人生のバランスを意識するとき、ぼくが大切にしていることがあります。
それは、「恐れの選択をやめ、愛の選択をする」ということです。
恐れの選択とは、「しなければいけない」と思いながらすることです。
愛の選択とは、自分が心からやりたいことをすることです。
ここでは「恐れの選択をやめ、愛の選択をする 」ことを
意識していきたいと思います。
1. 恐れの選択をやめる
日常生活の中では、意識している、意識していないにかかわらず、
「やらなければいけない」「やるべきだ」「やったほうがいい」という
恐れの選択をしている人が多いと思います。
特に責任感が強い人や、思いやりのある人などは、
自分の思いよりも他人への配慮を優先しがちです。
確かに、他人への配慮はとても大切なことです。
でも、「やらなけれないけない」という思いで、
自分に無理をさせていたら、人生のバランスはとれません。
自分自身に無理をさせず、自分らしい状態でする他人への配慮が、
本当に相手のためになるのです。
2. できるだけ愛の選択をする
できるだけ愛の選択をし、心からやりたいことをすることが、
人生でバランスをとることにつながります。
誉め言葉で、「仕事も家庭もきっちり両立させている。あの人はすごい」
という話をよく聞きますが、そういう話を聞くと、
「その人は本当にそれで満足していますか?」と聞きたくなりませんか?
「両立させている」という考えは、頭で「良い」と考えていることです。
そうなると、それは「そうしなければいけない」「そうしたほうがいい」
という恐れの選択になりやすくなります。
「自分は仕事も家事も好き。だから、両方とも全力でやりたい」
と言うのならいいのです。
でも、
「自分がやるべき」「他の人もしているのだから、自分もしなければいけない」
という感覚が少しでもあるなら、それは恐れの選択になります。
バランスライフを送る上での重要なポイントは、
「行動が愛の選択に基づいている」というところにあります。
理想の人生とは、誰かが決めた理想の状態ではなく、
本人自身が納得できるもので構成されている人生だと考えます。
愛の選択をするために、どんなことを心がけますか?