今までは、何かをプラスすれば成功するという考え方が多かったと思います。
知識を身につければ、資格を取れば、お金があれば。
これは足し算の成功法です。
でも、いろいろなモノをプラスして身につけていくことは、
鎧を身につけていくようなもの。
ココロの鎧や知識の鎧。
着れば着るほど自分が見えなくなってしまいます。
動きも鈍くなってしまいます。
これからはその逆の発想が必要かもしれません。
何をやめて、何を捨てて、何を手放すか。
引き算の成功法です。
足していく発想ではなく、引いていく発想です。
引いていけばいくほど、本質しか残りません。
鎧を脱ぎ捨てていったとき、
飾った自分ではなく、本当の自分がそこに見えてきます。
1. 「人と同じことをやる」をやめる。
人と同じことをやっていれば
失敗はしない。
恥はかかない。
そんな考えが
小さいころから心の中に根づいている。
みんなと同じような仕事、
みんなと同じような格好、
みんなと同じような人生。
そんな人が魅力的に見えるだろうか?
あなたは、あなたでしかない。
あなたの持っている個性を捨ててしまっては
もったいない。
人と同じことをやるのを
やめてみよう。
「人と違うことをやる」をはじめる。
人と違うことをやると
最初は不安かもしれない。
恐怖がやってくるかもしれない。
でも、1億の人がいたら1億のタイプがある。
そもそも同じ人は誰ひとりとしていない。
違って当たり前。
あなたらしさに気づき
それを表現していくことで
あなたの魅力がたくさんの人に伝わりはじめる。
あなたは
あなただからすばらしい。
夜寝る前に、「今の私で大丈夫」と声に出して言ってみよう。
2. 「足りない部分を探す」をやめる。
あの人のここが悪い。
あの人はなんでうまくできないんだろう。
他人の足りない部分は、
よく見えてくるもの。
でも、
できていない部分を探してもいいことはない。
これは自分にも言えること。
できていないことばかりを意識するのではなく
できていることに目を向ける。
まずは
足りない部分を探すのを
やめてみよう。
「得意なことを見つける」をはじめる。
「この人は、こんな得意なことがあったんだ」
長所にフォーカスを当ててみると
素敵なところがたくさん見えてくるようになる。
この人は、何が得意なんだろう。
優れているところはどこだろう。
人は誰でも得意なことを持っている。
それに気づくことからはじめよう。
そして、その得意な部分を
生かしてあげよう。
きっとその人の魅力が何倍にもなるから。
人と出逢ったら、まず、その人の得意なことを探して、伝えてみよう。
3. 「めったに喜ばない」をやめる。
むじゃきに喜ぶ姿は
恥ずかしくて見せられない。
そんなことで喜ぶ必要はない。
そんな冷めた人生よりも
ささいなことでも喜べる人生のほうがいい。
踊っている人を見て笑うよりも、
自分もいっしょになって
踊ってしまうほうが人生は楽しめる。
人生は一度だけ。
喜びを抑えこむなんてもったいない。
めったに喜ばないのを
やめてみよう。
「ちょっとしたことで喜ぶ」をはじめる。
毎日の中には、
喜べる出来事がたくさん隠れている。
そんな出来事を発見してみよう。
ちょっとしたうれしい出来事を。
どんなささいなことでも喜べる力、
喜び力をアップするだけで
人生の質が高くなる。
喜ぶ人のまわりには
笑顔の人が集まってくる。
それだけで豊かでしあわせな暮らしへと変化する。
1日の中でうれしかったこと、喜びを感じたことを手紙につけていこう。