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自分探しトラベル

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問題

メンバーの不調和に気づいたら早めに対処

2020年9月26日

全体的なチームのコミュニケーションは取れているのに、1人だけやる気がなかったり、協調性のない部下がいる場合があります。

たった1人でも、その人の士気を下げたままにしておくと、他の人に影響を及ぼすことがあります。放っておくのは得策ではありません。

1. 個人面談でとにかく話を聞く

そんなとき、ぼくはまず、そのやる気のない部下の個人面談をします。
目的は、ひたすら話を聞くことです。

たとえば、
「今、どんな状態なの?」
「どんなことが大変なの?」
「気になることはある?」
と、とにかくたくさん話を聞きます。

そして、並行して、他のメンバーの話もそれぞれ個別に聞きます。
「どんなことが大変なの?」
「困っていることは何?」
「どんな状態になったら嬉しい?」

全体の状況を把握できたら、メンバー全員から出てきた問題点を検討し、できるだけ改善するよう努力します。すぐには対応できない場合でも、上司として問題点を把握しておくことが大切です。

これが、やる気のない部下、協調性のない部下がいた場合に、ぼくが最初に取り組むことです。
部下の思いを聞くということは、どんなときでも上司としての最優先事項なのかもしれません。

2. 「〇〇してもらえると嬉しい」と伝える

個別面談で部下の思いを聞き、状況を把握したら、今度は上司のあなたが部下にリクエストするという方法を取りましょう。

部下に何かをリクエストするときのポイントは、「してほしい行動」にプラスして「自分の感情」を添えることです。

「私は、〇〇してもらえると嬉しいなあ」
「私は、こんなふうに対応してもらえると助かるなあ」
「私は、これくらいのスピードでレスポンスがもらえたら安心できるなあ」

「(あなたが)こう対処して」「(あなたは)もうこんなことはしないで」と相手を主語にして伝えるのではなく、自分を主語にして、「(私は)こうしてもらえると助かる」「(私は)嬉しいな」とリクエストしたい行動と自分の感情を伝えると、相手に届きやすくなるのです。

確かに、「これくらいのスピードでレスポンスして」と伝えるのと、「これくらいのスピードでレスポンスがもらえたら嬉しいなあ」と伝えるのでは、伝わり方が全く違ってきます。

これは、相手への感謝の感情を含んだリクエストになります。

3. 「〇〇してくれないと困る」は切り札

同じ「してほしい行動」プラス「自分の感情」でも、「〇〇してくれないと困る」というリクエストのしかたもあります。

しかし、これは相手といい関係が作れていないと、「あんたなんか助けたくない」「やりたくない」と思われてしまう可能性があります。

もし、「〇〇してくれないと困る」のような救助のリクエストをする場合には、しっかり関係性ができてから使うことをお勧めします。

相手によって異なりますが、10回の感謝のリクエストを使ったら、ようやく1回の救助のリクエストができる、そんな感覚だと思います。
救助のリクエストは、本当に困っているときにだけ使うようにしましょう。

4. 絶対に放置はしない

これは、ぼくの失敗談です。
以前、違うビジネスをしていたときに、上司であるぼくと馬が合わない部下がいました。この場合は、やる気がないというより意見が合わないケースで、仕事を円滑に進めることができませんでした。

ですがぼくはよくあることだと思い、「まあ、いいか」と放っておいたのです。
しかし、それが間違いでした。
最初は、その部下は孤立していたのですが、気がついたらその勢いが強くなり、他の部下がその部下の言うことを聞かざるを得ない状態になってしまっていたのです。

結局、ぼく自身が仕事を続けることができなくなってしまいました。
このときの経験が、「問題となっている本人の話を聞き、なおかつ、周りのメンバーの話を個別に聞く」という今のぼくの対処法につながっています。

チームとして仕事を進めていく上で、「何か問題があるかもしれない」と感じたときは、その状況が深刻になる前に、できるだけ早めに話を聞くことが必要です。

放置していても、いい方向に向かうことは絶対にありません。部下の話をたくさん聞いて、問題を解決する手立てを取りましょう。

5. 小さな問題はたくさん起きて当たり前

ぼくは、このような問題が起こること自体には、何も問題がないと思っています。それは、たくさんの人がかかわっているので、問題が起きるのは当たり前だからです。

ですから、「問題が起きないようにするためにどうしようか」と考えるよりは、「問題が起きたときにどう対処するか」が重要だと考えています。

実際、仕事においては、問題が起きないほうが問題です。
「問題がない」というのは「物事の本質が見えていない」ということだと思います。

もし、全く問題がないのであれば、その仕事にチーム全体が妥協で向き合っている可能性もあります。「うちのチームは問題がないなあ」と思っているなら、「危ない」と思ってください。大切なことを見逃しているかもしれません。

一方で、小さな問題が起こったときは、「ダメだ」と思わず、「よかった」と思ってください。なぜなら、それを克服していくことで、大きな問題が起こるのを未然に防ぐことができるからです。

問題が起きない状態を続けていると、大問題に発展していくことがあります。小さな問題が起こることはいいことです。それにどう対処していくかを、しつもんを使って考えていきましょう。

魔法の質問
・今、どんな状態なの?
・どんなことが大変なの?
・気になることはある?
・どんなことが大変なの?
・困っていることは何?
・どんな状態になったら嬉しい?

Filed Under: 仕事 Tagged With: チーム, 問題, 不調和, 個人面談, 放置, 仕事

この一言で部下がどんどん動き出す!

2020年8月28日

上司は、業務を円滑に進めると同時に、部下を成長させるという責任を担っています。
これは、とても大変なことです。

でも、その目的を果たすために、しつもんは強力なツールになります。
それは、しつもんが、人の意識に問いかけることができる唯一のツールだからです。

では、部下に成長してもらうためには、どんなしつもんが効果的なのでしょうか?
具体的なケースを挙げながらお伝えします。

1. さまざまな角度から投げかけよう

上司として最も心がけたいのは、仕事に対して、部下を「受動的な態度で終わらせない」ということです。

多くの上司が、「指示命令を忠実にこなしてもらう」「厳しく指導して経験を積んでもらう」ことが成長する上で大事だと思っています。
しかし、ぼくはそうした方法よりも、問いかけによって「本人の中から答えを導き出すこと」のほうが人の成長をより促すと感じています。

部下に、物事に対する対応策を一方的に教えても、ベストな行動を生み出すことはできません。それは「やらされている行動」に過ぎないからです。

一方、しつもんによって導き出された結果は違います。

繰り返しになりますが、人は自ら導き出した答えをもとに実行したときに、最大の力を発揮します。
「こう考えるから、こうしてみたい!」という部分を育てることによって、部下は一人前に成長していきます。

「部下の考えや行動を引き出すこと」にフォーカスしたしつもんであれば、形を変えても部下の心に響くはずです。
しつもんという優れたツールを、部下の成長や仕事の円滑化に使っていただきたいと思います。

2. 大きな失敗をしたとき

woman written question mark on notepad in office

商品5000個の注文を受けたのに、500個で発注をかけていた。
そんな大きな失敗があった場合は、その結果、今どういった状態になっているのかを部下に把握してもらうことが大事です。

「今の状況の問題点は何だろう?」
「問題は何だと思う?」

これは、本人がどこに問題を発見しているのかを確認するしつもんです。

事の重大さに問題を感じているのか、ただ自分がミスをしたということに問題を感じているのか、もしかしたら何が問題なのか、よくわかっていない場合もあるかもしれません。
また、問題そっちのけで「許してもらうこと」に焦点を当てている部下もいます。

ここで大切なのは、部下にその状態の問題点を認識してもらい、何かしら現状を打破する対策を打たなければならないということです。

そのために、最初に問題点を見つけ出し、その時点でできる最善の対策を取ることに意識を集中させます。
現実として起こってしまったことは、もう変えられません。

「なんでこんなことになった?」などと過去に焦点を当てるのではなく、「どのようにすれば、この状況をより解決に向かわせられるだろう?」という質問をして、部下と一緒に事態の改善に努めるようにしてください。

同じような失敗を繰り返さないためには、部下自身に今の状況を理解してもらうことが大切です。そこを理解しないまま、上司が失敗をカバーしてしまうと、その部下は問題点を見極めないまま、問題の再発を繰り返すことになります。

大きな問題が起こったら、必ず「今の状況の問題点は何だろう?」という点をしっかり押さえるようにしてください。

このとき、「どう責任を取るつもり?」などの部下を責める質問は避けましょう。これは、部下の問題解決能力が全く高まらない質問です。

魔法の質問
今の状況の問題点は何だろう?

Filed Under: 仕事 Tagged With: しつもん, 仕事, 失敗, 問題, ミス

ギルバート・ケイス・チェスタートンの名言「問題はなんだろう?」

2019年10月1日

今回は、偉人の名言からヒントを得て、
自分に問いかけるということをしてみたいと思います。

偉人と呼ばれる方々の生き方からは、
時代を超えて学ぶべきところがとても多いですが、
その生き方を生んだであろう思考に想いを馳せてみることは、
より深い気づきが得られるのではないかと思います。

きっと偉人と呼ばれている人たちは、
こんな質問を自分自身に
問いかけていたのではないでしょうか。

よかったら、ぜひあなたも
質問に答えてみてください。

今回の偉人は、作家・批評家の
ギルバート・ケイス・チェスタートンです。

1.ギルバート・ケイス・チェスタートンの名言

解決策がわからないのではない。
問題がわかっていないのだ。ギルバート・ケイス・チェスタートン

こちらのギルバート・ケイス・チェスタートンの
名言を受けて質問です。

問題はなんだろう?

2. 真実は何か?

会議をしても、取るべき対策が思いつかない。
アイデアが出ない。

そういう場合は、たいていの場合、
本当の問題がわかっていないのだと思います。

飲食店を営んでいて、お客さんが減った場合、
「チラシを改善してみよう」
「ホームページを作ってみよう」
といろいろ策を練っても、

本当の問題がコストを抑えた結果、
味が落ちたせいだったら、解決できません。

何か問題が起こったときは、
「その状態の本当の問題は何だろう?」
と、見つめ直すことが大事です。

何が起こっているのか、
真実は何なのかを見つけるのです。

本当の問題がわかれば、答えはすぐに出ます。

逆に、答えが出ないということは、
問題がわかっていないということです。

答えを無理に出そうとせずに、
「本当の問題はなんだろう?」と考えてみましょう。

魔法の質問
問題はなんだろう?

Filed Under: 仕事 Tagged With: 真実, 答え, 名言, 偉人, チェスタートン, 問題, 問題解決, 解決策

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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