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旅

「ホノルル」どうしたら自分の魂とつながれますか?

2019年5月15日


自分探しトラベルでは毎週水曜日に、マツダミヒロとパートナーのWAKANAとのラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」の内容をお伝えしていきます。

ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。


マツダ ミヒロ
「魔法の質問」主宰、質問家、ライフトラベラー、作家
Wakana
Holistic Life Consultant
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅しながら、各国で講演・セミナー活動や執筆を行う。


ラジオでは2人の他にナビゲーターとして武井ひろなさんと共にお送りしています。

Navigator:武井 ひろな
プロポーザー
選ばれる人、興味を持ってもらえる人になるための自己紹介、PR術をお伝えしています。

  

世界各国で自分らしいライフスタイルを行っている
素敵な方々にインタビューをし、
配信するライフトラベラーカフェ。

このバージョンではミヒロさんとWakanaさんが日本に来たときに、
各国で旅してきたときのおみやげ話と
みなさんからの質問に直接答えるカフェトークでお届けいたします。

今回は、何処に行ってきたんですか?

今回はホノルルに行ってきました。ハワイですね!

ホノルル、いいですねー。
何か目的があってですか?

ホノルルにおうちがあるんですよ。

あ、そうなんですか?

そうなんです。

へー、羨ましい〜

ありがたいことですね。

おうちに帰ったってことですか?

なかなかおうちに帰れないんですけど・・・

久しぶりに帰りました。
 
一週間もいれなかったけど、でもなんかホッとするよね!
おうちってすごくホッとするんです。

これだけわたし達、すごく移動して、いろんな場所に泊まるんですけど・・・
たとえば、アメリカとか、他のところにいる時はおうちを思い出さなかったのに、ヨーロッパに夏にいた時、ハワイのおうちがワーッと出てきて、すごくホッとした感覚があったんです。

おうちがあるって、安心感があるよね。

帰る場所があるって、心が温かくなると言うか・・・ホッとしますよね。

そうですね。

住んでいるところから、オーガニック系の大型スーパーが近くて、すごい便利なんですよ。

最近Amazonのグループになった、ホールフーズマーケットです。

あとは、マウイ発祥の素晴らしい、これもまたオーガニックスーパーですけども、ダウントゥーアースもできてね、海も近いし。

へぇー、ホールフーズは何回か行ったことがあるんですけど、ダウントゥーアースはまだ行ったことがないです。

ダウントゥーアースは、どんなところ?

ダウントゥーアースは、地元感を感じられる。

ローカルの人が多いんですか?

ローカルと言うわけではないんだけども、今はもう大人気になったんです。
アメリカのスーパーの中でも、質とか品揃えとか、あとはサービスとか発信していることとか、トータルですごく評価されて、スーパーのランキングでナンバー3くらいに入っているらしいんです。
素材もオーガニックのものを使っていて、とても美味しくて!

そこのハンバーガーが美味しくて!お肉を使ってないんですよ。

ん?ハンバーガーなのにお肉を使っていない???

ビーガンバーガーなので。

マッシュルームとかですか?

いや、大豆とかナッツとか、独自のコンビネーションで入れてるんだけど、ほんっとに美味しくて!!!
それを食べに行きたいっ!もうこれはね、何年も食べ続けているよね。

ダウントゥーアースの中でも、いろんなベジバーガーがあるんだけど、ダウントゥーアースバーガーエイミーズがオススメです。
みなさん、行った時は!

エイミーズのスイスチーズのアボガドオプションで!!!
ベストな組み合わせです。

指定があるんですね、ちゃんと(笑)

そこで、あまり料理することは多くないんですけど、
たまに料理するんですね、
ダウントゥーアースで食材を買って、それもビーガン料理。

そこで買うとそうだね。お肉を売ってないんでね、ベーコンとかもビーガンのベーコンが売ってるんですよ。

お肉売ってないんですか?

売ってないんです!

んん?ビーガンのベーコン???

豆腐でできた、だけど、ベーコンなんです!
味も食感もベーコン。

ベーコンって豆腐からできるんですか?

それがねぇ、できるんですよー。
そのベーコンを使ったチャーハンとか作るんですね。

全然、想像つかないー!
出汁とかでるんですか?味みたいな???

出汁はまた別のもので取るんです。野菜のブイヨンとかで取って。

バターとかも、乳製品を使わないバター、
ビーガンバターなんですよ。

これが美味しいんですよー

不思議!

全然もたれない。でも味はとっても美味しいし、食べることが楽しくなっちゃうね!

ビーガンに対しての見方がすごい変わりました!

そうですよね。ビーガンのチョイスが日本だとなかなかないじゃないですか?
だけど、海外に行くとかなりチョイスがいろいろあってですね、代用できるものがたくさんあるので、楽しいですね。

豆腐が最高です!

みなさん、かなり豆腐を使われているんですよ。

豆腐をベースに使ったタルタルソースとかも作るんですよ。

何の代わりに豆腐を使うんですか?

たまご。
それが美味しいの!!!ビーガンマヨネーズで。

いくらでもそれだけ食べちゃうっていう(笑)
タルタルソースだけ食べちゃうくらい美味しい!

野菜にのせて食べたりとかするんですけど。

タルタルソース食べてると、すごくいけないものを食べてるような感じがしちゃうんです。

そうでしょ?
それが!もう!!タルタルソース自体が、お野菜とかのエネルギーがたっぷり入っているので、元気になっちゃうね、食べてると。

ハワイに行った際には、ぜひぜひ!寄ってほしいスーパーですね。

みなさん、ぜひ、ダウントゥーアースに行ってみてください。

今回も、素敵な旅のお話でしたね。

では、今日のテーマです。
今日のテーマは
「どうしたら自分の魂とつながれますか?」です。

このテーマは、リスナーのみなさんからの質問を元にしています。今回は東京都にお住まいのラジオネームしうしうさんよりいただきました。

しうしうさん。
このテーマの背景って何ですか?

はい、こちらの背景は、

ここ数年、自分の魂=本当の自分を理解し、体感し、それに沿って生きていくことが、豊かに生きるいちばんの方法ではないか?という思いがムクムクとわいてきました。

そこでミヒロさん、わかめちゃんの自分の魂とつながる方法を知りたくなりました。

ということです。

魂とつながる方法・・・

なるほど。

しうしうさんが言う、自分の魂ってどういうことなんですか?

多分、本当の自分みたいなところなんじゃないかなぁ

あ、そうですね。自分の魂=本当の自分を理解し・・・って書いてあった(笑)

本当の自分とつながる方法は、どうすればいいか?ってことだよね。

ミヒは普段、何かありますか?

ぼくは、「本当に?」っていう質問を自分によくするんです。

たとえば、「ホットケーキを食べたい」とする時に、「本当に食べたい?」と聞いて「本当に食べたい。」・・・
何度も「本当に食べたい?」って対話するんですよ。

そうすると、「いや、本当っていうか・・・目が食べたい」とか、「最近食べてなかったから食べたい」とか・・・っていう、本当に食べたいんじゃない理由が出てくるんですよね。

ってことは、「本当に食べたいわけじゃない」じゃないですか?

純粋な食べたいっていう欲求で、食べたいわけじゃないってことですか?

ただの欲求で食べたいだけで、魂がホットケーキをくれって言ってるわけじゃない。

そうか、そうか。なるほど!

なので「じゃあ、我慢しよう」って思う感じ。
だから「本当に?」っていう対話を自分とする。

なるほどね、対話を自分とするか・・・

わたしもずっと「本当の自分とは?」だったり、「自分を生きる」みたいなところに、向き合い続けて生きているわけなんですけど、でも、いくつかの段階があったなと思って・・・
今もプロセスの途中なんですけど。

もちろん対話は欠かさない、
それで、対話の方法で、自分がいちばん自分の声を聞ける方法を探すっていうことが、まず大事かなと思っていて、

ミヒの場合は、質問をする。
「本当に?」っていう質問を自分に投げかける、であると思うんだけど、わたしの場合は、ノートに書きやすいペンを持って向かい合うと、ペンがポポポポって動いていくんですよ。

へぇー!書く派なんですね!

書きながらどんどん・・・自分とお話ができるようになる、っていうのがわたしの方法のひとつで、それはもうずーーっと子どもの頃からやっていること。

それをずっと続けていく時に、すごく大切にしているのが、
ノートを「誰にも見せない」こと。

見せてくれないんですよ。

ミヒロさんにも見せないんですか?

見せない!
これはねぇ、親にも見せたことがないし、誰にも見せたことがないです。
このノートは、ずーーーっと子どもの頃から。

この前ね、こっそり見ようとしたわけ。
そしたら・・・なんだっけ?

「鶴になるよ!」って(笑)
意味分かります???

分かりますよ(笑)
あの機を織ってる鶴・・・(大爆笑)

見られた瞬間に飛び立っていく・・・

「もう、いなくなるよ」って(笑)
最近、変なことをすると「鶴になるよ」って言ってるんですけど。

それだけはやめてください・・・

話が逸れたじゃないの、もう(笑)
鶴の話じゃないの、魂の話。
– – – – –
自分の声が聞こえるようになると、ものすごい納得するような、すごいメッセージがどんどん出てくるんですよ。
気づきが。
そうすると見せたくなるでしょ?それを???

見せたくなっちゃう!

そうすると、他者を意識した瞬間に消えるの、本当の自分が。

コネクトをやめるの。

わ!すごい!

だから、本当に自分と向き合う、魂と向き合う時は、他のどこも見ていない状態で、本当に自分だけを見るっていうコミットメントがすごく大事。

今、すごい一言きましたね・・・
他者を意識しない?

そう。
意識って言った瞬間に、もうね、どっか向いているわけですよ。
それではね、つながれないっていうことに気づいて。

ほんとそうですね。

そう。
そうやってやっていくと、すごく自分との信頼関係が生まれてくるので、そうすると、どんどんどんどん自分の魂の声っていうのが聞こえてきて・・・

というのを、まずはやっていってたんですね、内面的には。
でも、わたし達は人間だから、体もあるじゃないですか?
この体とねぇ・・・うまくつながれなかったんですよ、わたし。

魂だったり、心とかは、どこまでもつながっていっちゃうんだけど、体が付いてこなくて・・・という時期があって、
その時に、体の中にいる自分の魂っていうのも多分いるから・・・
魂っていろんなところにいると思って、頭にもいるし、心にもいるし、お腹のところにもいるし、、、

えー?ひとつじゃないんですか?

そう。体の細胞とか、いろんな・・・内臓とかにもいると思ってて。
今度は、体の魂と対話をするようにしてきた時に、
あの・・・
頭でいいと思ってたものが、体は本当はイヤって言ってるような声が聞こえてくるわけですよ。

みんなは「これ、体に良いから食べた方がいいよね」って言ってることで、わたしの頭もそう理解しているんだけど、それを食べようとしたり、食べたりすると、気持ち悪くなるみたいなことがあるんですよ。

あ!それ、すごい分かります。あります!

分かります???
それはね!自分の魂の声を聞いてないんです!!!

ふたりで大笑い。

それをずっとやっていくと、本当に自分が求めているものが、自然と目の前に出てくるっていう流れになっていくんですよ。

何ですかそれ?すごい!

2日前、玄米の不思議な話っていうのがあって。
あるところでね!

ある市場で、野菜カレーを頼んだんですよ。
野菜カレーとココナッツカレーを頼んで、ぼくは玄米よりも白米が食べたいなと思ったので、「2つとも白米でお願いします。どうかひとつお願いします」って言ったんですよ。

頼むときにね。

それで、白米のカレーがくる!と思って、待っていたんですね。

ただその時に、わたしが同時に感じていたこととしては・・・
わたしも白米派なんですよ、100%。玄米があまり得意じゃないんですね。

なんだけど、体が「玄米」って言ったんですよ。
でもミヒが今、白米食べたいみたいだし、わたしも白米好きだし、「まいっか」と思って、その時は言葉に出さずに、何も言わなかったの。

でも、座って待っている時も、「やっぱり玄米にすればよかった、体は玄米って言ってる!」と思ったんだけど、でももう白米って頼んだから、流れのままにいこうと思っていたら、なんと!わたしの野菜カレーが玄米できたんですよ。

あんなにミヒが「両方白米でお願いします!」って言ったのに。

もうこれはクレームでしょ!と思って、クレーム言おうと思ったんだけど、Wakanaは「いや、玄米オーダーしたんだよ」って(笑)

わたしの体は玄米を欲してるから、要は「それは食べなさい」っていうことで、そういう流れになっていくんですよ。

現実がそういう風になっていくということが、
自分との対話であったり、声を聞いてそれを実行してみたりとか、それが失敗したとしても、でも対話をやめないでいる、という風にやっていくと・・・
なんかね、そうなっていく・・・

すごいシステムだねぇ

ほんとですねぇ
なんかやっぱり、自分との対話が必要なんですね。
どっちにしても。

アウトプットの仕方が、ミヒロさんの場合は質問で、Wakanaさんの場合は書くっていうこと。

人それぞれスタイルを見つけていく、ということが、いいのかもしれないですね

ということで、
今回の魔法の質問は

「魂は今、何と言っていますか?」

なかなかいい質問ですね。

鶴なんで(笑)

3人大笑い!

では、ひろなさんの答えはどうですか?

わたしの魂は今、「わたしの話を聞いてくれ!」って言ってる気がします。

力強かったね!

魂の声だった!今!!!

先程のWakanaさんの、他者を意識したときに・・・というのが、すごくストンと落ちてきて、自分ひとりでいる時も常に「人はどう行動するか」とか「わたしの言葉でどう考えるか」ということを意識してたなとハッとして、自分のためだけの時間を、本当の意味でつくってこなかったかもしれないと思いました。

Wakanaさんはいかがですか?

流れに任せなさい、って感じかな。

何の流れ?

人生のフローですね。
力むことなく、意図しすぎることなく、コントロールすることなく、です。

ミヒは?

喉が渇きました。

喉が渇いた時点で遅いんだよ。
体はもっと別なサインを本当は出してたんだよ。

体のサインは出してるんだけど、聞こうとしなかった。
だから魂が「喉が渇いたよ」って言う・・・

それじゃ豊かになれないね!

ワハハな大笑い!

「体の声を聞きなさい」っていうことだと思います。

そうだね!

なので、体とも対話したいなと思ってます。

みなさんも「自分の魂は何と言っているのか?」という質問を、ぜひ自分に聞いてほしいと思います。


ライフトラベラーズカフェは、世界各国から不定期でお届けするプレミアムトラベル版と、今回のように日本に来たときに毎週お届けするカフェトーク版があります。
次回の放送もお聞き逃しのないように、
ポッドキャストの購読ボタンを押してくださいね!

そして、
みなさんからのご質問もお待ちしております。

こちらをクリックしていただければ送れます。

質問はこちら


それではよい水曜日を。

ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。

Filed Under: 自分探し, ライフスタイル, 旅 Tagged With: 質問, 本当の自分, ホノルル, 魂の声, ビーガン, ノートに書く

人間関係も、仕事もうまくいく秘訣とは?

2019年5月9日

理・美容は、なりたい姿を具現化し、その人のライフスタイルを豊かにする。

さまざまな葛藤を繰り返しながらも、目の前のこと、お客様に集中し、その経験が人生の流れを導いていく。常に技と自分を磨くことを追求し、転機や成長も見つめ、その波に自然に乗りながら、周りの人も美しく輝かせていく理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人の都竹正義さんにインタビュー!

髪の美しさと、人生の豊かさを見出す秘訣をご紹介します。


都竹 正義 (オオサカカット)
理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人/大阪

髪を通して、お客様自身が「本当にどの様になりたいのか?」「本当はどの様に見られたいか?」を見つけ出し、「カタチ」にしています。

ご縁のある方々が、どんどん幸せになる髪を、心を込めてつくっています。

  

インタビューの後半では、理・美容師さんとは、技術だけじゃなく、カウンセリング技も磨き続け、なりたい姿を瞬時にイメージして具現化する、経営も同じように発展させていったお話を伺いました。

▼前半はこちら
髪はお守りになる。都竹正義さんインタビュー

1. 髪を切りに来たけど、髪は切らずに帰って行く?

このインタビューは、
都竹さんがミヒロさんの髪をカットしながら質問されて、答えています。

 

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):何でみんな、髪を切りに来るんですかね?

都竹 正義(以下、つづく):そうなんですよ・・・
一応、基本接客も頑張ったし、気遣いもしているつもりだし・・・

先日も「美容室でそんなんアカンで」って怒られもしたんです。
すごくいい接客だとか、すごく男前だとか言われたこともないし、妻には「ちゃんとモテてんのか?」って言われてますけども・・・

うーん、分かんないです、本当に。

ミヒロ:ぼくが来たのは、8年前、9年前でしたかね?

つづく:9年くらい前です。

ミヒロ:その時ぼくは、山形から大阪に通ってたんですよね。
前にちょっとお聞きしたのは、「その後に、遠くからどんどん来てくれる人が急に増えてきた」っていう話でしたよね。

つづく:あぁ、そうかもしれないです。

ミヒロ:実際、遠くから切りに来て下さってますよね?

つづく:今日も東京の人が1人いましたね。

ミヒロ:へぇー、それは何で???

つづく:ぼくだったら、「わざわざ感?」と思うんですが・・・(笑)
わざわざ行く感じとか、楽しくないですか? そういうことじゃないですかね?

ミヒロ:いや、それも楽しいけれど・・・
ぼくは、ぼくなりの答えがあるんですけど、他の人から聞いたことはあります?「何で遠くから来るんですか?」って。

つづく:うーん・・・カタチ???
フォルムの話で言うと、安定感なんですよ。崩れないというか。
あと、伸びてもおかしくならないとか、もちろん似合っているとか・・・
精神的なもので言うと、元気になるとか、「次、頑張ろう!」ってリセットになるとか・・・

そこの部分って大きいような気がします。
究極、お話して カウンセリングの状態で、「もう、いいわ。切らんくて」と言う人もいます。

ミヒロ:え?そうなんですか???
髪を切りに来たけど、髪は切らずに帰って行く?

つづく:あれは気持ちいいです。「あー、もうスッキリした!」って言う。
ただ、吐き出すだけ、吐き出したい人もいるんです。
それは、日常の悩みではなくて、フォルム・カタチの方で悩んでいる人です。

ミヒロ:カタチで悩んでいるって、何のカタチですか?

つづく:たとえば、襟足がハネるとか、ここが膨れるとか、自分の髪の悩みがあるんです。

ミヒロ:それを話して、安心するんですか?

つづく:そう。それだけで「スッキリした!もういいわー」っていうのは何回かあって、あれは気持ちいいです。

ミヒロ:えー!不思議・・・
髪型が気になって、フォルムが気になるんだけど、話したらもう解決するんだ?

つづく:あります、あります。
一生懸命やっているスタイリストは、その経験はあると思います。

ミヒロ:そうなんですねー

つづく:「え?」ってなりますが、「きたね」ともなります。
話をたくさん聞くんですね。
時間制限がありますから、こちらも解決策を伝えます。聞き続けますね。

ミヒロ:実際、1人のお客さんの話を聞ける時間って、何分くらいなんですか?

つづく:20分・・・25分・・・でも、前のお店の時は15分。

ミヒロ:ということは、15分で できていたってことですよね?

つづく:できます、できます。
話を聞くだけだったら、5分とかで深いところまで入っていける気がします。
けど、それはぼくの時間軸なのと、お客様が言った一言で判断しただけなので、本当かどうかは分からないです。

という風に、ぼくの脳が自信がないんですよね。

ミヒロ:自分に?

つづく:そうです。これが自分の能力なので、完全だとは言えず、不安だからめっちゃ聞くんです。
分かんなくないですか?人のことって???

ミヒロ:分かんないです。

つづく:ですよね。
人間関係ってすぐに崩れるし、それも知っているし、勝手な思い込みもすごくある・・・
だからたくさん喋ろうと思ってますが、時間に限りもあるから、要点だとか、いちばん悩んでいるところを引き出そうとか、5分・・・長くても10分も喋ってないと思います。

早く切りたい!ってなっちゃうから、そんなに待てないです。

ミヒロ:話を聞いてから切るんですか?聞きながら切るんですか?

つづく:フレームラインというか、全体の概要を聞いてるんだと思います。
たとえば、すごく悩んでいる人なら、一部に特化して聞くんだと思います。切りながら、ここだけじゃないし、切っている間のインスピレーションは全然違うので、その時々に確認しながら進めていく作業は多いような気がしました、こうして喋っていると。

ミヒロ:聞くコツがあるんですね?きっと。
カウンセラーの人より、ありそうな気がします。

つづく:デザインをつくることに関しての聞くコツは・・・確かにあります。

ミヒロ:髪のデザイン?

つづく:はい。髪のデザインと、その人が納得するフォルムは大事なところだと思いますね。

ミヒロ:なるほどねー

つづく:正直こちらが、変な頭だと思っていても、その人が豊かだったらいいでしょ?
でも、「こういう風に見えますよ」というのは絶対伝えますね。恥ずかしがられたくないから、ぼくが切るんで。

でも、その人の好みってすごくあるから、ぼくらから見たら変だなって思っても、その人が納得するかどうか、というところがすごく大事なんです。そこにはものすごく集中していると思います。

ミヒロ:その人が何が欲しいのかを、一生懸命聞いている感じなんですね?

つづく:おぉぉぉぉ!絶対そうだと思います。
そこは崇高な目的ではなくて、出発は先程言ったように自信がなくて、嫌われたくないし、好かれたいし、あと喜ばせたい・・・というか、驚かせたいですね。

そして、自分が成長したいっていう、その要素で全部廻っている気がします。

2. その人が何が欲しいのかを知れれば、何でもうまくいく?

ミヒロ:その人が何が欲しいのかを知れれば、何でもうまくいきますね。
人間関係も、仕事も。

つづく:と、あと多分、自分らしくいる、だと思うんです。

ミヒロ:自分が、自分らしくいる。

つづく:自分が豊かじゃないと、間違いなくいいカタチはつくれないし、それはお客様もそうだと思うんですよね。相手のことをよく理解するということは、その人がまた違う人のことを理解すること、それがどう生きていくかにつながり、納得できる・・・すごく大事ですよね。

ミヒロ:都竹さんが自分らしくいるために、意識していることは何ですか?

つづく:去年、気づいたんですけど・・・直感。

ミヒロ:直感?というと???

つづく:0.何秒で決めたこととか、すごく大事なことだと思うんです。
「あ、こう!」と思ったら当たります。

ミヒロ:直感に従うことが自分らしくいること、ということですか?

つづく:そうです。
あとは、自分らしくいるのは、前のお店との対比がいちばん分かりやすいと思いますけど、自分のアイデアに時間を相当使うことが、自分らしくいられることだとすごく思いますね。

ミヒロ:アイデアに時間を使うってことは、具体的にどんなことを指すんですか?

つづく:髪の毛に全部必要だなって思って、具体的な商品(つづくバーム/下の写真)をつくるとか、サービス、デザインもそうですよね。デザインなんてまさに商品ですもんね。

ミヒロ:それは考える時間をつくっているのか、それとも何かをしながら考えているのか、どうなんですか?

つづく:何かをしながら考える方が、ぼくには合っていると思います。
カタチもそうですけど、概要だけを決めて、あとは走りながら考えていく方が自分らしいですね。それは明確です。

その時、その時で動くのが自分らしいですが、それで迷ったこともあるんです。

世の中や周りを見ていたら、しっかりと計画をつくらないとダメだと感じることもあったし、会社でもそれは言われたし、損益分岐点とか、1年の計画とか、みんなは かなり書くんですよね。でも、ぼくは それがまったくうまくいかなかったんですね。

ミヒロ:そうですよね(笑)ぼくもうまくいかないです。
それが正しいっていうことが、ぼくは理解できないんですよ・・・

つづく:もうひとつ言うと、恩義を尽くすこととか、自分が育って、人を育てたら自分がパワーアップするっていう、それらもぼくにとっては、よく分からない理論なんです。一応その要素はあると思っているんですけど、それも今はちょっと理解し難いです。

ミヒロ:育てたら、パワーアップする?

つづく:人を育てることが、自分の成長だっていう話ですね。
これは投げちゃダメなことかもしれないんですけど、あの話は誰がつくったんだろう?と・・・
あれのせいでどれだけ・・・ぼくは苦しんだか・・・

美しさとか、それに合う人はいると思うんですけど、そこにエネルギーをどれだけ使ったことかと・・・

その時、その時に最善を尽くしているじゃないですか・・・ぼくはそれが大事かな、と。

ミヒロ:なるほどね。

つづく:いつもは、ぼくの方がものすごく(ミヒロさんに)聞いているじゃないですか?聞かれるとすごくあったかくなりますね、体は。

ミヒロ:ちなみに今はどんな気持ちですか?感覚でもいいですよ。

つづく:この状態で切ったもの(髪)って、どんなカタチになるのかな・・・

ミヒロ:出来上がりが楽しみです。

つづく:そうですね。

3. なりたい自分になるには?

ミヒロ:カタチとは、何を思ってカタチとするんですか?

つづく:点と線だと思うんです。
その相性みたいな・・・なんかそんな感覚です。

ミヒロ:点と線って言うのは、髪の毛で言うと どういうことですか?

つづく:たとえば、線で切らずに、点で切っていくんですよ(実際に切ってミヒロさんには見せている)

ミヒロ:点がつながって線になる・・・

つづく:それでこの線が、今度はこっちの線と合体して、どういう風に見えるか、とか・・・が、カタチ。

ミヒロ:その完成形は、どの時点で見えているんですか?

つづく:一応、最初の時点でほぼ・・・

ミヒロ:その点と線をつないだ完成形がイメージできて、あとはその通り、手が動いてくる?

つづく:そうなんですけど、対応していると、また変わってくるという感じです。

ミヒロ:なるほど、なるほどー。点が変わってくるわけですか?

つづく:そうです、そうです。そういうことが面白いんです。

ミヒロ:面白いなぁ・・・

つづく:横を見たら、アウトラインが後ろに下がっていたりするとエレガントさを出し、自然にするとカジュアル感になり、前にいくとモードだったり・・・

ぼくの今日のコンセプトでいくと、ちょっとセクシーにという流れと、崩れる流れがあって、そのバランスを含めて考えているので・・・そう言われると、点と線ばかり見ているかもしれないですね。

あとは、頬骨とか、顎のライン、目のラインとか、それも全部関係してくるし、
先程言ったように、どこで生活をしているかとか、湿度がどうなってくるのか、なども考えますし、たとえば、主婦の方だったら、髪を括った時にどうしようかな、とか、そういうことも全部、イメージの中でつくっています。

ミヒロ:その人の生活シーンもイメージできてないと、つくれないということ?

つづく:それ、大きいです。そしてその中で、段々未来の話になったりします。
生活と生活のつながりの延長線上に未来があるので、そこも結構 喋ったりします。その後押しもできるようになったら嬉しいですね。

それで、若いうちに写真を撮っておいて、こんな影響力のある人とつながってるよ、みたいな(笑)ミヒロさんとも、早くから写真を撮っておけば良かったです(笑)

ミヒロ:カットもそろそろ終わりなので、最後のシメとして・・・
都竹さんにとって、カットするということは、どういうことですか?

つづく:自己実現。
今 ぼく、頭が働いてないんで、突然思ったのはそれです。

ミヒロ:自己実現ってどういうことなんだろう?

つづく:自分の思ったものをカタチにしていきたいっていう気持ちが、多分、すごく強くて、この美容業界に入ったんです。・・・散髪屋さんの時も切ってたんですけど、自分のつくっているものが、なんか納得できなくて・・・

納得したいために、もう一度心斎橋(以前の職場)で働いたんですよ、最初は。
今は(納得感を)コントロールできるようになったので、カタチをつくることが自分自身もだったり、お客様が良くなっていくこととして、すごく集中できています。

そしてそれをもう少し広げたいって思います。

ミヒロ:自己実現というのは、お客様にとっても自己実現であるということですね。
なるほど!自己実現しにカットしに来てるんですね、みんな遠くから。

つづく:それを言われると恥ずかしいですねぇ・・・(笑)

ミヒロ:でも、なりたい自分になれるワケじゃないですか?

つづく:それです、それです!その方がいいです!それです!!!

ミヒロ:ということで、なりたい自分になりましょう〜!

つづく:ありがとうございます。


▼インタビューは前半はこちら
髪はお守りになる。都竹正義さんインタビュー


理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人
都竹 正義さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

   

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル, 旅 Tagged With: オオサカカット, インタビュー, 直感, 理美容師, 大阪, 髪, 自分らしく, なりたい自分

髪はお守りになる。都竹正義さんインタビュー

2019年5月6日

理・美容は、なりたい姿を具現化し、その人のライフスタイルを豊かにする。

さまざまな葛藤を繰り返しながらも、目の前のこと、お客様に集中し、その経験が人生の流れを導いていく。常に技と自分を磨くことを追求し、転機や成長も見つめ、その波に自然に乗りながら、周りの人も美しく輝かせていく理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人の都竹正義さんにインタビュー!

髪の美しさと、人生の豊かさを見出す秘訣をご紹介します。


都竹 正義 (オオサカカット)
理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人/大阪

髪を通して、お客様自身が「本当にどの様になりたいのか?」「本当はどの様に見られたいか?」を見つけ出し、「カタチ」にしています。

ご縁のある方々が、どんどん幸せになる髪を、心を込めてつくっています。

    

1. 知らないことだらけ。それを知ることがすごく面白い!

このインタビューは、
都竹さんがミヒロさんの髪をカットしながら質問されて、答えています。

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):いろいろ聞いていいですか?

都竹 正義(以下、つづく):いつもはそれ・・・よく考えたら、ぼくがやっている作業ですよね(笑)
お客様に聞き続けるっていうことは。

ふたりで笑う

ミヒロ:普段は、いろんなお客様にもいろいろとお話を聞くんですか?

つづく:元々は喋ることが苦手というか、そもそも喋るという意味が分からなかったんです。
(カットが)上手かったらいいや、カッコよかったらいいやと思っていたんですけど、カタチをつくるには、その人に聞かないと分からないな、となり、そこから喋るようになったんです。

家でも喋らないタイプなので、最初は妻にも「何を話しているのか分からない」と言われていましたし、美容家としても心配されてたんですよね。

自分より喋らない先輩にも「もっと喋って」と言われて、「先輩の方が喋ってないし!」と思っていましたし、仕事で喋ることがイヤだったんですけど、いい(髪の)カタチをつくるには、どういう状態なのか聞かなきゃいけないと気づいてからは、喋るようになった気がします。

ミヒロ:それは、どんなことを聞いてるんですか?

つづく:ミヒロさんの場合は、まず、次はどこの国にに行く?これから次に来るまでの期間はどんな過ごし方をするの?ということを聞いてますよね。
ミヒロさんは、よく海に入るじゃないですか、人前にも立つじゃないですか、あと、どのタイミングで、どう人前に立つとか・・・

以前、髪質がびよ〜んと変になったこともあったじゃないですか(笑)、あれは湿度や硬水の硬度ということだと知らなかったから、そんなことも聞くことで、カタチをつくるイメージがわきやすくなりますね。

ミヒロ:たとえば、OLさんが来た時は、「どこに行きますか?」って聞けないですよね?聞くんですか?

つづく:聞くことは、些細なことでいいんです。
ある方は10日に1回くらい来てるんですよね。それでその方は、サザンが大好きで、全国いろんな場所にサザンを追いかけてるんです。そんなことも聞いてます。

ミヒロ:ということは、その人の趣味とか嗜好とかを聞いていくってことですか?

つづく:そうですね。
相手のことは、知らないことだらけじゃないですか?それを知ることがすごく面白いですね!

今日、髪を切ったお客さんは、工場の機械をつくっている方でした。チキン(鶏肉)を分解する機械ってあるらしくて、骨だけを売るっていう機械をつくっているそうなんです。

今度、その仕事でブラジルに行くというお話を聞いて、南米だな、と思ったり、「何週間行くんですか?」と聞いたら、「2週間」と言っていたので、こうなったらいいかなとイメージしながらつくりますね。

不思議だと感じる仕事とか、そんなところに仕事があるんだ!ということに、単純に興味もあります!

ミヒロ:今のおふたりの例だと、現状のことを聞いている気がするんですね。
現状か直近かですよね。その人が半年後、一年後、もっと先にどうなりたい、とか、そういうことも聞くことはあるんですか?

つづく:恋愛とか、お金とか、みんなが欲しがっている要素ってあるじゃないですか、あとはパートナーシップ、人間関係とか、コミュニケーション、そういうことも、未来のことも聞きますね。

自信やテンションが上がる状態に触れて、そこからもっと幸せな状態にしてあげたいなっていうのはあります。

2. 髪がお守りになる?

つづく:京都に鈴虫寺っていうお寺がありまして、そこは階段を登って行くと、お坊さんが説法(鈴虫説法)をしてくれる大人気のお寺なんです。
鈴虫寺というだけありまして、一年中鈴虫がものすごく鳴いている違和感のある空間があって、そこでお坊さんの説法を聞いた後にお茶菓子をいただきます。

そこで、お地蔵さんは願いを叶えるために草履を履いていると伝えられます。
その草履を履いたお地蔵さんに向かって(京都方面に向かって)、自分の名前と願いを言うと叶うという有名なお話です。そのときに御札を渡されるんですけど(買うのですが)、その御札(=お守り)に願ったら叶うんですって・・・

そんなお守りの気持ちを髪に使っている感じですかね。

ミヒロ:髪がお守りになるんですか?

つづく:そうそう!そうです!
人は違和感を感じるじゃないですか?そのワケのわからない違和感を、ここに来て喋ってもらい、あの時こんな風に言ってくれていたな、とか、未来ってこうだったな、ということをぼくは思いながら髪を整え・・・

要は、未来をここで、手に触れる状態にしてあげたら、「なんかイケてるやん!」とその方はなり、上手くいくような気がする!という実験を数年前からしていて、その意図もその方に伝わっていると感じています。

ミヒロ:その実験をしようと思ったきっかけは何ですか?

つづく:昔はうまくいっていなかった人たちが、今はどんどん世界に出て、どんどん良くなっていったんですね。
「何でか知らないけど、何でやろ?」と思うようになって。

おかげさまでブワーッと入ってくるこの予約状況も、そんな上手くいった人達ばかりなんですよ。そうなった時に、流れとか方向性があるんじゃないか?という気がしたんです。

それでぼくは、全部、核(カタチをつくる)の部分を分解していきました。
たとえば、骨格もそうだし、顔のパーツ、髪質だったりとか、それらも。

その次に何の実験をしようかな?と考えたときに、どういう流れを自分は構成しているのか?それをやっていこうと思ったんです。

ミヒロ:流れというのは何を指すんですか?

つづく:さっきの「お守り」づくりですね。
守ってあげるような・・・方向性を付ける、後押しする、未来を喋って、その未来に触れちゃうという・・・体感型ヘアーです!

ミヒロ:なるほど!
その人の未来と対話して、未来の姿が見えてきて、その未来の姿に近い髪型にして、それがお守りになるということですね。

つづく:おぉー、すごい!まとめますねー!(笑)

ミヒロ:お守りだったんですね。

つづく:いや、でもそれは、この4年くらいです。
格好良く言おうとしたら、という話で、意味付けが好きなんだと思います。

ミヒロ:ちなみに、お守り的だと認識しているお客様は何%くらいいるんですか?
ぼくは認識してますけど。

つづく:うーーーーー(考える様子)ーーーーー
1%もいないんじゃないですか。

ミヒロ:え?そうですか???

つづく:いや、分かんないですけど、そんな会話はしたことがないです。でも、ポロポロ今出てるってことは、意識はあるはずなんですよね。

ミヒロ:では、質問を変えて
何でみんな、ここに髪を切りに来るんですか?

つづく:それは家でも妻とずっと喋っているんですけど・・・
それを探しているような気がします。分かんないですねぇ、本当に。

質問の答えになっていないですけど、分かんないから自分でシステム化できるようにしたいっていうことが次の野望ですね。

だからいっぱい実験しているんだと思います。
手順とか、こういう風にまとめたらとか、こういう風に喋ったらとか、試行錯誤している感じです。

ミヒロ:髪をお守りにし始めた頃がひとつのラインだとしたときに、その前とその後で、どんな変化があったんですか?

つづく:正直に言うと、自分が気持ち良いだけで 何の変化もないです。
ずっとやっていたことだったので、そんなに大きな変化はないけれど、自分が納得した、という変化だけくらいかな。

ミヒロ:お客様の数や売り上げに変化はありましたか?

つづく:いちばん変わったのは、クルーズ船に行こうぜ!と移動した時です。その時がいちばん変わってますね。
体感によると、動いた時とか、場所を変えたとか、環境を変えるのがいちばん大きいかな・・・ぼくの変化は。

3. 分からないことでも心はときめいた、心は知っていた?

ミヒロ:その話の解説をすると、地中海クルーズに一緒に行って、船の上で髪を切ってもらったんですよね。それはもちろん初めてですよね?

つづく:それは初めてですね!初めてだし、そういうよく分からないことでも、心はときめいたし!!!

ミヒロ:それをやりましょうよって聞いたときは、どんな感覚だったんですか?

つづく:単純に楽しそうっていう点と、あの当時は、ぼくがいつもミヒロさんに質問をしていて、現状からの更なる成長、脱出じゃないですけど、それが何かって言うのをすごく考えていたから、「これだ!」っていうスイッチしか入らなかった。

そうすると、それに対する逆算ができる。もちろん、仕事のやり方も変えなきゃいけない。

それまでも葛藤がすごくたくさんありました。
会社への恩義もあったりとか、家族がすごく大事だったり、自分も大事だったりするのだけれど、それはそれで葛藤があったから、起爆剤というか、やろうと思えたのはあのタイミングだったので、いちばん変わりましたね・・・

その前に時間軸で言うと、理容、散髪屋さん・・・顔を剃ったりとか、
散髪屋さんから美容師に、女性を扱う方に転職した時もガラっと変わったんです。

スタイリストから店長職になって、店舗を移動した時も変わりました。
移動することは、ぼくにとっては転機ですね。

お客さんの売り上げとか客数とかは、正直、困ったことがなくて、ずっと増え続けているし、ほとんど集客したことはないんですよ。

ミヒロ:へぇーすごい!

つづく:それは逆に言うと、今、この目の前に座っている人に集中できるから。ぼくは、すごくラッキーだと思うんですよ。家に帰って、集客のことを考えなくてもいいし、次はどんな展開にしようか?とか全然考えなくてよかったから。

目の前の人をどれだけ良くしていくか?に集中したので、それらをまとめてきたというのが、今の実験になっていると思うんですよね。実験と言うと語弊がありますが。

ミヒロ:ひとつの恐れがあるとしたら、前のお店を辞められて、自分でこのお店をつくるときに、どのくらいのお客さんが来るんだろう?っていうのがあるのかな?と思ったんですけど、それはあったんですか?
それは余裕だぜ!みたいな感じだったんですか?

つづく:それはもちろん、人並みにはあったし、すべったらどうしよう、とか
借金も抱えますし・・・
でも、ここ心で、、、なんか、、、

ミヒロ:大丈夫みたいな?

つづく:そう思いません?
いろいろやってて、イケる!って・・・

ミヒロ:ぼくは、気になるか、気にならないかっていうだけです。

つづく:そうそうそう、全般大丈夫なんですよ、大体。
大丈夫なんですけど、ものすごく気になりました。

ミヒロ:気になりました?

つづく:気になりました、やっぱり。
や、、、でも・・・嘘かな。

ふたり笑う


▼インタビューは後半はこちら(5月9日更新予定です)
人間関係も、仕事もうまくいく秘訣とは?


理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人
都竹 正義さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

   

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル, 旅 Tagged With: インタビュー, 地中海クルーズ, 理美容師, 大阪, 美容, 髪, お守り, 転機, 美しさ, オオサカカット

「ロードス島・サントリーニ島」自分の成功とは?

2019年5月1日


自分探しトラベルでは毎週水曜日に、マツダミヒロとパートナーのWAKANAとのラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」の内容をお伝えしていきます。

ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。


マツダ ミヒロ
「魔法の質問」主宰、質問家、ライフトラベラー、作家
Wakana
Holistic Life Consultant
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅しながら、各国で講演・セミナー活動や執筆を行う。


ラジオでは2人の他にナビゲーターとして武井ひろなさんと共にお送りしています。

Navigator:武井 ひろな
プロポーザー
選ばれる人、興味を持ってもらえる人になるための自己紹介、PR術をお伝えしています。

  

世界各国で自分らしいライフスタイルを行っている
素敵な方々にインタビューをし、
配信するライフトラベラーカフェ。

このバージョンではミヒロさんとWakanaさんが日本に来たときに、
各国で旅してきたときのおみやげ話と
みなさんからの質問に直接答えるカフェトークです。

今回は、どちらに行かれてたんですか?

今回はロードス島です。

どこにあるんですか?

ギリシャですね。
あまり聞いたこと・・・ないよね?

うん、わたし達は2回目でした。

また日本人がいないような?

お客さんとしては全然いないよね

お客さんとしてはいないねー

どうやって行ったんですか?

クルーズでいろんな島を回るという旅をしたんですけど
そのうちのひとつの寄港地です。

大好きな寄港地のひとつでもあります。

日本人のお客さんとは全然会わないんですけど、
日本好きのギリシャ人の人たちには たくさん会う。

ギリシャ人って日本が好きなんですか?

知らない方は、知らないかもしれないけれど、
わたし達が行ったところでは・・・

まず、ランチでレストランに入ったんです。
初めて入る大きめのレストランで、そこはファミリー経営だったんです。親戚もみんな働いてるんだっていう・・・

その時はおじさんが対応してくれたんですけど、
息子さんの奥様が日本人らしくて、
「自分の親戚に日本人がいるんだ」っていうことを言っていて、「だから君たち日本人は、わたしのファミリーだから、ファミリーとして、ゲストとして扱わせてほしい」って言われたの!

普通の観光客のレストランで!!!

頼んでいないものが、どんどん、どんどん出てくる。
プレゼントでね。

だから、わたし達もそこですごく安心しました。
結構大勢で行ったから、
「たくさん頼もう!せっかくだから」と頼んだんだけど
「プレゼントだから」って、その他にもどんどん出てきて!

すごい!気持ちがこもった料理ですね。

うん、あったかい。
その気持が嬉しかったです!!!

あと、去年に引き続き2回目に行ったコールドプレスジュース屋さんがあって、そこのマスターが、いつもニコニコしてわたし達を見てるの。

去年も同じことを言われたんだけど「君たちの国の言葉の音が大好きだ」って言うわけ。マスターはアニメが好きで、アニメで読んでいた言葉が、そのまま聞こえるっていうことがすごくHAPPYなんだって。

ニコニコして見てるの!
そんなこともあったね!!!

日本が好きな方、多いよね!

多い!本当に多い〜

ギリシャって言うと、日本とどれだけ関わりがあるのかな?って印象ですけど・・・ヨーグルト?ですかね??
最近、ギリシャヨーグルトが流行ってますけれど・・・

ぼくはよく分からないんだけど、今、ギリシャコスメっていうのがすごい人気なんだよね?

ギリシャコスメ?へぇーーー

ギリシャってオリーブが採れたりとか、ヤギのミルクとか、
ボルケーノって火山の島がたくさんあるので、火山を使った石鹸とか、そういったオーガニックのものがたくさんあって、その中のギリシャのコスメのブランドがあるんですね、それがヨーロッパ全土でも、日本でも入っているくらいに有名なコスメになっていて・・・
それとかも使ってるよね!

そういう(日本との)つながりがあるかもしれない。

ギリシャ行ったことないんで・・・
白いところが、、、

あ、それはサントリーニ島ね!

でもね!ギリシャは、街や島によって全然違う!!!

ロードス島は、またまったく雰囲気が違うんですか?

全然違う!

街並みってどんな雰囲気なんですか?

旧市街は石畳で、遺跡とかも所々にありながらも
お店がつながっているところなんだけど、
白というよりは茶色っぽい感じの、
明るめの煉瓦色みたいな色合いの街並みで、
海は相変わらずすごくキレイ、ギリシャの海は美しくて素晴らしい。
そして、死ぬほど暑い。

そうなんですねー

今回は行ってないんだけど、去年サントリーニ島の白い建物と青い屋根のところに行って、そこも暑くて、人もたくさんだったね。

世界中から集まってくるから。

やっぱり景色を見たいですよねぇ

サントリーニ島にいちばんいるのが、インスタグラマー。
世界中のインスタグラマーが集まってきて、写真を撮ってる。
正確に言うと、彼氏に自分の写真を撮らせてる(笑)

そう。
インスタグラマーの彼、インスタグラマーのパートナーの人が、カメラマンなの。
食事しながら見ていたら、3回くらい着替えてたよ。

え?

暑い中、2時間とか3時間とかポーズ取りながら撮ってる、
そんな人たちがいっぱいいて、結構有名な人たちもいたよね。

それこそ「いいね」が何万もつくような人たちが、いっぱい写真を撮ってる。

それも仕事なんだけど、ある意味 大変な仕事だよね。

彼氏のほうが大変だと思うけど・・・

彼氏は大変!!!

3人笑う

彼は好きでやってるんですかね?

どうなんでしょうねー

3人、大笑い

今回も、素敵な旅のお話でした。

では、今日のテーマにいきたいと思います。
今日のテーマは
「自分の成功とは?」です。

このテーマの背景はなんですか?

このテーマの背景はですね・・・

実は、せんえつですが、わたしの質問なんです。
わたし、ひとりで仕事をしていて、何か目標とか目的を持って仕事をした方が、より身が入るし、楽しく仕事ができるんじゃないか?と思っていて。

ただ、世の中で言う成功って、たとえば、すごくお金を持つことだったりとか、良いホテルに泊まることだったりとか、美味しいものを毎日食べることだったり・・・というような印象がすごく強くて。
確かにそういうことも憧れるんですけど、わたしの成功の理想ってどこにあるんだろうなっていうことに、ふと気づいたというか、思い返してみたんですね。

ただ、成功っていうものを、どうやって定めていいのだろう?と思っていて、その定め方を聞いてみたいんです。

それはですねぇ・・・
Wakanaさん、どうぞ!!!

3人、大笑い

もぅ、何でも振らないでください(笑)

振るのが仕事だから(笑)

振るのが・・・じゃない(笑)
答えて!

成功の定義の定め方だって。

そもそもミヒ(ミヒロさん)にとって、
成功とは何ですか?

聞きたいです〜

それは最後の魔法の質問でしようと思ったんだけどなー

いいじゃん!

ぼくにとって成功とは?
自分が後悔ない選択をしてること。
が、成功してるって感じだな。

うんうん。

たとえば、今日のランチを食べるっていう時に
本当はパスタが食べたかった、けれど、頼みそこねた、
これはもう成功していないんですよ。

たとえば、ぼくは今、サラダが食べたくて、サラダを欲してた。そしてサラダを食べた!
これはもう成功なんですよ!

この違いは何かと言うと、後悔してるか、してないか、の違いで、それが今は食事というものに当てはめたけれども、すべてにおいてです。

仕事においても、生き方においても、後悔してるか否かが、成功してるか否かの違い。

わたし??考えたことないなぁ・・・
自分にとっての成功とは?

と
改めて問いかけてみると、

成功って目に見えて達成されたものとか
自分が欲しいと思っていたものが「なる」みたいな
実として見えるっていう状態が成功だと思うんですけど、
それは多分、年々変わってきてるなぁという感覚があって、

昔は、自分がやったことで、仕事でも何でもね、
関わった人がすごく喜んでくれたり、すごく役に立ったとか・・・っていう状態が、目に見える状態で見えたときに成功したって思っていたんですよね。
もしくは、自分がこうなったら、このイベントで、このくらいこうなったらいいなっていうものが達成された時に、成功したかなっていう感覚はあったんですけど・・・

でもねぇ、今思うと、
今の自分にとっての成功は、他の人がこれで喜んでくれるかな、とか、これはうまくいくかな、とか、まったくそういうことが自分の意識にない状態のとき!

で、自分が、ほんわかHAPPY、
幸せな心地でいる時に、成功したと思えるんですよ。

へぇー?すごい!
なんか想像できない!!!

なんて言うんだろう・・・
結局は自分なんだなって思うんですけど、人を見ていたりするうちは、自分を見きれてないから、本当の自分にとっての喜びがなんなのか?とか、、、おそらく100%感じることは無理と思ったんですよ、ある時から。

自分にとっての成功だから、自分自身が本当に芯から喜びを感じるっていう状態が、自分にとっての成功だとした時に、何かした時、そこの視点に誰もいない、そこには自分がただやりたいからやったっていう感覚があったりとか・・・

そういう時に
なんか・・・なんか嬉しいなぁ、とか
ちょっと充電された感覚があるなぁ、とか
そういう感覚の時に、成功したって思うかもしれない。

なんだろう、、、うまく説明できないや。

目に見えるものとか、手にするものが最終的な成功じゃないってことですよね?

そうだね。

わたし達にとっては、そうかも。

だから逆に、目に見えるカタチでそれを見ようとした時に
どこを見るかって言うと、周りの大切な人たちを見るわけ。

家族、ミヒだったり、親だったり、親友だったりを見た時に、彼等彼女らが、すごく自分を生きていて、幸せに自分を生かして循環している状態であったら、もうわたしの人生は成功したと思える。

なぜなら、それは人がっていうことじゃなくて、周りにいる大切な人たちが全部自分の鏡であり、全部自分の分身だから、自分自身でそこに取り組んで、突き抜けて、それで幸せであれるように生きてるってことだから、もうそれは わたし自身の成功なんですよ。

あ!すごい分かりました。

目の前にいる人が、自分の鏡だったら、今の自分の状態が現れてるってことですよね。

そうそうそうそうそうそう。

友人とかもそうですよね。近しい友人とかを見て、その人達が自分らしく、自分の能力や力を生かしながら、他の人と分かち合って循環しているっていう人達ばかりになった時に、なんかね・・・あ、って思える。

すごい分かるんですけど、めちゃくちゃハードルが高い!

大笑い!

今、Wakanaさんが仰ってることって、
人を見て、人を見るんじゃなくて、(人の中の自分と)自分の中をどんどん見ていくと、必然的に大切にしている人とうまい関係性ができていったりとか、自分のエネルギー自体が相手を通して見えたりするっていうことですよね。

目に見えるカタチで自分の成功を感じたいときは、それをやると、わたしの場合は分かりやすいっていうだけなんですけど。

周りが自分なんじゃないかな。
周りの姿が自分だとぼくは思っていて、

たとえば、ぼくたちが、いろんな所を移動する時に、飛行機に乗り遅れる、とか、タクシーに乗ったら渋滞で動かなくなった・・・というような出来事があるじゃない?これが連続して起きた時は、自分たちの心の中がそうなってるってことなのね。

滞りがある、だったり、何かがスムーズにいかない、
その時は、渋滞をどうこうするってことじゃなくて、自分たちの心の中をただ落ち着かせる、整える、っていうことをやるんだけど、要は 周りで起きていることは、自分の中で起きていることに過ぎない。

だから自分がどんな状態かっていうのは、周りの人たちを見てみるとよく分かるという感じだね。

自分の成功っていうのを確かめる方法のひとつとして、それをやっていたりとか、もう少し分かりやすい感じで言うと、たとえば、わたし達が企画したツアーやセミナー、イベントがあって、それは大成功しました!来てくれるお客さんが大喜びして、何事もなく会も無事終了しました!・・・

それはある意味成功なんだけど、ただそこに関わっている人たち、スタッフだったり、一緒につくり上げてる人たちが、何かしらHAPPYじゃなかったら、それは成功じゃないんですよ。それも自分の一部だから、自分の一部は喜んでないわけですよ。

自分の人格なのか、自分の中の何かテーマなのか分からないけれど、何かは喜んでないっていうことだから、それはね成功ではない。

えーーー、なるほどー。
そうすると・・・まだ自分を見きれていないっていう気持ちになってきました。

わたし達にとっての成功は?だから
それは人によって違っていいわけで、何がどうでも自分にとって成功と思えることを大切にすればいいと思います。

わかりました。
もっともっと深く、自分で掘っていきたいなと思います。

ということで、
今回の魔法の質問は

「どんな人が周りにいてほしいですか?」

ひろなさんの答えをどうぞ。

わたしが周りにいてほしい人は、
チャレンジすることを心から楽しんでいる人
が、周りにいてほしいです。

なぜかと言うと
わたしの人生、成長していくことがすごく必要だなっていうのを感じていて、わたしはそれをしたくてこの人生生きてるなっていうのがあるくらい、何かできるようになったり、自分の中で「やった!」と思えることがあるとすごくHAPPYになれるんですね。
そういう仲間が増えたら、もっともっと充実した人生になっていくんじゃないかな、と思うので、挑戦する人が周りにいるといいです。

いいですね!

Wakanaさんは?

そうだなぁ
ほんわか、ニンマリ、クリエイティブな人。

すてき!
ミヒロさんはいかがですか?

ぼくの知らないことを、たくさんやってる人。
同じようなことじゃなくて、全然違う取り組みをしている人
っていう人がいるといいな。

この質問の意図なんだけど、
先程も話した通り、自分の状態が周りに反映されるから、
その人達が周りにいる、ということは、自分の気持ちがその状態であることであり、そのためには、どんなことを意識して、どんな取り組みをして、どんな行動をするかっていうことを考えて、日々やってみるとよいですね。

ありがとうございます。
そうですね、人は自分の鏡。自分の内面を見ていきたいと思います。


ライフトラベラーズカフェは、世界各国から不定期でお届けするプレミアムトラベル版と、今回のように日本に来たときに毎週お届けするカフェトーク版があります。
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そして、
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それではよい水曜日を。

ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。

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ダメ営業マンから全国で講演をするようになった秘訣とは?

2019年4月29日

サッカーコーチからマツダミヒロの鞄持ち、今の活躍まで、どんなプロセスを歩んできたのか?何がきっかけで、どう感じて、ここまで行動してきたのか?

全国で年間150回の講演を行いながら、協会を立ち上げ、旅も続ける藤代圭一さんにインタビュー。

好きなサッカーと、子どもたちと関わる仕事をしながら、海外でも講演を行う秘訣、天才的なコミュニケーションでたくさんの人とつながるその秘訣を伺いました。


藤代 圭一
一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰

インターハイ優勝チームなど全国優勝を目指すチームから地域で1勝を目指すチームまで様々なスポーツジャンルのメンタルコーチをつとめる。
2016年からは全国各地にインストラクターを養成。その数は250名を超える。
著書にスポーツメンタルコーチが教える「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」「サッカー大好きな子どもが勉強も好きになる本」

  

インタビューの後半では、今の生き方、働き方になるまでに実践してきたこと、チャレンジしたいことをお話いただきました。

▼前半はこちら
好きになればうまくいく。藤代圭一さんインタビュー

1. 発信をするのが大事で、発信をするときに意識していることは?

ミヒロ:話は変わっちゃうんだけど、今、講演や講座を開催している数はどのくらい?

フジシー:多いときで150回くらいです。

ミヒロ:2日に1回ちょっとくらい。

フジシー:そうですね。

ミヒロ:今の活動を始めてから、そうなるっていうのは見えていたの?

フジシー:そうしたいと思っていました。増やしたいと思っていました。

ミヒロ:え?そうなの???すごい!!!

フジシー:スケジュール帳を真っ黒にしたいと思っていました。

ミヒロ:そういう意味では目標達成みたいな感じだね。

フジシー:はい、そうですね。

ミヒロ:じゃあ、そこの姿を目指して歩んできたんだ?

フジシー:歩んできました!

ミヒロ:これまでの過程では、どういうことをしてきたの?

フジシー:そのときは発信をすごくするようにしていて・・・情報発信ですね。
サッカーコーチを辞めたあとに、IT系の営業をやっていたんですよ。営業でお願いされたのは2つで、飛び込み営業とテレアポ。

ミヒロ:体育会系!(笑)

フジシー:あまり・・・その営業は・・・得意じゃなくて
申し訳ないですけど、その会社は向いてもいなかったんで、
やることと言えば、「行ってきます」と言って、いちばん遠い公園に行ってコーヒーを飲むと言う・・・(ふたりで大笑い)

ミヒロ:ダメ営業マンだね。(笑)

フジシー:ダメ営業マンやってたんで、それの反省というか、
できるだけ自分から行かずに興味を持ってもらえないかと思って。

ミヒロ:すごい視点だね。

フジシー:これどうですか?これ、どうですか??って言って、散々断られたり、無視された経験があるので。

ミヒロ:そこと発信は、普通に考えたらつながらないよね?

フジシー:でも、興味を持ってもらうにはどうしたらいいだろう?と思って。

ミヒロ:そのためには発信だと思ったわけ?

フジシー:そのためには目に見える回数というか、興味を持ってもらう回数を増やさなくちゃいけないと思って。

ミヒロ:目に見える回数を増やす、ね。なるほど!

フジシー:そうしたら自分から頭を下げなくても・・・自分から行かなくてもいいかなと思って。
でも、最初はもちろんうまくいかないですけど、コツコツコツコツやっていたら、ちょっとずつ見てくれる人が増えたりとか、コメントを下さったりとかが増えて、楽しいな、人の役に立てているなという感じは得てきて、よりモチベーションは高まりました。

ミヒロ:発信しようって始めてから、何回ぐらいとか、何ヶ月くらい経ったら
やってる甲斐があったかもって思えるの?

フジシー:3ヶ月くらいから半年ぐらい経ったかと思いますね。
3ヶ月くらいから、ちょこちょこくるんですけども、頻繁にはこないんです。
これでいいのかなーって、波があるんですよね。

ミヒロ:でも半年越えたらコンスタントにくるの?

フジシー:そういう感じはありました。感覚的なものですけど。

ミヒロ:発信をするのが大事ってことで、発信をするときに意識していることは?

フジシー:発信をしているときに意識していることは、「誰かの批判をしない」
そこを、ぼくは大事にしています。

スポーツでもそうなんですけど、相手に勝とうと思ったら、簡単な手法としては相手に怪我させればいいんですよ。負傷したら、自分たちのパフォーマンスが低かったとしても、勝てる可能性があるじゃないですか。

それってスポーツマンシップでも、フェアでもないですよね。それと同じで、誰かを批判して、自分を持ち上げるっていうのは、いつかそのツケが回ってくると思ったんで批判しないというか。

でも、そういう事をついついやりがちというか、誰かや悪いところを指摘して、うちはそれはないですよ、と・・・

ミヒロ:ライバルよりも、こっちの方が優れているよ!みたいな感じね。

フジシー:それはやめようと思っていました。

ミヒロ:他にはある?

フジシー:最初の頃は、とにかく発信しようと思ったんで、短い時間でできることを考えて、続けられるように、負担にならないようにはしてましたね。

半年くらい経ってからは、もっと役に立ちたいと思ったので、読んでくれる人に直接会う機会があったら、話を聞いて、困っていることを聞いて、それをメールマガジンとか、ブログで書くっていうことをしてました。

ミヒロ:役に立とうと思うよりも、続けようという優先順位が先で
それで できるようになったら、役に立とうというステージにきて、
そのときには読者の人から生の声を聞いて、その回答とかをネタというか、テーマにしてメール配信する。

発信っていうのは、メール配信なの?

フジシー:ブログとメール配信をしてました。
昔から続けられないって自分で分かっていたんで、どうにかして工夫しなきゃ!続けなきゃって!
じゃないと、飛び込み営業しなきゃいけないって。(笑)

ミヒロ:スポーツとか運動とかでも、続けられないって言う人はいるよね?
たとえば、「ジョギングをしよう」と一大決心をして、3日間は続くけど続かない。これ、よくある話だよね?

そういうことにも共通するような気がするんだけど、続けるコツは?

フジシー:大きい目標をつくっちゃうと、続かないんじゃないですかね?
目標を小さくする。行動もそうですね。

子どもたちもセミナーとか受けた後は、やる気が高まってるんで
「じゃあ、全国優勝するために、今日なにやる?」とか聞くと
「このあと帰って、2時間走ります!」って言うんですが(笑)

「明日もやるの?」って聞くと、「明日はちょっと分かんない」って。
継続することがとても大事ですよね。

ミヒロ:それを実践してきたわけだね?

フジシー:実践しましたね。

2. いろんな国でも講座をしているけれど、それは何でできるの?

ミヒロ:今はバリ島で収録しているわけなんだけど、いろんな国というか、地域でも、街でも、取材をしたりとか、会ったりとか、もしくは講座をしたりとかしているけれども、それは何ですることができるの?

たとえば、「よし、ぼくも、どっかの国でやりたいな」と思ったときに、誰も友だちもいないし、そんなできないじゃない?

フジシー:これはミヒロさんから教えてもらったんですけど、「遊びに行くといいよ」って言ってくれたじゃないですか?
ぼくもそれを実践しようと思って、実践してきたんです。

今回もこのバリ島に来る前に、ジャカルタに友だちがいるんで、友だちに会いに行ったんですよね。そうしたら、「現地のローカルの子たちとインドネシアの子たちと日本人の子たちが集まる機会をつくるから、そこでなんかやってくれ」って言われて、それでやったんですよ。

そうしたら、そこに来てくれた人が「すごくよかった、またジャカルタに来てくれ」って。そうやってつながっていくことが多いなと思います。

ミヒロ:まず1回会いに行く、遊びに行く。そのときに意識していることは?

フジシー:「こんな時間を過ごしたいな」っていうことは、伝えるようにしています。たとえば「ジャカルタの教育について知りたいと思っているから、そういう人がいたら教えてほしい」とか「こういう時間をつくりたいから、なんかいいところあるかな?」とか、それは聞くようにしてますかね。

相手の時間もあるから、そのすべてができるわけじゃないですけど。
そこで、ご縁がある人とたくさん時間を過ごして、その人の話もたくさん聞くようにはしています。

ミヒロ:友だちに会いに行ったって話なんだけど、いきなり友だちはできないじゃない?ジャカルタに限らず、いろんな今までのことは、どういうプロセスから友だちになったの?

フジシー:その彼については、日本で講座に参加してくれて、海外に移住した人というのがひとつのパターンですね。

ミヒロ:ネット上だけで、最初知り合ったとかもある?

フジシー:あります。今回もメルマガの読者の人も会いに来て下さりました。
発信してたっていうのもありますかね。

ミヒロ:発信すると、ご縁がつながっていくんだね。

フジシー:そうですね、確かに。
まだ読者の少ない数年前にも、アメリカに行く用事があって、
「ニューヨークに行きます」って書いたら、「ニューヨークに住んでいるので、一度お茶しませんか?」ってきたんです・・・すごいですよねぇ

ミヒロ:すごいね発信って。発信したら向こうからくるわけだから。
飛び込みじゃなく、実現できる。

ミヒロ:これから、こんなことにチャレンジしていきたいってありますか?

フジシー:最近、講演もやらせていただいて、もっともっと自分をアップデートしたいっていう気持ちが強まったんです。深みをもっとつくりたいなと思っていて・・・

ミヒロ:深みとは?

フジシー:その子の過程にもう少し寄り添っていきたいなというか・・・

ミヒロ:過程に?

フジシー:過程とはプロセスですね。
講演業が多くなってしまうと、ポツポツとして(転々として)、関わりはそんなに多くないじゃないですか。
その深みを増やすためには、もう少し密に接する機会をつくれたらいいなというのは、ひとつ思ってます。

もうひとつは、スポーツって言語とか、宗教とか、考え方のボーダーを超えられるいいところがあると思っていて、これはスポーツと音楽くらいかなとぼくは思っているんですね。

でも、日本でサッカーの試合とかを観に行くと、対戦相手とそんなに仲良くなる機会ってないんですよ。練習試合はあっても、試合はするけどそれ以上は関わらないっていうか・・・

毎週友だちが増えてもいいけど、増えていかないんですよ。

ミヒロ:確かに!機会はあるけど、ご縁はつながらないんだね。

フジシー:競技が加わると、さらになくなってしまうんで。
バスケットボールとサッカーの選手は同じ学校じゃないから。

スポーツができることって、もっとあるんじゃないかなと思っていて
それはチャレンジしたいなと思っています。

まだ曖昧なんですけど、ボーダーをなくすような取り組みをしたいですね。

ミヒロ:それの仕掛りのプロジェクトみたいなのってある?

フジシー:去年、「つながりプロジェクト」というものをやりました。
これは、2チーム合同で応募してもらえたら、ぼくたちの講師を派遣しますという企画なんですが、これがすごく好評だったので、もう1回やりたいなと思っています。

どのようなカタチでやればいいかなっていうのを考えているところです。
それはぜひ、やりたいですねー

ミヒロ:スポーツを通して、垣根をとって、つながりをどんどんつくっていくことが広まったらいいなって感じね?

フジシー:そうですね。子どもたちのためにって思ってますけど、実はぼくたち大人も必要かなとは思っています。

ミヒロ:個人的に、これからやっていきたいこととかは何があるの?

フジシー:昔から好奇心が旺盛で、困ったことがあったんですよ。
小さい頃に、「あなたの夢はなんですか?」とか「やりたいことはなんですか?」って聞かれるじゃないですか。

そうすると、小さい頃は「たくさんあっていいわね」って言われるんですが、
高校生くらいになってくると、「どれにするの?」って言われる。

ミヒロ:そうだね。

フジシー:これがぼくにとっては、結構キツかったんですよね。
自己啓発とかビジネス書を見ても、「ひとつに絞ることが大切だ」って。

これができなかったんですよ。

ぼくは今でも、ひとつに絞りきれてはいなかったんですよね・・・いろんなことがやりたくて。

だからそういう生き方もあるんじゃないかとぼくは思っていて、ひとつに絞らなくてもいい、いろんなプロジェクトをまたがっているからこそ、よりよいアイデアが生まれるんじゃないかとか、そんな生き方を自分としては発信していきたいなと思っています。

ミヒロ:専門家が大事だよねっていう時代があったと思うんだけど、
「あなたはサッカーの人」っていうよりも、たとえば「サッカーと〇〇と〇〇と〇〇の人」って言った方が、生き残れる感じがするよね、これから。

掛け合わせとか、組み合わせとか。
そういうのが、これからの時代がすごく求めているんじゃないかな。

フジシー:そうなったらいいですね!

ミヒロ:はい!
では、インタビューをありがとうございました。

フジシー:ありがとうございました。


▼インタビューは前半はこちら
好きになればうまくいく。藤代圭一さんインタビュー


一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰 藤代圭一さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

  

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好きになればうまくいく。藤代圭一さんインタビュー

2019年4月26日

サッカーコーチからマツダミヒロの鞄持ち、今の活躍まで、どんなプロセスを歩んできたのか?何がきっかけで、どう感じて、ここまで行動してきたのか?

全国で年間150回の講演を行いながら、協会を立ち上げ、旅も続ける藤代圭一さんにインタビュー。

好きなサッカーと、子どもたちと関わる仕事をしながら、海外でも講演を行う秘訣、天才的なコミュニケーションでたくさんの人とつながるその秘訣を伺いました。


藤代 圭一
一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰

インターハイ優勝チームなど全国優勝を目指すチームから地域で1勝を目指すチームまで様々なスポーツジャンルのメンタルコーチをつとめる。
2016年からは全国各地にインストラクターを養成。その数は250名を超える。
著書にスポーツメンタルコーチが教える「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」「サッカー大好きな子どもが勉強も好きになる本」

  

1. 今の活動があるのは、何かの出来事があったから?

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):フジシーの今の活動は(仕事内容は)どういったものが多いの?

藤代圭一(以下、フジシー):講演に呼んでいただいて、そこで講演をする、
協会をやっているので、認定を発行して、その方々と一緒にしつもんメンタルトレーニングを広げていく活動が多いですね。

ミヒロ:どうして協会をやり始めたの?

フジシー:昔、子どもと関わって失敗した経験をもとに、今しつもんした方が 子どもたちも 自ら目の色が変わり、やる気が高まることを、まずは自分自身で実践して知ったんですね。

その後に 自分の目の前の人たちは変化が見えるけれど、目の前の人以外でも困っている人がたくさんいることも知り、そのときに一人でやっていたら大変だな・・・、もっと多くの人の力になれたらいいな・・・と思って、一緒にやりたいという人たちを募集しました。

ミヒロ:今の活動があるのは、何かの出来事があってそうなったの?
もしくは、小さい頃からそういう活動をしようと思っていたの?

フジシー:出来事があったからです。
昔、サッカーのコーチをやっていたときに、会員が140人くらいいたんですけど
徐々に徐々に減って、40人くらいになっちゃって・・・(苦笑)

ミヒロ:えぇ、そんなに???

フジシー:ぼくは、サッカーコーチとしての仕事と、サッカースクールを運営する仕事に関わっていたので、退会理由を聞かなきゃならないんですよ。どうして辞めるのか?という理由を。
お母さんたちは、オブラートに包んでくれるんです、「他のことと曜日が重なっちゃって」とか「他にやりたいことができて」とか。

子どもたちは素直なんで、そのときの気持ちを教えてくれるんです。
「もう、サッカー嫌いになったから」って言うんですよねぇ

ミヒロ:えぇ!!!サッカーを習いに来てんのに?

フジシー:1人じゃなくて、そういう子はたくさんいる。
「サッカー好きでもっとうまくなりたい」と思ったり、「サッカー好きだからやりたい」と思った子が、サッカーを嫌いになってやめていく・・・
ひどいコーチだなと、これじゃダメだと思って、1回やめたんですよ。

ミヒロ:そのときに、自分がやっていることはこれでいいのか?みたいな感じだったの?
フジシーは、サッカーを教えたいわけでしょ?サッカーが好きなわけでしょ?
でも、サッカーを好きで通っていた子どもたちが、嫌いになってやめていく??

フジシー:そのときは、今のように考えが及んでいなくて、やる気がない彼等が悪いと思ってました。

ミヒロ:そうなんだ?へぇー

フジシー:やる気がない彼等が悪いから、ぼくたちはそんな間違ったことはしていない、いいことをしているはずだと思ってたんですけど・・・
あまりにも理由が・・・ちょっとおかしいと思ってたんですよね。

ミヒロ:そこで何をしたの?

フジシー:そんな状態のまま子どもと向き合うのは、ズルい、不親切だと思ったので、一度 勉強しようと思い、仕事を辞めました。

それからミヒロさん(の魔法の質問)をはじめ、カウンセリング、心理学、スポーツ応用心理学を学んでいきました。

ミヒロ:転機になるきっかけとしては、子どもたちがサッカー嫌いになったのを目の当たりにした、ということ?

フジシー:そうですね(苦笑)あれがなかったら、やっていないかもしれないですねぇ

ミヒロ:その中で、自分が変わっていかなきゃ!という気持ちがあったときに
どんなことを勉強したり、意識したりしていったの?

フジシー:意識したことは、彼等がより「自分からやる気になるには」どうしたらいいんだろう?と思いました。
それに対する情報・・・本を読んだり、セミナーに参加したりということは、たくさん行いましたね。

ミヒロ:「自分からやる気になるには?」
それは最初から、自分からやる気にならなきゃダメだと思っていたの?

フジシー:いや、やる気にさせよう、させようと思って、やっていたけれど逆効果だったということがあったので。

ミヒロ:それが分かったということね。

フジシー:今までとは違う方法でやらなきゃいけないから、彼等がやる気になってくれるにはどうしたらいいかな?という感じですね。

2. 自分から好きになったものは違う?

ミヒロ:そこでいろいろ学び、学んだ中でいちばん衝撃だったことは、何がある?

フジシー:衝撃だったのは、質問に触れて、ミヒロさんの話を聞いて、自分のことを聞かれているのに、ぼく自身が答えられなかったことが、結構衝撃でした。

たとえば、「どんな時にやる気になりますか?」って聞かれたときに、「あれ???答えられないな・・・」と。

これが最初はイヤだったんです。

自分が、「自分って自分のことを こんなにも考えてなかったんだ」と思ってイヤだったんですけど、でもそうじゃなくて、余白というか、伸びしろというか、自分のことをもっと知れるきっかけになるんじゃないかと思って、前向きに取り組んでいったら、どんどん楽しくなっていったんで・・・

それはすごく衝撃でした。

だから彼等も、自分のことがまだ分かっていないんじゃないかと思って。
ぼく自身が、彼等にすごく興味を持って関われるようになりました。

今までは「やる気がないから帰れ!」でしたけど、「やる気がないのはどうしてだろう?」って思えるようになりました。

ミヒロ:「やる気がないのは、その人が悪いよね」って、思っている人って多いように感じるんだけど、どう思う?

フジシー:まさしくその通り!(ふたりで爆笑)
「やる気ないなら帰れ!」って言ってましたからね、本当にそう思って。

ミヒロ:そういうものなのかな?

フジシー:失礼な言い方かもしれないですけど、競争して残っていく世界なので、自分でやる気にならなきゃダメだろう?という風に言っちゃいがちだったんですよね。

ミヒロ:普通はそう思うようね。

フジシー:トップの世界はそれでも良かったかもしれないですけど、サッカーをもっと好きになってほしいとか、サッカーを好きになってもらう人を増やしたいと思ったら、それだとキツイじゃないですか。

簡単に「サッカーを引退しました」とか、中学や高校で言うじゃないですか?「水泳引退しました」とか・・・それって日本だけなんですよね
海外の人は、引退という言葉はあまり言わないんです。

ミヒロ:え???

フジシー:生涯スポーツなので。ずっとスポーツは続けるものなんです。
「引退」って言葉を使うのは、プロの選手くらいです。
「引退」とは言わないんですけど。

ぼくたち(日本)の「引退」って、「もうあんなにしんどいことをしたくない」っていうことが背景にあるじゃないですか、それじゃダメかと思って。

ミヒロ:今の話を聞くと、上達するため と 好きで取り組むため というのは全然違うアプローチなんだね?

フジシー:あぁ、確かにそうですね。

ミヒロ:サッカーだったら、サッカーを好きになってくれる人がいいのにな、
だったら やる気がどうとか・・・じゃないってことだよね?

フジシー:今までは、ぼくたちが教えないと学ばないんじゃないかということがずっとあって、全部用意してやっていたんですけど、彼等が興味を持つきっかけ、ワクワクするきっかけがあれば、彼等は勝手に学ぶんだってことが経験で分かりました。

ミヒロ:それは何かのエピソードがあったの?

フジシー:自分自身もそうなんですけど、誰かに「宿題しなさい」とか、「これを勉強しなさい」って言われても、全然ピンとこないですけど、自分から好きになったものは違いますよね。

ぼく甥っ子がいるんですけど、甥っ子は車が大好きで、3歳くらいから 道行く車をずーーーっと眺めてたんですよ。

すると、「あれは日産車の〇〇だよ」とか「あれはトヨタの〇〇だよ」って教えてくれるんですね。ぼくは全然興味がないから、どれ見ても分かんないし、同じような車にしか見えない。

これが興味関心があれば、人ってどんどん吸収していくんだなと思って。
だとすれば、さかのぼって興味を持ってもらうきっかけをつくることが、とても重要だなって思ったんですよね。

ミヒロ:興味を持ってもらう方法っていうのはあるの?

フジシー:あります!あります!

ミヒロ:え!どんな方法?

フジシー:質問する、もそうですし、
体験するってこともそうだと思うんです。

たとえば、ぼくが小学校のときの先生が面白い人で、音楽を好きになってほしいということをすごくやっていたんです。

3人だけ選ばれた人に、家からモノを持ってきてね!って言うんです。
グラスとか、コップとか、筆箱とか、なんでもいいんですけど、
その3人は持ってきたモノを、最初に5分間叩いて回るんです

他の人は目を閉じて、その音からそのモノが何か?というのを当てるゲームをしたり、リコーダーも譜面が読めないと楽しくないので、ラとかレ(の音)を書いてある譜面を配ったり、

その前の週の歌謡曲ヒットランキング1位などが書かれたプリントをつくって
配ってくれたりするんですよ。

そうすると、うまいとか、下手とかじゃなくて、まず音楽に興味を持って取り組めるじゃないですか。それがいいなぁとぼくも思って。

サッカーも「キックがちょっと上手じゃないね」とか「ボールとめられないね」っていうところから始まっちゃうと、「あの子はうまくて、ぼくは下手なんだ」と、どんどんやりたくなくなっちゃうんですけど、そういった上達などをまず抜いて、好きになってもらうきっかけをつくります。

ミヒロ:なるほどー。
スポーツだったら「うまくなるにはどうしたらいいか?」
勉強だったら「成績を上げるにはどうしたらいいか?」じゃなくて、
「好きになってもらうにはどうすればいいか?」を考えてもらったらいいんだ?

フジシー:そうですね!その方がいいと思います。それが面白いですよね。

ミヒロ:興味をもってもらったら、その次は?

フジシー:その次は聞き役に回って、「どんなことが面白かった?」と聞けば、
喋りだすんです。それをたくさん質問して、聞く。

そして、ぼくたちが分からないことも彼等に聞いていくことによって、彼等は もっと、お母さんやお父さんにも教えてあげたい、という欲求が高まり、さらに自分で勉強するようになるんです。

ミヒロ:お母さんたちに教えてあげたい?

フジシー:たとえばサッカーだったら、「ぼくたちも勉強して子どもと同じ会話をしなきゃ」って思ってたんです。「子どもたちより知ってなくちゃいけない」と思って。

それよりも、子どもたちに聞く姿勢を持って、
「サッカー選手で今有名なのは誰なの?」とか、「どうしてその選手、有名なの?」とか聞くと、ばーーーって話してくれるんです。

子どもたちも、それでより好奇心が湧いて、他のことも知りたいって思う。

ミヒロ:相手を先生にするといいんだね?

フジシー:そうです!相手を先生にする。それはすごくいいですね。
ぼくたちが当たり前だと思っていることも、あえて子どもに聞いてみると、子どもなりに面白いことを思ってるんです。

スポーツでは、子どもたちに「もっと声を出しなさい」って言うんです。

ミヒロ:うん、よく聞くフレーズだね。

フジシー:ぼくはたまに、子どもに「声出さなくたっていいじゃん」って言うんですよ。
「なんで声出さなきゃいけないの?」って聞くと、子どもは子どもなりに結構思っていることがあって、それはお母さんやお父さんに聞いたことが入っているんですけど、自分の言葉で子どもたちが、「こうだから大事なんだよ」って言えることが、そのあとの行動に関わってくるんで、あえて当たり前なことも、わざと聞くようにしています。

ミヒロ:サッカーの視点でもいいんだけど、相手に聞く、子どもに聞くって
相手が何歳くらいからそういう風にしてもいい、って思うことはある?

フジシー:ないです!何歳でも大丈夫!

ミヒロ:3歳でも、4歳でも、聞く相手を先生だと思ってやるってことだね?

フジシー:そうだと思います。
でも、それに対して、ぼくたちが答えを持ってると、○・✕ をつけたくなっちゃうかもしれないですね。

上達するときには好奇心が大事だっていう話をしましたが、人の成長に関わろうと思ったら、その人に興味、好奇心を持つことが必要だと思うので、好奇心を持って問いかければ、ジャッジせずに耳を傾けられるかと感じます。

ミヒロ:好奇心を持つには?とかも考えたりするの?

フジシー:あぁー、いや、どうですかねぇ

ミヒロ:たとえば、藤代サッカー教室があります。100人くらい来ました。
100人平等に好奇心が持てるの?

フジシー:難しいですね。意識しないといけませんね。

ミヒロ:どういう意識をするの?

フジシー:なんだろう・・・
最初は、目につく子に意識が向くと思うので、目につかない子たちに対しては・・・

あ!サッカーで言ったら、
ボール扱いが上手な子と、ボール扱いがあまり上手じゃない子は目につくんですよ。

ミヒロ:ほう!だとすると、普通の人は目につかないんだ。

フジシー:そこは、うまくいってることは何があるかな?どんなことが成長したかな?という意識を持ちながら見るようにしてるかもしれないです。

ミヒロ:うまくいくところでもなく、うまくいかないところでもなく、
普通のところを探すことが大事なのかもね。

フジシー:そうですね。成長したところを見ることが重要かと思います。
一週間前と比べると どんなところが成長したかな、とか、
前回とちょっと表情が違うかな?とか、そういうのはすごく見るようにしてますし、そういうところをお母さんたちにも報告するようにしました。

ミヒロ:たとえば、お母さんだとしたら、「昨日より成長したところはどこかな?」という質問を考えてもらうといいんだね?
「今日はどこがダメだったかな?」とか「どこがうまくいったかな?」じゃなくて、「どんな成長したかな?」で。

フジシー:日々違うじゃないですか、ぼくたちって。
今の質問だと「成長しなきゃダメ」ってことになっちゃうかもしれないので、
「今日は、彼はどんなことを考えているかな?」とか「どんなことを大切にしたいと思っているのかな?」ということに興味を持って関わるようにしています。

中学生、高校生だと、サッカーのパフォーマンスが落ちているのは、実は恋愛面からきていたりとかするんで、一様に言えないんですよね。

ミヒロ:なるほどね!
それは、気持ちを見てあげるといいんだ。

フジシー:そうですね。今日、調子悪そうだと思ったときに、「それはどうしてかな?」とか。
相手の立場になって考えることは、よくしていることですね。「どうしてだろう?」って。

ミヒロ:そういうのは直接聞いた方がいいの?

フジシー:うーん、そうですね。なんとなく傾向で分かるときは聞かないですけど、聞かないと分からないことは多いですよね。特にたくさん人数がいたらそうですし、ぼくたちの思い込みで決めちゃうこともたくさんあって。

昔、小学校4年生の子たちが、グランドの中でケンカを始めたんですよ。
ぼくは大人的な解決をしようと思って、コートの外に出して話し合いをさせたんですよね。そうしたら30分経っちゃって、スクールの時間が終わっちゃったんですよ。(ふたりで大笑い)

でも、終わったらケロッと仲良くなってるんです。子どもたちってそういうときもあるじゃないですか。
そのときに必要な対応って違うから、聞かなきゃ分からなくて、その時も「どうしたいの?」って聞けば、「ごめんね」だけで終わっていたかもしれないのに、30分もかけて話し合わせちゃったんで。

ミヒロ:やはり聞かないとわからないね。


▼インタビューは後半に続きます。
ダメ営業マンから全国で講演をするようになった秘訣とは?


一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰 藤代圭一さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

  

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会いたい人に必ず会える、ユニバーサルアポイントメント!

2019年4月25日

マツダミヒロです。

スケジュール帳には、
どのくらいのアポが入っておりますか?

ぼくは、
以前はスケジュール帳を埋めないと落ち着かない状態でした。
ですので、アポがびっちり入っていたんです。

人と会うときに、
アポを取る。

これが普通ですよね。

でも、
実はこれが普通じゃなくなったお話です。

ぼくたち夫婦が、
海外を周っている理由の1つとして
ラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」の収録があります。

この番組は
いろんな国で、自分らしいライフスタイルを持っている方に
インタビューするという内容です。

海外に収録に行くときは、
もちろんアポを取っていく。

ということをしないと、
収録ができないわけです。

でも、このアポを取るということを
ぼくたちはしないのです。

アポ無しで取材をするということでもありません。

自然とアポが発生してしますうのです。

1. 自然と出会える人に出会う不思議

ニューヨークに行ったときのことです。

妻が長時間のフライトもあって、腰を痛めてしまいました。
ニューヨークの友人たちに相談したところ
みんなあるカイロプラクティクを紹介してくれました。

これは、なにかのサインだと思い、
そこに行ったら、とっても面白い先生。
ラジオ出演をその場で打診して、
収録となりました。

オーストラリアに行ったときのことです。

スーパーで
かわいい子どもがいたので、
遊んでいました。

しばらくすると、
そのお母さんが とっても素敵な人で
その人のインタビューをすることになりました。

このように、
アポを取らなくても
ベストな人たちに会えるようなっているのです。

2. ユニバーサルアポイントメントとは?

通常のアポイントメントとは
誰かにメールや電話で連絡をして
約束をすることを言います。

ユニバーサルアポイントメントとは
誰かに直接アポイントメントをとることはせずに
約束もしていないけれども、会いたい人に会える。
もしくは、
あえて計画をしていなくても経験したい出来事が経験できる。
というものです。

UNIVERSALとは、森羅万象や宇宙という意味があります。
人と約束をするのではなく
宇宙と約束をするという感覚です。

宇宙というと大げさですが、
自然の流れに身を任せてみるということです。

3. アポにとらわれるとチャンスを逃す

アポを取るとそれに縛られて、それ以上の出来事が起きそうなときに、
そのチャンスを掴めない。
ということが起きます。

例えば、
ハワイ旅行にいくとしましょう。

はじめての旅行だし、
4泊6日の短い滞在なので、
目一杯の予定を詰めて、お店も日本にいる間から予約し、
オプションツアーも毎日予約していたとします。

ハワイにいく飛行機の中で
たまたま隣に座った方が、ハワイに引っ越してもう20年。

観光客の人は絶対に知らない、
とっても素敵な場所や、
地元の人だけが行くカフェ
紹介制でしか入れないリーズナブルだけど美味しいレストランに
連れて行ってくれる、という話になりました。

でも、
すでに予定いっぱい、スケジュールいっぱい、アポいっぱい。
本当にいきたいところに行けない。

という状況だとしたら、想像できそうでしょうか?

これは、 極端な例だとしても
その時に本当にいきたいところ、いくべきところは
その時にならないとわからないのです。

4. ユニバーサルアポイントメントを信じられるようになった体験

先程のラジオの出演者の話もそうですが、
最近では、どの国にいくときも、
極力予定は立てずに行きます。

最初のころは
それに抵抗があったのですが
毎回旅するたびに、その旅が終わることには、
最高の出会いと最高のできごとが必ず経験できるのです。

それを何度も味わってからは
このやり方のほうがうまくいくということが
腑に落ちました。

マウイ島でリトリートツアーを行っているのですが
そこでの体験もユニバーサルアポイントメントを信じられるようになった
体験のひとつです。

10年近く続けているリトリートですが
当初は、1日目にこれをして、
2日目にこれをして、ということをスケジュールしていました。

もちろん、
必要なところに予約をしているわけです。

でも、
天候によって中止になったりすることが多くありました。

ここでのぼくの学びは
「人の頭で考えたものなんて、大自然には通用しない」
ということでした。

人の小さい頭で一生懸命プランした事よりも
大自然の流れにのって、動いたほうがうまくいくのです。
というか、自然の流れに逆らってもうまくいかないのです。

5. ユニバーサルアポイントメントが機能する人としない人

では、
誰でもユニバーサルアポイントメントが機能するかというと
そうではありません。

ユニバーサルアポイントメントが機能する人と
そうでない人との違いを見てみましょう。

機能する人
・意思や期待を手放している
・執着しない
・受け止めることができる
・ニコニコしている
・心で感じることを大切にしている
・ゆったりしている
・素直

機能しない人
・自分が決めたように物事を進めたい
・人のせいにする
・イライラしている
・頭で考えてばかりいる
・時間に追われている
・後悔ばかりしている
・言い訳ばかりしている

では、なぜ機能するのか?
それは、自然の流れに身を任せることで
自然に、今必要なことが起きるからです。

また 自然に逆らってコントロールしようとする人は
サインを見逃し、チャンスを失ってしまいます。

より自然の流れに身を任せていきましょう。

6. すべてが上手く行っている

ユニバーサルアポイントメントを
活用する時のコツは

「すべてはうまく、いっている」
という考えのもとで、活動していきます。

ですので、そこに後悔という考えはありません。

例えば、
海外旅行に行って、飛行機に乗り遅れた。
そんなときも、
きっとそこに意味と意図があるから
そうなっている、と考えます。

そのときにはこう質問をしましょう。

魔法の質問
目の前の出来事の起きている意味は何だろう?

この質問に答えることによって
すべてはうまく、いっているという感覚を
身につけることができます。

7. ポジティブ思考ではない

すべてはうまく、いっている
というと、

「ただのポジティブ思考なのではないですか?」
と言われることがあります。

ポジティブ思考とは
そこに意味がなくても、ポジティブに捉えることをいいます。

例えば、
行きたいと思っていたレストランに行ったら、休みだったとしましょう。

ポジティブ思考の場合
「うわー、レストランが休みだ!  
 ツイてる、ツイてる!」

これがポジティブ思考です。

これは
ちょっと疲れます。

ユニバーサルアポイントメント的には
「うわー、レストランが休みだ!  
 目の前の出来事の起きている意味は何だろう?

 もしかしたら、今日は中華ではなく、
 もっとあっさりしたものを食べたほうが、
 体が喜ぶのかもしれない。

 近くに和食のレストランがあった!」

「とっても美味しかった!ツイてるね」

同じ、ツイてる、という言葉で終わっていますが
そこでのプロセスは全く違います。

ユニバーサルアポイントメントの場合は、
無理やり、ツイてると、ポジティブになるのではなく

落ち込んだり、悲しんだり
感情を一度きちんと受け止めます。

その上で、
その出来事の意味を考えてみるのです。

そすることによって、
よりユニバーサルアポイントメントを起こすことができるのです。

8. ユニバーサルアポイントメントは、会いたい人というよりも、会うべき人に会える。

タイトルでは
「会いたい人に会える」とありましたが
正確には、
「会うべき人に会える」のほうが正しいかもしれません。

会いたい人、というのは
自分の思考で考えて出てきた人。

でも、
本当に会うべき人は
別にいるかもしれません。

意図的に出会いをつくって会ったとしても
その後、関係性が発展するとも限りません。

目の前で起きていることはサイン。

自然が導いてくれる、出会うべき人を大切にしてみてくださいね。

魔法の質問
ユニバーサルアポイントメントを起こすために、どんなことを心がけますか?

ユニバーサルアポイントメントについて解説したオーディオがこちらです。
ぜひお聞きください。
https://apple.co/2GuTP2b

上記のクリックがうまくいかない方はこちら
↓
http://life-travelers.com/ltpodcast/?p=312

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「サンセバスチャン」旅先で素敵な人に出会う場所はどこですか?

2019年4月24日


自分探しトラベルでは毎週水曜日に、マツダミヒロとパートナーのWAKANAとのラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」の内容をお伝えしていきます。

ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。


マツダ ミヒロ
「魔法の質問」主宰、質問家、ライフトラベラー、作家
Wakana
Holistic Life Consultant
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅しながら、各国で講演・セミナー活動や執筆を行う。


ラジオでは2人の他にナビゲーターとして武井ひろなさんと共にお送りしています。

Navigator:武井 ひろな
プロポーザー
選ばれる人、興味を持ってもらえる人になるための自己紹介、PR術をお伝えしています。

  

世界各国で自分らしいライフスタイルを行っている
素敵な方々にインタビューをし、
配信するライフトラベラーカフェ。

このバージョンはミヒロさんとWakanaさんが日本に来たときに、
各国で旅してきたときのおみやげ話と
みなさんからの質問に直接答えるカフェトークです。

今回は、どちらへ行かれてたんですか?

今回は、サンセバスチャンです。

サンセバスチャンはどこにあるんですか?

スペインの北部で、バルセロナから飛行機で40分くらい。
フランスの国境辺りです。

どんな体験をされてきたんですか?

「食べる」しかしてないですねー

「食べる体験」をする街です。

世界のビーチランキングというのがあって
サンセバスチャンのビーチは、全世界の6位になったんです。

かなり景色も楽しめるんですか?

こじんまりしてるけど、街もきれいです。

食事は、どんな食事を楽しまれたんですか?

寿司、餃子、もあれば・・・

バル街、旧市街というのがあって、
そこは全部バルがひしめきあっている街なんですね。
バルのはしごをする、要はバルホッピングをする街なんですよ。

1日10軒くらい行ったんです。

普通はそこまで行かないかもしれないですけど(笑)

おふたりとも、お酒は飲まれるんですか?

飲まないんですよ、ほとんど。
Wakanaは全然飲めないです。

バルと言っても、
もちろん、お酒や飲み物を頼む場所でもあるんですけど、
お目当ては、そこのバルで出しているピンチョスという小さな創作料理なんです。

タコスっていう言葉の方が、
もしかしたら聞き覚えがあるかもしれないんですけど
ピンチョスは、もっと創作的に作られた芸術品だと本で読みました。

本当に美しいんです!

一口料理みたいな感覚の料理で、創作されてるんですか?

そう。
クラシックなものもあるんですけど、
すごく先進的な、美しい、めずらしいものです。

「なんだろう、これ?」って言って食べるんです。
なんだか分からなくて食べるっていう・・・

元々の素材が何が分からなくて?

もう分からない!

印象に残っているものはありますか?
形状とか・・・

形状?
透明な、丸い塊・・・

液体みたいなものを食べるとトマトの味がしたり、
3つの食材を一気に食べたような感覚になるっていう
不思議な創作です。

想像を絶するクリエイティブな体験ができる。

レストランとかは、そこにラボがついていて
みんな、研究してるんですよ。

科学的な研究をしてるんです。

料理をどのように分解して組み合わせたら
新しい美味しい料理ができるかっていう・・・

ここで、料理の写真を見せる

こういう感じでカウンターに並んでるんですか?

そう。たくさんカウンターに並んでるの。

そこで何品か取って、食べて、帰ってくる。

それを10軒(笑)

3人、大笑い

割と結構なボリュームじゃないですか?

楽しいんだよね、それが!
いろんなところでちょこちょこと食べるというのが。

そういうスタイルだと、隣の人とお話したりとかありますか?

そうそう。
それこそ出会いがたくさんある。

結構、話しかけられたりするよね。

日本人の方っていらっしゃるんですか?

サンセバスチャンは日本の方もいますよ。
だから、バルのカウンターでお酒とかをいれてくれる人たちは、片言だけど日本語を喋れたりするんです。

こんにちは、や ありがとうとか。

またねーとか、えび?たこ?とか。

海沿いだから、えびとたこが好きなんですか?

そういうピンポイントで(日本語を)覚えてますね。

今回、サンセバスチャンに行ったときに
サンセバスチャンの美食文化をつくりあげた人たちのお話を
直接聞くことができて、すごく勉強になりました。

街を文化としてつくりあげた人たちの話。

サンセバスチャンの特徴って、
レストランのレシピを公開してみんなで共有するんです。

独り占めしないで?

そうそう。
そういう文化があって、それを提唱した方に
「真似されると困らないんですか?」って
聞いたんですよ。

そうしたら
「真似されて困るのは、真似する人だけだ」って!

かっこいいでしょー?

かっこいい!!!

最初に「真似するのはちょっと・・・」
という印象がくるんですけど
そんなことないんですね!

公開するからこそ、
次に新しいものを生み出すっていう
エネルギーが生まれる。

一人で考えて想像するものよりも
共有して新しいものをつくりあげていく
みんなの力の方が強いんですかね?

そうでしょうねー。
その方が広がるし、ある意味深まるし。

へぇ、おもしろーい、行ってみたい。
今回も素敵な旅のお話をありがとうございます。

では、今回のテーマを読み上げさせていただきたいと思います。
三重県のゆうさんからの質問です。

「旅先で素敵な人に出会う場所はどこですか?」

このテーマの背景はなんですか?

このテーマの背景は、

素敵な方に出会うことが得意なミヒロさんとWakanaさん、
その秘訣を知りたいと思い質問させていただきます

とのことです。

ぼくたちは、旅先で人に出会うよね!本当に。
アポとか取って行かないんですよ。

トラベラーカフェのプレミアム版のときも
そのまま行って、直接お話を聞いてるという噂を聞いたんですけど?

そうなんです。
でも・・・なんで出会えるのかな・・・

あ、まずね
場所じゃないんですよ。

出会える場所があるって思っているわけでしょ?

場所っていうことなので、そうだと思います。

ここに行けば大丈夫っていうことではないんですよ。

先程みたいに、バルに行ったから出会えるとか
バーに行ったから出会えるとか、そういうことじゃなく?

そうそう。
どんな暮らし方やあり方で過ごしているかってことじゃない?

そうだね。
あと、その前に
場所っていうことで自分に問いかけてみたときに出てきたのが、国の場所っていうことだと思うんですけど、

わたしは、その国に行くって決める段階がすごく大切だと思っていて、まず本当に そこに心から行きたいと思って行っているという・・・

インスピレーションを感じたのか、なんか行きたい、なんとなく行きたいなのか、その場所のなにかを感じたいと思ってきてるのか・・・分からないけれど、

心の声に従ってそこの場所に行くということ自体が、そこでの本当に必要な出会いを引き寄せるポイントだと思っています。

頭で考えて「ここ行った方がいいかな」で行っても
そこで多分、出会えないと思うんですよ。

本当に、心の声で、「ここに行きたい!」と思って、今わたし達にはここが必要だみたいな感覚で行ったら、絶対その出来事って起きるから。

そこからがすごく大切なのかなって、今思い返したら感じましたね。

素朴な質問なんですけど、
旅先を決めるときに、どこから情報を得ているんですか?

たとえば、わたしだとインターネットでその風景を見たとか、テレビで特集をやっていたとか、そういうので国を知るんですね。

おふたりはどうやって旅先を決めるんですか?

サインがくるんだよね。

サインがくる???

身の回りに。

簡単に言うと、その国とか街の名前を2回以上聞く。
2回か3回。
1回聞いてピンときたら、そのまま行くこともあるけども
なかなか体が動かない場合、2回か3回くらいくるんですよ、
いろんな違う人たちから。

たとえば誰かの言葉で聞いたりとか
その辺のメニューの中に国の名前が載ってたりとか?

そうそうそう!
なにかのイベントとかがあるとか、
目の前にパンと入ってきたり。

あと面白いのが、そこに住んでいる方から
メッセージをもらうとか、つながるとか、Facebookとか。

そこに住んでいる人から急にメッセージがくるんですか?

そうそう。

そんなサインがあるので。

と言っても、サインがきても
わたし達の心が動かないときは
やっぱり行かないですよ。

サインがいっぱいきても。

サインがいっぱいきても
先程 Wakanaさんが仰ったように
心の声を聞いて「本当に行きたいの?」「行きたくないの?」という問いが、まず必要?

そう。
なんかワクワクするか、しないかっていう
ただそれだけなんですけど、
その感覚をふたりが、おそらく同時に感じるので、
それで決めていくっていうことが多いです。

おふたりが一緒に、
「そこに行きたい」ってならない場所には
行かれないんですか?

あんまりそうならないんだよね。

ならないんです。
不思議なんだけど、大体同じところなんだよね。
話してても「そう、そこ思った!」みたいな。

逆に、お互いが知らない、
どちらかが知らない国とか街とかがあって、
「ここどう思う?」って言ったときに
「いい感じがするね!」とか、

その感覚で、合って決める、とか。

お互いにフィーリングを大事にして
旅先を決めるということなんですね。

そうですね。

テーマの質問、多くの人たちは
「先に行って出会いたいわけでしょ?」

ぼくたちは「出会いたい」と思っていないかもしれない。

あ、いや、思っていると思うよ。
ミヒは(ミヒロさん)常に
「新しい人と出会いたい」って言ってるから。

ぼくは思っているけど
Wakanaは思ってないよ。

自然に出会から、って。
出会う人には自然に出会うからって。

でもね、ミヒは(ミヒロさん)
出会いとか、人とのアポとかを
昔はすごく取ってる人だったの。

どちらかというと
自分から取って、出会っていく人だったの。

本を読ませていただいたので
以前の(ミヒロさんの)イメージは
バリバリの経営者みたいな印象を受けていたんです。

そのときと今はまったく違うということですか?

以前と違うのは
より自然に、物事は起こるべきタイミングで
起こるからっていうことを、

ふたりで一緒に生き始めてから、ふたりで体験をして
そこをもっと任せてコントロールしないで、

それよりかは、自分たちがいい状態でいること、
心の状態も思考も、生き方、普段の行動もいい状態でいれば、

あとは、やるべきことをやっていれば、
次の道につながるようなご縁は
必ず与えられてくるから。

そのスタンスでいってるので
自然に出会うと思っているから、
出会おうとは思っていない。

逆に出会おうと思うと、出会えないと思うよ。

あぁ、そうだねー

出会いが欲しい、出会いが欲しいっていう人はね
出会えないですよ。

たとえば婚活とかでも
「わたしは出会いたい」
「わたしは運命のパートナーに出会いたいの!」
って叫んでる女性がいたとするでしょ(笑)

心の叫びですね

心の叫びは表面に出るから。

一同笑う

そういう人を見たときに
ぼくが独身だったら
「絶対声かけるのやめよう」って思う。

へぇー。

顔が必死とか、そういうことですか?

そうそう。
すべてにそれが現れるから。

「なぜ、出会いたいのか?」っていう
そこが大事だね。

出会うことで自分が望んでいることをもらえるとか
そういう・・・欲求?

求める出会いでしょ?

もちろん、なにかが欲しいっていうのは
決して悪いことではなくて、
とても自然な本能なんだけど、

出会いに関してと
人と人のご縁に関していったときに
「取る」よりも、
先に「与える」くらいの関係性が
いい関わりを生んできたなと
振り返ってみても思うので・・・

今振り返って思ったのは
なんでぼくたちが いろんな出会いがあったかって言うと
関わり合い始めたときに、たくさん与えていくの。

あ、そうそう。

与えていくって、なにをです?

その人が喜ぶことを どんどんすること。

そこの土地で、
出会った最初の人を、まず大事にするんですね。

だからその人以外と過ごそうとかは
最初はなにも思ってないです。

ただ、とてもご縁を感じた人の場合は
その方が困っていたら、
その人の力でそのことが解決できるように
わたし達はできることで、全力で、
サポートをさせてもらったりするし、

もっているものを、
どんどんお裾分けのようにしていくってことをやっています。

なにを必要としているかっていうのは、
その人から聞き出しているってことですか?

自然にそういう話になるんですか?

まず最初のひとりの人と大切にご縁を築いていけば、
自然と対話が生まれてきて、

対話が生まれてくれば
その人がどんな人で、どんなことで今悩んでいて、
どんな姿になったら、本当にこの人が輝くのか?

というのは見えてくるじゃないですか?

そうしたら、わたし達が
どんな関わりで、どんなことを持ってるものでお裾分けしたら
この人がHAPPYになるかな?っていうことは自然と分かってくるので、ただそれをやっていく・・・

と、

この人が輝いてきます、元気になってきます、
そうすると、この人のまわりにいる面白い人たちがいっぱいいて、寄ってきて、その方たちも紹介していただけたりするので、また出会いが生まれてくるという・・・

なるほどー

そういうことで、
今日の質問は

「出会った人になにを与えますか?」

ひろなさんの答えをどうぞ。

話を聞いていて
すごく自分のテーマとして生きてきた部分があって
人に与えられることの方が多いんですよ、わたし。

なにを与えているんだろうな?って今考えたんですけど
多分・・・雰囲気作りですかねぇ

今は慣れてないので猫をかぶってるんですけど(笑)
フランクにズケズケと、
どんどん人の中に入っていくんですね、

それがマイナスなことだと思ってたんですけど
「すごく受け入れてくれているような感じがするから嬉しい」と言われたことがありまして、、、

それですかね、わたしがいちばん最初にできることって。

いいですね!

Wakanaさんは?

わたしは、その場によって変わってくるんですね。

その場によってエネルギーを上げたり、
その人に今、ものすごく必要な言葉が、
パッと浮かんでくるメッセージじゃないですけど、あるので

それが、今言うべきタイミングであれば
その言葉を差し上げるっていうこともするし、
ハグで、ギュッとエネルギーを伝えるっていうこともするんです。

そんなことですね。

ミヒロさんは?

自分でつくっておいた質問なんですけど
出会った人になにを与えるか?
「その場では与えない」。

コミュニケーションが得意ではないので
その場でその人の欲しいものを察知するのって
ぼくはちょっと難しいんですね。

なので、その時間を持ち帰って
その人のことを思ってみて、
もしくは、その方の発信しているものを見てみたりして

「もしからしたらこれが必要なのかもしれない」ってことを
リサーチして考えて、
ちょっとタイミングをずらして与える。

本当に欲しいものはなんだろう?って
その人について考える、その相手を思う時間もいい時間ですよね。

素敵ですね、ありがとうございます。


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ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。

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”移働”のススメ【後半】

2019年4月10日

移動(旅)と仕事を掛け合わせたライフスタイルは人生を豊かにする。

移動や旅をしながら自分の好きや得意を見つけ、チャレンジを繰り返しながら、周りの人のチャレンジも応援している働き方実験家の松田然(もゆる)さんにさんにインタビュー!

小さなチャレンジをしながら自分の得意を知る方法をご紹介します。

松田 然
働き方や旅などの分野のライターとして4000人以上を取材。
自転車旅をしながら働くスタイルで47都道府県を走破したり、月の半分は国内外を旅するライフスタイルを実験している。
フリーランス向けの働き方コーチングや、健康オンラインサロンも主宰するなど、これからの働き方、暮らし方を考えることがライフテーマ。

対談の後半では、移動や旅をすることで得られることについてお話いただきました。

▼前半はこちら
今のワークスタイルになったのはなぜ?仕事と遊びに境目は? お金を稼ぐ理由って?

1. 移動や旅をすることで得られることは何ですか?

ミヒロ:もゆるさんは日本全国を自転車で旅した前と後でどう変化しましたか? 新しい視点が得られたとか。

もゆる:そうですね。旅をしている時もそうですが、旅に出ると決断した時から大きく変わりましたね。

30代になり、将来への漠然とした不安を抱いていた時に、心理学の先生やお坊さんの話を聞く機会があり、二人とも同じことを言っていることに気付いたんですね。「今を生きろ」と。

将来起こるかわからないことに迷うのではではなく、今やりたいことや楽しいと思うことをやることが大切と腹落ちできたので、心からやりたかった旅をすることに。そうしたら旅先でも同じような考えを持った人に多く出会えました。

ミヒロ:旅が人生を変えるのではなく、決断が人生を変えるんですね。旅すると人生が変わると思っている人も多いと思いんですが、それはどうですか?

もゆる:そうですね、このメディアが「自分探しトラベル」という名前ですもんね(笑)ぼくの中では、人生を変えるためには、本当の自分を発見する必要があり、ポイントもあると思っています。

例えば、非日常感のある場所に行くと「好きだな」「嫌いだな」という感度がいつもより上がりませんか?

ぼくの場合、そんな旅先で得た感情を大事にしていて、旅中は全力で現地を楽しんで、帰りの飛行機や新幹線などで感情を書き留めたメモを見返します。例えば、あのカフェは居心地よかったなとか、海が好きだとか、このクライアントの仕事は旅先でやっても楽しかったけどこのクライアントは違ったとか(笑)。

ミヒロ:感情を振り返れる帰り道がポイントなんですね!

もゆる:旅に出る前は調べることが多かったり、旅の後もゴールがないと何かを決めにくいじゃないですか。でも、旅先から家に帰るまでの間は、家に着くというゴールがあるので、それまでに自分探し=自分の得たかった感情探しをするイメージです。

2. なぜ、非日常だと感度が高まると思いますか?

ミヒロ:旅のように非日常の場所にいると、自分に対する感度が高まるのは何でだと思いますか?

もゆる:なんででしょうね……。あんまり考えたことなくて。

ぼく、今のワークスタイル自体が、会社と家の往復ではないので、日常も会社員の時と比べて非日常のような感じではあるのですが、ひとつ言えるのは会社員の時、移動は「耐える時間」だったんです。

でも、旅は現地や移動中で前向きな内省の時間が増えるので感度を高められるというか。ぼく「夕陽ハンター」という肩書きもあるんですが(笑)太陽が水平線に沈んだあと1時間くらいのマジックアワーの時間が好きなんです。

ミヒロ:ぼくも同じです。その時間好きです。

もゆる:あたりが暗くなって、空がピンクに染まっている時とかに、自分の感情と向き合っていると、いろいろ気付くことがあります。旅はそんなとっておきの時間を取りやすいんですよね。

ミヒロ:ぼくが思ったのは、日常だと考えないでできることが多いじゃないですか。習慣になっていることとか。非日常は物事一つひとつに対して「これってどうしなければいけないんだっけ」みたいに問われる、自分と対話する機会が多いから、自然と「改めて考える」というか。そこで、好き嫌いがわかってくることにつながってくるのかなと。

3. 今までどんなトラブルがありましたか?

ミヒロ:もゆるさんは旅や移動中のトラブルって今までありましたか?

もゆる:うーん、トラブルはあってもすぐ忘れてしまいます(笑)ちょっと思い出してみます。あっ、初めての海外でカナダに1年いた時は……

ミヒロ:初めての海外で1年間もカナダに?

もゆる:そうなんです。ミヒロさんはTOEIC受けたことありますか? 日本人の平均は500点くらいだと思うんですが、

ミヒロ:ぼく250点です

もゆる:今、ぼくは270点だったと言おうとしたら(笑)

ミヒロ:同じレベルですね(笑)

もゆる:英語ができない状態で海外に行ったので、コミュニケーションでトラブル続きでした。

例えば、当時の彼女がくれたお守りをアメリカの空港で不審がられて。ガタイのいい保安官に「コレはなんだ」と。「なんで縫ってあるんだ、何か入れてあるだろ?怪しい」って言われて(聞かれている英語も実はわかってない)。

英語で答えられずニコニコしていたら、数十分も取り調べを受けて、やっと飛行機に乗れたら席がダブルブッキングで……カナダの空港に着いてからもトラブル続きで、詳しく伝えたいのですが、いろいろありすぎてここでは割愛します。

その後も、仕事ができるワーキングホリデービザで外国人しかいない職場でも働き、はじめての海外ながらトラブル続きで、度胸がつきました。

ミヒロさんは旅のトラブルはありましたか?

ミヒロ:トラブルしかないですね(一同爆笑)このメディアも、「自分探しトラブル」にしようかな(笑)

もゆる: 旅、仕事、人生のトラブルといろいろ……。共通点があるものとないものがあると思うんですが、どれが一番課題解決しやすいと思いますか?

ミヒロ:う〜ん。そうですね……。一番簡単なのは、仕事のトラブルですね。これってすごく表面的なトラブルで(笑)。

旅のトラブルは、テストのように試されている感じがあります。

人生のトラブルが、本当に向き合うべきことなのかなと。本当に向き合うべきトラブル、人生のトラブルのサインとして、仕事のトラブルや旅のトラブルがあるような気がしますね。

もゆる:なるほど! ぼくの場合、旅のトラブルは本来楽しみにしてたことがトラブルで楽しめなくなるパターンと、その状態をも楽しめるパターンとがあるような気がしています。

ぼくは「実験」という言葉を使うことが多くて、旅のトラブルは「試されているな」と思うんですね。仕事だとクライアントに迷惑をかけるみたいなことがありますが、旅のトラブルだと「自分ごと」だけで収まるパターンも多い。

なので、旅中の失敗やトラブルもいい経験として、仕事や人生のトラブルの予行練習になる感じです。

4. 海外暮らしでどんな成長ができましたか?

もゆる:自分は英語が苦手でしたが、コミュニケーションも得意ではなく、口下手で。

ただ、海外に出てからは、上手に英語を喋れなくても、相手に対して心だけは開いていこうと思うようになりました。

ミヒロ:もゆるさんなりの心を開くポイントは?

もゆる:今は(心を開くのが)当たり前だと思っているので、意識している時点で無理しているなと感じますが、当時は英語が喋れなかった分、聞くことを意識しました。質問家のミヒロさんの前で言うのも恐れ多いのですが、質問が大事で、聞くことで相手にも心を開いてもらう練習をしていました。

ミヒロ:自分の心をどう開いたらいいかわからない人は、相手の心を開くことにフォーカスするんですね。話を聞いたり、質問したりすると相手の心が開くから、そこにスッと入っていけると。

もゆる:ライターのお仕事も一緒で、相手の心を開くことでいい取材ができて、いい記事が書けるようになります。まずは聞くことが大事。これを海外で学びました。

5. チャレンジとは何ですか?

ミヒロ:もゆるさんは「チャレンジ」を応援したくて独立したと言っていましたが、もゆるさん自身はいつからチャレンジを意識し始めたのですか?

もゆる:中学生くらいの時から、行きたい場所があれば自転車でどこでも行ってみたんです。例えば東京から鎌倉まで走ったり。

お金を理由にチャレンジしない人が多いと思うんですが、学生の頃はお金がなくてもチャレンジできた原体験があります。

はじめての海外もお金がなかったし、英語を話せないから怖いし、でも行ってみたら得るものが多かった。チャレンジしたことで人生が豊かになる経験をしたので、チャレンジの良いところを伝えたいなと感じました。

ミヒロ:チャレンジすると満たされる原体験があったから、周りにも知ってもらいたいという感じですか?

もゆる:そうですね。でもチャレンジの形はなんでもいいと思っています。

子育てをしながら仕事をしたり、SNSで情報発信したり……みんな自転車旅して!みたいなことは思ってないです(笑)

ミヒロ:自分らしく生きるためのひとつの方法として「チャレンジ」っていいかもね?って感じですね。チャレンジしている最中は「今、チャレンジしている」という感覚はありますか?

もゆる:二軸ですね。あるときもないときもあります。

自転車旅をしているとき、「チャレンジしているな」と思ったのは47都道府県全てを走り終えることが見えてきたときですね。

それまでは「楽しいなー」だけで、チャレンジしている感覚は薄かったです。

ミヒロ:最初はチャレンジの感覚がなかったんですね。

もゆる:チャレンジすることを目的にはじめるのではなく、やりたいと思ってはじめる感じで、振り返るとチャレンジしていたみたいな。

ミヒロ:自分の好きなことを色々トライしてみて、最後の締めくくりがチャレンジになるかもしれない。それくらいの感覚ですよね。

もゆる:おっしゃる通りですね。

ミヒロ:大きなチャレンジをすれば良い訳ではなく、自分らしい活動ができれば良いんですね。

もゆる:そう考えたら、チャレンジって言葉ではないかもしれないですね。自分らしい「在り方」とか「自然体でできる活動」とか。

「この数字を得る」「目標に到達する」ではなく、まずは身の丈にあったアクションをしていくことでいいのかなと思います。

6. これからやっていきたいことは?

もゆる:「移働」です。移動の「移」に働くの「働」。

ぼく自身、仕事があって行きたいと思った時に行けなかった話をしましたが、働き方が場所に束縛されている方は多いと思うんですよね。

その場合、情報がないのか、何かに囚われていることも多いと思うので、移動しながら働くためのノウハウを伝えたり、仲間を作ってもっと「移働」しやすい世の中にしていきたい。

移動の自由を得ることは豊かさのひとつだと思っています。そのための最初のアクションをサポートできれば嬉しいですね。

ミヒロ:移働、みんなしてほしいです。応援します。本日はありがとうございました。

▼前半はこちら
今のワークスタイルになったのはなぜ?仕事と遊びに境目は? お金を稼ぐ理由って?

働き方実験家 松田 然(もゆる)さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

   

Filed Under: 仕事, 旅 Tagged With: 旅, 移動, トラブル, 海外暮らし, 移働, インタビュー, 対談

”移働”のススメ【前半】

2019年4月7日

移動(旅)と仕事を掛け合わせたライフスタイルは人生を豊かにする。

移動や旅をしながら自分の好きや得意を見つけ、チャレンジを繰り返しながら、周りの人のチャレンジも応援している働き方実験家の松田然(もゆる)さんにインタビュー!

小さなチャレンジをしながら自分の得意を知る方法をご紹介します。

松田 然
働き方や旅などの分野のライターとして4000人以上を取材。
自転車旅をしながら働くスタイルで47都道府県を走破したり、月の半分は国内外を旅するライフスタイルを実験している。
フリーランス向けの働き方コーチングや、健康オンラインサロンも主宰するなど、これからの働き方、暮らし方を考えることがライフテーマ。

1. 今のワークスタイルになったのはなぜですか?

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):本日はもゆるさんの働き方やライフスタイルについてお聞きしたいと思います。まず、普段どんな仕事をしているのか教えてください。

松田然(以下、もゆる):今日はインタビューを受ける側ですが、いつもはインタビューをする側の人間です。もともとは会社員でライターをしていて、あるきっかけで独立し、今では”働き方”を軸に取材をして記事を書いたり、メディアやイベントを企画・運営したり、コワーキングスペースを立ち上げたり……いろいろやっているので「働き方実験家」と名乗っています。

ミヒロ:独立する際のあるきっかけとは、何があったのでしょうか?

もゆる:まだSNSが今ほど普及してなかった2010年頃、チャレンジでつながり応援しあえるWebサービスを作りたいと思って起業したんです。

ミヒロ:何でそのようなサービスを作りたいと思ったのですか?

もゆる:はい。ぼくが会社員としてライターをやっていた時代がちょうどリーマンショックと重なり、転職や退職する人が多かったのです。仕事がきつい、ボーナスが出ないなどネガティブな理由で「ひとまずこの環境を抜けたい」のような感じですね。

そんな後ろ向きな時代に、前向きなチャレンジでつながるSNSであったら面白いなと思ったんです。

ミヒロ:それを作ったんですか?

もゆる:結論から言うと、ローンチ(リリース)まではいかなかったんですが、ビジネスプランコンテストに出たり、エンジニアとデザイナーを雇ったりと、黙々とプロダクトを作っていました。貯金を取り崩しながら……

ミヒロ:今はまた本業でライターもされていますが、きっかけは?

もゆる:ライターに軸を戻したきっかけのひとつは「東日本大震災」です。

震災後、周りのみんながボランティアや募金などをしていた中で、ぼくは起業したてで、さらには取引先も震災の影響で少なくなり、お金も仕事も尽きていました。チャレンジを応援したいと思って起業したのに、ぼく自身がチャレンジも応援もできてないモヤモヤがあったんですね。

ミヒロ:ほかの人を満たす前に自分を満たしていない、と。

もゆる:そこで、まずはぼく自身がチャレンジできる環境を作ることと、周りにライターやフリーランスが多かったので、そういった身近な人たちのチャレンジを応援できるようにしようと体制をシフトしました。

例えば、ぼくは子供の頃から自転車旅をしていて、行きたい時に行きたい場所に行って体験を持ち帰り、それを伝える(情報発信をする)のが好きだったんですね。

社会人になってから、そんな活動ができていなかったので、震災後すぐに行けなかった東北に東京から自転車で向かい、現地の声を聞いて記事にしたりSNSで投稿しました。それもライターとしてできることだったので。

ミヒロ:東北まで自転車で!?

もゆる:はい。その時は、東北を後にし、さらに北海道の最北端まで自転車で旅もしながら仕事もしていました。

その体験を通じて「旅をしながら仕事」っていいなと思い、次のチャレンジが決まりました。47都道府県を旅しながら仕事をするスタイルを実験してみよう、と。でも、それをやるには怖さもあって。

ミヒロ:どんな怖さでしょうか?

もゆる:一番はクライアントからの見られ方ですね。だって旅している人に仕事を発注したくないじゃないですか(笑)ぼく自身も、インターネットがなければ連絡を取り合ったり、制作物を納品できないかもと不安がありました。

ただ、北海道まで1ヶ月自転車旅しながら仕事した際の売上は87万円くらいになり、利益でも50万円くらい出ました。この体験記を情報発信したら、「こんなワークスタイルもありなんですね」と取材を受けるようになったり、仕事の依頼がくるように。

旅と仕事は両立できる。これが小さな成功体験となりました。

2. 仕事と遊びに境目はありますか?

ミヒロ:旅しながら仕事するとクライアントからこの人は遊んでるのか? 大丈夫か? と思われる不安があったとおっしゃってましたが、それは事実でしたか? それとも自分の中の不安だけでしたか?

もゆる:それでいうと事実でした。ぼく自身が仕事を誰かに依頼する人でもあるので、連絡するとすぐに返事がくる人や締め切り守る人は信頼性が高いですし、ぼく自身もそうでありたいと思っています。

ところが、自転車旅していると1日140kmくらい走ってから仕事をするので(笑)リスクは常にあるのです。

ただ、その点は事実でもあり自分の思い込みだった部分もありました。

クライアントにも、ぼくをパートナーして思ってくれるタイプと単なる下請けと思っているタイプがいました。後者にとっては扱いにくい人だと思うんですよね。

その反面、パートナーと思ってくれているクライアントはぼくの活動を見てくれて、人となりを知った上で仕事を依頼してくれるので、そういう人たちと付き合っていたら売り上げも上がり、自由な時間も増えました。

ミヒロ:自分らしいワークスタイルを作ってそれを伝えていたら、それに合う人が残ったと。

もゆる:はい、情報発信をしていたのも大きいですね。旅先での人との交流や感じたことを発信していたんですけど、あえてリア充っぽい投稿はせずに、学びのある投稿をしていました。

ミヒロ:今も同じスタンスですか? 同じような視点で遊びの要素を出したりしますか?

もゆる:(今は)ぜんぜん遊びの方も出しちゃって、よく思ってない人もいるかもしれませんけど(笑)人の目を気にするのではなく、ライターや発信者って届ける先は必ずしもお金を生む場所ではなく届けたい相手だと思っているので。真面目な投稿をした方がいい場合はしますが、そこはとらわれていないと思います。

ぼく自身、会社を立ち上げたりメディアを立ち上げたり、ゼロイチでいろんなことをしてきて失敗も成功も経験した中で、誰かに言われたからではなく自分でやったことに関しては腹落ちできると感じてきました。

いろいろ実験していたら、無理してやるより自然体の方がいい仕事できるな、反応がいいな、とわかるようになってきたので、自分を殺して仕事をする必要はないと思っています。

ミヒロ:クライアント中心の仕事よりも、自分中心の仕事の方が情報発信する責任は自分にあるし、自由に仕事ができるって感じなんですね。今までの話の中で、仕事と遊びのキーワードが出たと思うんですが、その境界線はありますか?

もゆる:ミヒロさんはどうですか?

ミヒロ:ぼくはないですね!むしろ遊びが何かわからないですし、仕事がなんなのかもわからないです(笑)。

もゆる:ぼくもよくわからなくなる時があります(笑)。

昔は「お金を生むのか生まないのか」みたいなところが仕事だったのが、今は遊んでいてもお金を生み出せる人もいます。むしろ遊ばない大人の方が仕事をAIに置き換えられて……と言う時代になりそうですよね。

ミヒロ:そうですね、なのでこれからは「仕事」がなんなのかわからない時代ですね。

もゆる:ぼくはSNSがない時代も自転車旅をしていたんですが、その時はぼくの活動を知っている人はほとんどいなかったんですよね。ただ勝手に走ってる。

今、同じようなことをして発信すると「こんなところがあるんだ!」とか「ぼくもやってみたい」とか価値を感じてもらえるようになってきました。それが仕事につながることもあるので、個人が気軽に情報発信できるようになったことは大きいですね。

3. お金を稼ぐ理由って何ですか?

ミヒロ:昔は、仕事をする大きな理由として、お金を得るためという構図があったと思うんですが、今はお金がなくても生きていける仕組みができてきた。そこが大きく変わったのかな。

もゆる:そうですね。あと稼ぐ理由も変わってきたと思います。例えば、独立すると「食べていけるか、いけないか?」って話あるじゃないですか。ぼくもよく聞かれますが、食べていくのが目的だったら、毎月給与が振り込まれる会社で会社員をやっていたと思います。

だから、お金を稼ぐ理由は食べていきたいからではなく、ぼくの場合は、学びたい時に学べないとか、行きたい時に行けないとか、お金がないことで行動を制限されたくないからだったりします。

さらに、これからは助け合いの時代なので、お金より、好きや得意を提供することが大事になってくると思います。

ミヒロ:ぼくも「仕事で来ました」みたいなのが好きではなくて。仕事はプランがあって戦略立ててみたいなところがありますが、遊びって楽しいことをやっていたら、こんな風になりました、みたいなところがあり、そこが好きで。

もゆる:そうですね。仕事は課題がありそれを解決するみたいなところがあると思うんですが、今は「楽しさ」や「信頼関係」があれば、課題解決以上のことができ、信頼できる人と面白いことをしていたら新たな価値が生まれたみたいなことがスタンダードになる時代なのかなと思います。

ミヒロ:楽しいことをしていた方が、結論として世の中がよくなるんじゃないか? と、今の話を聞いて思いますよね。楽しいことをしているから、自分たちも楽しい。その周りも楽しくする。

例えば、「この地域の問題はどうやって解決しようか?」と難しい顔をしてやっているより、面白いことをしていればうまくいくのかな。

▼後半はこちら
移動や旅をすることで得られることは何ですか?チャレンジとは何ですか?これからやっていきたいことは?

働き方実験家 松田 然(もゆる)さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

  

Filed Under: 仕事, 旅 Tagged With: インタビュー, 対談, 働き方, 小さなチャレンジ, 得意を知る方法, ワークスタイル

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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