子どもが学校や園から帰ってきて、
ちょっとリラックスしているくらいならいいのですが、
いつまでもソファに寝転がって
ダラダラとテレビや漫画を見たりしているのは、
お母さんとしては許せない光景ですね。
宿題や習い事の練習があるはずなのに…。
お母さんがイライラするのはよくわかります。
1. 今の状態に気づかせる質問
こんなとき、
「宿題をやらなくていいの?」
と聞くのは、指示・命令であり、
子どもに考えさせてはいません。
「あとどれくらいしたら動けるかな?」
と子どもに自分の今の状態に気づかせることから
始めましょう。
子どもに「あと15分」など
自分で時間を決めさせ、
自分から行動するように促していきます。
さらに
「あと15分したら、何かできることはある?」
と続け、やるべきことがあることに
気づかせましょう。
または
「お母さんに手伝えることはある?」
と聞くと、子どもはハッとして、
やるべきことを思い出すかもしれません。
魔法の質問
・あとどれくらいしたら動けるかな?
・お母さんに手伝えることはある?
・あとどれくらいしたら動けるかな?
・お母さんに手伝えることはある?
2. 今のダラダラから抜け出る方法ならそれでよし
それでもし、子どもが
「おやつを出してほしい」
と言ったら、おやつにしてあげればOK。
おやつは子どもが考えた気分転換方でしょうから、
ちゃんと尊重してあげます。
ここではすぐに行動に移さなくても、
自分で考えた方法で、
とりあえず今のダラダラから抜け出ることができたら、
それでよしとしましょう。
とはいえ、お母さんも子どもの行動が気になって、
ストレスを溜め込んでしまっては
元も子もありません。
“たまには子どもが1日中ダラダラしていてもいいわ”
と思えるくらい、
気持ちに余裕がもてるといいですね。