コミュニティは、あなた自身を中心に回っていると思っていることでしょう。
でも、コミュニティの規模が100人に近くなってきたら、もうあなたが中心にいてはうまくいかなくなります。

1. 中心からちょっとずれた場所にいる
なぜなら、人がつながりを管理できる数は150人と言われており、それを超えたら、そのコミュニティにおいて別のリーダーが必要になってくるからです。
100人を超えたあたりから、その意識をしておくことが大切です。
あなたが中心にいたらコミュニティは回らないし、さらに広がることができなくなってしまいます。ですから、中心からちょっとずれた場所にいるようにします。
中心にいないことを実践するにあたり、重要な条件があります。
それは自分自身の心のグラスが満たされていることです。
あなたが、コミュニティの参加者から満たしてもらおうと思っていると、中心からずれることができません。ですから、まずは自分を満たす、ということをするのが最初の一歩です。
2. 自分が中心にいるか・いないかの3つのチェックポイント

ここで自分が中心にいるか・いないかの3つのチェックポイントを見てみましょう。
① 自分の写真を多く出していないか?
コミュニティのなかにおいて、自分の写真を多く出していると危険信号です。
② 自分の名前を多く出していないか?
たとえば「マツダミヒロコミュニティ」とか「マツダミヒロの会」など、自分の名前が出ているところは、自己顕示欲、承認欲求が透けて見える、危ないパターンです。
③ 自分が話す時間が長くないか?
コミュニティにおいて、自分が話す時間が長くないか。自分ばかりが話していると、これまた危険信号です。
自分が満たされていないとどうなるのかと言えば、コミュニティが広がっていかないし、循環が起こりません。
ただし、自分が満たされているとはいえ、自分がつくったコミュニティに、誰かほかの人が中心に来るわけですから、もちろん恐れは出てくることでしょう。当然、ぼくにもその恐れはあります。でも、つくり上げたあなたのエネルギーは、必ずそのコミュニティに残りますので、安心してください。
コミュニティの規模が大きくなってきたら、次のリーダーを育てていきましょう。
リーダーは1人でなくても、数人いてもいいです。
そうすると、あなた自身がコミュニティメンバーの全員を応援しなくてもよくなります。あなたは、まずリーダーをひたすら応援するという関わり方をします。すると応援されたリーダーたちは、あなたに感謝をしてくれます。
この循環ができると、恐れはなくなっていくことでしょう。
リーダーとなった人たちは、コミュニティの全体を見てくれるようになり、あなたが中心にいなくても、全体がうまくまわっていきます。
ただし、コミュニティを立ち上げたあなたが、何もしないというのはいけません。
自分の代わりにコミュニティの中心にいてくれる人をひたすら応援していく、関わっていくことをしていきます。陰の存在となるのです。
次のリーダーとなって、自分の代わりに中心になってくれる人は必ず出てきます。その人を認めてあげる、人に紹介してあげる、というように応援していけばいいのです。
もちろん、最初から自分が中心にいて、ずっとそのスタイルで運営していくほうが簡単です。でもコミュニティ自体がずっと継続する、広がっていく、循環するという観点で見たとき、それではいけません。
あなたの代わりに中心にいる人は誰か?そして、どのとうにその人を応援するべきか?を考えてみましょう。
次のリーダーとして誰を応援しますか?
上記の魔法の質問に答えてみる