マツダミヒロです。
イチローさんの引退記者会見で
質問家のぼくがみて、
好きな質問ベスト3を選んでみました。
良い質問ではなく、
好きな質問です。
誰かが作った質問に、良い悪いのジャッジをしたくなくて
好きな質問としています。
ぜひ読んでくださいね。
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まずは3位から
質問ベスト3
Q.ファンの存在はイチロー選手にとっていかがでしたか?
これは、関わり合いを知るための質問です。
イチローさんの野球人生のことをズバリきくよりも、
その周辺にいる人達との想いやかかわり合いを聞くことで、
より本人の野球に対する姿勢が見られる質問ですね。
ちなみに、この質問にはこう答えています。
あるときまでは自分のためにプレーすることがチームの為になるし、
見てくれる人も喜んでくれるかなと思っていたけれど、
ニューヨークに行った後からは、
人に喜んでもらえることが一番の喜びに変わってきた。
ファンの存在無くしては自分のエネルギーは全く生まれないと言ってもいいと思う。
自分の為も大事、そして誰かのためも大事。
両方大事だけれど、この順番が大切なのだと思います。
まずは、自分のために取り組む、 そして人のために取り組む。
ぼくもシャンパンタワーの法則
(https://jibunsagashi-travel.com/2019/01/02/champagne-tower/)
として伝えていますが
自分も周りの人も大事ですね。
そして、与えるほうが喜びが高いことも、このコメントからもわかりますね。
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質問ベスト2
Q.キャリアの中で一番印象的だった場面はありますか?
この質問は、野球人生の中で一番の記憶に残っていることを聞くことで
イチローさんの野球に対する想いを知ることができる質問です。
短い時間の中で、濃い答えを聞くのに最適な質問です。
イチローさんの答えはこのようなものでした。
時間が経ったら今日が一番真っ先に浮かぶことは間違いないと思います。
今日を除けば、MVPやオールスター出場、
10年200安打は小さなことに過ぎない。
今日のあの舞台に立てたことは・・・
去年の5月以降のゲームに出られない状況にあって、
チームと一緒に練習を続けてきた。
それを最後まで成し遂げられなければ、今日という日はなかった。
残してきた記録はいずれ誰かが抜いていく。
でも去年の5月から今日までの日々はひょっとしたら誰にもできないかもしれないと、
ささやかな誇りを生んだ日々だった。
それがどの記録よりも、
自分の中ではほんの少しだけ、誇りを持てた事かと思っている。
これはまさに、イチローさんのスタンスが現れている答えですね。
誰かが見ている賞などをもらっていることではなく
見えないところで、どんなことをしてきたか?
今まででは、言わなかったであろう答えでもあるでしょう。
何の保証も希望もないけれど
黙々と日々鍛錬することが大事です。
そしていよいよ
質問ベスト1!
Q.野球の魅力はどんなところか?
とてもシンプルな質問ですが、
同じ質問を現役の選手にしても、良い質問にはなりません。
偉業を達成した選手に、このタイミングだからすることで
素晴らしい質問へと変わっていきます。
質問は
どのタイミングで誰にするか?
が、とても大切なのです。
そしてこの質問に対するイチローさんの答えです。
団体競技なんだけど、個人競技でもあるところ。
チームが勝てばそれでいいかというと、そういうわけではない。
個人として結果を残さないと生き残ることはできない。
チームとして勝っていればいいわけではない。
その厳しさが魅力であることは間違いない。
あとは、同じ瞬間がないということ。
メジャーに来てから今に至るまで、全く違うものになった。
チームが良ければそれでいいということでもないし、
個人が良ければそれでよいということでもない。
この2つのスタンスはこれからのビジネスでも
同じことが言えると思います。
会社が社員を犠牲にしていい、もしくは会社の犠牲になる時代でもないし
個人だけがよくなっても、
チームを組むことで成し遂げられることがたくさんある。
だからこそ、チームで働くことも大事。
さらに、 同じ瞬間は人生にはない、そう思って
同じ毎日でも取り組むことは大切ですね。
それが今を生きることにつながると思います。
ここまで、
質問をベースにお伝えしてきましたが
ぼくが最も印象に残っているのは
弓子夫人との話のところです。
Q.弓子夫人への言葉は?
という質問の時に、こう答えています。
いやー頑張ってくれました。Embed from Getty Images
一番頑張ってくれたと思います。
僕はアメリカで3089本のヒットを打ったんですけど、
ゲーム前ホームの時はおにぎりを食べるんですね。
妻が握ってくれたおにぎりを。
妻が握ってくれたおにぎり、およそ、
その数が2800くらいなんですよ。
3,000いきたかったみたいですね。
そこは3,000個、握らせてあげたかったなぁと思います。
妻はとにかく頑張ってくれました。
僕はゆっくりする気はないですけど、
妻にはゆっくりしてほしいと思っています。
イチローさんも努力をするタイプですが
パートナーの弓子さんも関わり合いを大切にすることを
コツコツとやっていたんだなという夫婦関係が垣間見える言葉でした。
記念日や何かあった時に喜ばせる、相手の為に何かをする
ということではなく、
日頃から、どんなことを相手に心と愛情を込めてするのか、
これがやはり大事ですね。
それにしても素敵な記者会見でした。
イチローさん本当に今までたくさんの感動を
ありがとうございました。
一番響いた言葉は何ですか?

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