ここでは、「お客様が困っていること」と「オンラインスクールで提供できる商品のゴリヤク」が一致するかどうか、つまり、商品をほしいと思っているかどうかをチェックします。
1. ニーズとゴリヤクが一致するかチェック
商品コンセプトメイキングで3つに絞った講座のタイトルをお客様に見せてみて、「申し込みたいかどうか?」「どれが一番申し込みたいか?」をリアルで聞いてみましょう。
なお、リアルで聞いた答えは役に立ちますが、実際にその人に購入の意思があるわけではないので、その答えが成果につながるかどうかの確証は100%ではありません。
そこで、広告を出してみるのがお勧めです。興味を引いたものほど高いクリック率が出ることを測定できます。何パターンかで広告を出してみて、どれが一番クリック率が高いかをチェックしましょう。
ただし、広告を出してどれが一番いいかを確認する前に、そもそもこの3つが必要とされているかどうかを調べたほうがいいと僕は考えています。
お客様像に近い人に商品のタイトルだけ見せて、「興味がありますか?」「申し込みたいですか?」と聞いてみましょう。
2. 人からお金をいただくことが重要
優しい人は「いいね」と答えてくれるので、ここでのポイントは、1,000円をいただくことです。予約の前受金としてお金をいただくことができない場合は、ショックかもしれませんが、商品価値としてコンセプトが明確ではないということです。
100円/500円でも構いません。人からお金をいただくことが重要です。
もしもオンラインスクールができなかった場合は、返金すれば問題ありません。実際に商品ができた際には、大幅な割引価格で購入いただくのもいいですね。
実際にお金を払ってくれるかどうかを確認することが重要です。払っていただける方がいれば、このコンセプトでつくっていけばOKです。もしも誰も払ってくれなかった場合は、コンセプトを考え直す必要があります。
3人からOKをいただけたら絶対に売れます。
少しハードルが高いかもしれませんが、このリサーチをしなければ売れる商品をつくることができません。「商品をつくる前に売る」「お客様を先につくる」というマインドで、ぜひやってみてください。
<やること>
お客様像と重なる人に、つくったタイトルを見せて、申し込みたいかを聞く
タイトルだけ伝えるのもよいですが、すこし高いかな?と思える価格設定をしてみて意見を聞いたほうが、本音を聞きやすくなります。
価格を伝えたほうが、お金を払う価値のあるコンセプトかどうか吟味してもらいやすくなるからです。
ニーズとゴリヤクが一致するかチェック
- 商品コンセプトメイキングでつくったタイトルを見せて興味があるか聞く
- 興味があれば前受金として100円/500円/1,000円をもらう
- 実際に商品ができたときには、大きく割引してあげてもいい
- 買わない人からは、その理由を聞いておくと、それが財産になる
予定表
- タイトル
- 販売予定価格
- キャンペーン価格
- 名前
- メールアドレス
買わない理由のメモ欄(対策はまだ提示しなくてもOK)
申し込みたいかを聞いてみて、、どんな気づきがありましたか?
しつもんオンラインスクールマスター講座
- お金よりも大事なものを味方に
- 時間と場所にとらわれないビジネスモデルとは?
- 新しいビジネスモデルを考える
- オンラインスクールができない10の理由〜前編〜
- オンラインスクールができない10の理由〜後編〜
- 今の状態をすべて捨てて「理想」を考える
- 理想のワークスタイルを考えるときのポイント
- 発信していきたいことは何ですか?
- 自分が経験してきたことの中で「乗り越えてきたもの」
- オリジナル商品作りのポイントは「生の声の状態」
- 商品をつくる前にお客様をつくる(この記事)
- お金を払ってでも聞きたいこと
- 「これを買うとどうなるんだろう?」がゴリヤクです
- 商品作りより、コンセプト作りの方が価値がある
- 価格には正解がない
- 商品構成の中でも特に重要なところ
- クリエイティブデーをつくる
- 評価とは優劣ではなく、本人に実感してもらうこと
- 自分で話をすることで「考え」がまとまる
- 成果が出ないのは「聞き流してなんとなくで終わる」から
- 行動を提案したことは、自分でもやってみる
- 「よい動画」「よい音声」とは?
- 「いい映像」と「品質のよくない映像」の違い
- お客様の感想を集めるコツ
- お客様の質問やリクエストは改善のチャンス