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自分探しトラベル

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価値観

小諸の軽やかさと、星のあとに残る静けさ「どこを見て生きるか」を整える

2025年12月4日

小諸に行ってきました。——軽井沢の隣の町へ。

紅葉は、まだ緑が多い。10月があたたかすぎて、季節の針が少し遅れているみたい。
でも秋晴れが続いて、歩くほどに気持ちがほどけていく。

小諸で食べたおにぎりが、また最高で。具沢山のお味噌汁が、ちゃんと今の私を支えてくれた。
そして、話は山形の旅館へ。星を取った若旦那の言葉が、胸に残った。

この10月は、出来事が多すぎて、体感としては「何ヶ月分も生きた」みたいな不思議な時空。
だからこそ、今の私に必要だったエッセンスを、5章にまとめます。
それぞれに【問い】を添えて。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.213 バランスと軸の選び方
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 知らない町に行くと、心のノイズが静かになる

小諸には、小諸の「独特のバイブス」がある。軽井沢が混んでいる時に、ふっと逃げるように行くのに、ただの避難先じゃなくて、むしろ整い直す場所になる。

“浄化町だった”という言葉が似合うのは、きっと、必要以上の情報が少ないから。人の波から少し離れるだけで、自分の呼吸が戻ってくる。

わざわざ遠くへ行かなくてもいい。隣の町でも、世界は切り替わる。
旅の醍醐味って、距離よりも「視点の切り替え」なのかもしれない。

魔法の質問
どんな場所に身を置いたら呼吸が戻る?

2. 季節が遅れても、心地よさは受け取っていい

紅葉は場所によって赤くなっているけれど、まだ緑が多い。葉っぱも、しっかり残っている。
「11月中旬くらいかな」なんて言いながら、秋が遅いことを嘆くより、あたたかい10月の散歩を素直に喜べる日々がある。

予定通りじゃなくてもいい。季節も人生も、きっちりは進まない。

でも、だからこそ“今ここにある気持ちよさ”を、遠慮なく受け取っていい。
季節のテンポに合わせるんじゃなくて、自分の心地よさに正直でいることが、結果的にいちばん自然。

魔法の質問
「まだ早い」「まだ足りない」と感じる時、私は“今ここにある心地よさ”をどこで受け取れる?

3. おにぎりは、暮らしの原点を思い出させる

小諸のおにぎり。具沢山のお味噌汁。こだわりの味噌。たっぷりの具材。
すき焼きみたいな牛しぐれと黄身、昆布とツナマヨの合体——話しているだけで、体が「もう一回食べたい」って言う。

こういう時、分かる。
派手な出来事よりも、ちゃんとおいしいご飯が、人を生かす。
“満たされる”って、心の話のようでいて、すごく身体の話でもある。

レビューを書きたくなるほどの感動は、「ここに戻ってきていいよ」という合図みたいだ。

魔法の質問
最近の私を立て直した“もの”は何ですか?

4. 評価は外から来る。軸は内側で守る

山形で、応援してきた旅館が星を取った。
「もっと大々的に出したら?」と言われても、若旦那はこう言った。

星も老舗も、お客様がそう言ってくださる“結果”。
外からついてくるもの。自分から掲げるものではない、と。

これ、簡単じゃない。
嬉しいことほど、言いたくなる。見せたくなる。

でも、どこを見て仕事をしているかで、選ぶ態度は180度変わる。
外の評価を否定しない。でも、そこに飲まれない。

新しさも取り入れながら、「ここだけはぶれない」を持ち続ける。
その“ぶれなさ”が、場の時間や雰囲気を残していく。

魔法の質問
私が今、外の評価よりも守りたい「ぶれない軸」は何?

5. 贈り物は、相手の「大切にしている世界」を想像する練習

星を取ったお祝いで花束が届く。ありがたい。受け取る。
でも本音をぽろっと言うなら、「野に咲く花を一輪、素敵な花瓶に」——そっちが“らしい”。

この混ざり具合が、すごく人間的で、すごく美しいと思った。

そして気づく。贈り物って、品物の話じゃない。
その場にどんな空気が流れていて、その人が何を大切にしているか。
そこを思いやれるかどうか。
想像の深さが、そのまま愛の精度になる。

10月は、出来事が多すぎて、体感が何ヶ月分にもなる。
時空がずれているみたいな日々だからこそ、“何を贈るか”より先に、“どこを見ているか”を整えておきたい。

魔法の質問
大切な人に何かを渡す時、「その人の場」と「その人の美学」をどれくらい想像できている?

まとめ

小諸の軽やかさ、遅れてくる紅葉、身体がよろこぶおにぎり、星のあとに残る静けさ、そして贈り物の想像力。
10月は、出来事の量に対して、心の整理が追いつかないくらい濃かった。だから「時空がずれてる」と感じるのも、きっと自然。

でも、こんな月ほど大事なのは、派手な結論じゃなくて、自分の軸に戻ること。
外から来るものは、ありがたく受け取る。
内側で守るものは、丁寧に守る。

軽井沢から、次は箱根へ。
移動が続いても、私たちは「どこを見て生きるか」を持っていける。
それさえあれば、時空がどれだけ伸び縮みしても、ちゃんと帰ってこられる。

 

  

  

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 軽井沢, 紅葉, 旅の記録, おにぎり, 旅館, 小諸, 仕事の軸, 価値観, 時間感覚, 本音, ミシュラン, 贈り物, 余白

家族や身近な人達のことを知ろう

2021年7月8日

近い人ほど、自分の人生に影響する。そんな人達の考えも聞いてみよう。

1. お金は悪い?

お金というと、
いいイメージがある人もあれば、
悪いイメージがある人もいる。

あなたはどちらだろうか。

悪いイメージには、悪い出来事がついてくる。
いいイメージには、
いい出来事がついてくる。

どうせだったら、
いい出来事が起きた方がハッピー。

もし、
悪いイメージしかないのであれば、
過去に原因があるかもしれない。
今までの思考に原因があるかもしれない。

それをリセットして、
あらたな価値観を
創り出していきたい。

魔法の質問
あなたはお金に対してどんなイメージがありますか?

2. 素敵な場所

北海道 大自然 牧場

いくだけで癒される。
そんな場所にたまに行ってみるのもいい。

エネルギーが充電される場所。
やる気が出る場所。
ほっとする場所。
安心できる場所。
メッセージがわいてくる場所。 

そんな場所に来ると、
出逢える仲間も変わってくる。
話す内容も変わってくる。

日常ではいけないかもしれないけれど
たまに行くのはいい。

あなたは最近、そんなところにいっただろうか。

魔法の質問
あなたは、最近素敵な場所に行きましたか?

3. 自然を感じる

流れ星を見に行く。
満点の星空の中、
地面に寝ころんで、
360度の星空の中。

1分に1度は、
尾を引いた流れ星が
びゅんびゅんと現れては消える。

家族でこんな体験をできることを
シアワセに感じる。

自然を丸ごと体験すると、
地球に、
そして宇宙にぼくたちが住んでいることを体験できる。

自然の中に住んでいるのだから、
自然をたくさん感じたい。
あなたは、
どんな時に自然を感じただろうか。

魔法の質問
あなたは、どんな時に自然を感じましたか?

     

Filed Under: ライフスタイル Tagged With: 家族, 仲間, 価値観, 場所, 自然, お金

コミュニティに入れていい人、入れてはいけない人

2020年10月16日

自分や自分の商品に興味を持ってくれる人がいると、嬉しいです。
嬉しいと関係を続けたくなるものです。

でも、あなたが満たされていない状態だと、どうなるでしょうか?

1. 愛の選択と恐れの選択

満たされていないと、「その人とつながっていきたい」というよりも「つながっていかなきゃ!」という、依存的な想いがでてきます。
「誰でもいいから、つながっていたい!」という気持ちになります。

そうなると、顧客を選ぶことはできません。
本来だったら来てほしくないお客様でも、つかんで離したくないという状態になります。

「〜しなければならない」という理由での選択を、ぼくは「恐れの選択」と呼んでいます。
ちなみに、「〜したい」という理由での選択を「愛の選択」と呼び、この愛の選択をできるだけ増やしていくことを勧めています。

ですから、自分の心の状態をメンテナンスすることが大事になります。

心が安定し満たされているときに初めて、顧客を選べるようになります。常に、自分の心の状態を安定させることを心がけてください。

2. あなたのスタンスを決める

ではここで、顧客の選択について説明します。
人は3つのタイプに分けられます。

  1. 興味を持ってくれない人
  2. 興味を持ってくれるけど、買わない人
  3. 興味を持って、購入してくれる人

まず1の興味を持ってくれない人は、コミュニティに入れてはいけません。
2の興味はあるけれどお金を払わない人と 3の興味があって購入してくれる人は、あなたのコミュニティに入れていい人たちです。

そして、3の興味を持ってお金を払ってくれる人は、さらに2つに分かれます。
「自分に投資をしない人」と「自分に投資をする人」です。

まずはどこまでをお客様にしたいのか、ラインを決めてください。このラインは、どこで引いても正解です。それがあなたのスタンスになるからです。

でもお金を払う人であれば誰でもいいか? というと、それは疑問だとぼくは思います。

仮に、自分と価値観が一致していない人が、お金を払ってお客様になってくれたとします。そうすると、そもそも価値観が合わないので、改善にもつながらないクレームが来るのです。その対応で、あなたはエネルギーを消費してしまいます。

そういう販売の仕方、顧客の選び方をしたいでしょうか?

ぼくはなるべく、価値観の合うお客様とだけつながりたい、と心がけています。
ただ単に商品を買ってくれる人というよりは、ぼくや、ぼくたちの活動に共感をしてくれる人だけでコミュニティをつくれたら、と考えています。

もしかするとあなたは、「そうすると、誰も買ってくれないのでは?」と不安になるかもしれません。 でも大丈夫。そんなことはありません。

価値観を共有してくれるお客様は必ずいます。
それを信じて、自分が買って欲しい人に買ってもらいましょう。

選ぶ権利というのは、お客様だけにあるわけではありません。お客様と、売り手のあなた、お互いにあるのです。売り手も買い手も選ぶ権利があって、それが一致したときに販売がおこなわれるのです。

ですから、あなたもお客様を選ぶことをしてみてください。
「こんな人には来てほしくない」という要素をリストアップしてみましょう。「こんな人は嫌だな、お金があるから買わせろと言われても嫌だな」
それが明確になると、来てほしくないお客様から、自分を守ることができます。

限られたエネルギーを大事にしていきましょう。
そして、お互いが成長できる関係を築けるお客様と一緒に、コミュニティを育てていきましょう。

ポイント
顧客を選んでみよう

Filed Under: お金, 仕事, ライフスタイル Tagged With: コミュニティ, 選択, 価値観, スタンス, 顧客を選ぶ

ことあるごとに価値観のズレが見つかってしまうとき

2020年10月14日

*一般の方に募集した夫婦のお悩み「ケース12」

夫とあまりにも価値観が違うので、よく揉めてしまいます。
盆正月に、夫は夫婦揃って夫実家に帰るべきだといい、私はそれぞれが別々に実家に帰省すればいいという考え方。子どもにとっては両方の祖父母に会いたいはずですから。

ほかにも、しつけ、教育費、冠婚葬祭費、親戚付き合い・・・夫婦としてことあるごとに違っていて、どうしたらいいのだろうと悩む日々です。

1. 2人が目指したい方向性を、すり合わせよう

Mihiro&Wakana’s TALK

パートナーと価値観が違うことは、全然悪いことじゃないと思うの。もちろん、価値観が近いパートナーだったら、同じことを楽しいと思えたり、生活スタイルも似ていたりして楽だけど、価値観が違う人と関わることで人って成長していくんじゃないかな?
 
自分とは違う考え方や生き方を知ることができるし、新しい自分に出会えたりするから。
 
だから、パートナーと価値観が違うことを悲観するのではなく、自分にとって新しい価値観を、どう受け入れて成長していくかっていうことにフォーカスするのが大事だと思う。
だからこそ、全く違う価値観のパートナーを選んだわけだしね。

そうだね。そもそも100%価値観が同じ人なんて、この世にはいないし、価値観は違って当たり前。価値観が違う2人だからこそ、新しいものが生まれるしね。
 
あと、みんな価値観ってよくいうけど、「価値観とは何ですか?」と質問しても答えられない人も多いんじゃないかな?
 
ぼくは、この「価値観」を別の言葉で置き換えると、「何を大切にしたいか?」だと思っているんだ。そして、この「何を大切にしたいか」について、パートナーと2人で話し合った時に、100%一致することってないよね。

100%一致したとしたら、クローン人間だよね(笑)

だから、2人で「何を大切にしたいか」を話し合って、相手が大切にしたいことで「譲れるところ」は相手に合わせて、「譲れないところ」は、認め合っていくということをする。
 
そうやっていけば、パートナーと価値観が違っても、いい関係は築けるはず。

そうだね。たとえば、片方が旅行好きで、もう片方が旅行好きじゃなくても上手くいくよね。
 
このご相談者さんは、きっと「パートナーと価値観が同じこと」を求めているのではなく、「パートナーに、自分が大切にしている価値観を大切にしてもらうこと」を求めていると思うの。
そういう意味で、お互いの大切にしていることも知り、それについて話し合えるといいね。
 
それから、「こうあるべき」は小さい頃からの環境でつくられたものだから、それって人にとって自分の家族との愛や思い出が詰まっているわけで、大切にしたいことなんだろうなと思う。
 
それぞれの大切にしたいこと、想いという視点から話をすることで、どちらが正しいとかの戦いのエネルギーになることがなく、安心してお互いに話し合いやすいんじゃないかな。

そしてぼくは、「価値観」よりも大事なのは「方向性」だと思っているんだ。
この「方向性」を別の言葉で置き換えると「2人でどんなことを実現していきたいか」ということ。
 
これがあまりにもかけ離れていると、いくら価値観が合ってもうまくいかないと思う。

ここで大事なのは「2人で」という視点だよね。
この視点が抜けていると、
「私はこういうことがしていきたい」
「ぼくはあんなことがしたい」
とズレていくから。

もちろん夫婦でやりたいことが違ってもいいんだけど、その場合は「お互いの夢ややりたいことを、応援し合える関係でいたい」といった風に、目指していく方向性が一致していないと、バラバラになってしまうと思う。

私のお友達夫婦は、「2人で高め合える人生を送りたい」と言っていた。
それも素敵だよね。

夫婦によって正解は違うので、ぜひ2人で話し合ってみてほしいね。

2. ベスト・パートナー・セラピー

「価値観が違っているのは成長にもなる、それより2人の「方向性」を話し合ってみよう」

他人であった2人が一緒に暮らすのですから、価値観が違っていて当たり前。
価値観が違う2人だからこそ、新しい何かが生まれる余地もあります。
「パートナーと価値観が同じこと」を求めるのではなく、互いに違っていることを前提にしましょう。

「何を大切にしたいか」を話し合って、相手が大切にしたいことで「譲れるところ」は相手に合わせる。
一方、「譲れないところ」は、互いに認め合っていきたいものです。

そして「価値観」よりも大事なのは「方向性」です。
「2人でどんなことを実現していきたいか」について、ぜひ話し合って見ましょう。

2人のバックグラウンドから来る価値観が違っていても、2人がこれから作っていく方向性は、すり合わせられるし、新たに作り出せるもの。
2人で何を実現していきたいか、話し合いたいですね。

魔法の質問
・あなたが大切にしていることは何ですか?
・パートナーが大切にしていることは何ですか?
・パートナーが大切にしていることで譲れるところ、譲れないところは何ですか?
・あなたはどんなことを実現していきたいですか?
・2人でどんなことを実現していきたいですか?

  

  

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

Filed Under: 自分探し, 恋愛, ライフスタイル Tagged With: パートナーシップ, パートナー, 価値観, 方向性, 実現したいこと

何度言っても改善しない!部屋を散らかす夫のいるあなたに

2020年10月10日

*一般の方に募集した夫婦のお悩み「ケース11」

うちの夫はまるっきり片づけができません。
服は脱ぎっぱなし、靴下は丸めて置いておくだけ。使ったものも放りっぱなし。
何度「片づけて」と言っても、片づけてくれないんです。

わたしは整理整頓された、きれいな家に住みたいのに。
夫を変える方法はあるでしょうか。

1. 理由を観察して、メリットを翻訳して伝えよう

Mihiro&Wakana’s TALK

ぼくは片づけが苦手なので、このご相談を受けてドキッとしました(笑)

そうなの。昔のミヒロは家でもホテルでも、脱いだ服を置きっぱなしにする人だった。でも、最近は少しは自分で片づけるようになったよね。
服を畳んで1箇所にまとめて置いてくれるようになったし、ベッドメイキングもしてくれるようになった。

もともと片づけ力ゼロだったぼくが、そこまで成長したって我ながらすごいなあ。でも、どうしてぼくは片づけるようになったんだろう?

「なぜ片づけをしないのか」を、私が理解したからだと思う。
もともと私は、空間が整っていないと全然リラックスできないタイプなので、最初は、なぜ片づけないのか不思議で、「なんでここに置きっぱなしにするの?」って言っていたと思う。
でも、ある時から、なぜ片づけないのか理由を観察していたら、脱いだ服を片づける場所を知らないということに気づいて、収納場所を伝えるということをしてみたの。
 
やっぱり、家の中って女性が管理していることが多いから、男性って片づける場所がわかっていないケースが多いじゃない?
だから「脱いだ服はこの洗濯カゴに入れるんだよ」とか、「畳んだ服はここに置いてね」とか。
 
一つひとつ伝えていったら、理解して、洗濯物は洗濯カゴに入れるようになったし、服を畳んで1箇所にまとめてくれるようになったんだと思う。

そう!「やり方」を教えてくれたから、ぼくもできるようになった。
一方、ベッドメイキングは、WAKANAがなぜベッドメイキングをしているのか理由を説明してくれたんだよね。これまで「ベッドを整えて」って言われても、「なんで整えるの? また寝たら、どうせグシャグシャになるのに」って思っていたんだよね。
 
でも「寝る場所って神聖な場所だから、そこを整えることが英気を養うことにつながるんだよ」とか「毎朝ベッドメイキングすることで、自分も整うから、ある意味、瞑想効果があるし、今日1日を整えられるんだよ」ということを、何度も伝えてくれたから、自分の中でベッドメイキングの大切さを知ったんだよね。

ミヒロの中で「目的と意図」を理解したのね。
 
ご相談者さんの旦那さんも、彼なりにきっと片づけられない理由があると思うんだよ。そして片づける意義が、まだ腑に落ちていないのかもしれない。
例えば、片づけ方がわからないとか、仕事で疲れていて部屋を片づけるエネルギーが残っていないとか。
そもそも今まで片づけの習慣がなくて、片づけることのメリットを理解していないとか。

そうだね。 この機会に、なぜ相手が片づけられないのかという理由を、観察して分析してみるといいかもしれないね。

そして、その上で「どういう伝え方をしたら、この人は片づけたくなるか」を考えて伝えるといいかもしれないね。
 
伝える際は、相手が大切にしたい価値観を踏まえて、片づける意義を伝えると、腑に落ちると思う。
例えばミヒロは、無駄な時間や効率の悪いことがすごく嫌でしょ?
 
だから、デスクの上が請求書など処理しなければいけない書類でいっぱいになっている時は、「今のうちに整理しておかないと、あとで必要以上に時間がかかって非効率だよ」と伝えるの。

自分が大事にしている価値観を踏まえてアドバイスしてもらえたら、男性も嫌な気はしないし、ありがたいなって思うよね。

相手が受け取れる形で提案するって、ある意味「翻訳作業」だと思うの。
相手の行動を見て、相手の立場に立って、「この人が受け取れる言葉ってなんだろう?」と考えて伝えていく。
「翻訳作業」って聞くと、一見大変そうに思うかもしれないけど、女性側もそれで相手がやってほしいことを対応してくれたら100倍ラクだよね。

相手にわかる形で、翻訳し合って伝えるって、コミュニケーションの基本かもしれない。
これは今回の片づけの問題に限らず、いろんな面で使えそうだね。

2. ベスト・パートナー・セラピー

「片づけられないパートナーには、片づけのハウツーとそのメリットを、相手にとって受け取りやすい言葉に翻訳して伝えよう」

片づけられない人には大きく2つの理由があります。
まず片づけ嫌いの人は、そもそも方法を知らないこと。その片づける方法を具体的に教えることで案外と「なるほど、これならできる」と合点することもあるはずです。

そしてなにより大きいのは、本人にとってはまったく片づけに興味がないこと。
本人にとっては散らかった状態に困らず、片づけるための時間を取るのが面倒だし、片づけるメリットを覚えないということです。

これがひとり暮らしであれば、本人が最終的にやらざるを得ない状態になるわけですが、同居人がいて、妻のほうが散らかった部屋に耐えられなかったら、ついつい片づけてしまうので、ますますやる意義が見つからなくなります。

そこでなにより大事なのは、「片づけるメリット」を相手にとってプラスのある言い方で伝えて、モチベーションを促すことです。

相手にとって「仕事の生産性がある」とか「運気があがる」といった自分の価値観に根ざしたメリットがあれば、心に刺さるものです。
相手が受け取りやすいメッセージに「翻訳」して伝えてみましょう。

魔法の質問
・なぜパートナーは片づけられないのでしょうか?
・どういう伝え方をしたら、パートナーは片づけたくなりますか?
・パートナーが大切にしている価値観は何ですか?

  

  

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

Filed Under: 自分探し, 恋愛, ライフスタイル Tagged With: 価値観, 片づけ, 翻訳, パートナーシップ, パートナー, 観察

『世界のどこでも生きていく方法』しつもんカンファレンス2018

2019年8月16日

【世界のどこでも生きていく方法】
海外で生きる×自分の意志×自分らしく

海外ではどんなことがあるか想像もつきません。
そこで暮らすということを考えるとさらに想像を絶するでしょう。

文化も環境も価値観も全く違う場所で、
自分らしく生きていくには何が必要か?

様々な国で生き抜いた”生の体験と声”を聴くことが出来る、貴重な機会です。
日本で生きていくにも必要なヒントがたくさんあります。

2018年9月30日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション5A

▼登壇者情報
スピーカー/
山脇 恭子
一般社団法人mother earth代表
https://mama-supple.com

日高 有紀
ジュエリーデザイナー
https://www.instagram.com/blue_handmadejewelry/

黒柳 聖子
バストリシェイプセラピスト

質問家/
永田 佳奈
LIFEWORK COORDINATOR
https://ameblo.jp/lovekoji0318/

1. 「違い」をどうにかしようと頑張らない。それが、世界のどこでも楽しく生きていくコツ。

永田 佳奈(以下、永田):では、スピーカーの3名の方に、今どんなご縁で、世界のどこに住んでいるか、それぞれお話していただければなと思います。どうぞ。

山脇 恭子(以下、山脇(恭ちゃん)):山脇恭子と申します。今わたしは主人の駐在に付いてまず北京に行きまして、北京5年、上海8年目で、中国歴は13年になりました。もう血は入れ替わっておりますので、完全中国人になっております。よろしくお願いします(笑)。

黒柳 聖子(以下、黒柳(聖子ちゃん)):黒柳聖子と申します。ミヒロさんの「マウイセミナー」がご縁でマウイに住んでいます。よろしくお願いします。

日高 有紀(以下、日高(有紀ちゃん)):日高有紀と言います。インドネシアのバリ島っていうところに住んで7年目なんですが、インドネシア人の旦那さんがいまして、今子どもが1年生の子と3年生の子がいます。よろしくお願いします。

永田:ありがとうございます。今、その国でそれぞれどんな生活をされているのか、お仕事だったり、普段どんな風に過ごされているのか教えてください。

日高(有紀ちゃん):自分の仕事はジュエリーをバリ島で制作していて、それ以外に(手に持っていたポーチを見せながら)このWAKANAさんがデザインされている「ライフツリーカード」を入れるポーチとか、ミヒロさんの「ことはカード」とか、そういったデザインとか制作をバリ島でさせてもらっています。

黒柳(聖子ちゃん):マウイ島では、ほんとにのんびりと何もせず…………(笑)なんかそういう生活です(笑)。

山脇(恭ちゃん)・日高(有紀ちゃん):(笑)

永田:すっかりもうハワイに何十年も住んでいるように見えますね。そのマウイに住むようになるまで波乱万丈なことがあったとお聞きしています。ちょっとそのことを聞かせていただけたらなと。

黒柳(聖子ちゃん):マウイに住むきっかけは、入国のイミグレーションあるじゃないですか。あそこで、捕まっちゃったんですよね。で、それが自分は悪いことしてないから全然心配ないと思っていたんですけど、それで捕まって、そこで覚悟したっていう感じです(笑)。

永田:何の覚悟でしょうか?(笑)

黒柳(聖子ちゃん):マウイに住みたいっていう(覚悟)。それまでは何回か行ったり来たりしていて、見える状況が整ったらいつか行きたい……。ある程度お金がまとまったらとか、子どもが落ち着いたらとか、そういうのがありながら行ったり来たりずっとしてたんですけど。

最後に(マウイに)入った、そのイミグレーションで捕まって、そのときにもうどういう状況であろうと「マウイに行きたい!」って、そこから。

永田:それは何が原因で捕まったんですか?

黒柳(聖子ちゃん):行き過ぎたんですね(入出国の回数が多かった)。

永田:で、入れてもらえなかったんですか?

黒柳(聖子ちゃん):入れてもらえたんです。
そのとき2時間半くらい、いわゆる取り調べみたいなことがありました、ほんとに犯人扱いで。パスポートも携帯も取り上げられて、ちょっとしたメモ書きなんかも「これは何だ?」って感じですごく言われて。

そのときにほんと「自分はどうしたいか?」っていうのがやっと決断できて「マウイに行きたい」っていう想いを……、そうしたら行けるようになりました。

永田:そのままマウイに住むことにして、それで結婚されたんですか?

黒柳(聖子ちゃん):そうですね。

永田:ありがとうございます。恭子ちゃん。

山脇(恭ちゃん):今、上海で「子育て講座ままサプリ」っていうのをやらせてもらってて、もうみんな上海のお母さん。あとは、ミヒロさんのオンラインスクールで日本の方々にも子育てマインドっていうのをお届けしてるのと、上海のラジオ……全部「ままサプリ」っていう題名なんですけど、お話しさせていただいたりしています。

わたしは(主人の)駐在で初めに北京に行ったときは、楽しいだけだったんですけど、そのあと日本に帰って5年経って、日本でもお仕事してたんですけどね。そうするとまた”駐在”って言われるわけですよ。また中国行くって言われるわけですよね。

そうすると、「女性の人生って何なんだろう?」ってすごく考え始めまして。自分の思うようにいかないというか、作った人間関係も仕事もこうやって「いつも中断されるんだ」っていうことで、「上海行く」って言われたときも怒ってたんですね。

で、まぁずっと怒っててもしょうがないので、ミヒロさんの「魔法の質問」が転機になって、山形に行かせていただいて、それからですね。

自分のしたいことが回り始め、大学から心理学を専攻していたんですが、社会福祉士っていう感じで心理学をベースにした(活動を始めました)。やっぱり駐在員のママたちって同じように悩まれてる方がすごく多いんで。ベラベラしゃべってたらこういう感じになりまして、「ままの安定剤」とか「ままのビタミン剤」っていう意味で「ままサプリ」になりました。

永田:ありがとうございます。有紀ちゃん、さっきね、さらっと「インドネシア人の彼と結婚したので、インドネシアに住んでいます」っていうことだったんですけど、そこもけっこう波乱万丈な感じが(笑)。ちょっとお話ししていただけたらなと思います。

日高(有紀ちゃん):結婚したのは……えっと……2000……(恭子・聖子の方を見ながら)何年だっけ?(笑)

2008年か2009年くらいで、最初子どもができたんで、実家が愛知県なんですけど愛知県に(主人に)4年間来てもらいました。そこからバリ島に移住して今7年目なんです。去年の誕生日に主人が病気で亡くなって、まだ31歳だったんですけど。ちょうど1年半前くらいに亡くなって、でも日本に帰るという選択はほんと1ミリもなくて。そのまま子どもたちと一緒にバリに残るって思うんです。

永田:何がその1ミリも日本に帰る選択がなかったと思わせたのかな?

日高(有紀ちゃん):愛知県のけっこう田舎のほうなので、その地域の人たちしか付き合わないっていう環境なんです。バリだとほんといろんな宗教の友達がいて、うちはヒンドゥー教なんですけど。ムスリムの子もいれば、キリスト教の子と仏教の子もいるので。

それぞれ宗教によってお祭りごととかすごく多いんですけど、そういうのも全部子どもが小さいうちから「この子はヒンドゥーだからこうだよね」とか「この子はムスリムだからこうだよね」とかって受け入れられている環境がすごくいいなって思って。

わたしは31歳からバリに住んでいるので、なかなか違いを受け入れるっていうことが難しかったんですけど、もう子どもたちは小さいうちからそういういろんな文化とか、いろんな国の違いを受け入れられる環境っていうのがいいかなって思って。バリにいたいなって思いました。

永田:ありがとうございます。恭ちゃんはですね、メルマガをずっと読ませてもらっていて、3人の息子さんの子育てすごく大変そう……と。個性的なお子さんたちで、日本にいたときもすごく大変だったと思うんですけど、そこを乗り越えたコツ?というか、異国で子育てしたコツは?

山脇(恭ちゃん):う〜ん…………うちの長男がたぶんちょっとアスペルガーの気があるのと、次男が多動症で3歳児検診のときに診断されてるんですね。ま、でも全然大変じゃなくて。日本で過ごした5年間がいちばん大変でした。

なぜかというと、わたし一人で子育てしなきゃいけない状況で、3人が……、次男と三男は年子なんですけど、車から降ろすとみんな走っていく子で、もう車に轢かれそうになったり、川に落ちてみたり。ま、次男は車に轢かれてるんですけど実際に。
「すごい怖い」ってなって、車に轢かれたことがよくて、今生きてる感じなんですね。

なんでしょうね、このアスペルガーとか多動症って、アメリカでは「スターチルドレン」とか「レインボーチルドレン」とか言われてて、トム・クルーズとかスティーブ・ジョブズとか。ま、日本でもイチローとか黒柳徹子とか、天才みたいな方みんなそうなんですけど……。

中国とかもけっこうそういう概念はないんですが、なんだろうな。分けないかな、日本みたいに。なので、中国行ってからの方が楽に生活できてる感じですね。

中国人って基本的に人のこと気にしないんですね。自分軸なんですよ、すごく。そういう土壌があるのと、やっぱり海外に住んでみて思うのは、みなさん(聖子・有紀の方を示し)そうだと思うんですけど、日本は単一民族で、ほんとにこんな国は珍しいかなっと。

中国って51民族あって、すべてのテレビの字幕が北京語で書かれてて、もう全然わからないんですね。上海人も、しゃべってることがわからなくって。

上海人同士しか結婚できない制度があったり、地方の子と上海の子ができなかったり、違って当たり前なんですよ、文化自体が。なのでそんなに大変ではなかったです。

永田:ありがとうございます。それってどこの国によっても違うと思うんですけど、今、中国人は自分軸、人と違って(当たり前)というお話があったんですけど、インドネシアとマウイでそれぞれ「インドネシアの人ってこうだな」って感じるところとか、「マウイの人はこうだな」って感じるところはありますか?

日高(有紀ちゃん):中国と似てて、やっぱり日本人って、みんなと違うことをしていると学校で目立つというか、なんか言われたりするんですけど。バリは自由っていうか、きまりっていうものがあんまりないんですよ。学校も、日本はすごく厳しいなって思うんですけど、けっこうゆるいです。

時間とか守らないし(笑)。なんかよく行くマッサージがあるんですけど、「5時に行きます」って言ったら絶対5時にいないし。市役所にいるとか。翌日また5時に(予約を)取ってもまたいなくて、なんか警察にいるとか(笑)。

でも、それもイラッとするんじゃなくて、「それも仕方ないな」って、受け入れてイライラしないように。「そういう民族なんだな」って。

最初はやることすべてにイライラして、日本人と違うところが受け入れられなかった。4、5年くらい経って、だんだん。理解はできないですけど、そういうものなんだと思った方が楽だなって思って。受け入れることができるようになってきたかなと思います。

永田:聖子ちゃんどうでしょ?

黒柳(聖子ちゃん):自分に正直でいられる、それがすごく違うかなって思いますね。日本にいるときは、着たいもの……お洋服一つにしても、動き一つにしても、みんなに合わせたり、周りがどう思うかな?みたいなだったんですけど。

向こうに行ってからは、自分が「これが好き!」とか「これが食べたい!」とかほんとにどんどん自分を好きに……。みなさんそんな感じで。そのへんが全然違うかなと思います。

永田:聖子ちゃんが今伝えたいこと、バストケアから始まって、”自分を大事に”とか、”自分がやりたいことをしようよ”っていうメッセージを感じるんですけど、それはマウイに行ってより強くなったんですか?

黒柳(聖子ちゃん):そうですね、自分がやってきたからこそ感じるというのもありますし。向こうの人たちを見て感じる、両方あると思います。

永田:そういうことを伝えるお仕事を日本でしていて、まったくキャリアを捨てるわけじゃないけど、ご縁が薄くなるのはわかるじゃないですか、海外に行くと。それでも行きたいと?

黒柳(聖子ちゃん):いや、思わなかったです。築き上げてきたものを捨てる、家族を捨てる、親友を捨てるって、すごく……。サロンもしていたので、そのサロンの仕事も置いていく無責任さとか。やっぱりすごく悩みましたね。

で、目に見えた状況を整えてから行きたいと思っていたんですけど、さっきの話(イミグレーションで捕まった)の決断するときがあったので。そういう目に見えた状況は置いといて、「自分がどうしたいか?」っていうことで動いたんです。

永田:決断してから、解決しなければならないというか、整えなければならないことがたくさんあったように聞こえたんですけど、それはどのように整えていったんですか?

黒柳(聖子ちゃん):やっぱり子どものことが。「お母さん、1ヶ月マウイに行ってくるね」って言ったっきり帰らなくなっちゃったから、それがいちばんほんとにシンプルに心配。

「子どもがグレたらどうしよう」とか、「寂しさのあまり死んじゃったら」とかいろいろ考えて、それがいちばん不安だったんですけど。マウイの自然の中でほんと自分を自分でセッションするような形だったんですけど、やっぱり子どもは”親を選んでくる”というのが腑に落ちたというか。

「自分が自分らしく生きる」ことが、子どもにとっても(わたしのところに)来た意味がある。自分がいろいろ子どもに教育というか、教えてたことよりもそっちが大事かなって思って、やっと落ち着きました。

永田:そのあとお子さんとお話っていうのは?

黒柳(聖子ちゃん):会うまではいろいろ説明したり、わかってもらおうといろいろ考えてたんですけど、会ったら目を見て、触れて、それだけでよかったです。

2. 海外で自分らしく、楽に生きるコツは、「自分のやりたいことをはっきり言う」

永田:今回のタイトルが「世界のどこでも生きていく方法」っていう、そのヒントになるものをいくつかお話していただいたと思うんですけど。

このタイトルで「これは伝えたいな」とか、このタイトルで依頼が来たときに「これは……」っていうものがあれば、お話していただけたらなと思うんですが、恭ちゃんからお願いします。

山脇(恭ちゃん):わたしは自分の意思で中国に行ったわけではなかったので、このタイトルが来たときも「何を話そうかな?」って思ったんですが、だからこそ葛藤があって。やっぱりずっと怒ってたっていうかね。

環境……「なんで自分だけ10何年も中国から帰れないのかな」っていう腹立ててたところがあったんですが、今思うのは、2国を知ったということで自分の多様性がすごく広がったなって思えてるんですね。

子どもたちの学校の進路もそうですけど、たとえば日本で学校が全部不合格になったとしても「中国帰ってくればいいや」っていう感覚があったり。みんなそうなんですよ。近いし。2国が自分の国みたいな感じがあって、選択肢の幅がすごい広がったなって今思ってるんですね。

ま、自分以外は全部異文化だとわたしは思っているので。中国人も異文化ですけど、日本人だってわたし以外の人は全然違う考え方、価値観を持っていて。それが中国に住むことで、なんていうかな、頭じゃなくてわかった、腑に落ちた。

全然通じないんです、話が(笑)。人の家にドリルで穴空けて、びっくりして窓開けて「何してるの!?」って言ったら、「いやなんかケーブルテレビ引くって言ってるから」って言って、穴空けたまま帰っていくんですよ。それは分業なんですけど、「雨降ったらどうするの?」っていうくらい穴空いてるんですね、家に。

そういうことが日常茶飯事で行われてて、水漏れとかももう……。(今回のカンファレンスは)台風でね、すごかったですけど、あんなのしょっちゅう中国では起こっていて(笑)。で、直らないんですよね。

日本ってすごいなって思ったのが、すぐ直してくれるの、ホテルだったんで。そんなの(中国だったら)全然直らないし、耐えて生きていくしかないんですけど。それにいちいち腹立ててたんですが、それ、文化なんですよね。

中国の歴史、文化大革命とかいろいろあって、自分以外のことは信じられないって彼らはなっているので、国も信じられないし、社会も信じられないし、自分たちの親戚だけ信じて生きていくという文化なので。

それを理解したら、腹が立たなくなって。怒ってばっかりいたんですが、腹が立たなくなって、そしたらほんとに楽になりましたね。日本人同士もそうだし、中国人ともそうだし。「わかり合うんじゃなくて、認め合う」と思って生きています。

永田:ありがとうございます。聖子ちゃん、どうでしょう?

黒柳(聖子ちゃん):日本にいると遠慮してたりしても、だいたいわかってくれるじゃないですか。遠慮してるとか気を遣ってるとか。そういう”言わなくてもわかってるでしょ”という感覚がまったくない。海外に行くと。

なので、自分のやりたいことを、したいことをはっきりした方が、サポートとかもすごくしてくれたりとか、助けてくれたりとかね、いろいろしてくれることもあるんで。
やっぱり気を遣う、遠慮するとか、そういうことはせずに、はっきりしていた方がいい気がします。

日高(有紀ちゃん):やっぱり「違いを受け入れる」ということかなと思うんですけど。日本にいると、日本の文化とか日本での普通ということしか知らないと思うんです。たとえば子ども……、赤ちゃんでもピアス空けてて、公園とか行くと、すごく言われるんですよね。

日本だと「子どもなのに、なんでピアス空けてるの?」と言われるんですけど、逆にその子がバリに来たら「え、なんでピアス空けてないの?」ってなるんですよ。

バリだと赤ちゃんもピアスを空けるのが普通だけど、日本だとそれはあり得ないじゃないですか。だからその辺はもう文化の違いとか、習慣とか。どっちがいい、悪いとかもないし、そういうのを受け入れると、スムーズかなと思うんですけど。

永田:「違いを受け入れる」ということがお三方から出てるんですが、さらに受け入れて、楽しんでるようにわたしには見えるんですけど、楽しむコツはどうでしょうか?

日高(有紀ちゃん):楽しむコツですか…………?(困った感じで 笑)

え?なんだろう?楽しむコツですか。あんまり深く考えないことです(笑)。なんか、感じるものを大事にしてます。

永田:聖子ちゃんはどうでしょうか?

黒柳(聖子ちゃん):楽しむコツですね。楽しむコツは、付き合いなんですよね。ほんとに行きたいときだけ行くっていう。

だから、ほんとに自分が求めているものがはっきりするし、行ったらやっぱりよかったって。日本だと付き合いで行くものが多いから、「ハァ、もう疲れた」とか。

ほんとに自分が求めたものがもらえる、そういうのが楽しいです。

永田:普段どんなふうに過ごされてるんですか?好きな人とだけ付き合うという感じですか?

黒柳(聖子ちゃん):うん、そうですね。前は誘われたらとりあえず「行っておこうかな」とかいろいろありましたけど、今は行きたいときに行くし、ドタキャンもいっぱいあるんですよ。みんなお互い。「今日は気が変わったから行かない」とか。

日高(有紀ちゃん):バリもそうですね。

黒柳(聖子ちゃん):ね。そういうのができるのがほんとに幸せですね。日本だと絶対できない。

永田:日本だと「わたしのこと嫌いだからドタキャンするのかな」とか「ドタキャンされた」ってけっこうショックなんですけど、するのもされるのもOK?

黒柳(聖子ちゃん):OKですね。

山脇(恭ちゃん)・黒柳(聖子ちゃん)・日高(有紀ちゃん):(永田の反応を見て 笑)

永田:恭ちゃんはどうでしょうか。

山脇(恭ちゃん):そうですね、みなさんの言ってるとおり中国もそうなんですけど。

こないだ講座を中国人の前でやらせてもらおうと思って、中国人のところに打ち合わせしに行ったら、「あのね〜、先生ね、たとえば50人申し込みあったとするでしょ。当日来るの3人なんですよ」って言うんですよ。

「はぁ?」ってなって(笑)。「なんで50人申し込みあるのに、3人なんですか?」と聞いたら、「中国人はそんな感じ。雨が降ったり、その日の気分で来ないから、登録してても来ないよ」って。「それでもよかったらやります」と言ってくださったんですけど、そんなアホみたいな講座はやりたくない(笑)。

だから、やっぱり日本人ってすごくて。わたしはすごく日本人であることに、海外に行ってから誇りに思っていて。仕事は絶対日本人とやりたいです。

もう中国人とはできない!(笑)。認めてますけど、やっぱり仕事となるとすごくこう不便が出てくるんですね。日本人ってほんとに信じられて、素晴らしい国民だなって思うんです。

ただ、そういう素晴らしい国民だからゆえに、わたしたちが常識と思ってることは世界の常識じゃなくて。ほぼほぼ日本だけで通用する概念ってたくさんある。ドタキャンはあるし、時間は守らない。

時代とか国が変わると変わるものって、もうなんか縛られなくていいんじゃないかなって思っていて。中国に行ったとき、ほんとにびっくりしたのが、どこでもご飯食べますよね。接客してるのに、食べ始めるんですね。なんか麺すすりながらしゃべったりするし、カバンとかその辺の市場で誰かが買おうとしたら「(カバンが)汚れてる」って言ったら、金魚の入ってる水槽の水で拭いてとか(笑)。

ま、それはね、笑い話なんですけど。なんだろ、初めは、日本で絶対日本人はしないよねということにすごくとらわれてたんですけど、なんか別に……。ま、そういう金魚の水で拭いたらダメですけど、「どうでもいいかな」と思えることが多くなってきて、わたしの幸せのハードルが下がったんですね。

なので、すごく生きやすくしてくれたなというのは思っています。日本は幸せのハードルが高い国だと思います。

(今回の)ホテルの台風への対応を見ててもそうだし、できて当たり前のアベレージがすごく高い。それはすごい幸せでもあるし、ある意味、できなかったときの不幸とか不便を感じることは、わたし自身すごくあった。中国との落差で、もう何年もかかりました。ずっと思ってましたから。

ようやく最近、どこも一緒かなと。いろいろアジアとかも旅行に行くんですけど、まぁたいがい一緒。日本が特別。そう思えたことが宝、財産かなと思っています。

永田:コツというのは、「幸せのハードルを下げる」ということですかね。ありがとうございます。

3. 文化や価値観、相手のスタイルを変えようとするのではなく、「そうなんだ」から始める。

永田:楽しむために大切にしていることって何ですか?

日高(有紀ちゃん):楽しむためにですか?ほんとに小ちゃいことでも感謝することですかね。やっぱり母子家庭なので、子どものことが忙しくて、でも仕事もしないといけなくて。両方忙しいという感じで、ほんとに時間がないんですけど。

お手伝いさんとか義理の家族、お友達とか近所の人とか助けてもらうことがすごく多くて、それがないと海外で家族をもってやっていけないかなと思うので、みんなの助けがあってほんとに生活できてるなってことに感謝しています。

永田:みんなで育てているという感じなんですかね?

日高(有紀ちゃん):そうですね。日本だと核家族が多いというか、子どもはわたしのものっていうイメージが大きいと思うんですけど。バリには義理の、旦那さんのお姉さんとか親戚が近くにいるんですけど、まだ赤ちゃんのときに、わたしに声をかけずに勝手にどこかに連れて行ったりするんですよ。

それで「いない!」ってなって。わたしには弟がいるんですけど、姪っ子とかをちょっと公園に連れて行くとかコンビニに連れて行くとか、絶対声をかけるじゃないですか。「ちょっと連れて行くね」って。それが(バリは)なくて、気づいたらいない、ということがすごく多くて。

だから、子どもはわたしのものだけど、みんなで育てるっていうか、境がない感じですね。

永田:そんなことを恭ちゃんのラジオでも話されてませんでした? 中国は「子どもは宝」だから……。

山脇(恭ちゃん):そうです。中国は「宝宝(バオバオ)」って書くんですけど、子どもは国の宝で、みんなで育てるんですね。だから、わたし最初に日本で子育てしたときがいちばん大変だったって言いましたけど、レストラン連れて行って(子どもが)泣くと、すごい冷たい目でサラリーマンのおっちゃんとかに怒られるんですよ。

「なんで、こんなところに小ちゃい子連れて来るんだ!」って言われたこととかあるんですけど、中国では絶対なくて。というか、街中うるさいみたいな(笑)。

声も聞こえないくらいうるさくて。それは中国の文化があるんですけど、レストランで食べるときに「大声で食べないと消化に悪い」っていう文化が。

日高(有紀ちゃん):しゃべりながら食べる?(笑)

山脇(恭ちゃん):しゃべりながら食べないと怒られるんですよ。それって、ほんとにそうなんですね。消化に悪くて、だから大声でみんなしゃべるんですね。

一人で食べるなんて、もっての外で、わたしはよくお昼に一人でごはん食べているので、怒られるんです、中国人の人にね。「なんでそんなに寂しい食べ方してるんだ?」って。みんなで食べる……って、ちょっと話がそれましたけど(笑)。

「宝宝」って呼ばれてるので、その子たちがレストランで大声騒いでたりしても、怒られないんですよ。そういう文化があるので、「しゃべれ、しゃべれ」と言われて育っている。

うちの子たちを連れていっても、店員さんが抱っこして厨房に持って行ったりするんですね。で、骨つきの肉をガブって加えて戻ってきたり、りんごをもらって帰ってきたりするんで、すごく楽でしたね。

だから、「あなたは食べておきなさい、わたしたちが(子どもは)見とくから」ってみんな子どもが大好き。一人っ子なんで、子ども見たらもう「宝宝」とか「宝(バオ)ベイ」とか言うんですけど、みんなでいじくる文化がありますね。

日本はもうどちらかというと、「その人の子どもだから口出ししたりすると失礼」という文化がありますけど、違うんですね。

永田:では、最後の質問です。

今まで異国に住んで、これはすごい衝撃的だったとかびっくりしたっていう事件が何かあれば、一つシェアしていただけたらなと思うんですが。

先ほどちょっと、金魚の水で(売り物のカバンを)洗ってたとか、もしかしたらそれは序の口かもしれないんですけど、何か「えぇ〜!」っていうびっくり事件を。

日高(有紀ちゃん):バリに住んでけっこうすぐのときに、実家に半年くらい住んでたんですけど。旦那さんのお姉ちゃん家族も住んでいて、一応わたしたち夫婦の部屋と、一つの家で部屋が分かれてたんですけど、普通に部屋に入ってきて冷蔵庫のものを取るとか、服を使ったりとか物を使ったりっていうのは当たり前で。

いちばんびっくりしたのは(笑)、旦那さんの長袖の服が1枚だけあったんですけど、それをお姉ちゃんが勝手にハサミで切ってノースリーブにして着てたんですよ(笑)。長袖の服は1枚しかなくて、探しても「ないない」ってなったら、お姉ちゃんがノースリーブになったその服を着てて。

人のものをハサミで切ることが悪いって思ってないんですよね(笑)。バイクに毎日乗るんですけど、お姉ちゃんは日焼けが嫌で手袋をするんですよ。わたしが庭の掃除用に買ってきたかわいい手袋があるんですけど、それが「ないない」って探してたら、(指の先端部分を)ハサミで切って、バイク用の手袋として使ってたんですけど。けっこうそうやって勝手に服を切ったりとか、長いスパッツをショートパンツみたいにして切って(笑)履いてたりとか、勝手にそういうことするんですよね。

でも、それを悪いって思ってないんですよ。”家の中にあるものはみんなのもの”みたいな。子ども(の扱い方)みたいな感じなんですけど、人のものっていう感覚はあまりなくて、それはすごいびっくりしました。

永田:そのとき有紀ちゃんはどうしたんですか?(笑)

日高(有紀ちゃん):言葉を失いましたね。

会場:(笑)

日高(有紀ちゃん):人にも言えなくて。なんかもうそのままですけど、びっくりしました(笑)。

永田:他にもそういった同じようなことが、いくつもあった感じですか?

日高(有紀ちゃん):けっこうそういうことは多くて。旦那さんと二人でゲストハウスを建ててそれを経営してたんですけど、旦那さんが亡くなったときに、お葬式が終わった翌日に「わたしたちが住むからもうもらうね」みたいな感じで、今住んでるんですよ(笑)。

一円もお金出してないんですけど、それもほんと自分たちのものって思ってるみたいで。やっぱりその辺の”家族の垣根”っていうか。日本って結婚したら……新しい家族がいるじゃないですか。でも、わたしの旦那さんは結婚しても元の家族のものは元の家族のものっていうか、こっちのものは全部元の家族のものっていう感じで、その辺はびっくりしましたけど。ほんとそういう感覚なんですよね、悪いって思ってない。

永田:悪いと思ってないから、誰にも言えなかったんですか?

日高(有紀ちゃん):言っても悪いと思ってないから通じないんですよ。だから、諦めるしかない、そういう感じです(笑)。

永田:ありがとうございます。聖子ちゃんはどうでしょうか?

黒柳(聖子ちゃん):あまりびっくりはないかもしれないです。ただ、下着とかを着けなさすぎて、そこはちょっとびっくりしますね。洋服屋さんに入って試着するってなったときに、脱いだら何にも着てないんですよ。

日高(有紀ちゃん):パンツも?

黒柳(聖子ちゃん):パンツも。「(目を見開いて)あら〜!?」みたいな感じはありましたね。あとは、働き手と……う〜ん、どっち?働く人と働かされてる人?

永田:雇う人。

黒柳(聖子ちゃん):雇う人?が日本と逆転してるから、祝日のときは全員休みとか、店が全然開かないんですよ。みんな働く人が守られている。

日本だと誰かが出るとかありますよね。そういうのが全然なくて、全部休みなんですよ、クリスマスとか。ああいうのはびっくりですね。

永田:ありがとうございます。恭ちゃんはどうでしょうか?

山脇(恭ちゃん):いろいろありすぎて……。ちっちゃいことから言うといっぱいありすぎるんですけど……、やっぱり医療かな。

中国の医療が劣っているわけではなくて、けっこう進んでるところはあるんですけど、なんせ適当なんで。たとえば縫うとかもジグザグに黒い糸とかで(笑)。交通事故でここ(額を示して)切っちゃったんですけど、黒い糸で縫われたりね。女の人なんで、ちょっと(笑)。「すぐ抜糸するから」って言われましたけど、しばらく黒い糸だったし。

骨折とかしたら、みんな中国の病院には連れて行きたくないって言うのが、無理やり……ちょっと曲がったままくっついちゃったりするところがよくあるんですよ。

これは別に医療が劣っているわけではなくて、いい加減なところからきてるのかなって思います。

北京に行ったときにSARSっていうのが流行りまして、いちばんわたしたちが嫌だったのが、それにかかると収容所に入れられちゃうっていう。先ほどから言ってるように衛生面とかあまり気にしてないんで、換気口から全部空気が一緒なので、第二次感染が起こりますよね。SARSは感染るので、「そういうところには行きたくない」って必死になって(笑)、うがい手洗い、あと消毒液で周りのものを鬼のように拭いてましたね。収容所に行きたくない!

医療面はそういうびっくりな話はよく聞きますね。

永田:お子さんは向こうの病院に行ってますよね?

山脇(恭ちゃん):次男三男は向こう(中国)で産んだんですけど、でも外人専用のVIP対応の病院だったんで、それはむしろ日本より全然(よかった)。家族同室で、ワインとか出て……というところなんですね。

中国の病院には行きたくないなというのはありますね。すっごい混むし、すっごい待つんですよ。わたしたち外人なのでその辺は受け入れられるんですけど、やっぱりローカルで一人で来た人とかは帰りますね、みんな。

骨折した人も骨折したまま帰るという(笑)ことは行われております。

永田:今日はありがとうございました。みなさまありがとうございました。
これで、最後のセッションを終わらせていただきます。

会場:(拍手)

魔法の質問
・どこでも生きていくには何が必要なのか?
・自分らしい選択とは何か?
・自分の価値とは何か?

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 海外で生きる, 自分の意志, 楽に生きるコツ, 文化, 違い, 価値観, 自分らしく

自分にあるものを信じる

2019年7月1日

次のステップに進んでいく人。
その場所を去っていく人。

あなたと違う道を行くことになった人がいる時、
そこに残ることに迷いが生じることが
あるかもしれない。

そこにいること、
今していること、
それを続けることの意味や理由を、
探したくなるかもしれない。

そんな時の自分に問いかけたい、
5つの質問をお届けします。

1. 残る人

残る人と残らない人。

その違いは何だろう。

能力もあるかもしれない。
有名かどうかもあるかもしれない。

でも、それだけじゃなく、
もっと違うことも大切。

ビジネスでも、プライベートでも。

何を持っている人が残っているかを、
考えてみよう。

魔法の質問
残る人は何を持っていますか?

 

2. 記録し続ける

記録を残そう。

連続して、定期的に。

そのことによって、成長がわかる。

思い出がよみがえる。

忘れていたことに、
気づかせてくれる。

記録は、続けることで自分の軌跡になる。

魔法の質問
何を記録し続けていますか?

 

3. コツコツと

コツコツと続けること。

難しいようで、簡単。
簡単なようで、難しい。

でも、コツコツの内容は、シンプル。

できることをやることが、
一番の成長。

誰でもできることを誰もができないくらい、
ずっと続けてみよう。

魔法の質問
コツコツと何をしたいですか?

 

4. 比べられずに選ばれる

比べられるよりも、
比べられずに選ばれたい。

値段の比較ではなく、
品質の比較ではなく、

「その人だから任せたい」

「その人だからお願いしたい」

そんな人になろう。

魔法の質問
比べられないために、何ができますか?

 

5. そこにある大切なもの

強い信念をもって行動することは大事。

でも、そこにとらわれすぎて、
本当の目的を
忘れてしまっていないだろうか。

本当に大切なものを
忘れてしまっていないだろうか。

あなたにとって、
何が一番大切だろう。

魔法の質問
何が一番大切ですか?

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル Tagged With: 選択, 価値観, 続ける力, 自信, 自分らしさ, 大切なもの

持たなくてもいいと知ろう

2019年6月21日

所有して自分のものだけにするよりも、共有して多くの方々と分かち合いたい。

そんな想いが年々強くなりました。
そうすることでいい循環が生まれるのです。

1. 「所有」から「共有」へ

昔はたくさん所有し、独占するのが格好いいと思っていましたが、
今はその逆です。

所有したとしても共有し分かち合う、所有していなくても共有して活用できる、
そんな環境が整っています。

所有することよりも、
共有することを大切にする人たちが増えているのも事実です。
たくさん持っていても何も使われないのであれば、
シェアし合って循環させたほうがいいという価値観です。

昔は持っていないと使えなかったものも、
今では使えるようになったものがたくさんあります。

別荘や自宅の空いている部屋を1日単位で貸し出すことができる。
そうすることで別荘を購入しなくても、ホテルを借りなくても、
快適に滞在することができるようになりました。

自分の車と空き時間を提供してタクシー代わりに使ってもらう、
電車やタクシーに乗らずに街にある共有の自転車を使い通勤する。

自社だけでテナントを借りるのではなく、
ビルのテナントスペースをシェアして、さまざまな規模の企業がその場所を使う。

「所有」しなければ使えなかったものが、
「共有」することで使える世の中になってきているのです。

このおかげで、いろいろな人が所有せずして、
素晴らしい暮らしを体験できるようになりました。

2. 「共有」すると循環が起き始める

持っているだけで使われていない、というのは、
資源とエネルギーを無駄にしていることにもなります。

持っているものは、資産もお金も時間も誰かが使ってこそ活きてくるのです。
そしてそれらは循環すればするほど自分のところにも返ってきます。

ぼくたち夫婦はここ数年、冬になるとオーストラリアに行くのですが、
自分の家ではなくてシェアハウスを提供している方の家を借りて住んでいます。

この家を提供している人と価値観が似ているということが、
環境への配慮や暮らし方の細部から感じられます。

考え方に共通点がある人との間では、お互いに共鳴し合います。

実際、そのお家の人と、一緒に仕事をすることにもなりました。
「共有」すると循環が起き始めます。
その循環から、新しいものが生まれていくのです。

所有や独占にこだわると、
失いたくない、囲いたい、守りたいという気持ちが生まれ、
動きが鈍くなり滞る場合もあるかもしれません。

循環を大切にしている人は、質問をする時も循環を大事にできるのです。

いい質問とは循環する質問です。
答えていくと気持ちが循環し、今まで出なかった答えも出てくるようになるのです。

循環する質問ができるようになるためにも、ふだんの暮らしの中でも共有し、
循環していきましょう。

持たなくても豊かであることを知り、循環の中で生きていきましょう。

魔法の質問
何を手放しますか?

Filed Under: 自分探し, お金, 仕事, ライフスタイル, 旅 Tagged With: 価値観, 分かち合い, 所有, 循環

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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