何かのサービス、コンテンツをお客様に提供しようとしたとき、
「最高のものは、誰にとってもいいもの。みんな必要としているはずだ」
多くの人がそう思いがちです。
でも、本当にそうでしょうか?

1. 「押しつけ」になってはいけない
自分によい影響を与えたものであればあるほど、「これはみんな喜んでくれるはず」と考えてしまうのです。
でも現実には、「ただの押しつけ」になってしまうことがほとんどです。
決して「押しつけ」になってはいけません。
「相手が必要なものを必要なだけ提供する」
「こちらが決めるのではなく相手が決めていく」
このスタンスで活動していきましょう。
2. バイキング形式で

「自分を認めてあげる」ことで、無理しない・求めない生き方ができます。
ぼくはそれを「バイキング形式」で伝えると表現しています。
好きなものを好きなだけ食べるバイキング形式は、食べるほうに主導権があります。
自分が必要と思うものを、必要な分だけいただく。
つまり、「何を食べてもらってもかまわない。相手が食べたいものを、好きに食べてくれればいい」というスタンスで、商品やサービスを提供することができるのです。
でも、あなたが独りよがりなシェフならそうはいかないでしょう。あなたは最高の料理をつくり、テーブルに出していき、
「この料理はすぐ食べなさい」
「ソースをかけて食べてはいけない」
「できたてがおいしいんだから、話しながら食べるな」
などと思うかもしれません。
自分がつくった料理は最高だから、あなたは全部食べなさい。もしこのなかに嫌いなものがあっても、せっかくつくったんだから食べなさい・・・
もしも本当にそんなことを言われるお店だとしたら、きっともう行きたくなくなるはずですよね。
でも、もしかしたら、それに近いことをしているかもしれません。
ぼくが、昔そうだったように。
ぼくは以前、このようなスタンスで、セミナーに来てくれた人に接していたことがありました。
「なんでこう考えないんだ」「ここではこうしてください」と思っていたのです。
今考えてみると、傲慢で二度と来てくれない方がいても不思議ではなかったかもしれません。
そしてあるとき、自分の考えが間違っていることに気がついたのです。
今ではまず、自分が提供できる最高のものを伝えるようにしています。
でも、それは全員に受け取ってもらえなくてもいい。
必要な人が必要なタイミングで受け取ってくれるだけで、感謝すべきなのです。
求めずに最高のものを提供していますか?