何か物事が起きたとき、それをどう捉えるかによって、人生は変わってきます。
うまくいかない人は、「なんでこんなことが起こったんだろう?」と考えがちです。
1. 常に、長所を探す目を持つ
そもそも人間は、無意識でいると、欠けたところに目がいくようになっているのです。
早めに危険を察知しないと、命をつなぐことができないことから、そのようになっているのです。
だからこそ、どんなにうまくいっているときでも、
小さな不満や、これじゃダメという部分が目につきます。
しかし、もし、うまくいく人生を送りたかったら、目にするものを変えていく必要があります。
欠けているところではなく、すでにあるものにフォーカスするのです。
「できていること・すでにあるもの」に目を向けるのは、
意識的に行って習慣化する必要があります。
気を抜くと、すぐに欠けているところに目がいく状態に戻ってしまいがちなので。
そんなときは、「できていることは何ですか?」と自分に問いかけてみましょう。
人間関係でも同じです。
ついつい人の欠点が目についてしまうのです。
でも、欠点と思えることも、違う角度から見てみたら、長所に変換できるものです。
「話すのが苦手で静かな人」は「物腰がやわらかくて安心させてくれる人」かもしれないし、
「いつも熱く声が大きい人」は「やる気に満ちあふれ、人を応援できる人」なのかもしれません。
常に、長所を探す目を持ちましょう。
「この人のいいところは、どこだろう」と自分に質問をしながら接するのです。
そして、そのいいところを、実際に伝えてみましょう。
相手も「欠けているところに目がいく」普通の人ならば、自分のいいところに気づいていません。
教えてあげると、とても喜ばれますよ。
2. 運のいい人のそばにいると運がよくなる
ほめることは、承認されるということ。
承認欲求が満たされると、心のグラスが満たされ、エネルギーが湧いてきます。
どこを見るかによって、人間関係も、自分に起こる事柄も変わってくるのです。
何事もネガティブモードだと、なんでこんな目に合うのだろう、という出来事が起こり、
「なんでこんな選択をしてしまったのだろう」と後悔ばかりしてしまいます。
でも、ポジティブに捉える人であれば、いつも人のいいところが目につきます。
そして、なんでこんなに運がいいんだろう、というラッキーな出来事が起こります。
「今日もまた、こんないいことが起こった!」と喜んでばかりいます。
起こった出来事そのものを、変えることはできませんが、
「その出来事をどう捉えるのか」は、変えることができるのです。
それを教えてくれたのは、いつもよく旅をする友人たちです。
とにかくこの人たちは、残念なことが起きても、まったく落ち込むことがありません。
旅先の街で、「一番おいしいというレストランに行こう!」と出かけたら、臨時休業。
なのに「私たちってラッキー!」と大喜び。
その理由は、
「今日は、別の素敵なお店に出会えるってことよ!
ガイドブックにも載っていないようなところが見つかるに違いないわ!」。
歩き出してすぐ、ジェラートのスタンドを見つけて、キャーキャー。
「ねっ。こんなに早く、おいしいものに出会えたし」と、いいことばかりが起こるのです。
運のいい人のそばにいると運がよくなる、といいますが、本当だなあとしみじみ思います。
「いつもいいことしか起こらない」人の「あり方」を体感できるからなのです。
起こったことに、どんな意味を見出すのかは自分次第。
一見、不幸な出来事も、喜びを倍増するためのスパイスでしかありません。
いつも「ああこれを選んでよかった」と思っています。
よくないことにフォーカスして後悔することと、いいことにフォーカスして「これを選んでよかった」と思うこと。
あなたはどちらを選んでいきたいですか?
上記の魔法の質問に答えてみる