今、自分にとって理想の働き方をしています。
好きな場所で、好きな時間に、高めあえる仲間と。
時間にも、場所にもとらわれない生き方と働き方。
でも、それはすぐにできたものではありません。
たくさんの失敗があってたくさんのちいさな成功があって、長い年月をかけて行ってきましした。
またそこには、いくつもの魔法の質問があります。
しつもんに答えていくことで、理想の働き方が見える。
本当の自分がわかる。次の道の見つけ方がわかる。
あなたの働き方のヒントになれるしつもんを、この中から探してもらえたら嬉しいです。
1. 起業から学んだこと
ぼくが創業したのは今から15年以上も前のこと。
20代と30代はいくつもの会社を作り、起業体験の連続でした。
でも、最初の頃は何も分かりませんでした。
まだ大学を卒業したばかりで就職した経験もありません。
大学では経営のことは全くやっておらず芸術やデザインの事だけ。
ビジネスに関しては右も左も分からない状況でした。
でも、この起業体験から学んだことは、
まさに人生を豊かにすることに活用できるものばかり。
きっと、多くの方に役に立つものがあるんじゃないかと思っています。
ぼくは今39歳。
今までの経験から学べることを振り返っていきます。
今までの経験から学べることは何だろう?
2. やりたいことを実現するまで
最初にぼくが起業をするまでの事をお伝えしたいと思います。
芸術系の大学で学生生活を過ごしたぼくは、
入学当初は美術にも、デザインにも芸術にも全く興味がありませんでした。
大学に入った動機も不純で「近くに新しい大学ができたから」というもの。
夢もキャリアデザインもありません。
ただひとつきっかけになったことがあります。
小さいころから好きだったものがありました。
それは
TVゲーム。
小学校の頃にファミリーコンピュータに出逢い、そこから中学校、高校とゲーム三昧です。
多い時は自分の部屋に3台テレビを置き、同時に3つのゲームをプレイしたり、
ドラゴンクエストを早く解いて雑誌に掲載されたり。
学校にいっている以外の時間はゲームに費やした日々でした。
いつしかゲームを創りたいと思いはじめ、プログラミングに興味を持ちます。
でも教えてくれる人もいなく、何から始めればいいかわからない。
ぼくが入った大学は芸術系ではあるけれど、デザイン工学部も併設されており、
そこでプログラミングを学ぶことができると思ったのです。
それをモチベーションに大学に入ることにしました。
小さいころに何に興味を持っていただろう?
3. 創りあげる喜び
小さいころに何に興味を持っていたか?思い出してみると、こんな出来事がありました。
小学校に入ったばっかりの頃、ぼくが楽しんでいたことは
「遊びをつくること」
新しいゲームやルールを創り、それをイベント形式にしたりして近所の友だちに遊ばせる。
ということをやっていました。
自分が遊ぶよりも、遊んでもらうことが楽しみだったのです。
友達が遊んでいる姿を見るのが楽しい。
そして、遊びを考えている時、
こんな要素を入れたらみんな楽しめるんじゃないか?
そう考えている時が最も楽しかったのです。
生み出す瞬間が
ぼくが得意な時間。
大きく育てていくよりも ゼロから1を生み出す瞬間のほうが
ぼくにとって価値を生む時間なのです。
これに気づいたのは30歳近くになってからです。
気づくまでは、「生んだものは自分で育てていかなければいけない」
そう思っていたので、自分が得意じゃない時間や作業にもエネルギーをかけていました。
それが、いくつかの失敗を生む要因でした。
得意な時間はどの時間ですか?
4. クリエイティブを発揮できる瞬間
大学に入るときの入試がとても印象的だったことを覚えています。
小さなな辞書をもらいこれについて自由に論文を書く。
渡されたのは原稿用紙ではなく、方眼用紙です。
文章に限らずイラストや表を使って書いてもいいし、
論文を書かなくても、辞書をテーマにした小説を書いてもいいのです。
決まったことを行うのではなく
想像力を駆使して、表現する。
受験そのものがとてもクリエイティブで、
小さい頃からの経験がフルに活かせる大学だと思いました。
勉強はできないけど
考えること
想像すること
創りあげることが得意。
そんな生活が始まると思うとワクワクせずにはいられない毎日でした。
得意を活かせる場にいますか?
今している経験は、いつかきっと役に立つ。
そして今まであなたがしてきた経験は今の自分に必要なもの。
これからに必要なもの。これからのヒントは過去にあるんですね!
ゆき says
経験してきたことは役に立つとずっと思ってました。
ミヒロさんが大学をワクワクすると表現されているのと同じようにそろそろそれが、芽生えはじめた時期のようで、ワクワクです!