「なんかこのまま仕事を続けていったら、本当に疲れちゃうなぁ」
そんな風に思ったことはありませんか?
そのときに
「じゃあ、自分の好きなものは何だろう?」
と自分自身に質問をしたことも ありませんか?
今回は、
自分の好きなことを見つけて仕事にする9ステップを紹介します。
【1ステップ】過去を振り返る
過去を振り返ってみて、
楽しかったこと、これだけずっとやっていくことができたらいいものは何か?
ということを考えたとき
「あなたが24時間続けても、苦にならないことは何ですか?」
このしつもんを自分自身にすることが大切なのです。
24時間きっちりじゃなくてもいいけれども、これだったら1日続けても、
自分は好きだなあ、これだったらごはんも忘れるぐらい続けちゃうっていうものは
何かを考えてほしいんですね。
でもそれは別に仕事に関わることじゃなくてもいいのです。
例えば、「プラモデルを作るのが好き」とか、「空を見るのが好き」とか、
「何かものを作って、人にあげるのが好き」とか、どんなことでもいいです。
あなたが24時間続けても、苦にならないことは何ですか?
【2ステップ】今までに時間とお金をかけたことを思い出す
次のステップは、先ほどの答えを掘り下げるっていうことをやっていきます。
質問は、今日は2つあります。
まず一つ目は
「あなたが今までお金をかけたものは何ですか?」
できるだけ1番お金をかけたものは何だったかなあということを思い出してみてください。
自分がアルバイトをしてもらったお金、働いてもらったお金は貴重な財産ですよね。
その財産を、何に自分は使ってきたかとっていうことを知ることで、
自分のエネルギーがどの方向に向いているかというのを発見できます。
だからこそ、まず1つめの質問は
「あなたは今まで1番何にお金を使いましたか?」
もう1つは時間です。
1日24時間というのは誰でも決まってるんですね。
その限られた時間を何に費やしてきたのかということを知ることも大切です。
振り返ってきてみて、こういう学びをたくさんしてきたかもしれないし、
この体験をたくさんしてきた、この練習をたくさんしてきたという発見があります。
生まれてから今まででの間で。
この、何に時間を使ってきたか、
自分のキャリアにつながったり、経験につながったりしていきます。
1回だけだとうまくいかないことも、
何回も何回も時間をかけて練習するとうまくいったりします。
それが自分の中の当たり前になっていって、自分よりも時間をかけていない人は、
「あ、自分はできているんだな」ということがはじめて気がつくかもしれません。
この自分がお金をかけてきたものと時間をかけてきたもの、
この2つを組み合わせてみると、また「自分の強み」というのが見えてきます。
時間とお金をかけたものが、
もしかしたら同じものかもしれないし違うものかもしれないし、
それをまず知ってみる、発見してみる、ということをやっていきましょう。
あなたが1番、時間とお金をかけたものは何があるでしょうか。
時間をかけたものは何ですか?
【3ステップ】人から褒められたことを思い出す
今まで過去に何に時間をかけてきたか、お金をかけてきたのか、
ということを発見してもらいました。
自分の中で発見するってことをやってきたのですが、
今度は他の人からの視点で発見していくということをやっていきます。
自分ではたいしたことない事でも、人から見るとすごい!というのがたくさんあります。
何かを手伝ったとき、何かをしてあげたときに、「すごい、ありがとう」とか
「助かったよ、またお願いね」って褒められたりした事もあるはずです。
それが何だったかということを、思い出してほしいのです。
例えば、「お掃除が得意で、いつもお家をきれいにしてます」。
自分にとってはこれが普通というか、これじゃなきゃいやだ、ありえない、
というような状態なんですが、
他の人からとってみれば、こんなにきれいにしてる、こんなに片づけ上手なんだ、
というところが、その人の発見になるかもしれません。
それで、じゃあ片づけることを教える仕事をしてみようと思い、それが職業になった人もいます。
まずは友達からでもいいし仲間からでもいいし家族からでもいいので
「あなたこれすごいね、これ向いてるよ」というものを探してみてください。
あなたが人から褒められたことは何ですか?
【4ステップ】感謝を見つける
ビジネスを創っていく、やりたいことを見つけていく事と、感謝をするというのは、
一見かけ離れてるように見えますがとてもつながっていることなのです。
仕事があまりうまくいっていなかった時と、
うまくいきはじめたときの違いは何かと考えたときに、
いかにできるだけたくさんのものに感謝するか、
というところを意識しているかどうかなのです。
感謝って、
なにか大げさなことをしないと見つけることができないというものではなく、
普段身のまわりにあるものにも感謝ができるものがたくさんあるんですね。
人は、通常、普段からだと、感謝じゃなくて、
足りないところとか欠けているところとか直したいところばかりに目が行ってしまいます。
ちょっと想像してほしいのですが、ここが悪い、これができていない
そういう人と、いろんなものに感謝をしている人がいたときに、
2人から同じ商品のセールスを受けました。
どっちの人から買いたいですか?
感謝をしている人から買いたいと思いますよね。
この考えに共感する人は多いと感じます。
何を売るかとか、どんなブランドを作るかとか、どんなマーケティングをするかよりも
まず先に、感謝を見つける人になるというところがすごく大切だったりします。
毎日小さい感謝を見つけることをやってみましょう。
あなたのまわりにどんな感謝がありますか?
【5ステップ】過去からの成長
このステップは過去の自分と比べるです。
何年前でもいいですが、今回は5年前の自分と、
今の自分を比べるっていうことをやっていきます。
5年前でもそれ以上でもいいのですが、
前の自分を比べてみると、必ず成長してる部分があります。
5年前はなかなかできなかったけど、5年後の今ではダイブできるようになった、
この差があるはずです。
この「差」を発見することが大切です。
なかには、
「いや、5年前も今も変わりません」という人もいるかもしれません。
でも、必ず人は成長しています。
いろんな体験をしてたり、いろんな経験をしていたり、いろんな知識を得ていたりします。
この体験が、あなたの商品やサービスに反映されていくのです。
これが、自分の商品、何をしたらいいか、につながっていくので、
それを見つけましょう。
それが一番の説得力なんですね。
「昔はこうだったけども、今はこうです」
これこそビフォーアフターが明確なわけで、そのことだったら伝えられるわけです。
でも、例えば、仮に 5年前のTOEICが250点で、今も250点。
ここは成長ないのですが、その人が「TOEICで満点を取る方法」というのを教えます
と言ったとしても、自分が全然できていない部分を教えようと思っても、
人は動かないし、説得力もないし、仮に言ったとしても、全然腑に落ちません。
自分の商品とか、ブランド、自分がやりたいこと、やるべきことは、
必ず「過去」にあるのです。
過去の「差」にあります。
どれくらい、何を成長してきたか。なので、そこを発見することが大切です。
5年前と比べてどんな成長をしましたか?
【6ステップ】叶えたいことリストを作る
叶えたいことリストを英語でWishlist(ウィッシュリスト)と呼びます。
やりたいことをたくさん書き出すことをまずはやります。
まずはやりたいと思ったことを100個きましょう
たぶん、普段暮らしてく中で、あれもやりたい、これもやりたい、これも欲しい、
こんなことをやってみたい、体験したい、行きたい、というのはすごくたくさんあると思います。
毎日それを感じるかもしれませんが、いざ書いてみるとなかなか出てこない、
普段は思っているのになかなか出てこないっていうことがあります。
書き始めてみて30個くらいまでは書けるんですが、
30個を超えたあたりからが、また難しくなってくるんです。
書いてみると、大きいやりたいことは書きやすかったりします。
たとえば「幸せになりたい」だったら「幸せになりたい」って書いていいんですが、
じゃあどんなふうに幸せになりたいか?というところも考えないと、
100個には到達しないんですね。
そういう意味で、掘り下げてみる、小さくしてみるということもしてください。
やはり自分が思ったことや、願ったこと、考えたことしか、なかなか実現はできないので、
まずここの紙の上に書くことができないと、
実際の世の中でも、それが実現することがなかなか難しくなってしまいます。
まずは100個目指して書いてみてください。
ちなみに、もしみなさんが昔書いたものがあるとしたら、それを見てみてください。
そうすると、その中で叶ってるものが、けっこうあるとおもいます。
まずは、たくさん書きだす。
ポイントは「できるかな? どうかな?」ということを考えずに、
何でも叶うとしたら何を叶えるか?ということを意識することです。
何でも叶うとしたら何を叶えたいですか?
【7ステップ】理想の未来を描く
「やりたいことをたくさん書く」ということをやってきました。
その中で数ヶ月後に叶えられるものもあれば、1年後に叶えられるものもあれば、
10年後、20年後に叶えられるものもあるでしょう。
今回は1つのシーンを想定して10年後の姿を想像してみます。
「10年後どんな暮らしやビジネスをしているのか?」ということを、
ありありとイメージしてみるということをやっていきます。
ウィッシュリストを見て想像し考えてもいいです。
そのワークは未来質問です。
未来質問というのは2人1組になり
「10年後になったつもりで質問し、答える」ということをやります。
未来のことは考えてもなかなか正解が出ないので、
直感で答えるということをやっていきます。
直感というのは「0.2秒で答えます」
答えることができるか不安になるとおもいますが「必ず答えなければいけない」と思うと、
自然と答えが出てしまいます。
もし、お近くにパートナーや友人など、一緒にやってくれる人がいたら、
10年後になったつもりで、「今何をしているの?」とか、
「今どんな仕事をしているの?」ということを、質問し、答えるということをやっていきます。
相手がいない場合は、未来を想像する方法として
「その10年後1日のスケジュールを書いてみる」ということをやってみてもいいかもしれません。
「朝は何時に起きて、どこで目が覚めて、どんな仕事をどんなようにこなしている」
予定や計画というよりも、夢や希望で結構です。
「理想だとしたら、どこでどんな暮らしをし、仕事をしているのか?」
という1日を書いてみるというものでもよいし、
自分のビジュアルの方がイメージできるっていう人がいれば、
「こんな部屋に住んでいたい」「仕事をこんな人たちとやっていきたい」
「休みの日はここに旅行に行きたい」というように、
写真を集めて1個のボードに貼るっていうことをやってもいいかもしれません。
インターネット上でそんな画像をいっぱい集めて、
それをパソコンに入れるということを行ってもいいですね。
ぜひその10年後の理想の姿で答えてみてください。
「あなたは今、どんな仕事をしていますか?」
「どこで仕事をしていますか?」
「それによっていくらぐらいの収入を得ていますか?」
「喜んでいる人は誰ですか?」
「最近旅行に行ったのはどこですか?」
「今度旅行に行きたいのはどこですか?」
「今すごくうまくいってると思うのですが、それはなぜうまくいってるんですか?」
「それはどんなきっかけがあってうまくいってるんですか?」
「あなたを助けてくれるのは誰ですか?」
「人生、あなたのビジネスにおいて助けてくれる人は誰ですか?」
「どんな人たちと一緒に仕事をしていますか?」
「あなたは、今やっていることを通じてどんな世の中を作りたいですか?」
「10年前のあなたにアドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをしますか?」
いかがでしたか?
答えやすいものもあれば、そうでないものもあるかもしれません。
今まで考えたこともなかった質問は答えが出にくい傾向があります。
10年後の思想の姿を想像して具体的にイメージしてみてくださいね。
10年後、あなたはどんな暮らしをしていますか?
【8ステップ】小さく人を集める
まず小さな一歩を踏み出して欲しいのです。
たくさん集めようと思うと大変だけど、小さく集めようと思ったらそれができます
小さくというのは、別に50人とか30人じゃなくて、
本当に8人とか5人とか3人とかでもいいんです。
何をしてほしいかというと、
「あなたが主催をして、あなたが中心となって、もしくは幹事となって、人を集めてみる」
ということをやっていただきたいと思います。
勉強会とか講演とか講座とかそういうものじゃなくて、
ごはんを食べるとか、食事会でもいいんです。
そこの中には、自分で企画をしてみるということと、その場を設定するっていうこと、
そして人に声をかけてみるということ、
あとは来た人たちとのコミュニケーションをし、この人たちを喜ばせる要素があります。
そこには、ビジネスで上手くいくための要素がギュッと詰まっています。
ですので、あまり堅く考えずに、まずは友達でも良いのでぜひやってみる。
いつも呼ばれている人は、特に逆の立場で、主催の立場に立ってみると、
見えてくるものがたくさんあります。
そこで、もしかしたら
「なんで人が集まんないだろう」
「みんな忙しいとて言って来てくれない」
「声はかけたけれども、1人しか集まってくれない」
そんなことを体験するかもしれません。
そこで諦めるんじゃなくて、
「じゃあ、どこを工夫するか?」、「どこを改善するか?」と考えることが大切です。
企画や設定、もしくはコンセプトがよくなかったのか、
選んだお店がよくなかったのか、その場にマッチしてなかったのか、
声のかけ方が悪かったのか。
いろんな要素があると思うので、それを改善しつつ、まず小さく集めてみる。
集まったら、今度はその人たち、来てくれた人を喜ばせてあげるということを、
ぜひ行ってみてください。
その積み重ねが、
そしてそこがあなたのファンになってくれる、はじめの人たちかもしれません。
たくさん人を集めたい。自分が生活できるくらいの売上と収入のお客さんが来てほしい。
できれば、3000円もらいたい、10000円仕事でもらいたいと思ったときに、
5人〜10人の人を集めることができなければ、100人を集めることはできません。
10万円売り上げを稼ごう、収入を得よう、と思ったときに、
取りあえず100円でも200円でも、その小さい一歩ができない人は、
なかなかそこにも到達できません。
まずは中心になってみる、自分が中心となって、
人を集めてみるということを行ってみましょう。
すごく大変かもしれませんが、主催の人がいちばん得るものがあるんですね。
たくさんのギフトをもらうことができます。
そして結果的に、たくさんの人脈を作ることができます。
まずは、「そういう場所に行く」じゃなくて、
「自分が開催してみる」ということを、小さく始めてみましょう。
では、あなたは、どんな会を行いますか?
【9ステップ】ニュースレターを始める
今回のステップは「ニュースレターを始める」です。
ニュースレターというのは電子メールのお手紙ですね。
お手紙を出してみることを行います。
まずはメールマガジンとニュースレターの違いをお伝えします。
メールマガジンというのは、マガジン、雑誌という意味なので、
決まったレイアウトと、決まった内容の記事を多くの人に発信をしていく。
ニュースレターとは、レターなのでお手紙です。
あなたに手紙を書いているように書くので、そこに別にレイアウトもないし、
目次もないし、広告もないし、本当にお手紙です。
「こんにちは、
今日東京に行ってきました、そこで美術館に行ってきたのですが・・・」
というのがお手紙ですね。友達にメールをするようなものです。
大事なのはメールマガジンじゃなくて、ニュースレター、お手紙です。
まずはそのお手紙を書いてみる、そして出してみる、ということを行ってみましょう。
誰に出せばいいかわからない。というのが大半だと思います。
前回のレッスンで「小さく人を集める」ということをやりました。
そこで少なくとも5人いたら、5人に送ることができます。
前回の会に参加してくれた人に送ってみるということをやってみましょう。
お礼のお手紙を書いてもいいし、これからこんなことやりますよ、
というお手紙を書いてもいい。
このあいだ来てくれてありがとう、
これからこんなことをやっていきたいという自分の夢とかやりたいことを伝えても結構です。
まずはそのお手紙を出すということをぜひしてほしいのですが、
そのとき1つだけ注意してほしいのが、このお手紙が宣伝だけになっていないか、ということです。これはとても大切なこと。
私今度こんなことをやりますから来てください、というのは宣伝だけです。
これにゴリヤクがあるか?というのを自分自身でチェックしてみてください。
ゴリヤクというのは、このお手紙を読んだだけで
「読んでよかったな」と思ってもらえることが大事です。
まずは少ない人数に配信する方が、どちらかというと最初は楽ですよね。
たくさんの人に配信するというと、たくさんの人にいいように思われなきゃいけないなとか、
知らない人が読んだときにどう思われるだろうということを考えてしまうかもしれません。
知っている人だけだと、気軽な感じで、本当にメールを出す感じで書くことができます。
まずはその人たちに、1回目1通、メールをニュースレターで送ってみましょう。
この積み重ねが未来につながっていきます。
大事なポイントは何かというと、
今回のステップを続けていくかどうかなんですね。
本当は、ひとりひとりに会ったり電話をしたりするのがいいかもしれません。
でも体は1つですし、時間も限られているし、場所も限られています。
そのときにメールというツールはすごく役に立ちます。
そして、これを始めたことから、ビジネスがうまくいくということにつながっていくので
その第1歩だと思って、とりあえず気持ちよく書いて発信しましょう。
これはすごく短くてもいいです。
あなたはどんなお手紙を出しますか?
いかがでしたでしょうか?
ひとつひとつのステップは難しく感じるかもしれませんが
続けることで
「好きなこと」を自分の中心に置いて、仕事を始めることができます。
まずは、小さな一歩を踏み出しましょう。