あなたには、どんな「枠」がありますか?
枠とは、
「こうするべきだ」
「このままではできない」
「こうするものであるはずだ」
と決めつけることです。
これは思い込みであって、事実ではないことも少なくありません。

1. 制限を設けないと可能性が広がる
枠をつくっていると、アイデアも限定されますし、
相手に対して選択肢の提示ができにくい、という状況に陥ります。
反対に制限を設けないと可能性が広がっていきます。
たとえば、子どもが学校に行かないという状況があったとしましょう。
この時に、
「子どもは学校には行かなければいけない」
という枠があると、
「学校に行かなくてもいい」
という選択肢がなくなり、学校に行かせるためのアプローチしかできなくなります。
「学校に行くために何ができる?」
「明日は学校に行けそう?」
というように。
でも、相手のためになる関わり方は、
「どうしたいの?」
というように
「その子がどうしたいのか?」を聞いてみることなのです。
枠があると、ある制限の中でしか考えなくなります。
それはとても、もったいないことなのです。
ふだんから制限を外す練習をしてみると、人生の幅が広がります。

2. 常識、と言われるものを違う角度で見直してみる
では、どんなことをするといいのでしょうか?
言葉の言い換えをしてみることが、効果的です。
「べきだ」「〜しなければいけない」「〜してはいけない」という言葉を、
「かもしれない」と、言い換えてみるのです。
たとえばこんな感じです。
常識、と言われるものを違う角度で見直してみるのです。
「子どもは学校に行くべきだ」
→「学校に行かなくてもいいかもしれない」
「大人は働くべきだ」
→「働かなくてもいいかもしれない」
「贅沢をしてはいけない」
→「贅沢をしてもいいかもしれない」
「女性は家事をするべきだ」
→「家事をしなくてもいいかもしれない」
「夫婦は小さな子どもを置いてデートをしてはいけない」
→「子どもをあずけて、大人だけの時間を過ごしてもいいかもしれない」
「職場に子どもを連れてきてはいけない」
→「連れてきてもいいかもしれない」
「大学を卒業したらすぐに就職しなければいけない」
→「卒業後すぐに就職しなくてもいいかもしれない」
「英語を話せないと海外では仕事はできない」
→「英語が話せなくても海外で仕事ができるかもしれない」
「目標をつくるべきだ」
→「目標はなくてもいいかもしれない」
「お金はたくさんあったほうがいい」
→「お金はたくさんなくてもいいかもしれない」
「長期休暇をとることはできない」
→「長期休暇はとれるかもしれない」
「長期旅行をしたければ、会社をやめなければいけない」
→「会社をやめなくても旅行できるかもしれない」
これまで「当然」「あたりまえ」だと思っていたことに
「かもしれない」という言葉をつけることで、違う選択肢が浮かんできます。
違う角度から見てみることや思考の柔軟性が大事なのです。
自分自身の枠を外すことができると、
人がどんな枠にとらわれているかが見えやすくなります。
枠を外すための質問をしてあげられます。
「かもしれない思考」で、
枠を外していきましょう。
何に「かもしれない」をつけますか?