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質問

子どもの過ごし方や行動が変わる「毎日使える」シンプルな質問

2019年2月17日

「質問」というと、私たちは、つい、
「すぐに答えを出す」ことを考えてしまいますよね。

でも、ここでの質問は、短時間に正しい答えを出すことを目的にしたものではありません。
親子が一緒に考え、お互いに成長するためのものです。

一般に、親から子どもに対してのコミュニケーションは、
「指示」「命令」「詰問」になりがちです。

しかし、指示や命令、詰問は、子どもの選択肢を「減らす」ことになるのです。
いっぽう、質問は選択肢を増やし、子どもの世界を「広げる」ことができます。

これから紹介する質問は、
子どもの創造性(クリエイティビティ)や、想像力(イマジネーション)、
さらには本当の気持ちやエネルギーを引き出す効果のある、
親子コミュニケーションのカギなのです。

1. 心に刺さった「トゲ」の痛みをやわらげる方法

毎日の暮らしの中では、楽しいことだけでなく、いろいろなことが起こります。
「今日、〇〇ちゃんに話しかけたのに、返事をしてくれなかった」
「先生にあてられたとき、うまく答えられなかった」
こんなささいなことでも、心にトゲが刺さったような感じになってしまうものです。

そのトゲがチクチクして、食欲がなくなったり、眠れなくなったり・・・。

とくに小学校高学年くらいの男の子だと、一人の世界にこもりたがるようになるので、
なかなかそれを消化することができず、思い悩んでしまうことがよくあります。

なんとかトゲを抜いてやればいいのですが、それはなかなか難しいことです。

「今日楽しかったことは、なにがあった?」

と質問することで、「このトゲは小さなものだよね」というように、
視点を変えてあげることはできます。

「〇〇ちゃんとはギクシャクしたけど、ほかの子とは今日も仲良く遊んだなー」
「算数の問題は答えられなかったけど、国語のテストでは85点取れたじゃん!」

今日起こった楽しいことのいろいろが、頭の中に映像として浮かんでくると、
身体的にも、心理的にも元気になり、気持ちが楽しくなってきます。

トゲが刺さっていると、子どもはそのトゲのほうばかりを意識してしまいがちです。
でも、こういう質問をされると、それ以外の世界に視野を広げることができ、
トゲを相対化できるようになります。

魔法の質問
今日楽しかったことは、なにがあった?

2. 楽しかったことを探していると、本当に楽しくなる

これと似たような質問で、よく、口にしがちなのが、

「今日、楽しかったこと、なにかあった?」というものです。

「なにか」と「なにが」は、たった一文字の違いですが、ニュアンスは大きく変わります。
「なにかあった?」を聞くと、「なかった」という答えが返ってくるかもしれません。

でも、「なにがあった?」というのは、楽しいことがあったということを前提にして、
その中身を聞く質問になっているので、
聞かれた人は、「楽しかったことを探し出そう」という気持ちになれるのです。

ぼくは、眠るときに、子どもにこの質問をすることもあります。

楽しかったことを探し出していると、
子どもは、「今日も楽しい一日だったんだ!」ということを発見できます。

これを毎日繰り返すことで、「毎日楽しいんだな」と思うので、
事前に答えを考えるようになるかもしれませんね。

一日の中で、どんな楽しいことがあるんだろう?

そう考えることで、毎日の過ごし方や行動が変わることだって、あるのです。

魔法の質問
一日の中で、どんな楽しいことがあるんだろう?

この質問は子どもだけではなく、ぜひ親も答えてみてください。

きっと親子で楽しい一日をつくり上げることができ、
なにげない一日がステキな一日へと変身するのではないでしょうか。

 

Filed Under: 子育て Tagged With: 質問, 心のトゲ, 痛みをやわらげる, 子育て

夢を叶える5つの魔法の質問

2019年2月16日

夢をいつかは叶えたい!
そう思っていることもあるかもしれません。

でも、漠然と夢を叶えたいと思っていても夢は叶いません。
また、夢が叶っているイメージだけをして引き寄せようとしても
うまくいきません。

でも、次の5つの魔法の質問に答えていくことで、
夢はかなっていきます。

1. 何をしたいですか?(WHAT)

何に取り組みたいか、何を実現したいかを考えてみましょう。
夢を叶える、というと漠然としたものになりがちです。

例えば、
「南の島に行きたい」

としたら、
それは
ハワイなのか、ニューカレドニアなのか、モルジブなのか
具体的に決めてみましょう。

「豊かな暮らしができたらいいな」
であれば、
自分にとっての豊かさを見つけて
それが環境だったら、
海の見える家に住みたい、でもいいし
金銭的なものであれば月に100万円以上の収入があるなど
何をしたいかを具体的にすることから始まります。

魔法の質問
何をしたいですか?

2. 本当にしたいですか?

前の質問で
夢や目標、取り組むものが見つかったからといって
すぐに取り組んではいけません。

そこに向かうのに本当にそれで良いのかを確認するプロセスが必要です。

ここで確認するべきことは

・自分の人生で向かいたい方向に行っているかどうか
・自分の好き、得意なこと、もしくは成長したいことかどうか

です。

また、
1ででた答えを

「本当にやりたい?」と
自分に質問してみて
0.2秒で「やりたい!」と思えたら
次に進みましょう。

もし、
「やってもやらなくてもいい」
「やりたくないわけではない」
という答えだったら

もう一度、1に戻って
何をやりたいかの答えを出し直したほうがいいです。

ここで注意するべき点は

YESではない、という答えは
NOであるということです。

「本当にそれやりたいの?」

「やったほうがいいと思って・・・」
「みんなやっているから・・・」

という答えはNOとは言っていないのですが
YESとも言っていないわけです。

この場合は、ここではNOという判断をしてください。

あなたの取り組みたいものは
本当にやりたいものだったでしょうか?

魔法の質問
本当にしたいですか?

3. それはなぜですか?

次の段階では

取り組む理由を自分で生み出すことをやっていきます。

なぜ、取り組みたいのか?
なぜ、その夢を叶えたいのか?
なぜ、その目標を達成したいのか?

自分なりの言葉で表現してみましょう。

この答えをだすことで
他人からやらされている、もしくは他からの影響でやっている
という要素を少なくできます。

例えば
ダイエットをしたい
片付け上手になりたい
英語を話せるようになりたい
などは
どれもできたほうがいいですが
あなたなりのやる理由がなければ、長続きしません。

あなたのやる理由を
見つけてください。

魔法の質問
それはなぜですか?

4. どのようにすればいい?

ここから「行動」に移っていきます。

具体的に、どのようにすれば実現できるかを考えてみます。
ここの答えは1つではなく、できる限り出していきましょう。

今はできなくても、未来的にできる可能性があるのであれば、
書き出してもらって構いません。

ここでのポイントは

HOW?(どのようにすれば?)という思考で考えることです。

これは、意識しないとなかなかできないことで
無意識だとWHY?(なんで?)という質問を自分に投げかけがちです。

なんでできていないんだろう?
なんでうまくいかないんだろう?

すると、不思議なことに言い訳しか出てこなくなります。

夢や目標、テーマを決めるときにはWHYを使うと効果的なのですが
行動を生み出すときにWHYを使うと逆効果なので、覚えておいてください。

例
「世界一周をしながら仕事をする」が夢だとしましょう。

どのようにすれば世界一周をしながら仕事ができる?

という質問に答えていき、行動を出していきます。

・世界一周って、どの国に行きたいか考えてみよう
・いくらかかるか調べてみよう
・どのくらい期間でいけるか調べてみよう
・どの場所にいてもできる仕事は何ができそうか洗い出してみよう
・世界一周チケットはどこに申し込めばいいか調べてみよう
・すでにやっている人のブログを調べてみよう
・自分の才能や知識でお金にできるものを考えてみよう
:
:

などなど

このようにできるだけたくさん出してみてください。
そして、随時思いついたことは追加してみましょう。

魔法の質問
どのようにすればいいのか?

5. 最初の一歩は?

最後の質問は
最初の行動を生み出す質問です。

ここまでは、机の上でできたと思いますが、
ここからは実際に手や足を動かすことです。

4つ目の質問の答えがたくさんでてきたと思いますが
そのうち、1つを選んでみましょう。

そして
今日、今から取り組んでみましょう。

コツとしては
どのくらいの時間で終わるかをやる前に予想してみましょう。

できれば、
やっている様子をイメージしてから
取り組んでみると
より確実に完了することができます。

夢を叶えたい時は、
夢だけをイメージするのではなく
やっているプロセスもイメージする習慣をつけてみましょう。

そうすることで、
行動がしやすくなります。

今の行動が変われば、
未来が変わります。

魔法の質問
最初の一歩は?

今日の魔法の質問はいかがでしたでしょうか?

より詳しい、夢を叶える魔法の質問はこちらの書籍にも書いています
「質問は人生を変える」(きずな出版)
より学びたい方はどうぞ。

Filed Under: ピックアップ記事, 自分探し Tagged With: どのようにすれば, 質問, 夢を叶える

失敗を恐れず、チャレンジする気持ちを育てる2つのヒント

2019年2月7日

「たったひとつの質問で、子どもたちは大きく変わる」
たくさんの小学校や中学校で授業をさせていただく中で強く感じることです。

これは、いい意味でも悪い意味でも。

尋問を投げかけてしまうと、一瞬で子どもたちはやる気を失い、
魔法の質問を投げかけると、一瞬でキラキラと目を輝かせる。

では、子どもたちのやる気を引き出す魔法の質問とは、どんな質問なのか?

ここではその魔法の質問をピックアップしました。
実際に子どもたちに使い、魔法のように効果がでています。

無限の可能性を持っている子どもたち、未来をつくり上げる子どもたち、
そのきっかけをつくるのは今読んでいるあなた。

子どもたちのやる気と能力を引き出す魔法の質問を投げかけてみてくださいね。

今回は「前向き思考がクセになる質問」です。
おもな効果は、いつも新しい見方ができ、視野が広くなります。

1. 前向きの失敗は、失敗ではない

誰だって、物事がうまく運んだときには喜びますが、失敗したらがっかりして落ち込むものです。

テストで思ったよりいい点が取れなかった、友だちとケンカした、
発表のときにミスをしてしまった・・・。
子どもの毎日にも、ガックリくることはいろいろあります。

そんなとき、あなただったら、どんな言葉をかけますか?

「元気出して!」というのは、よくあるパターンですね。でも、「元気を出せ」と言われると、
「今、ぼく(私)は元気がないんだ」ということを改めて認識させてしまうことになり、
ますます元気がなくなって、どんよりしてしまうことがあります。

あなたも、すごく元気な人に「元気出しなよ」と言われて、
ちょっとムッとした、という経験はありませんか?

元気じゃないときに「元気を出せ」と言われるのは、逆効果になってしまうことがあるのです。
こんなときは、

「ここからの学びはなに?」

という質問を、ぜひ投げかけてください。
すると、「今のは失敗体験ではなくて、学びの体験なんだ」というように、
「失敗」→「学び」へと、視点を転換させることができます。

前向きの失敗というのは、じつは失敗ではありません。
今はまだ成功していない状態、つまり「未成功」ととらえることができるのです。

「今回はムリだったかもしれないけど、次の成功につながればいいや」
「この経験を活かして前に進もう、転んでもタダでは起きないぞ」

というように、質問によって、視点を変えていくのです。

長い目で見れば、今起きている出来事は、成功だろうと、失敗に見えようと、
すべてが子どもにとって必要なものと考えることができます。

だとすれば、その出来事からどんな学びがあるんだろう?どんな成長があるんだろう?と
子ども自身に振り返ってもらうことが大切です。

視点を転換すると、あらゆることを「前向きの学びのチャンス」ととらえることができ、
本当に元気が出てきます。

2. 失敗を恐れず、チャレンジする気持ちを育てよう

「ここからの学びはなに?」
と子どもに聞いたとき、

「あ、ここから学べるものがあるんだ」
「今のは失敗じゃないんだ」

と、すぐに気づいてくれるのか、というと、なかなか難しいかもしれません。
この質問に限らず、すべての質問は長期にわたって、何度も繰り返していくことが大切です。

同じようなシーンになったとき、この質問をいつもしていると、
「そういえば、失敗したときにはいつも、成長とか学びって言葉を聞くなぁ」ということがわかってきます。
すると、なんだか安心して失敗できるような気持ちになってくるのではないかと思います。

失敗して怒られてばかりいると、子どもは失敗に対して臆病になります。
「失敗しても得られるものがあるんだ」と思えば、
物事に思い切り取り組み、失敗を恐れずにチャレンジする気持ちをつくり上げることができるのです。

魔法の質問
ここからの学びはなに?

この魔法の質問は子どもだけじゃなく、大人でも、いや、すべての人に効果がありそうですね!

Filed Under: 子育て, ライフスタイル Tagged With: 質問, 失敗, チャレンジ, 前向き, 魔法の質問

良い質問とは?「しつもん」の効果

2019年1月4日

ぼくが人生のバランスがとれるようになった要因はいくつかありますが、
大きな要因の一つに「自分自身に質問をしたから」というのがあると思います。

質問にはさまざまな種類があり、それぞれ効果が違います。
その効果を上手く使えるようになると、人はもっと楽に生きていけるようになります。

ここでは、良い質問とは?「しつもん」の効果について
深めていきたいと思います。

1. 効果のある質問を「しつもん」と呼ぶ

たとえば、日常会話の中で最も多く使われているのが、
自分の知りたいことを聞きだす疑問です。

「今日は何時にでなきゃいけない?」

「準備に必要なものは何?」

「○○はどこにしまったかな?」

こうした疑問は、他人に対しても、自分に対しても、よく使っていると思います。
事実や状態を確認できるので、生活には欠かせない質問でもあります。

また、質問には、心の中にある本当の思いを引き出す質問もあります。
アイデアや解決策、改善策を生み出すことができる質問もあります。

ぼくはそんな効果のある質問を「しつもん」と呼んでいます。

「いつも自分にたくさん質問を使っているけれど、そんな効果を感じたことがない」
という方もいるかもしれません。

その場合は、使っている質問が、自分を責める尋問になっている可能性があります。

尋問の多くは「なぜ?」から始まります。

「なぜ、できなかったのだろう?」

「なぜ、失敗したのだろう?」

過去のマイナス部分にフォーカスするこれらの質問からは、
「だって、忙しかったから」「だって、やり方がよくわからなかったから」
などの言い訳がでてきます。

すると、改善点がでてこないので、前向きに進むことが難しくなります。

2. 良い「しつもん」を自分自身に投げかける

バランスライフを送るには、
本質がより明確になったり、
前に進むアイデアや改善策、解決策を生み出すしつもんを
自分自身に投げかけることが大切です。

先ほどの失敗したケースを、尋問ではなく、
しつもんに置き換えると、次のようになります。

「どのようにしたら、それが達成できたのだろう?」
《過去のプラスできる要素に着目》

「成功させるために、今の自分ができることは何だろう?」
《未来に焦点をあわせる》

同じように失敗しているのに、そう問いかけてみると、
出てくる答えが変わってきます。

こうしたしつもんからは、
「自分が苦手なことを誰かに託す」
「もっとゆとりのあるスケジュールを立てる」など、

改善を前提にした具体的な行動案が出てくるので、
やる気がでたり、ワクワクしたり、未来が見えてきたりします。

3. 理想的な人生のバランスを作る鍵

自分に質問するということは、自分と対話することです。

いかに自分と対話するか?ということが、
理想的な人生のバランスを作る鍵なのかもしれません。

しつもんは、無意識を意識化してくれます。
そして、自分が最も必要としている答えを導き出してくれます。

すると、急に怖くなることもあります。

それは、本心が見えてくると、
今、保っているバランスを崩すことがあるからです。

人は無意識に変化を怖がります。
それが、人の心の特性です。

そんなときは
「今のバランスを崩すのは難しい」「自分には無理」と思うのではなく、
その先にある未来を想像してみてください。

今の状態が続く未来が、あなたの望む未来に続くのならそれでOK。

もし、そうでなかったとしたら、
「自分はどうしたいのだろう?」を考える時期なのかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。

本当に得たい未来のイメージが見えてきたら、
多少怖くても、人は乗り越えることができます。

もちろん、急激に変化を起こす必要はありません。
焦らず、怖がらず、しつもんを使って、
自分がどうしていきたいのかを見つけていきましょう。

Filed Under: 自分探し, ライフスタイル Tagged With: 尋問, 質問, しつもん

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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