ぼくは今、よく「自然体ですね!」
「無理してないのにうまくいっているんですね!」
と言われます。
それは、やめる力を身につけたからです。
自分が無理だと感じることは手放し、
自分らしいと感じること、
自然にできることを選択できるようになりました。
今回は、あなたの「やめる力」を養い、
やめるきっかけをつくってください。

1. 「大きいことをはじめる」をやめる。
やるからには、
大きいことをやりたい!
目立つことをやりたい!
有名になりたい!
そんな理由で何かをはじめてしまうと、
結局はうまくいかなくなる。
そして、
同じような基準で
人やモノを判断してしまうようになる。
大きいから安心、大きいからいいというわけじゃない。
人に選ばれるのは
本物の「想い」のあるモノ。
大きいことをはじめるのをやめてみよう。
「小さいことからはじめる」をはじめる。
大きいことをはじめたほうが
きっといいことがある。
そんな考えは捨ててしまおう。
無理に大きなことをはじめると
軌道修正がむずかしい。
後戻りがむずかしい。
でも、小さいことからはじめれば、
もしうまくいかなくても
再スタートできる。
そんなふうに力を抜いてはじめたほうが
ものごとはうまく回っていく。
10分間ジョギングをしたいなら、まずは1分から。
やりたいことを1/10からはじめてみよう。
2. 「ひとり占め」をやめる。

価値あるモノを手に入れると
自分だけのモノにしてしまいたくなる。
ほかの人に渡したくなくなる。
でも結局、自分ひとりでは使いきれなかったり
余ったりすることも多いはず。
それだったら、
はじめから、みんなに分けたほうがいい。
いなくなったから、使いきれなかったからではなく、
いいモノだから、みんなにも。
ひとり占めして喜ぶのは、自分ひとりだけ。
みんなで分ければ、みんなで喜べる。
ひとり占めを
やめてみよう。
「おすそ分け」をはじめる。
食べきれないほどの食べ物をもらったら、
ご近所におすそ分けする。
たくさんの人から喜ばれる。
だから、同じように
才能や能力もおすそ分けしてみよう。
あなたの持っているモノで
みんなに分け与えられるモノは
どんどんおすそ分けしてみよう。
忘れたころに、
素敵なお返しがやってくるかもしれない。
あなたが友人にしてあげて、喜ばれたことを、ほかの誰かにもしてあげよう。
3. 「むずかしい顔をする」をやめる。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。
ミスをすると、また怒られてしまう。
このクレームにどう対応しようか。
そんなときのあなたは
きっとむずかしい顔をしている。
眉間にしわがよって、
目がつり上がって、
歯をくいしばって。
そうすると
カラダにも力が入ってしまう。
そんな状態が続くと
ココロも、カラダもリラックスできない。
ストレスを手放すためにも
むずかしい顔をするのを
やめてみよう。
「笑顔になる」をはじめる。
笑顔は自分を元気にする。
そして
まわりの人も元気にする。
しあわせにする。
今のあなたの顔を確認してみよう。
どんな顔をしているだろうか。
もし笑顔を手放してしまっているのであれば
すぐに取り戻そう。
笑顔とともに
きっと、しあわせがやってくるから。
1日1回、鏡に向かって笑顔をつくってみよう。