。その辺は(皆さん)どうですか?

ハートリー:多いですね。私はオンラインで、インターネットでやってるので、その垣根は低いんですよね。動画で一方的に私のことを知っていただいて、信頼していただいて、「実は私………(てんてんてん)」みたいなのが「がーーーっ」って(送られて)きますから。

みんな心に傷を負ってるんですよね、幼少期とかね。なので、そこからずっと引きずってる。 みんな実はもっと愛されたいし、変態になりたい。けど、なれない。

だからりんごろの変態さ、追求を見習ってほしい。すごいもんね、探求心が。そこら辺は私なんかより全然すごい!

中島(りんごろ):うん。相手に対してはオープン。いろいろやって、彼の新しい反応を知りたいんですよ。

ハートリー:ああ~確かに確かに。

中島(りんごろ):彼はここオッケーかな?だめかな?ダメだったから、喜ばれなかったから嫌われた、じゃないんですよ。「このパターンは今の彼には合わないんだな、どういうときだったら受け入れられるのかな?」というのをいちいち研究するのが好きなの。

山崎:私は、30代ずっと一緒にいたパートナーは、”性”のことを2人で語り合っていくタイプだったんですよ。それまでの人は、そこまででもなかったんですね。でも「語り合おう」ということで、「恥ずかしいことじゃないから」ということで、なんていうか~ね~(照れくさそうに)、”(男性の)自分のもの”にニックネームをつけたりして。

全員:お~~~(爆笑)!!!

山崎:セックスはどうしたいとか、結構シンプルに話してたので、そういうのが良かったですね。

ハートリー:いいですよねー。鳴ちゃんはすごいオープンでしょ?

鳴神(鳴ちゃん):オープンですね。
マニアックなのをお互いに追求するし、私はだんだん好きになっていくタイプなんです。彼は普段は一緒に買い物とかしてても、どっちかって言うと亭主関白というか「俺が!俺が!俺についてこい!」みたいなところが若干あるんですけど、まぁセックスしたら「かわいい〜子犬」みたくなっちゃう(笑)。

かわいい~子犬みたくキャンキャンなっちゃうんです。
そういう”ギャップ萌え”ですよ!

女子も”ギャップ萌え”しちゃいますよね。普段の強い彼も大好きだし、かわいい子犬みたいな彼も大好きだし、ますますはまりますよね。この人のもっと知らない一面が見たいと思うし、その顔を見せてもらえる自分になりたいと思うし、自分自身もすごい磨こうと思うし、だからいろんな本を読んで研究しちゃいますよね。

2. だんだんセックスレスに……でもやっぱり自分の欲求に素直になりたい

塩見: 今みたいに(相手が)応えてくれる場合はね、そういうふうにどんどん研究が進むと思うんですけど、女性って私も割と勇気を出して言うんですけど、応えてもらえなかったら、たぶん「グサ―ッ」ってなっちゃうと思うんですよね。

中島(りんごろ):子どもたちがいたから、だんだんセックスレスになっていきましたけど、自分はやっぱり”触れ合いたい”という欲求があったんです。性欲だけではなくて仲良くなりたいの。会話だけじゃなくて体の距離も縮められたらいいという1つで始めて、だんだんそれがマニアックになっただけで。”最初は自分の欲求に素直になっただけ”。

「私はもう少しこういうふうにしていきたい」ということを話しながら、徐々に上げていったら全然傷つかないんだなというだけで。

塩見:その最初の段階というのは、まず何から始めたらいいと思いますか?
セックスが最近ちょっとできていない、セックスレスって言われてる、私たちはそういう夫婦だっていう場合に、まず何から?

ハートリー:だいたいそういう人って、答えを言っちゃいますけど、「自分は愛される価値がない」と思っているんですよ。

そこの潜在意識が表面化して、相手にそうさせてるだけなんですよね。結局は自分なんです。”相手が鏡”とよく言いますけど、女子は結構多いですよね、価値を認めていない人。自分は愛されて当然だと言えます? 言えない人多いですよ。

セックスじゃなくてもいいんですけど、「自分を大切にする」「自分を大事にする」「自分がやりたいことをさせる」「自分の魂が求めていることをさせる」、あとさっきのりんごろの「欲求を満たしてあげる」というところからやると、結構ね、目の前が変わってきたりするんですよ。

山崎:それはだいたい何歳ぐらいの人が多いんですか? 相談してくる人は。

ハートリー:30代、40代の独身の人もいれば、夫婦の人もいて不倫の人もドロドロの人もいます。まあでもそれをジャッジしてないんです。「どんどんやりたいように、言いたいように言って下さい」と言っています。

塩見:やっぱり根底に「これをしてはいけない」とか、「何々でなくてはならない」というのがあるとハードルが高くなるのでしょうか?

ハートリー:そうですね、だいたいみんな「制限・ブロック・ブレーキ」で生きているんです。日本に住んでいる人は多いですよね。知らず知らずにブロックをつくっていて、”セックス”のことなんて話すところもないし、男の人がみんな AV(アダルトビデオ) で学びすぎなんですよ。

男の人に言いたい! AV、 日本の AV とか最悪ですよ、あれ。だってあれって男性が射精するためだけにつくってるじゃないですか。なので、いかなくてもいいという、根本の大前提を変えないと日本の性社会って良くならないと思うんですよね。すごいこと言ってます? 私。

塩見:じゃあ海外の(AV)は違うんですか?

ハートリー:(きっぱり)いえ、一緒です!

会場:(爆笑)

3. セックスレスになる理由もいろいろで、性の話に「普通は」は無い

山崎:セックスする人としなくてもいい人と、30~40代くらいから分かれるのかなーと思いますね。

自分が企業で働いていたときに、ものすごく忙しかったので、やっぱりここまで働いちゃうと性欲がなくなる男性も多いのかなーと思います。仕事場で大学生を見ていても、20代っていちばん男性ホルモンや女性ホルモンが出て、セックスができる時期なんですけど、あまり興味がない人もいて、そうかと思うと男性性やセックスの能力が強い人もいるし、セクシャルヘルスや性の傾向を教えていると、「普通は」とか「通常は」という言葉は禁句なんですよね。

あと、男性はメタボリックシンドロームと性能力は関係するという話、知っていますか?

全員:……

山崎:聞きたい?

ハートリー:聞きたい聞きたい!

山崎:ペニスの中の血管って1ミリぐらいしかなくて、興奮するとそこに血液がガーって流れ込んで勃起するわけですね。ということは、そこが動脈硬化を起こしていると勃起しにくくなるんです。血液が通りにくいから。だから、ED薬って実は血流を良くするためにも使われるんですよね。EDって性のことだけでなく、健康管理なんですよね。セックスレスになる理由も本当にいろいろあると思います。
※ED:Erectile Dysfunction 勃起機能の低下

ハートリー:そうですね、いろんな視点があって、いろいろ複雑化してますね。

山崎:解決策はその人それぞれなんですけど……。

ハートリー:でも「問題」というのは、2人がいて、どっちかがセックスしたい、どっちかがセックスしたくない、これが問題なんですよ 。セックスしたくない、したくない、が両者だったら全然しなくていいですよね。「手つないで一緒にいて幸せ」でいいじゃないですか。だから「セックスしよう!」という会じゃないですよ、これは(笑)。

山崎:組み合わせですよね。

ハートリー:そう、組み合わせですね。

山崎:更年期の方の PTA の集まりに呼んでいただくことがあるんですけど、いつもは”子どもにとって”っていう講演を年に2回やってるんです。でも、”子どもにとって”ばかりが多いので、自分たちのことを少し考えたいということで「年齢変化と性の健康」みたいなことで話をしたことがあるんです。

あとで感想を見ると、「”今日だけ”はちょっとだんなさんに優しくなれそう」という意見があって。”今日だけ”じゃないんですけど……(泣)、みたいなのはありますね。

ハートリー:優しくないんだね、みんな、だんなに。

山崎:どうでしょうね、素直にセクシャルな話が言えないって、普段のコミュニケーションにも何か問題があるのかもしれないですね。

ハートリー:”おセックス”って一言で何ですか?りんごろにとって。

中島(りんごろ):えー、「心の潤い」。

ハートリー:いいねー、鳴ちゃんは?

鳴神(鳴ちゃん):私、「体の対話」。体でする対話ですね。

ハートリー:すごい!私的には最高の、「最上級のコミュニケーション」って思っています。

山崎: そうですね、コミュニケーションですね。体と気持ちと両方整わないとうまくいかない。

ハートリー:女性って穴が空いてるじゃないですか。だから男性からそこを埋めてもらって初めて完結するという説もあるんです。そういう意味で女性ってその喜びを知らないで生きているとあれなのかな、結局、女性ってそこを求めてたりするんですよ。コミュニケーション+男性に穴を埋めて欲しい、みたいな。ちょっと依存的な考えになっちゃうかもしれないんですけど。

山崎:いろいろですね。人それぞれだけど、やっぱり自分の自己肯定というか、「自分の存在価値を男の人とのセックスで代替にしてる」ということがあって。

セックスは手っ取り早く親近感が持てる行為だと思うんですね。肌感覚があるから。だから若い人じゃなく、大人でもセックスをすると相手と信頼が結べたような錯覚しやすい行為でもあるのかなと思います。

ハートリー:それが SEX 依存症とかになるんですね。

山崎:依存症とか。まぁ、そこまでいかないまでも、すぐにあの……

ハートリー:お股開く?

山崎:(言ってくれて)ありがとうございます。そうですね、そういうこともありますね、たまにはね。

鳴神(鳴ちゃん):でも本当にそうで、自分自身の軸がぶれていたり、ちゃんと定まっていないから誰かに自分を埋めてもらいたい。体もそうだし、心もそうだし、一時的な錯覚で自分を保てたっていう部分はありますね。

中島(りんごろ):仕事が忙しいというのもありますよね。プロセスにエネルギーを使うより、手っ取り早くできちゃうほうが楽というのはあって、そのときに満たされてエネルギーになるならとも思うけど、でもそれはプロセスやつながりに喜びを持てるということを知らないだけだと思うんですよね。

例えば、すごく仲良くて幸せそうでスキンシップが多い親って日本は特に少なくて、それが当たり前。むしろ親は子どもにはスキンシップを見せない人が多いから、子どもがそうなっていかない。私は子どもが小さいときから、あえて触れることを10歳まではすごくやると決めていました。スキンシップがあることが当たり前、ないと寂しいぐらいになって欲しい、そして性のことを話せる環境でいたいなと思っていました。

ハートリー:いいですね。いいよね、お母さんがこんなにエロいとね(笑)。

4. 「どうしたらもっとお互いが気持ちよくなれるんだろう」と考える

山崎:今、学校の先生が「性の話や性教育をどうやったらいいかわからない」という声があるんですね。私も「性感染症予防」とか「望まない妊娠の予防」とか、先生方が心配なテーマを外部講師として依頼されることがあるんです。

そうかと言えば、保護者が集まるところで「性教育はすごい大事ですから!」という性教育に熱心な学校もあるんですよ。差があるんですよね。これは海外でも同じです。

りんごろみたいな親はまだまだ少数派で、大学生を見てると「性のことは言ってはいけないもの、隠すもの」という感覚の人も多いですよね。

ネットでは、ハートリーさんのように性のことを語っている人にメルマガの読者がすごくいるじゃないですか。性教育をやっているネットも人気だし、みんな欲していますよね。

ハートリー:みんな欲してます。欲してます。

中島(りんごろ):大っぴらにする必要はないかもしれないんですけど、唯一パートナーとは大っぴらにしていいと思うのよね。そこでいろんなことをやることが一番いいんじゃないかなと思って、私は研究を重ねているんです。

ハートリー:これ絶対に大事。

中島(りんごろ):そうそうそうそう。お互いに「言えない」とかそういうところに視点を置くのではなく、「どうしたらもっとお互いが気持ちよくなれるんだろう?」。

だって美味しいものを食べたい、じゃあ料理上手くなろう、本を読もう、とか思うわけじゃない? それと同じように考えたらいいと思うの。考え方を変えるということ。

もっともっと深く一生この人とやって行くんだったら、もっともっと知り得るところまで知りたいという方向に。

塩見:性のことって2人で築き上げていくものだと思うんですけれども、男性のことは男性に、女性のことも女性に聞かないとわからないじゃないですか。でも、どこをどうしたら気持ちいいのかとか、どういうふうに男性に伝えたらいいのか、というのがわからない人が結構多いと思うんですけど、そういうのって自分で知るために何かされてますか?

ハートリー:やっぱりあのー、”1人エッチ”をお勧めしてるんですね。自分のツボを知らないと教えられないじゃないですか。なので1人エッチを大推奨しています。でも1人エッチだけだとちょっと飽きて、みんな欲求不満になっちゃうんで、ちゃんとパートナーにどこが気持ちいいかって……でも結構伝えられないもんですかね、これ。

塩見:そうですね、力加減とか、ねー。

ハートリー:「そこじゃねーよ!」じゃなくて、「も、もうちょっと~……」みたいな、なんか優しく言うとか。2人のそれ(伝え方)をつくらないとダメなんですね。その習慣と言うか(山崎を見て)ねー。

山崎:そうですね、世代もあるかなと思います。傾向と対策、自分のパートナーがどんなタイプか見極める、お見立てする。この人にはどの辺から伝えていくといいのかなってあると思うんですね。

例えばちょっとプライドが高い人にストレートに「こうして」というのは、ちょっとムッとしちゃうかも。「こういうのがすごく好き」「こうしてもらうとすごくいい」とか言ったり、あまり堅い話にならないように、「女性の体ってこういうふうになってるから、こういうふうにされるとちょっと痛くなったりするんだよね、一般的に……」みたいな話を私の場合はしています。シチュエーションも選んで。

皆さんはどうですか?

ハートリー:一緒にビデオ見るとかね、そういうエロいビデオ。
海外は子どもと絶対に別の部屋なんですよ。夫婦というものはリスペクトされてるので。日本の環境ってすごく難しいだろうなって思います。子どもと一緒に川の字になって寝るとかね。どんどんセックスレスになりますよね。 

5. 自分の体も、相手の体も愛でる。自分も相手も気持ちよく満たされる関係性を育んでいきたい。

山崎:”膣圧”を測る棒があるのは、結構女性誌でいろいろ書かれているんですけど、知ってますか?

ハートリー:皆さん”膣圧”知ってますか?”膣圧”。

山崎:出産した後に、女性の膣に棒を入れてぎゅっと力を入れてもらうと、どのくらいの圧がかかってるか数字が出るんですね。

これはフランスでは普通になっていて、なぜかと言うと「夫婦の速やかな夫婦生活(セックス)が幸せな家庭をつくる」という発想があるんです。みんながセックスしなければいけないというわけではないんですけど、出産したあと、普通の経膣分娩だとある程度膣が開くので、そのあと戻るのにやっぱりちょっと日にちを要するんです。

それで(膣圧を)測って、既定の数字になっていないときは、練習を教えてもらって、お家でエクササイズをして、また測るんですよね。

そういう「哲学」というか、生きていく上で「性」がどの位置づけにあるかというのが国によって違うんですけど、ありますね。

「性」は「生きること」と「生き方」と直結してるから、ものすごく大事なんです。生殖器やセックスだけではなくて、コミュニケーション、妊娠、出産の法律にも関わってくるし、子育てでも制度に関わるし、すごく(範囲が)広いです。

性=性行為、妊娠、出産とか、そこに集中しているような気がするから、話せなくなっちゃってハードルがかかったりするのかなって、性のことに長く関わっているとそう思います。

ハートリー:なるほどー。生き方ですよね、「性」はね。

ハートリー(会場に向かって)みんなはどれぐらい(セックス)してるの?

塩見:そうですね。じゃあ、「毎日」っていう人?

全員:会場:(照笑)

中島(りんごろ):手あげにくいですよね。頭で考えなくていいんじゃないかな。固定概念をなくして、男だから女だからとかも関係なく、「今日は頭を撫でてあげたいな」、そういうことから始めたらいいんじゃないかなと思います。

「仲良くしよう!じゃあセックス再開!」みたいに考えなくてもよくて、ちょっと手を添えてみよう、背中をさすってあげよう、とかね。男の人に抱かれることが大事なのではなく、女の人が抱きしめることも大事なときもあるでしょ。もし彼が立たないということがあったとしても、愛してあげることはできるでしょう?

「こういうことをしてもらったら気持ちいい」ということが伝えにくい場合は、自分がすごく尽くしてあげたらいいじゃないですか。「ここが気持ちよさそうだなぁ」ということを一生懸命やってみる。何となく見よう見まねでやってみる。そうすると相手の感じ方でわかってくるから。

そこまでやると、相手もだいたい「この子にもしてあげたいな」と思ってくるんですよ。それで「あー、じゃあ君はここが気持ちいいの?」って聞いてくれるようになったりもするんですよね。

なので、一旦自分からやってみるとか全然ありかなと思うんです。女の人からやったらおかしいんじゃないかとか……。

ハートリー:ないないそれ。結構女の人って「愛されたい!」と思っているくせに、「男のおちんどん食べるのいやですぅー」「フェラーリできませーん」みたいな、くれくれ星人が多いんですよね。私なんて好きな人ができたらもうー、その人の”おちんどん”しか想像してないです。どんなんだろう?とか。

鳴神(鳴ちゃん):見ちゃうよね(笑)。

ハートリー:え?どこを?アソコを直視?

鳴神(鳴ちゃん):直視はしないけど、普通になんか「どうなのかな?」っていつも想像しちゃう。

中島(りんごろ):私も可愛すぎて、愛おしすぎて。

ハートリー:そうそうそうそう。愛おしいよね。
結構女性って、そこを見たくない人が多いんですけど、「愛おしいもの」という感覚を大前提で接してあげるといいのかなと思っています。

これ結構重要なんですけど……
性器に対してコンプレックスを持ってる人って、自己肯定感がかなり低いんです。
自分の性器を直視できないとか、どこかで見て見ぬふりをしている人は、自分のことを大切にしてない、自己肯定感が低いというのを覚えておいてほしいです。

「性は自分の生き方とすべてつながっている」ので、結局そこが始まりじゃないですか? 皆さんの。そこを見て見ぬふりをしていると……

塩見:それは男性も女性もですか?

ハートリー:一緒です。結構そこ(性器)はコンプレックスを持っている人が多いんです。

山崎:まあでも、それは性器だけじゃないような気もするんですよ。いろんなことに人ってコンプレックスを持っているから、性だけすごくクローズアップしすぎなんじゃないのって思うこともあります。

好みとかね、ご飯を食べるのと同じようなことですよね。そういう意味では、自分の体にもっと関心を持った方がいいんじゃないかなと思うんです。健康であればセックスもしやすいじゃないですか?

ハートリー:確かに。

山崎:私のいる領域は医療系なので、体の病気や怪我で、セックス自体が不可能な場合もあるわけですよね。でもそこでセクシャルヘルスはないかと言ったら、スキンシップとか、いろんな形でできるんですよ。ペニスを可愛がりすぎちゃって痛くなっちゃう場合とかもあるから、それは違うやり方でお互いに”快”を追求するっていう本能的な部分もあるんですね。

あまりにも”性”がクローズアップされすぎている面もあるのかな、だから余計に”性”がお蔵に入ってるような感じになってしまって、話題に出しにくいのかな と思ったり。

ハートリー:「人それぞれの”快”を追求していく」というのがいいですよね、”おセックス”に限らずに。

鳴神(鳴ちゃん):手をつなぐだけでもホッとするし。

ハートリー:一緒に寝るだけでもね。

6. 更年期は「光年期」、女としてもっと生きていいというサイン

塩見:最後に個人的に気になることがあるんですけども、女を40年やっていると「リズムによって性欲が変わってくるな」ということがようやくわかってきたんですよね。性欲のリズムは、人それぞれ違うものなんですか?

山崎:基本的には更年期って男性の場合はホルモンの減り方がゆっくりで、女性の場合はガクって減るんです。更年期はいろんな症状が出るんですけど、その中の一つに「性欲減少」はありますね。

ただこれも個人差なので、ずっとしたいっていう人もいるし、ずっとしたくないっていう人もいるし、ホルモンに左右されるって言う人もいるし……。
(ハートリーを見て)ありますか?

ハートリー:私は一貫して、今のところはまだ若いのでイケイケな感じですけど、「女性のほうが30代後半で性欲が上がってくる」と平均的に言われますけど、それは本当ですか?

山崎:人によりますね。30代からは経験があるので、いい感じになっていくとは思うんですけど、絶対そうであるかはわからないです。

ハートリー:絶対そうかわかんないけど、傾向としては女性が性欲が上がって、男性が下がっていくんですね。私は日本と海外を結構比べるんですけど、「日本人男性は疲れてるなー」「ストレス社会だなー」「これは立たないなー」と思います。中には疲れているときになぜか知らないけど立ってる人もいますよ。

でも私のところに来てくださる方は、男性がしてくれなくて、女性が悶々としているというパターンが多いんですよね。それが離婚の原因になったり、不倫してドロドロになったり。「仮面夫婦で、セックスのパートナーは違うところにいる」という人も結構いらっしゃいますね。

それが良いとか悪いではないんですけど、「本当に自分が求める人生がどうなのか」って、やっぱり生き方になるんですよね。そういうところかな。それで質問はなんでしたっけ?

塩見:1ヶ月の間にリズムというのがあるのかなと思って。

中島(りんごろ):ある産婦人科の先生に聞いたんですけど、例えば濡れにくい女性が自分を潤すために一番したらいいことは何かというと、「心の潤いがいちばん潤う」と言っていました。先生は毎日のように女性器を見ているので、心の潤いと膣の潤いはすごく関係してるというのを実際に検証として思ってきたからこそ、心のケアをするという話をしていました。

あと更年期って、女が終わった、とかそういうふうに言われているけれど、そうではなくて、例えば生理があるということは何らかの体の浄化を起こしているんですね。それがなくなるということは「わざわざ浄化しなくてももういい」、「本当の一人前の女になれた」ということでもあるんですって。

しつもんカンファレンス2018

ハートリー:ほぉ~。

中島(りんごろ):今までは子どもや他のことに時間を費やしてきた人も、「これから私は女として生きていい」というサインで、更年期とは「光る年期(光年期)と書く」らしいです。

「もう他のことに何もとらわれる必要はない」「私は私、女としてもっと生きていいよ」という時代が始まるのが「光年期」。

一般的に言われているようなことだけがすべてではなく、「本当にそうなのか?」「それとは真逆の説があるんじゃないか?」そういうことを探すことも、すごく大事なことですよね。

自分の、今世でしかない体だからこそ大事に思って「どうやってこの体を喜ばせてあげようかな」、「そのためには彼が必要だな」と思ったら、その人に優しくしてもらうとか、自分を喜ばせることはすごく大切だと思います。

鳴神(鳴ちゃん):そうそう!一生女であるからね。この体で生まれてるからね。そこからどう女として生きていくかということだし、老いは止められないけど、歳とともに自分自身がもっともっと良くなっていく方法って、たぶんたくさんたくさんあると思うし、それを改めて考えるタイミングなんですね。

山崎:女性がずっとセックスをしようと思うと、ケアが男性以上にいるんですよね。だから自分の体を愛でて、それこそ1人エッチというか、マスターベーションをして潤いを自分でつくってあげて欲しいです。

特に40代50代になって(体が)萎縮しちゃうと、戻すのがすごく大変なので、そこが男性と違うところなんですね。これから人生100年ですし、自分の体を「愛でる」って大事ですね。

塩見:はい。もっともっとお話を伺いしたいところなんですけど、これでタイムアップとなってしまいました。印象に残ったのが、「自分を愛でる」「自分を大切にする」「自分を知る」というところだったなと思います。

本当に皆さん、今日はどうもありがとうございました。

全員:ありがとうございました。

会場:(拍手) 

魔法の質問
・セックスと聞いてどんなイメージがありますか?
・なぜ性を学ぶことが大切だと思いますか?
・パートナーシップで大事なことは何ですか?

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

Filed Under: 自分探し, 恋愛, 子育て, ライフスタイル Tagged With: パートナーシップ, しつもんカンファレンス, 言えないことこそ大事, 性教育, セックス

子どもが忘れ物をしたときの質問「どんな気持ちがした?」

2019年10月3日

就学前や低学年の場合、
お母さんが持ち物のチェックをしてあげたほうがいいでしょう。

小学校3年生くらいまでには忘れ物がないように、
持ち物を自分で管理できるように
させていきたいですね。

このケースは小学校2、3年生くらいの例
と考えてください。

1. 忘れ物と人格は関係ない

ここでまず注意したいのは、
忘れ物をしたことで
「だから言ったでしょ?ダメな子ね」
などと、子どもの人格までを否定しないことです。

忘れ物をした行為自体は問題ですが、
子どもの人格とは関係ありません。

忘れ物は大人だってします。
大切なのは、次に同じことをしないための対策を立てることです。

2. 忘れ物をしたときの気持ちを意識させる

お母さんにも経験があるでしょうが、
忘れ物をすると気分が落ち着かず、
その場をどう切り抜けようかと考えてしまいますね。

そんな思いをするのが嫌だから、
持ち物をメモしておき、
出かける前にそれをチェックするなど対策を立てるわけです。

それと同じように、
子どもにも忘れ物をしたときの気持ちを
意識させることが大切です。

最初の質問で
「どんな気持ちがした?」
「忘れ物をしてどんなふうに困った?」
と聞いてみましょう。

子どもがそのときの状況で、
嫌だった気分を思い出したら、次は
「次からできることは何かな?」
と対策を考えさせましょう。

「◯◯ちゃんから借りたから困らなかった」
と平気な顔をしている場合は、
「◯◯ちゃんはどんな気持ちだったかな?」
と質問してください。

忘れ物をすると自分が困るだけではなく、
人にも迷惑をかけるということに気づかせることも大切です。

魔法の質問
・どんな気持ちがした?
・次からできることは何かな?

Filed Under: 子育て Tagged With: 対策, 忘れ物, 一緒に準備, 意識させる, 小学校, 低学年, 子ども

本当のパートナーシップを築くために欠かせないこと

2019年10月2日

長く一緒に過ごすからこそ
楽しい部分だけを共有するのではなく、見たくない部分にも向き合いましょう。

互いに乗り越えるためには
膨大なエネルギーを費やすかもしれませんが、

愛する人と関係を続けるために、しつもんに答えてみてください。

1. 認めてほしいこと

わたしは頑張っていたのに、
誰もそのことを認めてくれない。
過去に、そんな気持ちになったこともあるかもしれない。

でも、パートナーはそれに気づいていたはず。

何を認めてほしかったのか、
どんなふうに認めてほしかったのかを伝えよう。

あなたは十分頑張ってきた。
自分でも、自分のことを認めてあげよう。

魔法の質問
どんなときにもっと認めてほしかったですか?

2. ここが嫌

人はできていないところに目が行きやすい。

だから、
無意識でいると、嫌なところばかり目につく。
そしてそれは、まったく改善されない。

なぜならば、
本人もそれに気づいていないから。

どこが嫌なのか、直してほしいのかを
素直に伝えてみよう。

伝えたら、直る部分もたくさんあるはずだから。

魔法の質問
直してほしいところはどこですか?

3. 望むスキンシップの形

今更、スキンシップは恥ずかしい。
それは付き合ったばかりのときにするもの。
でも、自分はもっと触れあいたい。

もしかしたらお互いに、
相手はそんなふうに思っていると考えているかもしれない。
その気持は伝えあわないとわからないもの。

触れあうことで得られる安心感や癒やしもある。
それぞれ、どんなスキンシップを望むのかを伝えてみよう。

魔法の質問
どんなスキンシップを心がけたいですか?

4. 今の資産

今、我が家には
どのくらいの資産があるのだろう。

何にいくらかかる。
今月はこのくらい必要。

そんな会話はしているかもしれないけれど、
資産のことは、普段話すことが少ないかもしれない。

今の自分たちの合計資産を計算してみよう。

魔法の質問
今、どのくらいの資産がありますか?

5. 子どもとパートナー

大切にしたい人が増えると、
時間もエネルギーも分散してしまう。

子どもとの時間はどのくらい取りたいだろう。
パートナーとの時間はどのくらい取りたいだろう。

それぞれあなたの役割は違うけれど、
偏ることなく、
バランスよくエネルギーをかけていこう。

魔法の質問
どんなバランスで、子どもとの時間とパートナーとの時間を取りますか?

6. あきらめずに

何度言っても変わらない。
そしていつかはあきらめてしまう。

あきらめた時点で、
そこからの進歩はない。

でも、
あきらめない限り、
変化が起きるチャンスはある。

期待せず、相手を信じて、
あきらめず取り組んでいこう。

魔法の質問
相手に対してあきらめていることは何ですか?

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

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子どもが先生からほめられたと喜んでいたときの質問「その話、もっと聞かせてくれる?」

2019年9月25日

先生にほめられて、
喜んでいる子どもの気持ちに寄り添い、
「よかったね、すごいね〜」
と一緒に喜んであげたいですね。

子どもにとっていちばん寂しいことは、
「へぇ〜そうなんだ」
とお母さんが無関心でいることです。

1.ほめられた体験を深めてあげたい

子どもに関心を示す意味でも、ぜひ
「その話、もっと聞かせてくれる?」
と質問してあげてください。

ここでは、ほめられた体験をただ
“うれしかった”で終わらせないことがポイントになります。

それが「どうしてほめられたのかな?」という質問です。

クレヨンを忘れたAちゃんに
「ぼくのクレヨンを一緒に使っていいよ」
と言って貸してあげたら、先生にほめられたなど、
子どもはそのときの状況を説明してくれるでしょう。

そこで先生にほめられた理由を確認できれば、
“またそれをすればいいんだ”
ということがわかります。

もちろん、先生にほめられるために
いいことをするというわけではありません。

人としてとるべき態度の基準を伝えることが
この質問です。

魔法の質問
・その話、もっと聞かせてくれる?
・どうしてほめられたのかな?

2. ほめられた経験を広げてあげたい

できれば少し踏み込んで
「どうしてクレヨンを貸してあげたの?」と、
深く考えさせてみましょう。

「Aちゃんが、クレヨンがなくて困っていたから」など、
”相手の立場になって考えることはいいこと“と気づけば、
いろいろな場面でこの経験を生かしていけるでしょう。

そして最後に
「明日できることは何かな?」
と質問してみましょう。

今日ほめられたことを踏まえて、
”明日もよいことにチャレンジしよう“
というやる気につなげていきましょう。

魔法の質問
明日できることは何かな?

Filed Under: 子育て Tagged With: 優しさ, チャレンジ, 子ども, 親子, お母さん, 褒められる, ほめられる, 寄り添う

子どもが園や学校から帰ってきたときの質問「今日、楽しいことは何があった?」

2019年9月18日

園や学校でいろいろな体験をして帰ってきた子ども。

顔を見たとたんに
「早く宿題しなさい」では、
会話は生まれません。

ここはぜひ学校や園で体験してきたこと
について質問してみましょう。

1. 楽しいことがあった前提で聞いてみる

自分が体験したことを思い起こし、
整理して伝えることは、
考える練習にぴったりです。

とっかかりとしておすすめなのが
「今日、楽しいことは何があった?」
の質問です。

ここで注意したいのは、
「今日は楽しいことはあった?」
と聞くのではないということ。

後者は、楽しいことが
「あった」・「なかった」で終わってしまいますが、
前者は、楽しいことがあったことが前提になっているので、
子どもは一生懸命楽しかったことを
思い出そうとします。

ぜひ前者の質問をしてください。

魔法の質問
今日、楽しいことは何があった?

2. 自分次第で楽しい気持ちはつくれる

子どもがなかなか答えられなかったら、
お母さんから
「お母さんはね、今日、〇〇さんとおしゃべりして、
楽しかったよ」
など自分のことを話すといいでしょう。

子どもも
“そういうことを答えればいいんだ”とわかって、
答えやすくなるでしょう。

楽しかったことを聞くことは、
ちょっとつらいことがあっても、
“今日は楽しい日だった”と思わせる効果があります。

ネガティブに傾いている子どもの気持ちを
お母さんの質問で楽しい気持ちへと立て直し、
ニュートラルな状態に調整してあげましょう。

「明日はどんな楽しいことがあるかな?」
という質問で、
先のことに目を向けさせてみるのもいいでしょう。

もし楽しいことがなければ、
「どんな1日にしたい?」と質問し、
自分の気持ち次第で明日は変えられるということも
伝えてあげたいですね。

魔法の質問
・明日はどんな楽しいことがあるかな?
・どんな1日にしたい?

Filed Under: 子育て Tagged With: 楽しいこと, 自分次第, 親子の会話, 親子, 出来事, 親子質問, 下校, 学校

子どもが夜なかなか寝ないときの質問「明日は何があるのかな?」

2019年9月12日

子どもがなかなか寝ない夜ってありますね。

お母さんも疲れている時間帯ですから、
ちょっとイライラして
「早く寝なさい!」
と怒りたくなってしまいますね。

でもお母さんが起こって寝るなら苦労はしません。

子どももお母さんに怒られてしぶしぶ布団に入っても
気持ちよくは眠れないでしょう。

1. 寝る前は短めの質問で

寝る前ですから、あまり親子の会話が長くなりすぎたり、
楽しくなりすぎる質問は避けて、
短めの質問をしていきましょう。

子どもが自分で寝たほうがいいと思えるような
質問をするのがひとつ。

「明日は何があるのかな?」
「明日はどんな楽しいことがあるの?」
など聞いてみましょう。

「明日はかけっこの練習があるから、寝たほうがいい」
など、子どもが明日あることを思い出して、
うまく気持ちの切り替えができればそれがベストです。

魔法の質問
・明日は何があるのかな?
・明日はどんな楽しいことがあるの?

2. 子どもが見つけるリラックス法

人は何かストレスを抱えていたり、
神経が興奮しているときは、眠れないもの。

そんなとき、
大人だったら自分なりのリラックス法で
自己コントロールしますが、
小さな子どもにはそんなノウハウはありません。

そこで、
「どんなふうに眠れたらいいと思う?」
「どんなふうにするとゆったりできる?」
と聞いてみましょう。

「お話してくれたら」「体をさすってくれたら」
など、何かしら出てきたら、
それを実践してみましょう。

お母さんとのスキンシップに満足して、
スムーズに寝付けるかもしれません。

質問によって出てきた答えは、
子どもが考えた眠りのためのアイディアです。

ぜひ就寝儀式として生かしていきましょう。

魔法の質問
・どんなふうに眠れたらいいと思う?
・どんなふうにするとゆったりできる?

Filed Under: 子育て Tagged With: 眠らない, 寝かしつけ, 眠る前, リラックス法, 子ども, 親子, 寝ない

子どもを伸ばす、親自身への質問「今あるしあわせを数えるクセ」

2019年9月8日

ある子どもが、七夕の笹に下げる短冊に
「お母さんが怒りませんように」という願い事を書きました。

図工の時間に家族の絵を描いたとき、
お母さんの起こった顔を描いた子もいます。

親としてはドキッとさせられますね。

1. 子どもが楽しい気持ちでいるためには、親の笑顔が大事

書くか書かないかは別にしても、心の中でそう思っている子どもは、
けっこう多いのではないかと思います。

母親は、子どもの行動あれこれが目について、
注意をしようとしているだけなのに、
子どもには「いつも怒っているお母さん」に見えているのですね。

「ママは怒ってばっかり」と思っていると、
子どもは楽しい気持ちにはなれません。

親が暗い感じで、しかめ面ばかりしていたら、
子どもの人生もつらそうですよね。

やはり、子どもが楽しい気持ちでいるためには、
親も笑顔で、楽しい気持ちでいることが大事なのです。

「今日楽しかったことは、なにがあった?」という質問は
今日起こった楽しいことのいろいろが、頭の中に映像として浮かんでくると、

身体的にも、心理的にも元気になり、気持ちが楽しくなってくる、
ということなのです。

「キラキラしているのは、なにをしているとき?」
という質問も、これと同じことです。

自分が輝いて、キラキラしているのは、どんなときだろう?
過去にどんなことをしたときに、キラキラして楽しかっただろう?
と考えてみてください。

友だちとおしゃべりしているときですか?
美味しいケーキを食べているとき、趣味のアクセサリーをつくっているとき、
得意の料理をつくっているとき?

毎日の生活の中でも、きっと自分が輝いている瞬間はあるはずです。

また、「あのとき、家族で動物園に行って楽しかったなぁ」
「仕事で企画が通ったときにうれしかったな」
という過去のことを思い出すのもOK。

想像するだけでも、元気になれると思います。

2. 夫婦の語り合いのきっかけに

お母さんがすぐに怒ってしまったり、不機嫌だったりする原因は、
子どもだけにあるというわけではありません。

じつは、だんなさんが奥さんの話を
ろくに聞いてあげないことが原因というケースが非常に多いのです。

相談したいことがあっても、忙しそうだから切り出せない。
ちょっと愚痴を聞いてもらいたいのに、新聞を読みながら上の空で、
ちっとも向き合ってくれない・・・

そんな状態が続くと、
お母さんは一人で育児や家事に奮闘しているような気持ちに襲われます。

「そうだよね」「大変だよね」と共感してくれる人が誰もいないと、
ますます孤独感が深まっていきます。

その不満を子どもにぶつけている、ということも多いのではないでしょうか。

「キラキラしているのは、なにをしているとき?」という質問は、
自分で自分にするだけでなく、ぜひ夫婦で聞き合ってみましょう。

「あなた、こんなことが好きだったのね」
「そんなことがあったんだ!」と、意外な発見があるかもしれません。

きっと、会話が増えて楽しくなりますし、
お互いをさらに理解し合うためのいいきっかけになると思います。

魔法の質問
キラキラしているのは、なにをしているとき?

Filed Under: 子育て, ライフスタイル Tagged With: 楽しい, きっかけ, 親の笑顔, 想像する

子どもがだらだらして動かないときの質問「あとどれくらいしたら動けるかな?」

2019年9月5日

子どもが学校や園から帰ってきて、
ちょっとリラックスしているくらいならいいのですが、
いつまでもソファに寝転がって
ダラダラとテレビや漫画を見たりしているのは、
お母さんとしては許せない光景ですね。

宿題や習い事の練習があるはずなのに…。

お母さんがイライラするのはよくわかります。

1. 今の状態に気づかせる質問

こんなとき、
「宿題をやらなくていいの?」
と聞くのは、指示・命令であり、
子どもに考えさせてはいません。

「あとどれくらいしたら動けるかな?」
と子どもに自分の今の状態に気づかせることから
始めましょう。

子どもに「あと15分」など
自分で時間を決めさせ、
自分から行動するように促していきます。

さらに
「あと15分したら、何かできることはある?」
と続け、やるべきことがあることに
気づかせましょう。

または
「お母さんに手伝えることはある?」
と聞くと、子どもはハッとして、
やるべきことを思い出すかもしれません。

魔法の質問
・あとどれくらいしたら動けるかな?
・お母さんに手伝えることはある?

2. 今のダラダラから抜け出る方法ならそれでよし

それでもし、子どもが
「おやつを出してほしい」
と言ったら、おやつにしてあげればOK。

おやつは子どもが考えた気分転換方でしょうから、
ちゃんと尊重してあげます。

ここではすぐに行動に移さなくても、
自分で考えた方法で、
とりあえず今のダラダラから抜け出ることができたら、
それでよしとしましょう。

とはいえ、お母さんも子どもの行動が気になって、
ストレスを溜め込んでしまっては
元も子もありません。

“たまには子どもが1日中ダラダラしていてもいいわ”
と思えるくらい、
気持ちに余裕がもてるといいですね。

Filed Under: 子育て Tagged With: 気づかせる, 子ども, イライラ, 考えさせる, ダラダラ, 動かない, やるべきこと, 今の状態

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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