
吹雪のあとの箱根。
Tシャツに裸足じゃもういられない、冷たい空気の中で、3人の原点に戻る時間が、静かに始まりました。
この合宿は、計画通りに何かを「決める」ためじゃない。
自分たちが、なぜ今このステージに立っているのかを、“感じ直す”ための旅だったのかもしれません。
そしてそのプロセスの中には、人生に必要なエッセンスがいくつも、そっと光っていたのです。
出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.182 箱根と原点
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1. “インスピレーションに理由はいらない

「この3人でやった方がいい」
そんな直感から始まった今回の合宿。
言葉にならない想いも、
そのまま受けとってみることから
すべては動き出す。
・あなたが“なんとなく”感じているインスピレーションは何ですか?
・その感覚に理由をつけようとして、立ち止まっていませんか?
2. 言葉にならないまま、感じ合う

合宿の時間は、カリカリとノートを取ることじゃない。
美味しいご飯を囲んで、温泉に浸かりながら、「今、何を感じてる?」と心を開くこと。
言語化はあとでいい。
・最近「これ、誰かに食べさせたい」と思ったものはありましたか?
・言葉にしきれない“今の気持ち”、誰かと共有していますか?
3. 原点には、これからのすべてがある
20年前に始まったご縁。
当時、ただ自然にやっていたことが、今もう一度「これからの道」になっていく。
原点は、ただの過去じゃない。
未来へ向かう羅針盤になることもある。

・あなたの“原点”にあるものは、今もどこかで息づいていますか?
・昔、夢中になっていたことに、今もう一度光を当てるとしたら?
4. 人生は、対話と体験の“発酵”でできている
お茶とおやつを囲みながら、
湧いてくる言葉と感覚を交わしていく。
そうして帰る直前、
ふいに「見えた」方向性。
それは、
時間と場と対話が発酵して生まれたものだった。

・大切なことほど、急いで言葉にしようとしていませんか?
・あなたにとって“発酵”が起きる場所や相手は、どこにありますか?
5. 人間の役割は「まとめる」ことじゃない

私たちの仕事は、決して「まとめる」ことではない。
感じて、気づいて、受け取って、伝えていくこと。
そのプロセスの中で、形は自然に“見えてくる”。
AIがまとめてくれる時代だからこそ、
人間はもっと自由に、豊かに、感じていられる。
・“まとめる”ことに力を使いすぎて、本質を見失っていませんか?
・あなたが本当にやりたいのは、「感じること」なのでは?
キーワードは「原点」
そして、そこから未来を編み直すこと。
この箱根の合宿で、私たちが見つけたのは、過去でも未来でもない、「今ここで感じていること」の強さでした。
あのとき夢中になっていたこと、
あのとき自然に笑っていた仲間、
そこにもう一度立ち戻って、
今の自分で続きをやってみよう。
それが、これからの私たちの仕事になる。
上記の魔法の質問に答えてみる