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状態

人はほしい感情を得るために行動を起こしている

2019年4月6日

自分が満たされると、心に余裕が生まれます。

その状態で、今度は毎日がより楽しくなるよう、どんな瞬間でも、自分を幸せにすることを意識していきましょう。

今回は、自分の心を満たすためのヒントをお伝えします。

1. 自分がほしい感情で心をいっぱいに満たしていく

自分がほしい感情で心をいっぱいに満たしていくことは、ぼくたち人間が根本的に望んでいることです。

人は得たい感情を得るためにすべての行動を起こしています。普段意識はしていなくても、すべての人が何かしらの感情を得たいと思って行動しているのです。

いきなりそう言われても難しいと思いますので、わかりやすい例を出して説明しましょう。

これは、ぼくが娘とディズニーランドに行ったときの話です。ぼくと娘は、朝8時の開園と同時に、キャラクターと朝食を食べられる人気のレストランに駆けつけました。

そのお店はいつも開園30分後には満席となり、入場が終了してしまうので、多くの人が開園と同時にそのレストランをめがけて走っていきます。

幸い、その日は早めに並ぶことができて、「今日は入れるな」とほっとしていたところ、列の後方から女性のこんな声が聞こえてきました。

「さっきのもたもたした走り方は何?あんな走りじゃ、今日のスケジュールをこなせないわよ!やる気はあるの?」

その家族は、お父さんとお母さんと小学校低学年くらいの子と幼稚園児の4人家族で、どうやら遠方から来ているようでした。

その日、お母さんはできるだけたくさんのアトラクションに乗れるようにと、効率良く回る順番を決めてきていて、アトラクション間の移動はすべて走るように指示していたようです。

でも、どうやらお父さんはお母さんの期待に応えられなかったようで、お母さんはお父さんに「もっと真剣に走りなさいよ!」と怒っていたのです。

でも、お父さんだって負けてはいません。「俺だって、会社を休んで来てるんだ。そんな言い方はないだろう!」と反論し、とうとう喧嘩が始まり、子どもたちも泣き始めてしまいました。

お父さんもお母さんも、本当は楽しい思い出を作りたくてディズニーランドに来たはずです。園内で怒ったり、怒鳴ったり、子どもたちを泣かせたりしたくて来たわけではありません。

子どもたちの笑顔を見て、「楽しい」「嬉しい」という感情を得たかったはずなのに、いつの間にか「攻略法通りにたくさんのアトラクションに乗る」ことが目的になった結果、「それができなければ失敗」になってしまったのです。

自分たちが「どんな感情がほしくて行動しているか」を意識しないでいると、こうしたことがよく起こってしまいます。

もし、そのお父さんとお母さんが「自分たちが今日ほしいのは、『楽しい』『嬉しい』という感情だ」ということを知っていれば、大切にするものも変わり、行動も違っていたでしょう。

人が本来、感情を求めて生きていて、そのために行動を起こしているということが少し理解できたでしょうか?

でも、これは他人事ではありません。お母さんたちが感じているイライラも、本来、得たい感情ではないはずです。自分の感情を意識していなければ、このお父さんやお母さんと同じことが、日常的に起こってしまうのです。

そんなことを繰り返さないためにも、日常の中で自分が得たいと思っている感情を意識して見つけていきましょう。

2. 自分がどんな気持ちでいたいかを、常に意識する

ほしい感情は日によっても違いますから、日々、今はどんな感情がほしいのか自分に問いかけることが大切です。

ここで気をつけたいのは、感情と状態を取り違えることです。

子育てで悩んでいるお母さんに「どんな感情がほしいですか?」と尋ねると、「子どもが笑っている」「子どもが健康でいる」と答える人がいます。

それは感情ではなく、子どもの状態です。

そう答えるお母さんは、きっと、いつも子どものことを考えているがんばり屋のお母さんだと思います。ただ、それでは自分の行動の目的が感情からずれてしまってもなかなか気づけません。

このお母さんのようにほしい感情がすぐに出てこないのは、普段忙しくしていて、目の前の行動だけにフォーカスしているため、感情を意識することが少ないせいかもしれません。

もしそうなら、自分の感情を意識する癖をつけるようにしていきましょう。

「どのようにすれば自分自身が満たされるだろう?」
という質問にも、すぐには答えられない人が多いようです。普段から自分の状態を意識していないと、答えがわからない場合も多いのです。

その場合は、自分のなりたい感情を意識することから始めてみましょう。
「自分はどんな感情になりたいだろう?」と考えると、心が満たされるヒントも見えてくるはずです。

3. 行動にばかり意識を向けていると、感情が見えなくなる

人が得たいと思う感情はたくさんあります。

楽しい
嬉しい
ワクワクする
感動する
癒やされる
ほっとする
満たされる
幸福感

まだまだあると思います。
その中で、今、あなたがどんな気持ちになりたいかを意識してみましょう。

魔法の質問
あなたはどんな感情になりたいだろう?

Filed Under: 自分探し, 子育て Tagged With: 感情, 子育て, 状態, 行動, 満たす

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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