みなさんが知っているフランチャイズの仕組みがありますが、
フランチャイズは、別にその本人が料理をしなくても、
ある程度の効果が生まれていくものですね。
そんなふうに、
自分のビジネスでもレシピ化ができないかなという視点で考えてみましょう。
1. ゴリヤクとは、自分が提供できる価値、商品やサービス
ゴリヤクというのは、
自分が提供できる価値、もしくは商品やサービスのことですが、
それをレシピ化するということを行います。
レシピとは何かを考えるときに、料理のことを思い出してみましょう。
料理は、レシピがあると、誰でも同じように味を再現できます。
これがすごく重要です。
レシピがないと何が問題かというと、その職人の技になってしまいます。
料理を作るときに、「塩はこれくらいかな」とか、
「じゃあ砂糖はこれくらいかな」って、
自分の感覚で作っていると、
自分が作るときはおいしいものが作れるんですけれども、
それを他の人が作ろうとしたときに、まったく同じものは作れません。
結局「あの人じゃないとダメなんだよね」となってしまうのです。
すると、そのビジネスが大きくなればなるほど、売り上げが上がれば上がるほど、
ただ単に忙しくなってしまって、
なかなかそこから広がらない、深まらないという状態になってしまいます。
2. レシピを別の人に渡して、同じようにやってもらう
だからこそ、
自分がやっていることを誰でもできる状態にするために、
自分のやっていることを分解して考え、細分化し、手順を考えてみましょう。
そのうえで、作ったレシピを別の人に渡して、
それで同じようにやってもらってください。
料理でいうと、自分が作っている得意料理のレシピを書いたら、
そのレシピを誰かに渡して、同じように作ってもらうということです。
さすがに100%同じ効果を生むことはできないんですけれども、
それが90点、もしくは80点、75点とか、そのくらいのレベルでできるのであれば、
レシピ化は十分成功しているのではないかと思います。
そのレシピができたら、
あとはそれを同じように提供してくれる人をどんどん構築していくことによって、
自分のやっているビジネスがさらに広がり、自動化していくのです。
わかりやすい他の事例でいうと、マクドナルドなどのフランチャイズはそのいい例です。
業種や業態によっては、
レシピ化しにくいものもあるかもしれませんが、
その一部でもいいので、レシピ化することによって、
自分が提供できる範囲がすごく広くなったり、
チームや組織をどんどん作ることができたり、
もしくは、コミュニティーをもっとたくさん作っていけたりします。
ぜひ、自分の提供している価値、ゴリヤクをレシピ化してみてください。
ゴリヤクをレシピ化するために、まず何を行いますか?
上記の魔法の質問に答えてみる