話し方を学んだけれど、うまく話せなかった。そんな経験はありませんか?
それはなぜでしょう?
確かにそこに上手に話すための方法は書いてあるのですが、
あなたにあった話し方ではないからです。
また、会話に勝ち負けはありません。
ですので、今回は相手を打ち負かすテクニックは残念ながら書いてありません。
ですが、あなたも実行できるポイントを5つ紹介します。
その中から一つでもあなたにあったモノを見つけてみてください。
1. 話さない

相手と話さなくてもいい。
と言われたら、楽になると思いませんか?
そう、スピーチなどは別にして必ずしもあなたが話す必要はありません。
売れている営業マンが、必ずしも商談中ずっと話をしているということはないのです。むしろ話をしていないほうが多いくらい。
話をしなければいけない、と思うと緊張しますが、もしあなたが話すことが苦手であれば話さなくてもいいのです。
それより相手の話を聴くことに集中したり、質問をしてみることを意識してみましょう。
話さずに相手と会話するには、どんなことができますか?
2. 無理しない
話さなければいけない、もそうですが、
「〇〇しなければいけない」という考えでは、自分自身に無理をしてしまいます。
もちろん、成長のためには必要な場合もありますが、自分の心と体に無理をし続けると成長するどころの話ではなくなってしまいます。
しっかり話さなければいけない。
緊張せずに話さなければいけない。
相手に理解してもらわなければいけない。
この商談で契約を取らなければいけない。
そんな、しなければいけない思考は、本来のあなたの力を奪ってしまうのです。
自分に無理せずに、まずはできることから始めていきましょう。
あなたが、しなければいけないと思っていることは何ですか?

3. 期待しない
相手に期待をすると、その期待が外れたとき、緊張してしまいます。
うなずいてくれるかな?
誰も反応していない。
理解して聞いてくれるかな?
眠そうに聞いている人が多い。
こんな時はアセってしまい、何を話したらいいのかわからなくなり話の内容に集中できなくなってしまいます。
このような経験ばかり繰り返していると、話をするのが怖くなってしまうもの。
期待を手放して、伝えることをしてみましょう。
あなたは、相手にどんなことを期待していましたか?
4. 求めない
期待ともつながりますが、相手に対して求めてはいけません。
人は求められすぎると、反発して逃げたくなってしまいます。
セールスを無理にされると買いたくなくなることはなかったでしょうか?
あれをして欲しい、これをして欲しいと、会うたびに言われても嫌ですよね。
男女の関係もそうですし、ビジネスにおいてもそうかもしれません。
相手に求めることをせず、逆に与えることを意識してみてください。
自分が聞きたいことを聞くのではなく、相手が話したいことを質問してみてください。
あなたは相手に何を求めようとしていましたか?

5. 感謝する
目の前の人は、時間をつかってあなたとの会話の時間をとってくれている。
相手にもたくさんの仕事があるでしょう。
忙しい中、時間をつかってくれているのです。
地球上には60億以上の人たちがいます。その中からたまたまあなたと出会い、運よく時間をつかうことができている。
そう考えると、すごい確率です。
その貴重な機会、時間に感謝しましょう。
実際に伝えなくても、心の中で「ありがとう」と。
感謝の気持ちを持って会話すると、心がおだやかになります。
その心の状態でおこなわれるコミュニケーションはあなた本来の話し方を引き出してくれます。
どんな言葉で感謝を伝えますか?
上記の魔法の質問に答えてみる