継続は力なり。
ですが、すべてのことを継続しなければいけないわけではありません。
一度始めたら、ずっと継続したほうがいいと、信じている人は、少なくないと思いますが、「取り組むべきことをずっと継続すること」と、「やめるべきことに執着し続ける」のでは、大きく違います。
今回は、「手放すからこそ、次に進める」というお話です。

1. 心から本当に続けたい?
執着かどうかを確認する質問は、「それを、心から本当に続けたいか?」です。
その答えが「YES」であれば執着ではないし、「YES以外の答え」であれば執着している状態なのです。
やめるときや手放すときは怖くなります。いままでやってきたことを否定することになるのですから。
でもそれは、終わりではなく新たな始まりなのです。
手放すからこそ、新しいものが生まれ、次の行動が起こせるのです。
2. やめる決断
以前、就職をしたい方向けの学校を経営していました。
就職するためスキルだけではなく、自分で考え答えを見つけることができる質問力が学べる学校です。
教室も借り、大量のパソコンや机と椅子を買い、講師とスタッフを雇い最初は順調に事業を運営していました。

しかし、時がたつに連れ、売り上げが減少し、このまま維持もできるかもしれないけれど、ずっと赤字になっていく可能性が高いという状況になりました。
すでに銀行から1000万以上の借り入れをして事業を始めており、もしやめるとしても追加で処分するための経費がさらにかかります。
続けたいと何度も思いましたが、
「それを、心から本当に続けたいか?」
と自分に問いかけたら
「たくさんの設備投資もしたのでやったほうがいい」
という答えが出てきました。
これはYESのように見えますが、やりたいという答えではありません。
つまり、「心からやりたいわけではないけれど、NOではない。」という答えです。
この心境は執着していることになります。
それに気がつけた私は、やめる決断をしました。

3. 手放すことで、新たなものが入ってくる
借金は残り、仕事のなくなったスタッフも残りましたが、執着していたものを手放すことによって、新たなものが入ってきました。
質問力を伝える授業は別の形で全国へ広がり、スタッフはそれぞれが自分の得意で好きなことを見つけ、新たな役割を担い前以上に活躍しました。
これは、執着していたら決して訪れなかったことです。
いままで大切に育ててきたものや、愛情を持って関わってきたものほど執着してしまいます。
でも、必ず別れるタイミングが来ます。
それは次のステージにいくためのサインでもあるのです。
何を手放しますか?

上記の魔法の質問に答えてみる