お互いのことがだんだんわかり始めて、もっと仲良くなりたい、もっと近づきたいと思ったときに質問してみましょう。

1. 知っていることを質問する
質問で相手の会話を引き出す場合、あえて知っていることを聞いてもいいのです。
なぜならば、自分が知らないことが会話ではなく、相手が話したいことを話すことが、相手にとって気持ちのよい会話になるからです。
人は相手が知りたいことを話したいというよりも、自分が知っていることを話したいもの。だからこそ、それをうまく聞いてあげましょう。
自分の知っていることでも、再び興味を持って相手に質問してみる。
この時に大切なのは、聴くときに「それくらい知っているよ」という態度ではなく、初めて聴くくらいの気持ちで接してみましょう。
初めてのつもりで聴くために、どんなことを意識しますか?
2. 知らないことを質問する

会話の中で相手に質問することは、もちろん自分の知らないことでもいいのです。
素直に、興味と関心を持って質問をする。
一番よくないのは、知らないのに知っているふりをして会話を進めていくこと。途中から聞くこともできないし、あなたの信用を失ってしまうことにもなります。
知らないことを聴くのは、恥ずかしいことではありません。
相手がそんなことも知らないの? というような態度をとったとしても、素直に「そうなんです、教えてください」と言ってみましょう。
うまくいっている人ほど、初心者に親切、丁寧に教えてくれるものです。
素直に質問するためにどんなことを心がけますか?
3. 選択肢で質問する

答えやすい質問をすることがいい会話を創るポイントです。その時に、答えの選択肢をいくつか用意してみることも効果的です。
「どこに旅行に行きたい?」
だけの質問よりも
「どこに旅行に行きたい?
1.グルメツアー
2.ビーチでのんびり
3.大自然に触れあうトレッキング」
と質問したほうが、会話がはずみやすい場合があります。
以前タクシーに乗った時に
「何分くらいでつきますか?」と質問したところ
「わかりませんね」と答えられてしまいました。
そこで
「5分、10分、20分、どれが近いですか?」
と質問したら10分と答えてくれました。
「普段は5分で着くけれど今はラッシュの時間でどのくらいで着くかわからない」という意味の「わかりませんね」だったんですね。
答えの選択肢を準備して質問をしてみましょう。
どんな選択肢を準備しますか?
上記の魔法の質問に答えてみる