会話をするときに自分が話をしなければならないと考えると、
何を話そうかと事前にあれこれ思いをめぐらし、不安になってしまうものです。
その不安を解消するために、会話を上手に進めるためのネタを
集めておかなければならないと考えていませんか?
1. 相手が望む話題を考えてみよう

「今朝の新聞に、景気が悪化したと書いてありましたよね?」
「世間では、日中関係・日韓関係の悪化が注目を集めていますね」
だれかと会う前に、
必死になって新聞やテレビのニュースからネタを仕入れる人も多いと思います。
もしかすると、初対面の人と会話をする場面で、
まずは当たりさわりのない無難な話題から入りなさいと
教えられた方も多いのではないでしょうか。
その端的な例が、先ほどのニュースネタです。
「寒くなりましたね」といった天気の話題から入るという人も少なくありません。
たしかに、天気やニュースといっただれでもわかる話題なら、
ほとんどの人が会話に応えてくれるでしょう。
しかし一度、相手の立場に立って考えてみましょう。
会話の相手の関心があなたではなく、
その日の天気や新聞の片隅に載っている経済記事に向けられていると思ったら、
自分のことを積極的に話したいと考えるでしょうか?
ネタと呼ばれるものは、その場しのぎの情報にすぎません。
情報を準備して会話に臨むことで、
はたしてあなたが望むゴールに近づくことができるでしょうか。
2. 話題は相手から引き出そう

会話を始める前のネタ集めは、必要ありません。
むしろ、ネタを準備しないほうが会話ははずみます。
なぜなら、しつもんをすることで相手の話を引き出すことができるからです。
相手から引き出した話をふくらませていくほうが、
さらに話をつづけたいと思ってもらえるはずです。
では、具体的にはどんなしつもんをすればいいのでしょうか。
天気や経済などの「外的要因」にフォーカスしたしつもんよりも、
会話の相手、つまり「人」にフォーカスしたしつもんをすることが大切です。
人は、自分に関心を持ってくれる人には話をしたくなるものだからです。
ミヒロ「週末はいかがでしたか?」
相 手「ゴルフに行ったんだよ」
ミヒロ「ゴルフにはよく行かれるんですか?」
相 手「そうだなあ、月に2回ぐらいかなあ」
ミヒロ「2回ですか。では、お上手なんでしょうね」
相 手「いやぁ、そんなことないよ・・・」
最初の回答がどんなものであっても、会話を発展されることは簡単です。
相 手「一日中寝ていたよ」
ミヒロ「お疲れだったんですね。先週お忙しかったんですか?」
相 手「旅行に行っていてね」
ミヒロ「どちらへ行かれたんですか?」
こんなふうに会話がはずんでいくはずです。
会話をするうえでは、今週経済がどう動いたかということよりも、
その人が何をしたかということのほうが大事です。
人にフォーカスしたしつもんをすることで会話のきっかけをつかむことができ、
そこから会話が広がっていくのです。
相手の話を引き出す会話はできていますか?




























