コミュニケーションと聞いて、
あなたはどんなことがコミュニケーションだと思いますか?
「いかに相手に自分の気持を伝えるか」
「相手を自分の思いどおりに動いてもらうか」
という答えもあるのではないでしょうか。でもこれは違います。
コミュニケーションとは相手に伝わってこそ本当の役割を果たします。
「伝える」ではなく、「伝わる」ですね。
例えば部下やスタッフもしくは取引先の方に
「あれほど詳しく説明してあげたのに、ぜんぜん分かってくれない。
なんで理解できないんだろう」
という感情がでてきたことがあるのではないでしょうか。
これは、相手が理解していないのではなく
自分の伝え方では伝わっていないというだけなのです。
コミュニケーションとは、そこから得られた反応です。
相手が分かっていないなという反応があれば、次は反応があるように、
理解してもらえるように伝え方を変えていくということをすればいいわけです。
伝わる、伝わらない、変えて伝える。
これの繰り返しです。とてもシンプルですがこれおを意識しておこなうだけで
コミュニケーションによるすれ違いは劇的に改善されていきます。

1. 興味を持つ
どんな人との会話だと楽しいのかを思い出してみてください。
あなたが好きな人、興味のある人との会話は楽しかったはずです。
楽しいデートや親しい友人たちとの時間はあっという間に過ぎますものね。
逆にキライな人との会話は、つらい時間です。
そんな時に限って、時間が経つのもゆっくりに感じてしまいます。
まずは、相手に興味を持ちましょう。
相手に興味を持つことで、会話が楽になります。
相手の経験や、なぜその仕事に就いたのか?
どんなことをこれからやろうとしているのか?どんな趣味があるのか?
など些細なことからでもいいのです。興味を持ってみましょう。
相手のどんなところに興味を持ちますか?

2. いいところを見つける
話す相手に興味を持つことが難しければ、
いいところを発見する、ということも心がけてみてください。
この人の長所は何だろう?
どんなところが素敵だろう?
できているところは何だろう?
そう思って観察してみてください。
最初は、そんなの見つからないと思っていても、
観察を続けているうちに、不思議と見つかっていくのです。
それがたくさん見つかると、自然と相手に興味が持てるようになります。
また、これは繰り返すことによって
見つける時間をどんどん短縮していくことができます。
見つけることを意識して会話をしてみましょう。
相手のできているところはどこですか?

3. 心の距離を縮める
自分と相手がまだそれほど仲のよい関係になっていなければ、
心の中だけでも関係性をさらによくしてみましょう。
イメージだけでいいのです。
すでに何十回も会っているイメージ。
いろんなことを話せる仲になっているイメージ。
2人だけの秘密を知っているイメージ。
どんなイメージでもいいのですが、
あなたが親友と接している感覚を持って話してみてください。
そのイメージが実際の関係性にも反映されていきます。
心の距離が離れていると、実際の距離も離れていく。
だからこそ、イメージの中での心の距離が大切なのです。
心の距離を縮めるためにどんなことができますか?
上記の魔法の質問に答えてみる