自分探しトラベルでは毎週水曜日に、マツダミヒロとパートナーのWAKANAとのラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」の内容をお伝えしていきます。
ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。
マツダ ミヒロ
「魔法の質問」主宰、質問家、ライフトラベラー、作家
Wakana
Holistic Life Consultant
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅しながら、各国で講演・セミナー活動や執筆を行う。
ラジオでは2人の他にナビゲーターとして武井ひろなさんと共にお送りしています。
Navigator:武井 ひろな
プロポーザー
選ばれる人、興味を持ってもらえる人になるための自己紹介、PR術をお伝えしています。
世界各国で自分らしいライフスタイルを行っている
素敵な方々にインタビューをし、
配信するライフトラベラーカフェ。
このバージョンはミヒロさんとWakanaさんが日本に来たときに、
各国で旅してきたときのおみやげ話と
みなさんからの質問に直接答えるカフェトークです。
今回は、どちらへ行かれてたんですか?
今回は、サンセバスチャンです。
サンセバスチャンはどこにあるんですか?
スペインの北部で、バルセロナから飛行機で40分くらい。
フランスの国境辺りです。
どんな体験をされてきたんですか?
「食べる」しかしてないですねー
「食べる体験」をする街です。
世界のビーチランキングというのがあって
サンセバスチャンのビーチは、全世界の6位になったんです。
かなり景色も楽しめるんですか?
こじんまりしてるけど、街もきれいです。
食事は、どんな食事を楽しまれたんですか?
寿司、餃子、もあれば・・・
バル街、旧市街というのがあって、
そこは全部バルがひしめきあっている街なんですね。
バルのはしごをする、要はバルホッピングをする街なんですよ。
1日10軒くらい行ったんです。
普通はそこまで行かないかもしれないですけど(笑)
おふたりとも、お酒は飲まれるんですか?
飲まないんですよ、ほとんど。
Wakanaは全然飲めないです。
バルと言っても、
もちろん、お酒や飲み物を頼む場所でもあるんですけど、
お目当ては、そこのバルで出しているピンチョスという小さな創作料理なんです。
タコスっていう言葉の方が、
もしかしたら聞き覚えがあるかもしれないんですけど
ピンチョスは、もっと創作的に作られた芸術品だと本で読みました。
本当に美しいんです!
一口料理みたいな感覚の料理で、創作されてるんですか?
そう。
クラシックなものもあるんですけど、
すごく先進的な、美しい、めずらしいものです。
「なんだろう、これ?」って言って食べるんです。
なんだか分からなくて食べるっていう・・・
元々の素材が何が分からなくて?
もう分からない!
印象に残っているものはありますか?
形状とか・・・
形状?
透明な、丸い塊・・・
液体みたいなものを食べるとトマトの味がしたり、
3つの食材を一気に食べたような感覚になるっていう
不思議な創作です。
想像を絶するクリエイティブな体験ができる。
レストランとかは、そこにラボがついていて
みんな、研究してるんですよ。
科学的な研究をしてるんです。
料理をどのように分解して組み合わせたら
新しい美味しい料理ができるかっていう・・・
ここで、料理の写真を見せる
こういう感じでカウンターに並んでるんですか?
そう。たくさんカウンターに並んでるの。
そこで何品か取って、食べて、帰ってくる。
それを10軒(笑)
3人、大笑い
割と結構なボリュームじゃないですか?
楽しいんだよね、それが!
いろんなところでちょこちょこと食べるというのが。
そういうスタイルだと、隣の人とお話したりとかありますか?
そうそう。
それこそ出会いがたくさんある。
結構、話しかけられたりするよね。
日本人の方っていらっしゃるんですか?
サンセバスチャンは日本の方もいますよ。
だから、バルのカウンターでお酒とかをいれてくれる人たちは、片言だけど日本語を喋れたりするんです。
こんにちは、や ありがとうとか。
またねーとか、えび?たこ?とか。
海沿いだから、えびとたこが好きなんですか?
そういうピンポイントで(日本語を)覚えてますね。
今回、サンセバスチャンに行ったときに
サンセバスチャンの美食文化をつくりあげた人たちのお話を
直接聞くことができて、すごく勉強になりました。
街を文化としてつくりあげた人たちの話。
サンセバスチャンの特徴って、
レストランのレシピを公開してみんなで共有するんです。
独り占めしないで?
そうそう。
そういう文化があって、それを提唱した方に
「真似されると困らないんですか?」って
聞いたんですよ。
そうしたら
「真似されて困るのは、真似する人だけだ」って!
かっこいいでしょー?
かっこいい!!!
最初に「真似するのはちょっと・・・」
という印象がくるんですけど
そんなことないんですね!
公開するからこそ、
次に新しいものを生み出すっていう
エネルギーが生まれる。
一人で考えて想像するものよりも
共有して新しいものをつくりあげていく
みんなの力の方が強いんですかね?
そうでしょうねー。
その方が広がるし、ある意味深まるし。
へぇ、おもしろーい、行ってみたい。
今回も素敵な旅のお話をありがとうございます。
では、今回のテーマを読み上げさせていただきたいと思います。
三重県のゆうさんからの質問です。
「旅先で素敵な人に出会う場所はどこですか?」
このテーマの背景はなんですか?
このテーマの背景は、
素敵な方に出会うことが得意なミヒロさんとWakanaさん、
その秘訣を知りたいと思い質問させていただきます
とのことです。
ぼくたちは、旅先で人に出会うよね!本当に。
アポとか取って行かないんですよ。
トラベラーカフェのプレミアム版のときも
そのまま行って、直接お話を聞いてるという噂を聞いたんですけど?
そうなんです。
でも・・・なんで出会えるのかな・・・
あ、まずね
場所じゃないんですよ。
出会える場所があるって思っているわけでしょ?
場所っていうことなので、そうだと思います。
ここに行けば大丈夫っていうことではないんですよ。
先程みたいに、バルに行ったから出会えるとか
バーに行ったから出会えるとか、そういうことじゃなく?
そうそう。
どんな暮らし方やあり方で過ごしているかってことじゃない?
そうだね。
あと、その前に
場所っていうことで自分に問いかけてみたときに出てきたのが、国の場所っていうことだと思うんですけど、
わたしは、その国に行くって決める段階がすごく大切だと思っていて、まず本当に そこに心から行きたいと思って行っているという・・・
インスピレーションを感じたのか、なんか行きたい、なんとなく行きたいなのか、その場所のなにかを感じたいと思ってきてるのか・・・分からないけれど、
心の声に従ってそこの場所に行くということ自体が、そこでの本当に必要な出会いを引き寄せるポイントだと思っています。
頭で考えて「ここ行った方がいいかな」で行っても
そこで多分、出会えないと思うんですよ。
本当に、心の声で、「ここに行きたい!」と思って、今わたし達にはここが必要だみたいな感覚で行ったら、絶対その出来事って起きるから。
そこからがすごく大切なのかなって、今思い返したら感じましたね。
素朴な質問なんですけど、
旅先を決めるときに、どこから情報を得ているんですか?
たとえば、わたしだとインターネットでその風景を見たとか、テレビで特集をやっていたとか、そういうので国を知るんですね。
おふたりはどうやって旅先を決めるんですか?
サインがくるんだよね。
サインがくる???
身の回りに。
簡単に言うと、その国とか街の名前を2回以上聞く。
2回か3回。
1回聞いてピンときたら、そのまま行くこともあるけども
なかなか体が動かない場合、2回か3回くらいくるんですよ、
いろんな違う人たちから。
たとえば誰かの言葉で聞いたりとか
その辺のメニューの中に国の名前が載ってたりとか?
そうそうそう!
なにかのイベントとかがあるとか、
目の前にパンと入ってきたり。
あと面白いのが、そこに住んでいる方から
メッセージをもらうとか、つながるとか、Facebookとか。
そこに住んでいる人から急にメッセージがくるんですか?
そうそう。
そんなサインがあるので。
と言っても、サインがきても
わたし達の心が動かないときは
やっぱり行かないですよ。
サインがいっぱいきても。
サインがいっぱいきても
先程 Wakanaさんが仰ったように
心の声を聞いて「本当に行きたいの?」「行きたくないの?」という問いが、まず必要?
そう。
なんかワクワクするか、しないかっていう
ただそれだけなんですけど、
その感覚をふたりが、おそらく同時に感じるので、
それで決めていくっていうことが多いです。
おふたりが一緒に、
「そこに行きたい」ってならない場所には
行かれないんですか?
あんまりそうならないんだよね。
ならないんです。
不思議なんだけど、大体同じところなんだよね。
話してても「そう、そこ思った!」みたいな。
逆に、お互いが知らない、
どちらかが知らない国とか街とかがあって、
「ここどう思う?」って言ったときに
「いい感じがするね!」とか、
その感覚で、合って決める、とか。
お互いにフィーリングを大事にして
旅先を決めるということなんですね。
そうですね。
テーマの質問、多くの人たちは
「先に行って出会いたいわけでしょ?」
ぼくたちは「出会いたい」と思っていないかもしれない。
あ、いや、思っていると思うよ。
ミヒは(ミヒロさん)常に
「新しい人と出会いたい」って言ってるから。
ぼくは思っているけど
Wakanaは思ってないよ。
自然に出会から、って。
出会う人には自然に出会うからって。
でもね、ミヒは(ミヒロさん)
出会いとか、人とのアポとかを
昔はすごく取ってる人だったの。
どちらかというと
自分から取って、出会っていく人だったの。
本を読ませていただいたので
以前の(ミヒロさんの)イメージは
バリバリの経営者みたいな印象を受けていたんです。
そのときと今はまったく違うということですか?
以前と違うのは
より自然に、物事は起こるべきタイミングで
起こるからっていうことを、
ふたりで一緒に生き始めてから、ふたりで体験をして
そこをもっと任せてコントロールしないで、
それよりかは、自分たちがいい状態でいること、
心の状態も思考も、生き方、普段の行動もいい状態でいれば、
あとは、やるべきことをやっていれば、
次の道につながるようなご縁は
必ず与えられてくるから。
そのスタンスでいってるので
自然に出会うと思っているから、
出会おうとは思っていない。
逆に出会おうと思うと、出会えないと思うよ。
あぁ、そうだねー
出会いが欲しい、出会いが欲しいっていう人はね
出会えないですよ。
たとえば婚活とかでも
「わたしは出会いたい」
「わたしは運命のパートナーに出会いたいの!」
って叫んでる女性がいたとするでしょ(笑)
心の叫びですね
心の叫びは表面に出るから。
一同笑う
そういう人を見たときに
ぼくが独身だったら
「絶対声かけるのやめよう」って思う。
へぇー。
顔が必死とか、そういうことですか?
そうそう。
すべてにそれが現れるから。
「なぜ、出会いたいのか?」っていう
そこが大事だね。
出会うことで自分が望んでいることをもらえるとか
そういう・・・欲求?
求める出会いでしょ?
もちろん、なにかが欲しいっていうのは
決して悪いことではなくて、
とても自然な本能なんだけど、
出会いに関してと
人と人のご縁に関していったときに
「取る」よりも、
先に「与える」くらいの関係性が
いい関わりを生んできたなと
振り返ってみても思うので・・・
今振り返って思ったのは
なんでぼくたちが いろんな出会いがあったかって言うと
関わり合い始めたときに、たくさん与えていくの。
あ、そうそう。
与えていくって、なにをです?
その人が喜ぶことを どんどんすること。
そこの土地で、
出会った最初の人を、まず大事にするんですね。
だからその人以外と過ごそうとかは
最初はなにも思ってないです。
ただ、とてもご縁を感じた人の場合は
その方が困っていたら、
その人の力でそのことが解決できるように
わたし達はできることで、全力で、
サポートをさせてもらったりするし、
もっているものを、
どんどんお裾分けのようにしていくってことをやっています。
なにを必要としているかっていうのは、
その人から聞き出しているってことですか?
自然にそういう話になるんですか?
まず最初のひとりの人と大切にご縁を築いていけば、
自然と対話が生まれてきて、
対話が生まれてくれば
その人がどんな人で、どんなことで今悩んでいて、
どんな姿になったら、本当にこの人が輝くのか?
というのは見えてくるじゃないですか?
そうしたら、わたし達が
どんな関わりで、どんなことを持ってるものでお裾分けしたら
この人がHAPPYになるかな?っていうことは自然と分かってくるので、ただそれをやっていく・・・
と、
この人が輝いてきます、元気になってきます、
そうすると、この人のまわりにいる面白い人たちがいっぱいいて、寄ってきて、その方たちも紹介していただけたりするので、また出会いが生まれてくるという・・・
なるほどー
そういうことで、
今日の質問は
「出会った人になにを与えますか?」
ひろなさんの答えをどうぞ。
話を聞いていて
すごく自分のテーマとして生きてきた部分があって
人に与えられることの方が多いんですよ、わたし。
なにを与えているんだろうな?って今考えたんですけど
多分・・・雰囲気作りですかねぇ
今は慣れてないので猫をかぶってるんですけど(笑)
フランクにズケズケと、
どんどん人の中に入っていくんですね、
それがマイナスなことだと思ってたんですけど
「すごく受け入れてくれているような感じがするから嬉しい」と言われたことがありまして、、、
それですかね、わたしがいちばん最初にできることって。
いいですね!
Wakanaさんは?
わたしは、その場によって変わってくるんですね。
その場によってエネルギーを上げたり、
その人に今、ものすごく必要な言葉が、
パッと浮かんでくるメッセージじゃないですけど、あるので
それが、今言うべきタイミングであれば
その言葉を差し上げるっていうこともするし、
ハグで、ギュッとエネルギーを伝えるっていうこともするんです。
そんなことですね。
ミヒロさんは?
自分でつくっておいた質問なんですけど
出会った人になにを与えるか?
「その場では与えない」。
コミュニケーションが得意ではないので
その場でその人の欲しいものを察知するのって
ぼくはちょっと難しいんですね。
なので、その時間を持ち帰って
その人のことを思ってみて、
もしくは、その方の発信しているものを見てみたりして
「もしからしたらこれが必要なのかもしれない」ってことを
リサーチして考えて、
ちょっとタイミングをずらして与える。
本当に欲しいものはなんだろう?って
その人について考える、その相手を思う時間もいい時間ですよね。
素敵ですね、ありがとうございます。
ライフトラベラーズカフェは、世界各国から不定期でお届けするプレミアムトラベル版と、今回のように日本に来たときに毎週お届けするカフェトーク版があります。
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それではよい水曜日を。
ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。
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