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表情の専門家

『人の本来持ち合わせているものを引き出す』ことがカメラマン JO MORIYAMAさんインタビュー(2)

2019年10月11日

トム・ハンクス、ミランダ・カー、サラ・ジェシカ・パーカー、安室奈美恵、
石原さとみ、榮倉奈々、菅田将暉なども撮影してきた、バルセロナ在住の写真家JO MORIYAMAさん。

表情を十何年も研究し、写真を撮る時だけじゃなく、その後の暮らしでも活きた表情で過ごしてほしいと、『日常こそ人生』と伝え、ポートレート撮影では表情のレクチャーまでされています。

世界の有名人との撮影秘話、相手の気持ちを想像し、表情を創造する秘訣を伺いました。

インタビュー後半は、撮影時の声がけ、関係性の作り方、これから出版される本について聞いています。


JO MORIYAMA
(ジョウ モリヤマ)
写真家 / 表情の専門家 

http://www.jo-moriyama.com/

  
▼インタビューは前半はこちら
写真だけいい表情をしても意味がない!暮らしでも活きることが大切 JO MORIYAMAさんインタビュー

1. サラ・ジェシカ・パーカーは3分、トム・ハンクスは45秒の撮影秘話は?

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):十年以上前、まだスマホなどがない時は、カメラを持っている人が少ない時代でしたが、今はほぼ全員がいつもカメラを持ち歩いています。

そこで、カメラマンの位置付けというか、その辺りが変わってきたと思うのですが、どんな風に感じてますか?

JO MORIYAMAさん(以下、JOさん) : だいぶ(位置付けは)下がってます。全員カメラマンですよ。全員人間だって言っていいほど、全員カメラマンですから。

だからと言うわけじゃありませんが、こうして歳を重ねるにつれて、先程話した表情の話などを言語化できるようになったというのは、自分の中でひとつの進歩かなと思います。

おぼろげに昔からやっていることは変わらないのですが、以前はそれを言葉にできなかった・・・ということはありました。
目指しているところは変わらずに一緒ですね。

ミヒロ:インスタなどもあるが故、良い写真をみんな撮ろうとするじゃないですか、綺麗な景色とか。
そう考えた時に、これからの時代のカメラマンの役割って何だろう?と考えますか?

JOさん:ぼくは、『人の本来持ち合わせているものを引き出すこと』がカメラマンだと思います。

ミヒロ:あぁ〜、あるほど!
ということは、撮るということよりも、引き出す方が仕事なんですね?

JOさん:そうです。ぼくはそう思っています。
それだったら、ちゃんと辻褄が合うんじゃないかと思います。

ミヒロ:そうですね。
前に聞いたエピソードで「芸能人や俳優さんとかのポートレートを撮る時に、すごく時間が短いけれど、そこでどうやるか?」みたいな話がすごく面白かったのですが。トム・ハンクスさんが・・・

JOさん:45秒?

ミヒロ:そうです、45秒(笑) 
他のタレントさんは、そんなに撮影が短くないんですよね?

JOさん:ハリウッド系は結構短いです。たとえば、サラ・ジェシカ・パーカーとかは3分。

余談ですけど、その時は何を間違えたかライトを持っていかなかったんです(笑)ヤバいと思いましたね。なぜ持っていかなかったのかは分からないんですが。
そして他の媒体のカメラマンからライトを借り、その人は英語を話せなかったんですが、ぼくは英語でサラ・ジェシカ・パーカーとワイワイ話すものだから、「返り討ちにあったよ」と言われて(笑)

ハリウッド系は、3分あったらいい方ですね。

ミヒロ:3分の時はどうやって撮るんですか?

JOさん:3分あったら結構撮れるんですよ。

ミヒロ:え? 本当に?

JOさん:撮れます、撮れます。

ミヒロ:最初にこんな声がけをする、このように関係性を作る、というのはありますか?

JOさん:基本、人対人じゃないですか。人対人の共通点を探していくという感じです。

ミヒロ:え? サラ・ジェシカ・パーカーとJOさんの共通点は何ですか?

JOさん:共通点、知りたいですか?(笑)

ミヒロ:知りたい!知りたい!(笑)

JOさん:撮影のことだけは鮮明に覚えているんですよね。
共通点は、『道で声をかけられた時に、振り返る髪のなびく感じが気持ちいい』という共通点(笑)それは見ても、やっても気持ちいい!

ミヒロ:たとえば、「同じ時計してますね」という共通点は、見て分かるじゃないですか。でも、振り返る時の髪の共通点は見て分かりませんよね。
それは、想像して「そうだよね?」と確認するんですか?

JOさん:そうですねぇ・・・確認はしないですけど、特に女性だったら、多分95%の確率で 振り向きざまをやりたいと思うだろうと・・・それを突き詰めていくというか。

ミヒロ:「これがお互いの共通点だよね?」ということは確認しないんですね?

JOさん:まぁ・・・そうですね

ミヒロ:あ! ここがポイントなのかもしれない!
「共通点を探そう」と言うと、みんな「これは共通点だよね?」「うん、分かった、共通点だね」と、確認したものを共通点と呼ぶ、と思っているかもしれないです。

でも、「きっとこの人は、これが好きなんだろうな。ぼくも好きだな」と言うのは心の中にあるものですよね。これを共通点と呼びましょう!と言うことでいいんですよね?

JOさん:そうですね、確認しないで。

たとえばですよ。女性でほぼ髪の毛が長ければ、「これ、やりたいだろう」という想像はあります。でも、実は本人は「あまりそれを好きじゃなかった」となる時も、感覚で分かるんです。
「え?やるの?」、「はいはい、やればいいんでしょ」という感じになるから(笑)

ミヒロ:これはすごく大きいポイントだと思います。『共通点はお互いに確認しなくても共通点である』ということをみんなは思っていないから、そのコツを知ったら、ホッとできる人や安心できるはいっぱいいると思います。

コミュニケーションをうまくするために、「相手との共通点を探せばいい」と言うけれど、「ぼく、釣りが好きなんですけど、あなたは釣りが好きですか?」と質問して、「はい、釣り好きです」と聞いたら、「よし、共通点が見つかった!」ということだと思っていると思うんです。

JOさん:今のはすごく良い例ですね。
釣りの楽しみって、「釣れるか釣れないか分からない」、博打じゃないけれど、共通点はそのような『ザックリ同じ感覚』です。

ミヒロ:あぁ、なるほど!

JOさん:そこを探せばいいという。

ミヒロ:だとしたら、釣りをする、しないという具体的な事例じゃなくて、
それより抽象度をひとつ上にあげて、「なんで釣りが好きなんだろう?」、「多分、こういうことじゃないかな?」というところで、共通点を探していくということなんですね?

JOさん:そうです、そうです。そこですね!

ミヒロ:それで、サラ・ジェシカ・パーカーに戻るんですけど(笑)、振り返る時の髪の共通点を見つけました、それから?

JOさん:彼女は女優なので、「道を歩いているところを、後ろから声をかけられて振り向いている、という設定で撮りましょう」と言いました。
「今のは少しわざとらしいから、もう少し演じてやってみよう」と。

これは、女優、俳優ならではのアプローチなんですけど、本業だからわざとらしくない感じでやっていかないといけない、そこを詰めて撮るといった感じです。

ミヒロ:それで3分で、無事終了ですか?

JOさん:そうですね。
それで、他の媒体のカメラマンから借りていたライトも返しました(笑)

ミヒロ:では、45秒の場合はどうだったんですか? トム・ハンクスさん。

JOさん : トム・ハンクスの場合は、ちょっと事例を失敗したんですけど(笑)、多分20歳くらいぼくより年上なんですね、そして俳優じゃないですか。

「レンズの中に家族がいて、覗くとトムのおばあちゃんが微笑みかけているんですよ」というようなお題を出したんです。でも考えてみたら、おばあちゃんはもう亡くなっている年だなと思って・・・

ミヒロ:でも、亡くなっていても 心の中にいるからいいですよね。

JOさん:まぁ、そうなんですが、もう少し若くしても良かったなと思います(笑) そういう感じですね。

ミヒロ:それは何故、その設定をしたんですか?

JOさん:確実に喜ぶと考えられる設定だからです。良い顔を引き出すことができるだろうという・・・

自分が俳優で、レンズの、いや、穴の向こうにおばあちゃんがいる、微笑みかけてくれている、といった時に、いろんな表情が出てくるだろうと思うんです。
それが確実というか、引き出しやすいだろうな、と。

ミヒロ:それは、トム・ハンクスだからこそなのか、誰でもそうだよね?ということなのか、どうですか?

JOさん:それは俳優であり、日本人のおばあちゃんの感覚とアメリカ人のおばあちゃんに対する感覚が少し違うから・・・

ミヒロ:え、そうなんですか?

JOさん:偉大なるマザーみたいな感じの感覚があるから。

ミヒロ:なるほどね!

JOさん:あからさまに『かなわない』オーラを出す文化だからです。

ミヒロ:で、45秒で無事終了?

JOさん:そうです。30秒喋って、15秒で撮る。

ミヒロ:おぉ!!!すごい!
今の設定を伝えた以外にも会話はあったんですか?

JOさん:30秒伝えて、合間ではありましたけど。

ミヒロ:すごいですね!45秒ですからね。

JOさん:最初で最後ですね・・・手が震えたのは。

ミヒロ:シャッターは何回くらいきれるんですか?

JOさん:結局10枚くらい撮った気がします。まだその時はフィルムだったので。

ミヒロ:そうなんですね。

JOさん:ドキドキでした。

2. 普段の生活にも取り入れないと、写真の前で良い表情をしてもまったく意味がない

ミヒロ:みんなが知ってそうな方との撮影で、JOさんが忘れられないエピソードはありますか?

忘れられないエピソードでも、失敗したなぁ・・・でも、これはうまくいったな!でもいいです。

JOさん : 失敗したなぁの定義は、表情を引き出せなかったと思った内容です。
それで言うなら、嵐の大野くん。ぼくよりみんなの方が知ってると思うんですけど、釣りが好きで、結構寡黙な感じの人だと事前に聞いていたんです。そしてその時はテンション低かったんですね。

アイドルで、本業は写真じゃないし、撮影はこなせばいいだろう・・・と思っているかは知らないんですが、アイドルにとって写真はそんな立ち位置だから、あまり乗り気にさせられなかった、ということと、5分間で4ページという無理難題の撮影だったんです。

ミヒロ:4ページというのは、どのくらいの枚数なんですか?

JOさん:4ページということは・・・雑誌を1ページ開いたときに、大野くんの写真のイメージがガラッと変わった方が読者的には面白いから、背景をサラッと変えられるようにセッティングしてやってたんですけど、表情がどうも拾えないという・・・

それでその時は、釣りの話しを持ち出したんですけど、全然乗り気にならなかった・・・これを言って良いのか分からないんですが、落ちてたくらいの感じだったんです。それは、乗り気にさせられなかった失敗ですね。

ミヒロ:それって、今同じシーンに戻れたとしたらできると思いますか?

JOさん:できると思う。

ミヒロ:すごーい!!!

JOさん:多分、あのタイプであれば、「全然乗り気じゃないよね」というツッコミから入れて、乗り気にさせられただろうなと思いますね。

ミヒロ:なるほど。

JOさん:写真撮影のポイントなんですけど、本当はうまくいってないのに、うまくいったフリをしているというのは、本当に良くない。

撮影によくありがちな話なんですが、「あれ、良くなかった」と後で言われても・・・「もっと、撮影中に言ってよ」っていう感じはよくある話なんです。

ミヒロ:話は変わるんですが、本を出す予定なんですよね?

JOさん:はい。

ミヒロ:本はどんな内容になる予定なんですか?

JOさん:本は『人の表情』についてです。
先程話しましたが、普段の生活にも取り入れないと、写真の前で良い表情をしてもまったく意味がない。

じゃあ、人はどういう表情をして生活したらいいのか、どこを気をつければいいのか、ということを、人のタイプ別というか、性格別に説明したような本です。

これが心に刺さればいいなと・・・

ミヒロ:それを読んで、ひとりでも多くの人の日常の表情が変わり、結果、人生が変わっていったらいいなということですか?

JOさん:そうです。自己否定をしている人は自分の顔が嫌いだから。
否定しやすいこともきっとあるので、克服法ではないですけど、少し視点を変えて自分を好きになれるというようなやり方です。

ぼく自身が、自己肯定型タイプではないので、そんな人を特に救ってあげられたらいいな、という感じです。

ミヒロ:楽しみにしています!

JOさん:はい。ありがとうございます。

 
▼インタビューは前半はこちら
写真だけいい表情をしても意味がない!暮らしでも活きることが大切 JO MORIYAMAさんインタビュー

 
JO MORIYAMAさんも登壇予定!

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル, 旅 Tagged With: 表情の専門家, カメラマン, サラ・ジェシカ・パーカー, トム・ハンクス, 共通点, 写真家

写真だけいい表情をしても意味がない!暮らしでも活きることが大切 JO MORIYAMAさんインタビュー

2019年10月10日

トム・ハンクス、ミランダ・カー、サラ・ジェシカ・パーカー、安室奈美恵、
石原さとみ、榮倉奈々、菅田将暉なども撮影してきた、バルセロナ在住の写真家JO MORIYAMAさん。

表情を十何年も研究し、写真を撮る時だけじゃなく、その後の暮らしでも活きた表情で過ごしてほしいと、『日常こそ人生』と伝え、ポートレート撮影では表情のレクチャーまでされています。

世界の有名人との撮影秘話、相手の気持ちを想像し、表情を創造する秘訣を伺いました。
 


JO MORIYAMA
(ジョウ モリヤマ)
写真家 / 表情の専門家 

http://www.jo-moriyama.com/

  

1. 受動的から能動的へシフトするまで

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):今の活動と2,3年前の活動、両方とも写真を撮るということは変わりないと思うのですが、どんな変化がありましたか?

JO MORIYAMAさん(以下、JOさん) : 経済的な変化として、より安定しました(笑)

ミヒロ:それは単純に仕事が増えたということですか?

JOさん:いや、仕事が増えたと言うよりは、基本的には受注されて初めて成り立つ仕事なので、自分からビジネスの網を張るというスタイルが初めてだったから、それプラス、今までの受注仕事になったから、経済的には安定したかなということがあります。

今月はこれだけで、先月はこれしかなかった、ということが15年間ずっとあり続けましたから。

ミヒロ:えー! 15年間は、来月や再来月はどうなるか分からない感じだったんですか?

JOさん:来月は決まっているけれど、再来月は決まってない・・・という

ミヒロ:えー!本当に! 

JOさん:そうそう。それはそうですよ。

ミヒロ:そうなんだ・・・カメラマンって、大体そんな感じなんですか?

JOさん:ぼくの周りは売れている人ばかりですけど、日本でいちばん売れている人で、半年先まで埋まってる、というような感じです。
それは10本指に入るくらいの人だから。

ミヒロ:能動的な仕事の受注と、受動的な受注があって、どちらかというと所謂 受動的な受注が業界のスタンダードという感じなんですか?

JOさん:受動的な受注がスタンダードですね。

ミヒロ:そこから自分で企画したり、自分で商品を作ったりとかは、考え方のシフトが必要だと思うのですが、それは戸惑ったりしましたか?

JOさん:いろいろと戸惑いました(笑)
よくある話ですが、「失敗したな」と思ったことが続き、成功につながったと確実に言えることがありました。

恥ずかしいようなこともたくさんしましたね。能動的な網を張るというところに辿り着くまで誰も教えてくれないし、誰もやっていないから。

15年間やってきて、少し自分の中で飽きがきていて、「どうせこうなるでしょう」と、やる前から結果が見えちゃうということがあり・・・

ぼくはファッションとポートレートの2本でやっていて、たまにビューティーをやっていましたが、7割がファッション、3割がポートレート。ファッションは「こうやっておいたらいいでしょ」ということで終わる・・・

特にフィルムからデジタルに移行してからは、ぼくから見たらですが「とりあえず誰でもいいよね」というようなスタンスに感じられたんです。それに嫌気がさしまして・・・

ときめかなくなっちゃったというか。

ポートレートに関しては、一発本番で後戻りできない。
与えられた時間の中で、どれだけその人と親密になって表情を引き出していこうかという、上辺だけじゃない、本当に人が求めているものをその時間で触れていくという作業が面白くて。

それだけは飽きがなく、常に感動が隠れているし、その感動に出会えるか、出会えないかは自分次第ということもありますし、写真がうまくいかなかったら大体カメラマンの責任だから、出会えるか出会えないかのシンクロ率というのもありまして、、、

その延長線に能動的なビジネスプランをつくっていって、一般人を撮るようになってから、みんなの反応に感動して「これだ!これだ!」と思いました。

ミヒロ:具体的には、どのような内容のサービスなんですか?

JOさん:具体的には、その人(そのお客さん)が本来持ち合わせているものを引き出す作業をしながら、素敵な表情を撮っていくということなんですけど・・・

本来持ち合わせているものって、人が社会で揉まれていく中で、成功していっても、成功していかなくてもだと思うんですけど、肩書きが付いていって、経験も付いてきて、それなりのプライドが付いてきて、たとえば「会社の部長にやっとなれました」となった時に、「おれは部長だから!」という、人間対人間というところよりも「部長」が先に来ちゃっているから、その「部長」というものや、芸能人だったら「わたし芸能人だから!」という「芸能人」を、一回剥がしていくという作業が、本来持ち合わせているものに近づけるということなんですね。

それは一貫してずっとやってます。

ミヒロ:へぇ〜。 ただ写真を撮るだけじゃなくて、レクチャーやセミナーがあって、その後に写真を撮るということをやっているんですか?

JOさん:そうです。

ミヒロ:そのレクチャーの時に伝えていることは、大まかにでいいのですがどんなことを伝えているんですか?

JOさん:表情ってどういうもので、人ってどういう表情をしているのか、ということを、口元と目元と脳の構造をふまえて話している感じです。

ミヒロ:それをみんなが聞いたときの反応は、どういう反応なんですか?

JOさん:一応「質問はありますか?」と聞くんです。あと、自分のテンションにムラがあって(笑)、調子が良い時は「こういう人いますよね」と、自分がその人を演じて説明する時があり・・・
「俺ってすごいカッコいいから、赤いフェラーリに乗ってどうのこうの・・・」って、こういう人いますよね?と見せて、そういう人の殻をまず破るんですよ、という説明をする時もあれば、淡々と説明する時もある。
ここはぼくが直したいと思っているところでもあるのですが。

ミヒロ:それは、結構みんな知らないことだと思うんですよね。

JOさん:そうですね。

ミヒロ:表情って一般の人はそんなにフォーカスしないので。
でも、その表情と素質だったり、表情と考え方がこんなにつながっているんだと知った時、どんな反応なのかな?と思いまして。

JOさん:「言われてみればそうかもしれないなぁ」というような反応だと思います。

2. 写真を撮る時だけじゃなく、その後の暮らしでも活きていく

ミヒロ:そのレクチャーがあってから撮るのと、いきなり撮るのは違うんでしょ?

JOさん:そうですね。
これは最近思ったことなんですけど、実際プロの現場では、レクチャーなしで撮るわけじゃないですか。相手もプロですが、写真を撮られるプロではないですから、モデルは別にしても。

たとえば、作家さんで15分時間があったとして、その15分で撮るという時に、セミナーはしないで、その方向にカメラマンのぼくが持っていく・・・ということを結果的にしているので、セミナーがいるか、いらないかと言ったら、「何でぼくがこうしているか?」を知るために説明しているだけなんです。

ということに、今気づきました。

ミヒロ:なるほど。 
でも、ぼくは食べ物の味は変わると思っていて、ただ食べるのと、これを作った人が出てきて「これはね、何でこうやって作っているかというと・・・」とレクチャーがあって食べるのとでは、味が変わると思うんです。

そういう意味では、撮られる方も、いきなり撮られるよりも、そのレクチャーがあった方が緊張する、しないということではなくて、より自分を出せるような気がします。

JOさん:良かったー! じゃあ、話し続けよう!!!(笑)
ミヒロさんを撮った時も、レクチャーはなかったわけじゃないですか。

ミヒロ:いやいや、その時はなかったですが、その前にJOさんに会っていて、JOさんの考え方とか、撮り方というか、表情のことを聞いていたから、というのはありますよ。

JOさん:その時はセミナーで話すような内容はしなかった気がします(笑)
でも、説明した方が「なぜ、ぼくはそういうことをしているのか」を理解できると思いますね。

芸能人の人やモデルの人は、レクチャーを聞いていないので「でた!JO節!」と言って終わるんです。 多分、そこまで気づいていないと思います。

ミヒロ:ぼくはそれは新しいと思っていて。
ただ写真を撮る人はたくさんいるんですが
「表情のことを十何年も研究しています」、
「そのことをレクチャーします」、
「写真を撮る時だけじゃなく、その後の暮らしでも活きていきます」

JOさん:そうです!!! それ! それ!それが言いたい(笑)
写真だけいい顔していても意味がない!

ミヒロ:うんうん、本当そうですよね。
それをやっている人は他にいませんよね。

JOさん:あ、良かったー(笑) 上辺だけなのが嫌なんです!

ミヒロ:なるほど。 
これを言うと語弊があるかもしれませんが、『プロフィール写真』という上辺を綺麗に撮っておけば「まぁいいか」と思う人って結構いそうな気がしていて、その人のいちばん良い瞬間だけを切り撮って、写真を撮って、それを使い、出回っていれば、それがその人のイメージになっちゃうじゃないですか。

でも実際に会ってみると「あれ?写真と違うな」みたいな。

そのように撮ってしまっている、使ってしまっている人たちもいて、
でも「上辺だけじゃ嫌なんだよね」と言うのは、何でそう思うんですか?

JOさん:日常生活が我々の人生のほとんどなのに、自分がどういう顔をしているか知らないで暮らしているって、写真の前だけで良い顔をしていても誤差が生じてしまう・・・

ミヒロ:そうそう、生じてしまう。

JOさん:実際人に会った時に「ん???ん?なに???」みたいな感じになるということを・・・知っていながら言わないのは、いちばん良くないな、と。

ミヒロ:あぁ(笑) なるほど。
素朴な疑問なんですが、SNSに自分をアップしますといった時に、自撮りで綺麗に撮る気持ちはとてもよく分かるんですが、とても綺麗に撮って写すということは、実際に会うと差異が生じるということを、JOさん的カメラマン視点から言うと、どのように捉えているんですか?

JOさん:全然OKなんですが、写真はいちばん良い瞬間を切り抜いているわけじゃないですか。こうやって喋っている時に、そのいちばん素敵な瞬間がいつでも出せるような状態が見え隠れしていればいいだけの話だと思います。

ミヒロ:なるほどね。

JOさん:普段、いつもしかめっ面で話している人が「あれ?SNSの素敵な表情はいつ出てくるのかな?」って思われながらその時間を過ごすのは・・・・・・ということなんです。

ミヒロ:なるほどね(笑)だとしたら、ぼく的なアプローチで言うと、

いつもの自分がいます、いい写真があります、といった時に、
「この写真の人物はどんな魅力があるんだろう?」にまず答え、

今、鏡を見て
「今の自分はどんな魅力があるんだろう?」に答え、

2つを見比べた時に
「どんな差があるんだろう?」を答え、

「その差を埋めるためには、今日どんな風に過ごそうか?」
というしつもんに答えてもらうといいと思います。

JOさん:そうですね。
生活に作用すると言うか、自分の普段の表情だったり、写真で写る表情が、生活の中で常に見え隠れしている状態を意識して暮らす。

ミヒロ:そうですよね。

 
▼インタビューは後半はこちら
『人の本来持ち合わせているものを引き出す』ことがカメラマン JO MORIYAMAさんインタビュー(2)

 
JO MORIYAMAさんも登壇予定!
しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル, 旅 Tagged With: 写真家, 表情の専門家, レクチャー, 日常生活が人生, 素敵な瞬間

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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