あなたがもって生まれた素質は、変えることができません。
そしてそれは、あなたというキャラクターをつくる価値観や考え方、決断の基礎となっています。
もっとも大事なことは、まずはその素質が何なのかを知ること。
そして、その素質を「最大限に生かす」ことです。
人は12のタイプの魔法使いに分けられると伝えましたが →(自分の魔法(素質)を知ると、すべてがうまくいく)ただ単純に人を12のタイプに仕分けしたいというわけではありません。
1万人いたら1万人の素質があるのは当然のこと。
ですが、12のタイプに仕分けることで、その人自身が自分のよさを発見しやすくなり、より自分らしく活動するきっかけをつくることができるというメリットがあるのです。

1. その人に合った、その人の素質を生かす
以前のぼくも、自分に生まれもった素質があることすら知りませんでした。
「自分の強みが見つからないということは、自分の努力や勉強が足りないからだ」と信じていたのです。
だからこそ、セミナーに足を運んだり、本を読んだりして、自分の強みを手に入れようとしていました。
セミナーなどで成功者と呼ばれる人たちに、「こうすべきだ」といわれれば、誰でもそのとおりに実行しようと努力します。
しかし、教えられたとおりにやっても、うまくいかない。
それどころか、やればやるほどにつらくなり、むしろ自分の心の弱さがさらに浮き彫りになってしまったのです。
もちろん、そういった成功者を否定するわけではありません。
その人は、その人だから成功したのであり、そのやり方は絶対に正しかったといい切れます。
しかし、その成功者は「その人に合った、その人の素質を生かしたやり方」だから成功したのであり、違う素質をもっているあなたがその人と同じやり方をしても、成功するはずがないのです。
人はそれぞれ性格が違いますし、価値観も違う。
何かを成し遂げたいと思ったときにどうアプローチをすればいいかも、それぞれ違って当たり前です。であれば、いかに自分の素質に合ったやり方でできるかが重要となります。
まずは、あなた自身の強みや素質を知りましょう。
そして、それをあなたの目標や夢へ向かうスイッチとして活用してほしいと思います。
また、いまはまだ自分がどんな人間なのかわからないという人も、自分がどのタイプなのかを知ることで、「こんな生き方が自分らしいんだな」と気づくことができます。
すると、自然とそれに合わせた選択ができるようになるのです。
2. 「関わり方」を変えれば、どんな相手でも最高の相性に

「相手をよろこばせようとしたのに、いまいちよろこんでもらえなかった」という経験はありませんか?
また、「怒らせるつもりでいったわけじゃないのに、なぜか相手の逆鱗に触れてしまった!」なんてこともありますよね。
このように、なぜか思いが噛み合わない相手とは、あなたとその相手がもっている魔法(素質)が異なる可能性が高いだけで、あなたが悪いわけでも、相手が悪いわけでもありません。
しかし、そんなすれ違いを避けるためにも、相手の素質を知っておくことが大事です。
魔法のスイッチは、自分だけではなく、あなたのまわりの人たちがどんな素質をもっているかも簡単に調べることができます。
相手の素質を知っておけば、相手を心からよろこばせることができますし、怒らせたり、悲しませたりすることもありません。
3. 「相性」ではなく「関わり方」を教えてくれるもの

また、魔法のスイッチにはよくある占いとは違い、「魔法使い同士の相性」というものは一切ありません。
なぜなら、その人がもつ素質を理解し、その相手に合った関わり方をすれば、どんな相手とでもいい関係を築けるからです。
つまり、どんな相手とであれ最高の関係性を手に入れることができる点が、占いとは違う、魔法のスイッチの利点というわけです。
とくにビジネスや人間関係、恋愛や子育てといったシーンでは、自分の意見を押しつけるようなコミュニケーションの仕方では、相手といい関係を築くことは難しいです。
しかし、相手の素質を知っておけば、相手に不快な気持ちを与えることも、強要することもなく、相手を心地よくしながらやる気を引き出すことができます。
まさに魔法使いのように、相手との関係性やコミュニケーションをあなた自身で操ることができてしまうのです。
自身の強みや素質を知ってますか?
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