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好きになればうまくいく。藤代圭一さんインタビュー

2019年4月26日

サッカーコーチからマツダミヒロの鞄持ち、今の活躍まで、どんなプロセスを歩んできたのか?何がきっかけで、どう感じて、ここまで行動してきたのか?

全国で年間150回の講演を行いながら、協会を立ち上げ、旅も続ける藤代圭一さんにインタビュー。

好きなサッカーと、子どもたちと関わる仕事をしながら、海外でも講演を行う秘訣、天才的なコミュニケーションでたくさんの人とつながるその秘訣を伺いました。


藤代 圭一
一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰

インターハイ優勝チームなど全国優勝を目指すチームから地域で1勝を目指すチームまで様々なスポーツジャンルのメンタルコーチをつとめる。
2016年からは全国各地にインストラクターを養成。その数は250名を超える。
著書にスポーツメンタルコーチが教える「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」「サッカー大好きな子どもが勉強も好きになる本」

  

1. 今の活動があるのは、何かの出来事があったから?

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):フジシーの今の活動は(仕事内容は)どういったものが多いの?

藤代圭一(以下、フジシー):講演に呼んでいただいて、そこで講演をする、
協会をやっているので、認定を発行して、その方々と一緒にしつもんメンタルトレーニングを広げていく活動が多いですね。

ミヒロ:どうして協会をやり始めたの?

フジシー:昔、子どもと関わって失敗した経験をもとに、今しつもんした方が 子どもたちも 自ら目の色が変わり、やる気が高まることを、まずは自分自身で実践して知ったんですね。

その後に 自分の目の前の人たちは変化が見えるけれど、目の前の人以外でも困っている人がたくさんいることも知り、そのときに一人でやっていたら大変だな・・・、もっと多くの人の力になれたらいいな・・・と思って、一緒にやりたいという人たちを募集しました。

ミヒロ:今の活動があるのは、何かの出来事があってそうなったの?
もしくは、小さい頃からそういう活動をしようと思っていたの?

フジシー:出来事があったからです。
昔、サッカーのコーチをやっていたときに、会員が140人くらいいたんですけど
徐々に徐々に減って、40人くらいになっちゃって・・・(苦笑)

ミヒロ:えぇ、そんなに???

フジシー:ぼくは、サッカーコーチとしての仕事と、サッカースクールを運営する仕事に関わっていたので、退会理由を聞かなきゃならないんですよ。どうして辞めるのか?という理由を。
お母さんたちは、オブラートに包んでくれるんです、「他のことと曜日が重なっちゃって」とか「他にやりたいことができて」とか。

子どもたちは素直なんで、そのときの気持ちを教えてくれるんです。
「もう、サッカー嫌いになったから」って言うんですよねぇ

ミヒロ:えぇ!!!サッカーを習いに来てんのに?

フジシー:1人じゃなくて、そういう子はたくさんいる。
「サッカー好きでもっとうまくなりたい」と思ったり、「サッカー好きだからやりたい」と思った子が、サッカーを嫌いになってやめていく・・・
ひどいコーチだなと、これじゃダメだと思って、1回やめたんですよ。

ミヒロ:そのときに、自分がやっていることはこれでいいのか?みたいな感じだったの?
フジシーは、サッカーを教えたいわけでしょ?サッカーが好きなわけでしょ?
でも、サッカーを好きで通っていた子どもたちが、嫌いになってやめていく??

フジシー:そのときは、今のように考えが及んでいなくて、やる気がない彼等が悪いと思ってました。

ミヒロ:そうなんだ?へぇー

フジシー:やる気がない彼等が悪いから、ぼくたちはそんな間違ったことはしていない、いいことをしているはずだと思ってたんですけど・・・
あまりにも理由が・・・ちょっとおかしいと思ってたんですよね。

ミヒロ:そこで何をしたの?

フジシー:そんな状態のまま子どもと向き合うのは、ズルい、不親切だと思ったので、一度 勉強しようと思い、仕事を辞めました。

それからミヒロさん(の魔法の質問)をはじめ、カウンセリング、心理学、スポーツ応用心理学を学んでいきました。

ミヒロ:転機になるきっかけとしては、子どもたちがサッカー嫌いになったのを目の当たりにした、ということ?

フジシー:そうですね(苦笑)あれがなかったら、やっていないかもしれないですねぇ

ミヒロ:その中で、自分が変わっていかなきゃ!という気持ちがあったときに
どんなことを勉強したり、意識したりしていったの?

フジシー:意識したことは、彼等がより「自分からやる気になるには」どうしたらいいんだろう?と思いました。
それに対する情報・・・本を読んだり、セミナーに参加したりということは、たくさん行いましたね。

ミヒロ:「自分からやる気になるには?」
それは最初から、自分からやる気にならなきゃダメだと思っていたの?

フジシー:いや、やる気にさせよう、させようと思って、やっていたけれど逆効果だったということがあったので。

ミヒロ:それが分かったということね。

フジシー:今までとは違う方法でやらなきゃいけないから、彼等がやる気になってくれるにはどうしたらいいかな?という感じですね。

2. 自分から好きになったものは違う?

ミヒロ:そこでいろいろ学び、学んだ中でいちばん衝撃だったことは、何がある?

フジシー:衝撃だったのは、質問に触れて、ミヒロさんの話を聞いて、自分のことを聞かれているのに、ぼく自身が答えられなかったことが、結構衝撃でした。

たとえば、「どんな時にやる気になりますか?」って聞かれたときに、「あれ???答えられないな・・・」と。

これが最初はイヤだったんです。

自分が、「自分って自分のことを こんなにも考えてなかったんだ」と思ってイヤだったんですけど、でもそうじゃなくて、余白というか、伸びしろというか、自分のことをもっと知れるきっかけになるんじゃないかと思って、前向きに取り組んでいったら、どんどん楽しくなっていったんで・・・

それはすごく衝撃でした。

だから彼等も、自分のことがまだ分かっていないんじゃないかと思って。
ぼく自身が、彼等にすごく興味を持って関われるようになりました。

今までは「やる気がないから帰れ!」でしたけど、「やる気がないのはどうしてだろう?」って思えるようになりました。

ミヒロ:「やる気がないのは、その人が悪いよね」って、思っている人って多いように感じるんだけど、どう思う?

フジシー:まさしくその通り!(ふたりで爆笑)
「やる気ないなら帰れ!」って言ってましたからね、本当にそう思って。

ミヒロ:そういうものなのかな?

フジシー:失礼な言い方かもしれないですけど、競争して残っていく世界なので、自分でやる気にならなきゃダメだろう?という風に言っちゃいがちだったんですよね。

ミヒロ:普通はそう思うようね。

フジシー:トップの世界はそれでも良かったかもしれないですけど、サッカーをもっと好きになってほしいとか、サッカーを好きになってもらう人を増やしたいと思ったら、それだとキツイじゃないですか。

簡単に「サッカーを引退しました」とか、中学や高校で言うじゃないですか?「水泳引退しました」とか・・・それって日本だけなんですよね
海外の人は、引退という言葉はあまり言わないんです。

ミヒロ:え???

フジシー:生涯スポーツなので。ずっとスポーツは続けるものなんです。
「引退」って言葉を使うのは、プロの選手くらいです。
「引退」とは言わないんですけど。

ぼくたち(日本)の「引退」って、「もうあんなにしんどいことをしたくない」っていうことが背景にあるじゃないですか、それじゃダメかと思って。

ミヒロ:今の話を聞くと、上達するため と 好きで取り組むため というのは全然違うアプローチなんだね?

フジシー:あぁ、確かにそうですね。

ミヒロ:サッカーだったら、サッカーを好きになってくれる人がいいのにな、
だったら やる気がどうとか・・・じゃないってことだよね?

フジシー:今までは、ぼくたちが教えないと学ばないんじゃないかということがずっとあって、全部用意してやっていたんですけど、彼等が興味を持つきっかけ、ワクワクするきっかけがあれば、彼等は勝手に学ぶんだってことが経験で分かりました。

ミヒロ:それは何かのエピソードがあったの?

フジシー:自分自身もそうなんですけど、誰かに「宿題しなさい」とか、「これを勉強しなさい」って言われても、全然ピンとこないですけど、自分から好きになったものは違いますよね。

ぼく甥っ子がいるんですけど、甥っ子は車が大好きで、3歳くらいから 道行く車をずーーーっと眺めてたんですよ。

すると、「あれは日産車の〇〇だよ」とか「あれはトヨタの〇〇だよ」って教えてくれるんですね。ぼくは全然興味がないから、どれ見ても分かんないし、同じような車にしか見えない。

これが興味関心があれば、人ってどんどん吸収していくんだなと思って。
だとすれば、さかのぼって興味を持ってもらうきっかけをつくることが、とても重要だなって思ったんですよね。

ミヒロ:興味を持ってもらう方法っていうのはあるの?

フジシー:あります!あります!

ミヒロ:え!どんな方法?

フジシー:質問する、もそうですし、
体験するってこともそうだと思うんです。

たとえば、ぼくが小学校のときの先生が面白い人で、音楽を好きになってほしいということをすごくやっていたんです。

3人だけ選ばれた人に、家からモノを持ってきてね!って言うんです。
グラスとか、コップとか、筆箱とか、なんでもいいんですけど、
その3人は持ってきたモノを、最初に5分間叩いて回るんです

他の人は目を閉じて、その音からそのモノが何か?というのを当てるゲームをしたり、リコーダーも譜面が読めないと楽しくないので、ラとかレ(の音)を書いてある譜面を配ったり、

その前の週の歌謡曲ヒットランキング1位などが書かれたプリントをつくって
配ってくれたりするんですよ。

そうすると、うまいとか、下手とかじゃなくて、まず音楽に興味を持って取り組めるじゃないですか。それがいいなぁとぼくも思って。

サッカーも「キックがちょっと上手じゃないね」とか「ボールとめられないね」っていうところから始まっちゃうと、「あの子はうまくて、ぼくは下手なんだ」と、どんどんやりたくなくなっちゃうんですけど、そういった上達などをまず抜いて、好きになってもらうきっかけをつくります。

ミヒロ:なるほどー。
スポーツだったら「うまくなるにはどうしたらいいか?」
勉強だったら「成績を上げるにはどうしたらいいか?」じゃなくて、
「好きになってもらうにはどうすればいいか?」を考えてもらったらいいんだ?

フジシー:そうですね!その方がいいと思います。それが面白いですよね。

ミヒロ:興味をもってもらったら、その次は?

フジシー:その次は聞き役に回って、「どんなことが面白かった?」と聞けば、
喋りだすんです。それをたくさん質問して、聞く。

そして、ぼくたちが分からないことも彼等に聞いていくことによって、彼等は もっと、お母さんやお父さんにも教えてあげたい、という欲求が高まり、さらに自分で勉強するようになるんです。

ミヒロ:お母さんたちに教えてあげたい?

フジシー:たとえばサッカーだったら、「ぼくたちも勉強して子どもと同じ会話をしなきゃ」って思ってたんです。「子どもたちより知ってなくちゃいけない」と思って。

それよりも、子どもたちに聞く姿勢を持って、
「サッカー選手で今有名なのは誰なの?」とか、「どうしてその選手、有名なの?」とか聞くと、ばーーーって話してくれるんです。

子どもたちも、それでより好奇心が湧いて、他のことも知りたいって思う。

ミヒロ:相手を先生にするといいんだね?

フジシー:そうです!相手を先生にする。それはすごくいいですね。
ぼくたちが当たり前だと思っていることも、あえて子どもに聞いてみると、子どもなりに面白いことを思ってるんです。

スポーツでは、子どもたちに「もっと声を出しなさい」って言うんです。

ミヒロ:うん、よく聞くフレーズだね。

フジシー:ぼくはたまに、子どもに「声出さなくたっていいじゃん」って言うんですよ。
「なんで声出さなきゃいけないの?」って聞くと、子どもは子どもなりに結構思っていることがあって、それはお母さんやお父さんに聞いたことが入っているんですけど、自分の言葉で子どもたちが、「こうだから大事なんだよ」って言えることが、そのあとの行動に関わってくるんで、あえて当たり前なことも、わざと聞くようにしています。

ミヒロ:サッカーの視点でもいいんだけど、相手に聞く、子どもに聞くって
相手が何歳くらいからそういう風にしてもいい、って思うことはある?

フジシー:ないです!何歳でも大丈夫!

ミヒロ:3歳でも、4歳でも、聞く相手を先生だと思ってやるってことだね?

フジシー:そうだと思います。
でも、それに対して、ぼくたちが答えを持ってると、○・✕ をつけたくなっちゃうかもしれないですね。

上達するときには好奇心が大事だっていう話をしましたが、人の成長に関わろうと思ったら、その人に興味、好奇心を持つことが必要だと思うので、好奇心を持って問いかければ、ジャッジせずに耳を傾けられるかと感じます。

ミヒロ:好奇心を持つには?とかも考えたりするの?

フジシー:あぁー、いや、どうですかねぇ

ミヒロ:たとえば、藤代サッカー教室があります。100人くらい来ました。
100人平等に好奇心が持てるの?

フジシー:難しいですね。意識しないといけませんね。

ミヒロ:どういう意識をするの?

フジシー:なんだろう・・・
最初は、目につく子に意識が向くと思うので、目につかない子たちに対しては・・・

あ!サッカーで言ったら、
ボール扱いが上手な子と、ボール扱いがあまり上手じゃない子は目につくんですよ。

ミヒロ:ほう!だとすると、普通の人は目につかないんだ。

フジシー:そこは、うまくいってることは何があるかな?どんなことが成長したかな?という意識を持ちながら見るようにしてるかもしれないです。

ミヒロ:うまくいくところでもなく、うまくいかないところでもなく、
普通のところを探すことが大事なのかもね。

フジシー:そうですね。成長したところを見ることが重要かと思います。
一週間前と比べると どんなところが成長したかな、とか、
前回とちょっと表情が違うかな?とか、そういうのはすごく見るようにしてますし、そういうところをお母さんたちにも報告するようにしました。

ミヒロ:たとえば、お母さんだとしたら、「昨日より成長したところはどこかな?」という質問を考えてもらうといいんだね?
「今日はどこがダメだったかな?」とか「どこがうまくいったかな?」じゃなくて、「どんな成長したかな?」で。

フジシー:日々違うじゃないですか、ぼくたちって。
今の質問だと「成長しなきゃダメ」ってことになっちゃうかもしれないので、
「今日は、彼はどんなことを考えているかな?」とか「どんなことを大切にしたいと思っているのかな?」ということに興味を持って関わるようにしています。

中学生、高校生だと、サッカーのパフォーマンスが落ちているのは、実は恋愛面からきていたりとかするんで、一様に言えないんですよね。

ミヒロ:なるほどね!
それは、気持ちを見てあげるといいんだ。

フジシー:そうですね。今日、調子悪そうだと思ったときに、「それはどうしてかな?」とか。
相手の立場になって考えることは、よくしていることですね。「どうしてだろう?」って。

ミヒロ:そういうのは直接聞いた方がいいの?

フジシー:うーん、そうですね。なんとなく傾向で分かるときは聞かないですけど、聞かないと分からないことは多いですよね。特にたくさん人数がいたらそうですし、ぼくたちの思い込みで決めちゃうこともたくさんあって。

昔、小学校4年生の子たちが、グランドの中でケンカを始めたんですよ。
ぼくは大人的な解決をしようと思って、コートの外に出して話し合いをさせたんですよね。そうしたら30分経っちゃって、スクールの時間が終わっちゃったんですよ。(ふたりで大笑い)

でも、終わったらケロッと仲良くなってるんです。子どもたちってそういうときもあるじゃないですか。
そのときに必要な対応って違うから、聞かなきゃ分からなくて、その時も「どうしたいの?」って聞けば、「ごめんね」だけで終わっていたかもしれないのに、30分もかけて話し合わせちゃったんで。

ミヒロ:やはり聞かないとわからないね。


▼インタビューは後半に続きます。
ダメ営業マンから全国で講演をするようになった秘訣とは?


一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰 藤代圭一さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

  

Filed Under: 自分探し, 仕事, 子育て, 旅 Tagged With: 好きなこと, インタビュー, サッカー, スポーツメンタルコーチ, しつもんメンタルトレーニング, 藤代圭一

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Comments

  1. 大門 美智子 says

    2019年5月8日 at 12:42 pm

    読み応えありました。ありがとうございます。

    返信

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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