「目の前の出来事は、相手が起こしたことであり、自分のせいではない」
そう思うことはありませんか?
でも、すべての結果には、何かしらの原因が自分にあります。
「今起きていることは、自分が何かをしたからこうなった」と考えると、
問題の解決が早くなります。

1. 自分の周りで起こっていることは、自分の鏡である
「自分の何がいけなかったのだろうか?」
「その原因は何だったのだろうか?」
「何を変えればそれを防ぐことができたのだろうか?」
課題解決型の考え方は、外に原因を探すことをしません。
自分がコントロールできる範囲で、問題の再発を防ぐ方法をつくり上げます。
そうすると、相手が一方的に悪いと思うことはなくなります。
「自分の周りで起こっていることは、自分の鏡である」
その意識で相手に関わっていくと、身の周りで起こることが変わってきます。
それは、ビジネスや問題解決のことだけではありません。
どんなことも、自分の精神状態が周囲に伝播して起こっている、
とイメージしてみてください。
イライラしている時には、さらにイライラすることが起こってしまいます。
海外に出張した時に、こんなことがありました。
まず、飛行機が遅れました。
空港からタクシーに乗ったら、感じの悪い運転手さんにあたり、
約束していた夕食会に間に合わない。
やっとホテルに着いたら、手違いで予約がとれておらず、部屋は満室。
でも、心を落ち着けて、物事をいいように受けとめられるようになると、
起こる現象が変わっていくのです。
もちろん、起こったことそのものを変えることはできません。
飛行機は遅れるし、夕食会には出られないし、ホテルの部屋はないのです。
ですが、起こったことをどう受けとめるかは、変えることができます。

2. 鏡は先に笑わない
ここでするべきステップは、
- 受けとめ方を変える
- 気持ちを整える
- その気持ちに反映した出来事が起こる
です。
まずはステップ1 の受けとめ方を変えてみましょう。
飛行機は遅れるし、夕食会には出られないし、ホテルの部屋はないという状況の中、
これらの出来事の受けとめ方を変えるのですが、
そのコツは感謝できることを探すことです。
飛行機は遅れたけれど、無事に着いたことに感謝してみます。
夕食会には出られないけれど、機内でインターネットに接続できて、
約束の相手と連絡がとれたことに感謝をする。
約束を翌日のランチに変更してもらえたことに感謝する。
ホテルは満室だったけれど、近くにあるホテルを紹介してもらえて、
30分かからずにくつろげる素敵な部屋にチェックインできたことに感謝する。
このように感謝を見つけることができると、まずは自分の生活が変化します。
そして周りの雰囲気や出来事も変わってきます。
タクシーの運転手さんだって人間です。
感じの悪い客に対して、愛想よくする気がなくなることもあるでしょう。
もしこちらが笑顔でねぎらいの言葉をかけたら、
その瞬間からお互いの関係性は変わるはずです。

「自分の周りで起こることは、自分の鏡」なのです。
これに気づいてからは何事にも感謝するようになり、
すると、穏やかで優しい人たちが自然と周りに増えました。
自分がそのように振る舞うことが多くなったからです。
そういう人と一緒にいると、いいことしか起こらなくなるのです。
鏡は先に笑いません。
自分が笑うから、鏡も笑うのです。
すべては自分次第です。
あなたは、周囲にどんな顔を見せていきたいですか?
どんな状態でいたいですか?