起きてから寝るまでのあいだ、
あらゆるシチュエーションで使える「魔法の質問」をつくりました。
あなたも答えてみませんか?
1. 朝の魔法の質問

感動する1日をつくる
何もない1日より、ドラマのある1日のほうがいい。
そのカギを握っているのは誰だろう。
そう、それはあなた。
今日をドラマチックにするために、少しだけ努力してみよう。
大きくなくてもいい 小さな感動を自分でつくってみる。
さあ、まわりを見渡して、目についた人を感動させてみよう。
相手がちょっと喜ぶこと。
驚くこと、笑顔になること。
疲れていそうだなと思ったら、お菓子を差し入れしてみる。
感謝の言葉を書いたメモを貼っておく。
思いついたら、すぐ実行することが大事。
きっと相手も喜んでくれると思うけれど、それ以上に自分が幸せになれる。
今日は誰にどんな感動を贈ろうか。
今日はどんな感動を生み出しますか?
電車の中で
満員電車は苦手、という人も多いかもしれない。
朝から、ゆううつになってしまうかもしれない。
でも、電車の時間は自分のための時間。
その30分、1時間を大切に使ってあげれば、スペシャルな時間になる。
学びのために使うのもいい、
想像力を育ててもいい。
あなたの隣に座っている人。あなたの目の前に立っている人。
その人は、どんなことに興味があるんだろう。
どんなふうにされるとうれしいんだろう。何をしているときが楽しいんだろう。
人には必ず幸せな瞬間がある。
それは、あなただけでなく、目の前の人もいっしょだ。
それに気づくだけでも、
世の中に幸せは、広がっていく。
その人の幸せを想像してみると自分も楽しくなる。
目の前の人は、どんなことが楽しいと思いますか?
2. 午前中の魔法の質問

席についたとき
席についたら、今日やることを確認しよう。
でも、今日やることの先のほうに意識を向けたい。
お客様への訪問。それは何のため?
企画書の作成。そのあとにどんなふうになってほしい?
取引先に電話。その先には何がある?
目の前の行動の先には、必ず目的がある。
そして、その目的の先にも目的がある。
先の先を見ながら 今日の仕事をしてみよう。
仕事の質がぐんと上がるはずだから。
あなたの仕事のその先の先には、何がありますか?
意見の対立があったとき
自分の意見が通らない。
相手の意見に納得できない。
まったく違う意見をもっているときは、
相手を「受け入れる」のは むずかしいかもしれない。
でも、「受けとめる」のはできるはず。
うん、そうだよね。あなたはそう思っているのね。
そんなふうに受けとめてから、自分の意見を返してみる。
認め合いながら、受けとめ合いながら、ふたつの意見を育てていく。
ひとりだけで考えているより、ふたりで育て合ったほうが
きっといいものができるはず。
そのためにも、おたがいの胸でそれぞれの意見をあたためてみよう。
そして、相手の意見を、まず受け入れてみよう。
相手の意見を受け入れるために、どんなことができますか?
3. 午後の魔法の質問

気分転換したいとき
気分を変えたい。
そう思ったときは、今の環境を変えてみよう。
場所を変えてみる。
音楽を変えてみる。
体を動かしてみる。
声を出してみる。
風を感じてみる。
光を取り入れてみる。
いままでの流れを変えるような、新しい選択をしてみよう。
動かなければ、過去がずっと続く。
流れが変われば、新たな気分になる。
ちょっとした変化が 気分転換のきっかけになる。
いままでの流れを変えるために 何ができますか?
ほめられたとき
ほめられると、恥ずかしい。
ふだんほめられることが少ないと さらにそう感じることが多いだろう。
そのときに必要なのは 受けとる力。
相手がほめてくれたら「そんなことないよ」と謙遜しないで、
笑顔で「ありがとう!」と受けとろう。
相手もそのほうが気持ちいい。
気持ちよく受けとる練習をするためにも
ふだんから自分をほめてあげよう。
あなたは、どんな自分をほめてあげますか?
4. 夜の魔法の質問

街を歩いているとき
街はクイズであふれている。
いますれ違ったこの人は、どんなことを幸せと感じるんだろう。
ここに飾ってある看板は、どんな想いでつくったんだろう。
この家族には、これからどんな楽しいことが待っているんだろう。
そんなクイズを自分でつくって答えてみると、
世の中のいいところばかりが見えてくる。
街の中で嫌なところを探していると、そこは嫌な街になってしまう。
いいところを探してみると、それだけで素敵な街になってしまう。
あなたが住んでいる、あなたが歩いている街を
いい街にするのも、そうでない街にするのもあなたしだい。
あなたの街の、どんなところが魅力ですか?
誰を信じればいいのか わからなくなったとき
いったい、誰を信じればいいんだろう?
不安になったとき、そう思うこともあるだろう。
そんなときは、まずは自分を信じてあげよう。
世の中で、いちばん大切な人は あなた自身。
その大切な人のことだけでも信じてあげよう。
自分のことを信じてあげることができないと、
他の人も あなたのことを信じてくれない。
だいじょうぶ。がんばってるよね。
いつまでも、いつでも信じているよ。
そう自分自身に言ってあげよう。
誰よりも、自分自身を信じていますか?

いい1日にするために
今日もたくさん会話をしたことだろう。
そのすべては覚えていないかもしれない。
でも、言われてうれしかった一言だけ思い出してみよう。
ほめられた一言でなごんだな。
ありがとうと言われたことがうれしかったな。
思わず笑顔になった言葉があったな。
そんな言われてうれしかったことを 書きとめておこう。
元気がなくなったとき、それを見返してみるだけでもやる気になってくる。
少し笑顔になれる。
そんな「元気のもと」をもっていると、
毎日を幸せに過ごすことができる。
今日言われてうれしかったことは 何ですか?
上記の魔法の質問に答えてみる