ぼくは、関わり合いのなかで大切にすべき心がけを「ご縁の法則」として伝えています。
ご縁の法則の本質は、「ご縁は広めるのではなく、深める」ということです。

1. 関わり合うという感覚を持つ
なぜ、深めることが必要なのでしょうか?
それは少ない人数でも、結果的に多くの人とつながることができるからです。
たとえば、1000人にアプローチしたい、1万人とご縁をつなぎたいと思っても、なかなかすぐにできるものではありません。
でも、誰でもアプローチできるようになる方法があります。
それは「自分1人ですべてをやらない」ということです。他の人とのつながりを活用して、自分のつながりにしていくことで、驚くほどの人数とつながることができます。
そのプロセスで重要なポイントが「広めるのではなく、深める」なのです。
2. つながりをたどってゆくと、地球中のほとんどの人と会える?

あなたは、Facebookを使っていますか?
「Facebookでランダムなユーザーを2人ピックアップしたときに、平均で4.7人のお友達を紹介すると、その人とその人がつながる」というデータが、Facebook社とミラノ大学の研究で発表されました。
ということは、つながりをたどってゆくと、地球中のほとんどの人と会える。しかも、何百回もつながりを介するのではなくて、約5人を介するだけでつながってしまうのです。
たとえばAさんとのご縁を深めてゆくと、Aさんは自分がよく知っている大切な友人であるあなたを、ほかの友人に紹介しやすくなります。
深い関係になったから、「この人はこんなことをしたい。だったらあの友人を紹介しよう」ということが起こるのです。
ですから、広めるよりも、深めていくことにフォーカスをしていきましょう。
これが「ご縁の法則」です。
ご縁というのは、関わり合い次第でいくらでもつくれます。
ただし逆に言えば、待っていてもできません。自分から動いていくからこそ、ご縁ができるということを知っておいてください。
3.ご縁ができる「3つのステップ」

ご縁ができるには「3つのステップ」があります。
- ステップ1「個と個がある」→ まだ何もない状態
- ステップ2「関係性ができる」→ 声をかける、関わり合う
- ステップ3「絆ができる」→ もっと深いエンゲージメントになる
誰がやっても、この3つのステップは変わりません。
そして、さらに重要なことがあります。
ご縁とは「信用」だということです。
信用はお金では買えません。
「信用でお金を得る」ことは、結果的にできますが、「信用をお金で買う」ことはできません。
そして、「お金で信用を買ってくる」ことはできませんが、「信用を構築するために、お金をかける」ことはできます。
この違いを意識してください。
人との関わり合いに時間と手間をかける、そしてお金をかけていくことが「ご縁の法則」を促進してゆくためのポイントです。
お金を求めるのではなく、「信用」をつくることを大事にしてください。
信用をつくるために、どんな関わり方ができますか?
akaz says
まずは自分の持っているもの(知識・スキル)を与えます。
また、個の違いを知る、共通点を見つけて、受け入れるようにしています。
永久庸代 says
いつも純度100%の自分でかかわる。
KANAKO says
自分に正直であり、自然体でいる。
できる事を常に考える。
相手を慮る。