
何かを始めたい時、自分の強みを活かしたほうがいいと思っていませんか?
「差別化するために、他の人よりも自分を選んでもらうために
強みをみつけなければ・・・」
きっとそう思っていることでしょう。
でも、
こうも思っていると思います。
「強みを見つけたいけど、なかなか見つからない」
そう、
強みは、なかなか見つからないですよね。
ここで、
宣言します。
「あなたの強みは一生見つかりません」
え!私に強みはないの?と思ってはいけませんよ。
強みがないのではなく、強みは見つからないのです。
その理由と、
強みではなく何を見つければいいのかをお伝えします。
1. なぜ強みが見つからないのか?
なぜ、強みが見つからないと思いますか?
その前に、この質問に答えてみてください。
「強みとは何ですか?」
辞書で調べると
” 頼りになるすぐれた点。長所。”
とでます。
今回使っている強みということばと長所という言葉も
同じ意味として使いますね。
ですので、
あなたの長所もみつからないのです。
この強みや長所とは何なのか?
きっと、こう思っていると思います。
強みとは、人よりも優れている部分。
そう、人と比較しないと強みは見いだせないのです。
2. 誰と比較するのか?
誰かと比較しないと、強みがわからないといいましたが
では、誰と比較するでしょうか?
ここで、多くの人が陥りがちなのが
「優れた人と比較する」ということです。
自分がサッカーをやっているとしましょう。
そうした時に、自分よりもサッカーを上手い人と比べて
「自分はまだまだだ、サッカーはうまくない」と思ってしまいます。
英語を話せるようになりたい、と思って
英会話を習ったとしましょう。
もっと英語が話せる人と比べて、時にはネイティブと比べて
「私はまだまだ英語はうまくない」と思ってしまいます。
これでは、
サッカーが得意な人も、英語が得意な人も
強みではなく、弱みと思ってしまうわけです。
上達しよう、成長しようという時に
自分よりも優れた人と比較する、目指すということはいいのですが
自分の強みを見つけるときにこれをしてしまうと
見つからなくなるのです。
3. 強みとは、誰を相手にするかで決まる。
ここでクイズです。
ある営業販売の会社で、100人中50番目の成績の営業パーソンがいます。
この方は、営業力は強みでしょうか、弱みでしょうか?
自分より上位の人と比べると弱みになります。
自分より下位の人と比べると強みになります。
自分よりもその能力や成績が、今の時点では劣っている人がいた時に
低い人から見たら、
「私にも教えて欲しい」と思うはずなのです。
もう少し極端に言えば
営業を全くしたことがない人に対して
この方が営業の仕方をレクチャーすれば
営業のノウハウを教えてくれる先生になるわけです。
何も
自分よりも営業力が優れている人に
営業の仕方を教える必要はないのです。
強みとは、
対象を誰にするかで変わるということを知ってください。
4. 強みとは違いである。

では、強みとは何なのか?という答えを
ここで改めて出すとしたら
「強み」とは「違い」である。
ということです。
人と違う経験をしている
人と違うことを知っている
これが、あなたの強みになっていくのです。
優れている点ではなく、違う点です。
だとしたら
「あなたの強みは何ですか?」
と聞かれるとわからない、という答えになるかもしれませんが
「人との違う経験がありますか?」
と、聞かれれば、100%の人がYESと言ってくれるはずなのです。
そして、その違いを
思い出していけばいいだけなのです。
5. 違いを知り、知識や経験を提供する
まるっきり同じ人生を歩む人はいません。
普通の学校を出て
普通に就職をして
普通に結婚をしました。
という人も
まったく同じ体験ではないのです。

ある女性の方が
料理を作るのが好きで
毎日料理を作っていました。
でも、
忙しくて料理を作り時間があまりなく
週末に仕込みはするものの、
毎晩料理を作るのは15分くらいでつくっていたようです。
この方にとっては、それが普通です。
その方のお友達で
料理が苦手な方がいました。
毎日レシピを考えるのも大変で
料理をつくるのに1時間以上かかっています。
主婦なので、自分が作る役割なのですが
苦手だからストレスが溜まっていました。
この2人を見た時に、
料理を作るプロセスに違いがあります。
このお友達は
毎日15分で料理が作れるようになるんだったら
お金を払ってでも教えて欲しいと思い、
その彼女に教えてもらうことになりました。
結果、
自分では思いもつかなかったコツをいくつも教えてもらい
15分で料理が作れるようになったのです。
一番驚いていたのは自分自身でした。
一方で、15分で料理をつくるのが当たり前だと思っていた女性は
自分の常識を教えるだけで、こんなにも喜んでくれるんだと
逆に驚いたそうです。
それから
料理苦手でもできる15分クッキング法
という講座を始めたそうです。
違いを知り、
それを求めている人に
知識や経験を伝えることが
価値を生むのです。
6. 強みよりも好きでやりたいことなのか?

人は強みを見つけようと思ってしまいがちと言いましたが、
もっと大事なことは
自分が得意なこと、強み、長所であるものをやるのではなく
それよりも、
好きなこと、やりたいことをやったほうがうまくいきます。
得意だからといって、好きとは限りません。
好きでないものは続きません。続いたとしても
自分に無理をしてストレスが溜まっていきます。
ぼくであれば、
100点の結果を出せるそれが得意な人と一緒に仕事をするよりも
今は60点の結果だけど、そのことが大好きでやりたいことである人と仕事をします。
強みや長所よりも、
やりたい、好きという気持ちが成長をもたらし
長期的にうまくいくことを今までの体験から知っているからです。
強みを探しのではなく、違いを探し
好きなことに取り組むことをしていきましょう。
あなたは、人とどんな違いがありますか?