おやつの時間は、子どもの大きな楽しみの一つです。
けれど、美味しいお菓子の誘惑は強烈で、
「もっと食べたい!!」
と際限がなくなってしまいがちです。
「もっと食べたい!」「もっとちょうだい!」
とお母さんにせがんだり、お願いをするシーンは、
子どもの年代を問わず、よく見られるシーンです。
子どもは、お菓子の食べ過ぎで
夕飯が食べられなくなって、
「ほら、あんなにおやつを食べるから
ごはんが食べられなくなっちゃったじゃないの!」
と叱られることになります。
1.欲求に負けないために

小さな子どもは経験が少ないので、
このままお菓子を食べ続けたら、
どうなるのかということまで考えが及びません。
小学生にもなれば、
ある程度はわかっているはずですが、
食べたい欲求のほうが勝ってしまいます。
お母さんはついカッとなって
「今日は晩ご飯抜きね」
「お腹が痛くなっても知らないよ」
などと言いがちですが、
脅迫するような言葉を使っても、
“お母さんは怖い”と思うだけで何も学べません。
ここは、しっかりと子どもに考えさせましょう。
まずは、これからの本当に質問したいことの前提として、
「どうしてそんなにいっぱい食べたいの?」
と聞いてみてください。
子どもが注目したところで
「お菓子はおいしいよね。
でも、全部食べたら、どうなると思う?」
と質問してみましょう。
「ごはんが食べられなくなる」
「お腹が痛くなる」
など、子どもは頭ではわかっているので、
正論を答えるでしょう。
・どうしてそんなにいっぱい食べたいの?
・全部食べたら、どうなると思う?
2.自分で出した答えじゃないと行動は変わらない

さらに、
「おなかが痛くなると、どうなるかな?」
と聞きます。
「友だちと遊べなくなる」など、
本人がどう困るのかを具体的に考えさせる
質問をしていいきましょう。
子どもは、自分で考えて出した結論でないと、
行動には移せません。
お母さんが説得するのではなく、
子どもが自分で出して行動を決めることが大切です。
おなかが痛くなると、どうなるかな?
上記の魔法の質問に答えてみる