子どもはどんなことも真似してやってみたくなります。
お母さんが言ったこと、見てるもの、やっていることを
自分も言ったり、見たり、やりたいのです。
お母さんが食事の準備をしている様子を見て、
自分もやってみたいと思ったのでしょう。
そのやる気を大切にしたいですね。
「ちゃんとできるの?」と子どもを疑ったり、
「危ないからダメよ」とやらせなかったりしたら、
せっかくの思いを台無しにしてしまいます。
1.お手伝いするときの気持ち
さっそく「どんな気持ちでお手伝いしてくれるの?」
と聞いてみましょう。
お母さんは
「ありがとう、◯◯ちゃんがお手伝いしてくれると、
とっても助かるわ」
と感謝の気持ちを伝えましょう。
単に興味本位だったかもしれないお手伝いが
“家族の役に立つ”という役割があることに、
子どもは気づくでしょう。
魔法の質問
どんな気持ちでお手伝いしてくれるの?
どんな気持ちでお手伝いしてくれるの?
2.これからするお手伝いのイメージをもたせる
お手伝いをしてもらうことが決まったら、
「どんなお手伝いをしてくれるのかな?」
と質問してみてください。
さらに
「そのときにどんなものが必要になる?」
「どんなことに注意したらいいかな?」
と聞きます。
これからしようとすることを具体的にイメージさせ、
どういうことに気をつけたらいいのかを
確認させましょう。
ときには「包丁で切りたい」「フライパンで焼きたい」
などが出てくるかもしれません。
その場合も「危ないからダメよ」と
否定しないようにしましょう。
「包丁を使うときは、どんなことに気をつけたらいいかな?」
と質問しましょう。
さらに
「◯◯ちゃんが一人でやるとどうなる?」
と聞きます。
「手を切っちゃうかもしれない」など、
子どもが危険に気づいたら、
包丁や火を扱うときは子ども一人でやるのではなく、
「必ずお母さんと一緒にやろうね」
と約束させましょう。
魔法の質問
・どんなお手伝いをしてくれるのかな?
・どんなことに注意したらいいかな?
・どんなお手伝いをしてくれるのかな?
・どんなことに注意したらいいかな?
上記の魔法の質問に答えてみる