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余白

伊東で思い出した、あたたかい人間の輪「残るもの」を選び直す旅

2025年12月18日

伊東に来ました。
なぜか、何度も来ている町です。大きな観光名所があるとか、知り合いがたくさんいるとか、そういう“分かりやすい理由”があったわけじゃないのに。気づけば、何度も足が向く。

ご縁のある場所って、たぶんこういうふうに増えていく。

今回の伊東には、はっきりした目的がひとつありました。
昔連れてきてもらったお寿司屋さん。ミヒロくんのお父さんの修行仲間の大将のお店。もうお店は閉じてしまったけれど、奥さまがそこに暮らしていて、大将の写真とお酒とお花があって、誰でも挨拶できるようにしてくれていた。
そこで聞かせていただいた話が、映画みたいで。泣きながら、心の奥がほどけていくのを感じました。

そして伊東の町を散歩して、お茶屋さんでグリ茶のおしるこを飲み、老舗のご夫婦が営むお菓子屋さんで言葉を交わす。
この町は、派手じゃないのに、心がぽかぽかしてくる。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.215 鮨屋で泣いた話
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 理由はあとから「ご縁」になる

何度も来ている町って、振り返ると不思議だ。
最初は特別な理由なんてない。なのに、タイミングが合って、気づけばまた来ている。

そうやって積み重なるうちに、「ここにはご縁がある」と分かるようになる。

ご縁って、最初から説明できるものじゃない。
説明できないけれど、足が向く。心が戻る。会いたい人がいる。
人生の大事なものは、いつも“あとから輪郭が出る”。だから、言葉にできない引力を、無視しない方がいい。

魔法の質問
理由は説明できないのに、なぜか足が向く場所(人・店・町)はどこ?
そこに私が受け取りたいものは何?

2. 愛は「最後の準備」にまで宿る

奥さまが語る「お父さん」の話は、愛情がにじんでいた。
呼び方ひとつに、何十年分もの温度が入っている感じ。聞いているだけで泣きそうになるのは、言葉の内容より、その言い方に“生”があるからかもしれない。

胸に残ったのは、大将が亡くなる前に、奥さまが大変にならないように、葬儀のことまで細かく指示していた話。
友達も親戚も呼ぶな。近くだと人が来て大変になるから遠い場所で。

自分がいなくなった後の「手間」を、先に減らしておく。
愛って、ロマンチックな瞬間だけじゃない。むしろ、こういう現実的な配慮に、いちばん濃く宿ることがある。

魔法の質問
私が大切な人に渡したい“愛のかたち”は?

3. 「美味しい」だけで握る人は、人を残す

大将の寿司を握る動機は、ただ「美味しいって言ってもらうこと」だった。
お金とか、名声とか、そういうものを動機にしていない。
そのシンプルさは、ミヒロくんのお父さんにも似ているという話が出て、私は妙に腑に落ちた。

結果として、大将は「お金」は残さなかったかもしれないけれど、家族と家と、そして“いいお客さん”を残した。

お店がなくなっても、遠方からお客さんが奥さまに会いに来る。飲みに来る。ご飯を食べに来る。
これは、商売の成功というより、「人としての信頼」が遺っているということだと思う。

魔法の質問
仕事や日々の営みで、いちばん大事にしたい“動機”は何?

4. 名を広げるより、関わりを深める生き方がある

雑誌に取り上げられるような時も、「名前を出さないでほしい」と言っていたという話が印象的だった。
今の時代は“いかに知ってもらうか”に寄りがちだけど、そこを目標にしない生き方も、確かにある。

認知を上げることが悪いわけじゃない。
でも、すでにそこにいてくれる人たちとの関わり合いを、自然に、丁寧に、続ける。
その姿勢が長い時間をつくり、最後には“街の輪”みたいなものになって、誰かの孤独をほどいていく。

人は一人じゃない。
そう思える心が開いているから、人が声をかけてくれる。助け合いが生まれる。
温かい関わりが、健康法にも、生きがいにもなる。今日の伊東は、それを見せてくれた。

魔法の質問
これから「広げる」よりも「深めたい」関わりは?

5. 町の小さな店は、世界の優しさの縮図

伊東の町を少し散歩して、いつも立ち寄る椿油屋さん(今日はお休みだったけど)。
お茶屋さんでグリ茶のおしるこを飲んで、老舗のご夫婦がやっているお菓子屋さんで、いろいろ話して、たくさん買う。

初めて会った人なのに、心が温かくなる関わり合いがある。
それは、特別に仲良くなるというより、「人と人が、ちゃんと目を合わせる」みたいな感覚。
10代の頃、山形で暮らしていた時の距離感を思い出して、懐かしくなったのもきっとそのせいだ。

世界中どこに行っても、こういう瞬間はある。
だからこそ、私はこの“温かい交流”を大事にしていきたい。
そして、受け取った分だけ「運の光玉を置いていく」みたいに、こちらも何かを残して帰りたい。

魔法の質問
誰かの心に“あたたかいもの”を置いていくとしたら、何がしたい?

まとめ

伊東は、派手な観光地というより、心の温度を思い出す町でした。

亡くなった大将のいるお寿司屋さんで、愛の深さを聞き、奥さまの暮らしの中に残る“人の輪”を見て、お茶屋さんやお菓子屋さんで、初対面でも通い合える温かさを受け取った。

お金は大事。だけど、つながりも同じくらい大事。
そして、最後に残るのは案外、目に見えない方なのかもしれない。

伊東から持ち帰ったのは、
「私は何を残して生きたい?」という静かな問いでした。

 

  

  

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 商店街, 夫婦, 和菓子, 人とのつながり, 余白, 静岡, 旅の記録, 伊東, お茶, 追悼, お寿司, 生き方, 老舗, ご縁

伊豆で見つけた「定点」自分を振り返る場所がくれるもの

2025年12月11日

伊豆に来ました。
数えてみれば、4年ぶり。昔はよく通っていた場所に、久しぶりに戻ってきたら、高速道路も増えていて、町も、道も、ちゃんと進化していました。

中伊豆のオーベルジュ「アルカナイズ」。
田んぼ道みたいな細い道を進みながら「間違ったかな」と思った、あの感覚さえ懐かしい。
今や予約がほとんど取れない場所なのに、たまたま1室だけ空いていて、すっと招かれるように泊まれたのも、ちょっとした奇跡でした。

この場所は、私にとって“思い出”だけじゃない。
ここで本を書き上げたこともあるし、誰かの人生が動き出す時間が生まれたこともある。
そして何より、ここに戻ると——「自分たちって、どう変わった?」を、自然に見つめ直せる。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.214 自分を振り返れる場所はどこ?
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. “道に迷いそうな場所”ほど、心がほどける

アルカナイズって、初めて来た時「え、ここにあるの?」って思う。
看板も派手じゃなくて、山奥の細い道に入っていく。田んぼ道みたいなところを通って、「間違ったかな」と不安になる。

でも、その“迷いそう”がいい。
目的地に着く前に、日常のスピードが落ちる。
スマートに到着できないぶん、心が先に静かになっていく。

人生でも同じで、一直線で分かりやすい場所だけが、答えをくれるわけじゃない。
むしろ、少し遠回りで、少し静かで、誰にも見られていないところで、私たちはやっと本音に触れる。

魔法の質問
最近の私は、どこで“日常の速度”を落とせている?

2. 川の音と温泉は、思考を「ほどく」ための装置になる

デッキに温泉があって、川の音がずっと流れている。山があって、空気がきれいで、水が豊かな気配がする。
ただそれだけなのに、頭の中の言葉が少しずつ消えていく。

考えすぎると、人生はどんどん固くなる。
でも自然は、こちらが頑張らなくても、勝手に“ゆるみ”を起こしてくれる。
川の音は、「もう大丈夫」を繰り返してくれるみたいで、温泉は、体から先に緊張を抜いていく。

整えるって、気合いじゃない。
整う場所に身を置くこと。
それだけで、私たちは本来の自分に戻っていける。

魔法の質問
私の思考が固くなる時、体から先にゆるめてくれる“音”や“温度”は何?

3. “料理”は、人生の想像力を思い出させる

ここに来ると、やっぱり食事がすごい。
「美味しい」で済ませたくないほど、想像性があって、美しくて、あたたかい。食のポテンシャルを、毎回更新してくる。

糸井さんの料理に出会って、「料理を通して、こんなに広く深い世界があるんだ」と知った。
それは、味覚の感動というより、人生の可能性に触れた感じに近い。

朝食は「世界一」と言い切りたくなるほど、手が込んでいて、鮮やかで、愛情がある。
朝からそんなふうに扱われると、人は勝手に「自分の人生も、丁寧に扱っていいんだ」と思い出す。

魔法の質問
最近の私の“想像力”を呼び起こしてくれたものは何?

4. 同じ場所に戻ると、変化が「見える化」される

写真を見ながら、過去の滞在を振り返った時間がよかった。
当時は東京拠点で、今は多拠点。ライフスタイルも、考え方も、変わっている。
でも不思議と、自分たちは「変わってない気がする」。

その“変わってない感覚”は、たぶん核が残っている証拠で、“変わっている事実”は、ちゃんと進んできた証拠。

定期的に戻れる場所があると、人生は定点観測ができる。
自分の現在地が、盛られずに、嘘なく見える。
「変わった」も「変わってない」も、両方が並んで、ほっとする。

魔法の質問
私の人生を“定点観測”できる場所(人・街・習慣でも)は、どこ?

5. アニバーサリーは「祝う日」じゃなく「思い出す日」

食事の場には、バースデーやアニバーサリーで来ている人が多かった。
それを見ながら「私たち、結婚記念日も祝ったことないのに」と笑いつつ、最後はこう言う。
「アニバーサリーって、自分がアニバーサリーだと思ったらアニバーサリーなんじゃない?」

これ、すごく大事。
記念日はカレンダーにあるんじゃなくて、心の側にある。
「今日は、ここまで来たね」
「いまの私たち、いいね」
その“節目の宣言”が、人生をあたためる。

祝うことは、見栄じゃなくて、確認。
自分たちの大切なものを、もう一度思い出すための儀式。

魔法の質問
今日を「アニバーサリー」にするとしたら、何を祝いたい?

まとめ

伊豆・アルカナイズは、私にとって「自分を振り返れる場所」でした。

迷いそうな道が、日常の速度を落としてくれて。
川の音と温泉が、思考をほどいてくれて。
料理が、人生の想像力を取り戻させてくれて。
同じ場所に戻ることで、変化が見える化されて。
そしてアニバーサリーは、「思い出す日」として、自分に許可をくれる。

自分を振り返れる場所は、豪華である必要はない。
ただ、ちゃんと“私が戻れる”こと。
その場所が一つあるだけで、人生は何度でも整え直せる。

あなたの「戻れる場所」は、どこですか?

 

  

  

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 伊豆, オーベルジュ, アルカナイズ, 食の感動, 定点観測, パートナーシップ, アニバーサリー, 振り返り, 多拠点生活, 余白, 温泉, 旅の記録, 中伊豆

小諸の軽やかさと、星のあとに残る静けさ「どこを見て生きるか」を整える

2025年12月4日

小諸に行ってきました。——軽井沢の隣の町へ。

紅葉は、まだ緑が多い。10月があたたかすぎて、季節の針が少し遅れているみたい。
でも秋晴れが続いて、歩くほどに気持ちがほどけていく。

小諸で食べたおにぎりが、また最高で。具沢山のお味噌汁が、ちゃんと今の私を支えてくれた。
そして、話は山形の旅館へ。星を取った若旦那の言葉が、胸に残った。

この10月は、出来事が多すぎて、体感としては「何ヶ月分も生きた」みたいな不思議な時空。
だからこそ、今の私に必要だったエッセンスを、5章にまとめます。
それぞれに【問い】を添えて。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.213 バランスと軸の選び方
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 知らない町に行くと、心のノイズが静かになる

小諸には、小諸の「独特のバイブス」がある。軽井沢が混んでいる時に、ふっと逃げるように行くのに、ただの避難先じゃなくて、むしろ整い直す場所になる。

“浄化町だった”という言葉が似合うのは、きっと、必要以上の情報が少ないから。人の波から少し離れるだけで、自分の呼吸が戻ってくる。

わざわざ遠くへ行かなくてもいい。隣の町でも、世界は切り替わる。
旅の醍醐味って、距離よりも「視点の切り替え」なのかもしれない。

魔法の質問
どんな場所に身を置いたら呼吸が戻る?

2. 季節が遅れても、心地よさは受け取っていい

紅葉は場所によって赤くなっているけれど、まだ緑が多い。葉っぱも、しっかり残っている。
「11月中旬くらいかな」なんて言いながら、秋が遅いことを嘆くより、あたたかい10月の散歩を素直に喜べる日々がある。

予定通りじゃなくてもいい。季節も人生も、きっちりは進まない。

でも、だからこそ“今ここにある気持ちよさ”を、遠慮なく受け取っていい。
季節のテンポに合わせるんじゃなくて、自分の心地よさに正直でいることが、結果的にいちばん自然。

魔法の質問
「まだ早い」「まだ足りない」と感じる時、私は“今ここにある心地よさ”をどこで受け取れる?

3. おにぎりは、暮らしの原点を思い出させる

小諸のおにぎり。具沢山のお味噌汁。こだわりの味噌。たっぷりの具材。
すき焼きみたいな牛しぐれと黄身、昆布とツナマヨの合体——話しているだけで、体が「もう一回食べたい」って言う。

こういう時、分かる。
派手な出来事よりも、ちゃんとおいしいご飯が、人を生かす。
“満たされる”って、心の話のようでいて、すごく身体の話でもある。

レビューを書きたくなるほどの感動は、「ここに戻ってきていいよ」という合図みたいだ。

魔法の質問
最近の私を立て直した“もの”は何ですか?

4. 評価は外から来る。軸は内側で守る

山形で、応援してきた旅館が星を取った。
「もっと大々的に出したら?」と言われても、若旦那はこう言った。

星も老舗も、お客様がそう言ってくださる“結果”。
外からついてくるもの。自分から掲げるものではない、と。

これ、簡単じゃない。
嬉しいことほど、言いたくなる。見せたくなる。

でも、どこを見て仕事をしているかで、選ぶ態度は180度変わる。
外の評価を否定しない。でも、そこに飲まれない。

新しさも取り入れながら、「ここだけはぶれない」を持ち続ける。
その“ぶれなさ”が、場の時間や雰囲気を残していく。

魔法の質問
私が今、外の評価よりも守りたい「ぶれない軸」は何?

5. 贈り物は、相手の「大切にしている世界」を想像する練習

星を取ったお祝いで花束が届く。ありがたい。受け取る。
でも本音をぽろっと言うなら、「野に咲く花を一輪、素敵な花瓶に」——そっちが“らしい”。

この混ざり具合が、すごく人間的で、すごく美しいと思った。

そして気づく。贈り物って、品物の話じゃない。
その場にどんな空気が流れていて、その人が何を大切にしているか。
そこを思いやれるかどうか。
想像の深さが、そのまま愛の精度になる。

10月は、出来事が多すぎて、体感が何ヶ月分にもなる。
時空がずれているみたいな日々だからこそ、“何を贈るか”より先に、“どこを見ているか”を整えておきたい。

魔法の質問
大切な人に何かを渡す時、「その人の場」と「その人の美学」をどれくらい想像できている?

まとめ

小諸の軽やかさ、遅れてくる紅葉、身体がよろこぶおにぎり、星のあとに残る静けさ、そして贈り物の想像力。
10月は、出来事の量に対して、心の整理が追いつかないくらい濃かった。だから「時空がずれてる」と感じるのも、きっと自然。

でも、こんな月ほど大事なのは、派手な結論じゃなくて、自分の軸に戻ること。
外から来るものは、ありがたく受け取る。
内側で守るものは、丁寧に守る。

軽井沢から、次は箱根へ。
移動が続いても、私たちは「どこを見て生きるか」を持っていける。
それさえあれば、時空がどれだけ伸び縮みしても、ちゃんと帰ってこられる。

 

  

  

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 仕事の軸, 価値観, 時間感覚, 本音, ミシュラン, 贈り物, 余白, 軽井沢, 紅葉, 旅の記録, おにぎり, 旅館, 小諸

人間の騒ぎと、ほんとうの平安の距離

2025年11月27日

まだ山形にいます。
今回は、出羽屋さんのことを書いておきたくなりました。

何年も春と秋に通っていて、料理はもちろん、シェフのお話がいつも深い。
山のこと、水のこと、そして「人間とは何か」みたいなところまで、すっと連れていかれる。

子どもの頃は「何もない町」だと思っていた場所が、大人になって戻ると、空気を吸っただけで分かる。——ここには、他のどこにもない豊かさがある。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.212 騒いでいるのは人間だけ
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 「何もない」と思っていた場所が、いちばん豊かだった

子どもの頃に見えていた世界は、案外“情報の少なさ”でできている。
道の駅もなく、遠くて、目立ったものがなくて、「山菜そば屋さんだけがある」みたいに見えてしまう。

でも大人になって、旅をして、暮らして、いろんな空気を吸ってきたあとに戻ると、見え方が変わる。
「何もない」は「足りない」じゃなくて、削ぎ落とされているということだった。
余計なものが少ない土地は、こちらの感覚を濁さない。だから、豊かさがそのまま届く。

場所って、変わったように見えて、ほんとは私の受け取り方が育っただけなのかもしれない。
“豊かさが見える目”を、人生はゆっくり育ててくれる。

魔法の質問
・昔「何もない」と感じた場所や関係を、いまの目で見直すなら、何が“豊かさ”に見えてくる?

2. 空気と水は、いちばん誠実な「教科書」

出羽屋さんで強く感じるのは、料理の手前にあるもの。
空気、風、水。
吸った瞬間に「これは貴重だ」と身体が知る、あの感じ。

月山の自然水。澄んでいて、柔らかくて、やさしい。
その水でお風呂に入って、ご飯をいただく。
“きれい”という言葉だけでは追いつかない清らかさが、日常の奥の方まで染み込んでくる。

そして感動するのは、自然の豊かさだけじゃない。
それを大切に繋いで、磨いて、引き出して「今の形」にしてきた人たちがいること。
豊かさは、勝手にそこにあるんじゃなくて、愛情の手入れで“届く形”になる。

魔法の質問
暮らしの中で「守りたい清らかさ」は何で、それを“磨き直す”なら今日どんな手入れができる?

3. 8人のテーブルが、循環の輪をひろげていく

一日一組、8人。
この小ささが、出羽屋さんの強さだと思う。

人数が少ないと、場が濃くなる。
料理が「食べるもの」以上になって、時間そのものが体験になる。
そこで初めて出会う人と同じテーブルを囲むと、“縁”が立ち上がる。会話が生まれる。帰ったあとも、心がほどけたまま続いていく。

「誰と行くかは分からないけど、とりあえず予約しておく」
そして、その時に“ご一緒したらいい人”を招く。
その優しさが、静かに広がり、また次の誰かへ手渡される。
ご縁って、広告よりもずっと確かな速度で、こうやって育っていくんだなと思う。

魔法の質問
今、8人分の温度で“招きたい関係”は誰で、どんな場に一緒に座りたい?

4. 「騒いでるのは人間だけ」——視点が変わると、問いが立ち上がる

シェフの話で胸に残った言葉がある。
気候が変わって、暑さが増して、世界中でいろいろ起きている。

その話の流れで聞いた「山は変わりましたか?」という問いに対して、返ってきたのが、

「山の奥は、何も変わってないんですよ」という言葉。

衝撃だった。
変わっているのは、主に人が住む場所、動き回る場所。
奥へ行けば行くほど、命の営みは淡々と続いている。

そして続く一言。
「騒いでるのは、人間だけなんですよ。」

これは、自然の話でありながら、人間の話でもある。
私たちも、表面の思考や感情は忙しい。
でも奥に入るほど、変わらず“足りている場所”がある。

世界をどう見るかで、人生の問いは変わる。
「どうするべきか」より先に、「私はどこから見ている?」が問われる。

魔法の質問
いま私が“騒いでいる場所”はどこで、そこから一歩奥に入ると何が静かに残っている?

5. 問題の場所と、問題じゃない場所——どちらも同じ自分の中にある

「問題だと思っている場所から、問題ではないよっていう場所もちゃんと存在している」
この言葉が、今回いちばんの持ち帰りになりました。

同じ出来事でも、立つ場所が違うと見え方が変わる。
同じ自分でも、意識の位置が違うと、世界の音量が変わる。

“問題の世界”から抜けるのは、出来事を消すことじゃない。
視点を移すこと。

山の奥が淡々としているように、私の奥にも、淡々と生きている命の場所がある。
そこはいつも足りていて、いつも流れている。
そこに戻るだけで、目の前の現象は「扱える大きさ」に変わっていく。

平安は、遠くに探しに行くものじゃなくて、
自分の内側の“少し奥”に、いつでも置いてあるのかもしれない。

魔法の質問
「問題じゃない場所」に意識を移すためにできる、いちばん小さな行動は?

まとめ

出羽屋さんは、山菜料理のお店でありながら、人生の見方を整えてくれる場所でもありました。

「何もない」と思っていた土地が、実は豊かだったこと。
空気と水が、誠実に教えてくれること。
小さなテーブルが、縁を循環させること。
そして、山の奥の静けさが、人間の内側の静けさとつながっていること。

騒ぎの中にいてもいい。
でも、騒ぎだけを“世界の全部”にしなくていい。

私たちの中には、いつでも戻れる奥がある。
その奥から見たとき、人生は少しやさしく、少し正確になる。

 

  

  

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 旅の学び, 出羽屋, 平安, シェフズテーブル, 山菜料理, 自然水, 月山, 心の奥, 本音, 気候変動, 山形, 余白

山形・名月荘で思い出した「軽やかに整えて、渡す」

2025年11月20日

山形に来ました。
久しぶりの山形は——おにぎり山たちが、まず癒してくれる。
ぶどうが、びっくりするほどおいしい。ご飯も、毎食しみる。

そして名月荘での講座が終わったあと。
「…あれ、私やったっけ?」って、画が消えるみたいに残像が薄くなる感覚がありました。

疲れているのに、どこか嬉しい。
たぶんそれは、“うまくやったか”より、“ちゃんと渡せたか”のほうが主役だったから。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.211 かろやかに、つくる
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1. 五感は、いちばん早い「帰還装置」

山形に来てまず、目に入ってきたのが「おにぎり山」。あれを見ると、理屈より先に緊張がほどける。
ぶどうの甘さも、ご飯の香りも、何かを説明してくれるわけじゃないのに、「あ、大丈夫」って心を先に落ち着かせてくれる。

私たちは、頭で理解してから整うんじゃなくて、感じてから戻ってくることがある。

癒しって、難しい言葉より、湯気みたいなもの。目に入る形、口に入る味、肌に触れる温度。そういう“単純なもの”が、いちばん確実に私たちを連れ帰ってくれる。

魔法の質問
・最近の私を、いちばん早く“私に戻す”五感って何だろう?
・今日の私が「ほっとする形」は、どこにある?

2. 「終わった後に画が消える」ほど、いまに居た

講座中は、その時その時、相当一生懸命やっている。
集中して、よくしゃべって、みんなでエネルギーを注ぐ。

なのに終わったあと、「良かったのか、良くなかったのかが分からない」という感覚になる。
疲れは残っているのに、画が消えている。

この感じが、私にとってはすごく楽しい。
なぜならそれは、うまくいったかどうかを“評価する自分”が前に出ていなくて、ただ目の前の人に集中できたサインだから。

その場で作って、その場で渡して、その場で練習して。
「こうすれば正解」じゃなく、「いまこの人に、これが要る」を手渡ししていく。

終わった後に残るのは、反省会じゃなくて、静かな余白。
この余白が、たぶん“ちゃんと渡せた”の証拠なんだと思う。

魔法の質問
“終わった後に画が消える”ほど夢中になれることは何?
「正解かどうか」より先に、信じたい感覚は?

3. 場所は「背景」じゃなく、チームメイトになる

名月荘には、名月荘バイブスがある。そこに行くだけで、柔らかい“陰”のエネルギーに包まれて、勝手に落ち着いていく。
そして今回は、場所がただの会場じゃなくて、「一緒にやってくれている」感覚が強かった。

人間が頑張って作る、というより、名月荘も一眼となって場を整え、癒し、導き、助け、喜ばせてくれていた。

そう感じられたのは、たぶん私たちと名月荘の絆が育っているから。
絆が育つと、場所は背景ではなくなる。チームメイトになってくれる。

人生も同じで、ひとりで全部やろうとすると苦しくなる。
でも“場”と仲良くすると、力が抜けて、深さが増える。人間だけで完結させない生き方って、案外すごく現実的。

魔法の質問
「味方になってくれる場所」は、どこだろう?

4. はじまりに“温泉”を置く:整う順番を間違えない

今回、やって良かったなと思ったことがある。
始まってすぐ、「みなさん、お部屋に戻って、ゆっくりして、温泉入りましょう」ってやったこと。

そんな講座、たぶんない。
でも私は、あれがものすごく大切だと思った。

初めての人、初めての場には緊張がある。そこに来るまでの日常の忙しさも、みんな少し引きずっている。だからまず、部屋に荷物を置いて「ここで3日間過ごす自分の場所」とつながる。挨拶をする。温泉に入って、清めて、ゆるむ。
これがあるのとないのとでは、つながり方が全然違う。

“学ぶ前に整える”。
“頑張る前にゆるむ”。
順番が変わるだけで、人はこんなにも軽やかに可愛らしく戻ってくる。

あの時間そのものが、もう講座の一部だった。

魔法の質問
何かを始めるとき、いきなり頑張り側に入ってない?
「整ってから始める」ために、最初に何を置く?

5. 軽やかに運営する:本当に大切なものだけで、成し得る

今回の開催では、運営側のコンセプトとして「軽やかに運営しよう」を置いた。
規模があると、やることは増える。スタッフももっと必要になる。そう思い込んでいた部分があったと思う。

でも、人数が3分の1くらいでも、ゼロから作る感覚でやってみたら、すごく良かった。
「今までやってきたことを、どう続けるか」じゃなくて、
「軽やかな状態で成し得るには、どう設計するか」。
ここに意識を置くと、ものの見え方が変わる。

これがないと無理、って思ってたものは、意外と“なくても進む”。
逆に、なくしたらダメなのは、数じゃなくて、温度とか、余白とか、食とか、眠りとか、場の安心とか。

本当に大切なものは、派手じゃない。だけど、すべてを支える。

魔法の質問
私が握りしめている「なくしたら不安なもの」は、本当に必要?
これからの私が守りたい“核”は何?

まとめ

山形の旅は、派手じゃないのに、深く効く旅でした。
おにぎり山でほどけて、ぶどうとご飯で満ちて、温泉でゆるんで、場と一緒に仕事をして、終わったら画が消える。

ここで受け取ったのは、きっとこれ。
「人生は、軽やかに整えた人から、ちゃんと届く。」

評価より、つながり。
段取りより、温度。
過剰より、核。

あなたの今日に、ひとつだけ持ち帰るなら
どのエッセンスを、ポケットに入れて帰りますか?

 

  

  

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 旅の学び, 温泉, 名月荘, 場づくり, 食と暮らし, 軽やかさ, 本音, リトリート, 山形, 余白

沖縄で確かめた、余白のつくり方

2025年11月6日

沖縄での一週間。毎日のように人が訪れ、食卓が賑わい、日帰りで宮古島にも渡った。
海と木々のあいだで呼吸が深くなり、いつの間にか「余白」をどう置くかがテーマになっていた。

ここでは、滞在中に見直したポイントを5章でお伝えします。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.209 余白の生み出し方
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 家をひらくと、時間の流れが変わる

毎日の来客は珍しいペースだったが、家をひらくと会話の温度が上がり、予定より”関係”が主役になる。

思いがけない再会や紹介が連鎖し、流れは速くなる一方で、内側の静けさを保つ設計が必要になる。

扉を開けるだけでなく、閉じるタイミングを決めておく。それが家と自分を同時に守る基本線だ。

魔法の質問
今日は、どこまでを”ひらく”と決めますか?

2. 料理は栄養以上のメッセージ

今回の食事はどこも丁寧で、作り手の思いがそのまま味に出ていた。

美味しさは栄養にとどまらず、場の空気、関係の距離、翌日の体調までを整える。

常連の店も新しい店も”誰が、どんな思いで作るか”が一番の調味料だった。

店選びは体調管理であり、チームづくりでもある。

魔法の質問
次の一食を、何の思いで選びますか?

3. 宮古島が思い出させた「中立の地点」

日帰りの宮古島で、かつての”クリエイティブデイ”を思い出した。

動きが増えるほど、中心から少しずつ離れていく。

中立の地点に戻るには、場所を変え、情報量を落とし、時間にラベルを貼る(創作・整える・何もしない)。

戻る場所があると、進む力は落ちない。

魔法の質問
あなたの”戻る地点”は、どこに置きますか?

4. 海と温泉——浮かぶ感覚を日常へ

海に浮かぶ、湯に浸かる。ただそれだけで神経系のノイズが落ち、呼吸が深くなる。

家の風呂では再現しにくい”浮遊感”は、思考の余白を増やす近道だった。

遠いから行かない、ではなく、行ける半径と頻度を先に決める。アクセスの設計が、回復の速さを決める。

魔法の質問
週に一度”浮かぶ”ために、どこへ、いつ行きますか?

5. 余白を先に予定する

忙しさは予定を埋めることで生まれるのではなく、余白が後回しになることで加速する。

先に”空白”を入れてから他の用事を重ねると、同じ量の作業でも疲労の質が変わる。

余白は余りではない。成果の母体だ。名前をつけ、カレンダーに固定するところから始める。

魔法の質問
今月、”余白”を、いつ入れますか?

まとめ

沖縄の一週間は、暮らしの速度を下げるための具体策をいくつも示してくれた。
次の場所でも、問いを一つ持ち歩けば、必要なスペースは自然に空いていく。

 

    

  

  

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 宮古島, 海, 温泉, クリエイティブデイ, つながり, 沖縄, マインドセット, 余白, 家時間, 食

最短じゃなくて「味わい」を選ぶ旅

2025年9月18日

まっすぐ行けば、早く着く。けれど私たちは、少し遠回りをしながら進む旅が好き。

南仏の小さな村からバルセロナへ。
見知らぬ土地で出会う人、食卓、道路、そして自分自身。寄り道が増えるほど、旅は”移動”から”物語”へ姿を変える。

スピードよりも、温度。効率よりも、味わい。そんな基準で切り取った”人生のエッセンス”を、5つの章と一つの問いに託して記しておきたい。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.202 南仏からバルセロナへドライブ
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 寄り道は、人生の編集

最短ルートを選ばず、村や町に泊まりながら進むと、時間の密度が変わる。

同じ6時間半でも、2,3日に分けて歩いた道のりは、点ではなく”行間”を持ちはじめる。

寄り道は、余白をつくる行為。余白ができると、景色の奥にある手触りや、相手の表情の奥にある気配が見えてくる。

魔法の質問
いま”早さ”のために手放している「味わい」は何だろう?

2. 名も知らぬ村の食卓

友の勧めで辿り着いた、小さな村の小さなホテル。そこで出会ったのは、日本人ご夫婦が営むレストランの一皿。

フレンチの流れの中に、ジェノベーゼをまとった”うどん”や、アーティーチョーク×ゴートチーズの”ホットドッグ”が現れて、思わず笑ってしまう。

異文化が出会うとき、料理は”驚き”から”記憶”へ変わる。知らない土地で食べた知らない一皿が、心の引き出しをひとつ増やしてくれる。

魔法の質問
最近あなたを驚かせた「予想外の組み合わせ」は、何を教えてくれた?

3. 言葉は、安心を渡す橋

相手の言語に近づこうとする意志は、それだけでテーブルの空気をやわらげ、同じ時間を”共有”に変える。

魔法の質問
今日は誰の緊張をひとつほどく? そのために、どんなひと言を手渡す?

4. 当たり前の再発見

高速のサービスエリアに寄るたび、日本の”当たり前”の特別さを思う。清潔なトイレ、迷うほど豊富な食事、ていねいな掲示。

フランスの棚に並ぶポテトチップスは10種類以上、土地のオイルやハーブ、ベルベーヌの香りのボディオイルまで見つけて楽しくなる一方で、「当たり前」を支える見えない手間は国によって姿が違うのだと知る。

比べることは、優劣ではなく価値観の発見。

魔法の質問
あなたの”当たり前”の裏にある「見えない努力」は、誰のもの?

5. 二度と通らない道に、名前を

ぶどう畑が続く道は、遠目には茶畑にも見える規則性をたたえて、季節の鼓動を刻んでいる。明日も明後日も同じ景色に会えるとは限らない。だから、今日の道に名前をつける。

かつて家族と通った道の駅の記憶が、目の前の食堂のにぎわいと重なったとき、時間は円になる。

旅は”点から線へ”、そして”線から円へ”。今いる場所が、過去と未来をやさしくつなげてくれる。

魔法の質問
今日の”一度きりの景色”に、あなたはどんな名前をつける?

まとめ

寄り道は私たちを遅らせるためではなく、心の温度を取り戻すためにある。

名も知らぬ一皿、通じ合うことば、当たり前の再発見、そして二度と通らない道に名を与えること。

そのすべてが、移動を物語へ、点をやさしい円へとつなぐ。
帰路につくとき、今日の温度を写真一枚と短い言葉にして誰かへ手渡そう。そこからまた、新しい円が静かに始まる。

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 余白, 寄り道, 当たり前の再発見, 旅, 移動, 道

都会にいながら森に還る—YouTubeの小さな神聖空間

2025年6月26日

現代の街で、静かに自分を整えるにはどうしたらいいのか?
そのヒントは、意外な場所にあります。

それは、スマホの中にある森です。
朝の部屋に、鳥の声が流れ、遠くの誰かが手作業で作る、暮らしの時間が、静かに満ちていきます。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.191 YouTubeで整える
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 音と映像が、心の曇りを晴らしてくれる

どこにいても、自分の中に自然を流すことはできます。そしてそれが、外の世界をも変えてしまいます。

YouTubeの中の小さな村の暮らし。
女の子たちの動きに、森の音に、心がすっとほどけていきます。

整ってくると、見えてくるものも変わります。
東京の街中にいても、「緑が多いな」「鳥が鳴いてるな」って思えます。

魔法の質問
いま、あなたの中に”自然”は流れていますか?
あなたの内側が晴れたとき、何が世界に見えてくるでしょう?

2. 情報に飲まれたときは、余白を取り戻す

都会にいると、思考が加速する。
エネルギーがあふれて、部屋が狭く感じるほどに。

その感覚に気づいたとき、
「何かが間違っている」のではなく、
「余白が足りない」と思うようになった。

映像はただの癒しではなく、空間をつくる術。曇りを晴らす水のように、静かに整えてくれる。

魔法の質問
あなたは、今、自分の中にどれくらいの余白を持っていますか?

3. 美しい暮らしは、必ずしも“余裕”から生まれるものではない

スリランカの少女も、中国の少女も、「美しく暮らしたくて」ではなく、「生きるために」暮らしていた。その手際の良さ、器用さ、自然との調和は、たくさんの困難を超えてきた生きる力からにじみ出るものだった。

美は、生存の中に宿る。

魔法の質問
あなたが“美しい”と感じるものの奥に、
どんな生きる力が宿っているでしょうか?

4. 映像の中に見た、神様のいる暮らし

手で切る竹、土に根ざす野菜、愛しい家族の笑顔――
どこにでも神様はいる、と感じた。

それは、派手でも有名でもない。
目立たない、小さな日常の中にある。

見ようとしなければ、見えないだけ。

魔法の質問
いま、あなたの目の前にある「神様のような風景」は何ですか?

5. 自分を整える術は、外に行かなくても持てる

山に行けなくても、森に入らなくても、
整える術は、すでに私たちのそばにある。

映像、音楽、本、香り――

たとえ都市にいても、
スマホ一つで呼び起こせる静けさがある。

大切なのは、“整える術を知っておく”こと。

魔法の質問
あなたにとっての「整えるスイッチ」は、どこにありますか?

6. 空と身体は、つながっている

梅雨がくると、空に雲が生まれる。
そして、わたしたちの体の中にも、同じように“雲”ができる。

東洋医学で言えば湿熱、感覚で言えば重さや曇り。

「自分のせい」じゃないときに感じる不調も、自然と連動していたりする。

だから、わたしは整える。
映像の森に、少しだけ帰る。

魔法の質問
今あなたの中に、“雲”はありますか?
もしあるとしたら、どんな風に晴らしてあげたいですか?

おわりに|スマホにある、もうひとつの自然

あなたにとっての“自然”は、どこにありますか?
その感覚を、今日、少しだけ思い出してみてください。

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時間と余白、助け合い、そして“こっちを向く”という感性

2025年4月6日

オーストラリア・バイロンベイでの滞在中に語られた、マツダミヒロさんとWAKANAさんのリアルな気づきや体験。

今回のポッドキャストでは、「自分を整える余白」や「人とつながるための助けの出し方」など、これからの生き方や働き方に大切な感性について、やわらかく深く語られていました。

動き続けるだけでは見えてこないもの。
立ち止まり、内側に目を向けることで初めて受け取れるもの。

今回はそのエピソードから、
人生に必要な5つのエッセンスと、自分と出会うための問いをお届けします。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.179 バイロンベイ暮らし1ヶ月たちました
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 器をひらく時間は、自分の内側にこもる時間

外の目に見える変化ではなく、
内側の“器”が育つこと。

日常の喧騒から離れ、
内側に深く入ることで、自分の本質とつながる。

人との出会いや土地のエネルギーは、その旅の伴走者となる。

魔法の質問
・最近、自分の“器”が少しでも広がったと感じた瞬間はありますか?
・外ではなく「内側」を育てる時間を持つとしたら、どこで、何をして過ごしますか?

2. 助けを求めることで、関係も深まる

何でも1人でやろうとする姿勢は、
一見かっこよく見えるけれど、
実は“信頼されるチャンス”や“つながる力”を閉ざしてしまうこともある。

「助けて」と言えることは、自分の器の広がりでもある。

魔法の質問
・最近、「1人で抱え込みすぎていたな」と感じたことはありますか?
・今、誰かに頼ってみたいことがあるとしたら、それは何ですか?

3. “ひと間”が、受け取る力になる

動き続けていると、
本当のメッセージは受け取れない。

“お願い”や“問い”を
出した後に必要なのは、
動きを止め、心を静かにする
「受け取る時間」。

「受け取る時間」が、
人生の循環を生む“余白”になる。

魔法の質問
・何かを“お願い”したあと、すぐに動いてしまっていませんか?
・今、あなたの1日の中に「ひと間(余白)」を入れるとしたら、どこに、何分入れますか?

4. こっちを向く時間が、リズムを取り戻す

思考が高速回転している時ほど、
まったく別の方向を見ること。

お茶を飲む、木を眺める、ゲームをする、深呼吸する。

それは“自分の中心”に戻るための小さなスイッチ。

魔法の質問
・最近のあなたは、どのモードにいますか?「ぐるぐるモード」?「静けさモード」?
・今すぐできる“モードを変える”行動、ひとつ挙げるとしたら?

5. 余白をとることは、愛を届ける準備をすること

自分に余白がないと、
相手にも余白を与えられない。

無理や緊張が生む滞りを手放し、
「20分だけ余白を取る」。

それは、自分を整える愛の時間。

魔法の質問
・20分、何も詰め込まずに過ごすとしたら、何をしてみたいですか?
・「余白がある自分」で誰かと過ごすとしたら、どんな時間になると思いますか?

まとめ

旅をしても、暮らしていても、
自分の“内側”との対話と
“ひと間”の感性を持てたら、
人生はもっと穏やかに、でもしなやかに動き出す。

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 余白, 助け合い

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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