人から「こうしたほうがいい」と言われても、
自分の心が動かなければ、行動することはできません。
自分はいったい何がしたいのだろう?
と問うことがあるかもしれません。
その答えは、自分の過去にヒントがあります。
小さい頃や、ここ数年。
自分が大切にしてきたことを振り返ってみましょう。
夢ややりたいことが見つかります。

1. 正解は一つではなくすべての答えが正解
私たちはすべてに、たった一つの正解があると思いがちです。
これまでの人生の中やテストや試験で決まった答えを出すという経験を通して、そう思い込んでいる傾向があるのです。
ところが、人生はテストではありません。決まった答えもありません。
世の中においては、正解は一つではなくすべての答えが正解なのです。
どの選択をするにしてもどの答えを出すにしても、世の中において「これしかない」という絶対的な一つの正解はありません。
自分の選択や自分の答え、それこそが自分の正解になるのです。
そして、自分が決めたことだからこそ行動に移すことができます。

2. すべてが正解というスタンスで関わること
ぼくが相談を受けるケースに、上司と部下のコミュニケーションを改善したいというものがあります。
「スタッフが自発的に動いてくれない」「やる気が感じられない」。
そんな時、振り返ってほしいのは、「一つの正解を答えさせる、クイズをしてしまってはいないだろうか?」ということです。
自分の設定した答えだけが正解で、それ以外の答えは不正解である。
このようなクイズスタイルで試されると、なかなかやる気は出ないものです。
上司「どうやったらいいと思う?」
部下「私は、〇〇だと思います」
上司「それは違うでしょう?もっとちゃんと考えて!」
正解を言うまで「その答えは違うよ」という状態で関わっていると、どうなるでしょう。相手は、毎回、否定されていると感じます。
正解にたどり着かなければ、「自分はダメなんだ。期待に応えられない」と希望を失ってしまうのです。
何を言っても「違うよ」と言われていたら、「わかりません」という答えしか出てこなくなるか、無言のままやがて答えることをやめてしまいます。
一方、反発されるケースもあります。
「意見を聞かれるのかと思ったら、結局は上司が決めたことをやらせたいだけなんだ。違う違うと否定されて、やる気がなくなる。今までの時間が無駄だったよ。だったら、最初から言ってくれればいいのに」というように。
大切なのは、「すべてが正解」というスタンスで関わることなのです。
魔法の質問の3つのルールを思い出してみましょう。
「答えはすべて正解」ー正解は一つではありません。
「答えは出なくても正解」ー考えることに意味があるからです。
「答えはすべて受けとめる」ーそう考えているんだね、と相手を認めます。
特に、答えを受けとめることに関して、第一声を「いいね」にすると、驚くほど関係性がよくなります。答える側に「こんなことを答えてもいいのかな?」という不安がなくなって、どんどん自己開示してくれます。自由な発想でアイデアが湧いてくるのです。
たとえば仕事の場面で、上司が部下との会話において。
「君がこの商品のプロモーションを考えてくれる?」
「では、SNSの広告はどうでしょう?」
「それは違うだろ」と瞬時に答えを否定したら、部下はどんな気持ちになると思いますか?
逆に、「なるほどね、それもいいね」と答え、受けとめたらどうでしょう?
相手は、自分を認めてもらえた!と嬉しくなります。その意見が採用されるかどうかは別の問題なのです。
「どうしてそれがいいと思ったの?」
「どんな効果が期待できる?」
と、その人なりの肯定的な意見を聞いてみてから判断しても遅くありません。
たった一つの正解はなく、すべては正解という意識を持ってみましょう。
他の正解は何だろう?

KANAKO says
何だろう。
私が受け入れ難いもの。 それが新しい正解。
gonta says
今までの自分が選択してこなかった答え。