もしかしたら、あなたは
コミュニケーションやコーチングというと、
ちょっと難しいのかな?というイメージをお持ちかもしれません。
しかし、
コミュニケーションは、本来とってもシンプルなもの。
シンプルとは「わかりやすく」「簡単」であること。
でも実はシンプルなものの中にこそ、
とても本質的なものが潜んでいます。
シンプルに読み取り、
そこから自分の中で深く掘り下げていく。
この学びを深めていきましょう。
1. 耳を傾ける
「この間から、コーチングの勉強してるんだけどさ。」
「へぇー。そうなの?」
「そうそう、これがけっこう楽しいんだよ。
相手の想いを引き出せる感じがして。」
「いいわね!もっと聞かせて。」
聴くとは、
話している相手に対して、わたしはあなたの話を聴いているよ、と伝えること。
相手の話を聴こう!と思うときほど
自分の話をしてしまっていることが多い。
人は聴くよりも、話すことのほうが向いているから。
特に、自分が経験していることや
知識があることならなおさら。
しかし、本当に必要なのは、相手の話を聴くこと。
いや、「あなたの話をわたしは聴いているよ!」
ということを相手に伝えることかもしれない。
あいづちやうなづきを活用して
聴くことを意識してやってみよう。
・あなたが、話を聴いてもらっている、と感じるのはどんな時でしたか?
・話を聴いていることを相手に伝えるには、どんなことをするといいですか?
・どんなあいづちが、相手の話をさらに引き出せますか?
・どんな人の話を聴いてあげたくなりますか?
2. あいまいを消し去る
「頼んでおいた仕事、いつ頃終わりそう?」
「多分、明日までで大丈夫。」
「明日のいつ頃?」
「夕方かな。」
「夕方って、何時までなら可能なの?」
つもりを消すには、あいまいになっている部分を明確にすること。
人はお互いに、推測で物事を進めていくもの。
分かったつもりになったまま
言ったつもりになったまま。
ちょっとした思い違いが、大きなすれ違いになっていることは 少なくない。
お互いのつもり、すれ違いをなくすためにも
質問をしあってみよう。
つもりがなくなれば、ストレスがなく
スムーズに仕事がはかどる。
つもりをなくすコミュニケーションを心がけよう。
・すれ違いは、なぜ起こると思いますか?
・あなたがしてしまっていた「つもり」は何ですか?
・すれ違いは何を引き起こしてしまいますか? ・「つもり」をなくすためには何に気をつけますか?