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聞き方次第で答えが変わる!5つのしつもん

2020年7月5日

質問にはいくつかの種類があります。
ここでは5つを取り上げます。
それぞれの特徴を知ることで、効果的な使い方ができるようにしましょう。

1. クイズ

クイズとは、正解が決まっている問いかけです。
これは正解を知らないと答えることができません。

仕事においてのクイズとは、
「この企業の社長は誰?」
「去年、当社で一番売れた商品は?」
などです。

部下にとってみると、試されているような感覚になります。

結局、○か✕かの答えになるので、知識を確認するときにはいいかもしれませんが、これによって部下の「考える力」を伸ばすことはできません。

2. 疑問

疑問とは、しつもん者が知りたいことを聞く問いかけです。

「あの書類はいつまでにできる?」
「〇〇さんから連絡はきた?」
「今日中に決裁しなければいけない案件は?」

確認や状況把握のためによく使われ、「何(Whet)」「いつ(When)」「誰(Who)」「どこ(Where)」などを含んでいることが多くあります。

ビジネスを円滑に進めるために、疑問は必要です。
ただ、これによって部下の「新しい考え」を引き出すことはできません。

3. 尋問

尋問も、疑問と同じくしつもん者のための問いかけですが、相手を責める気持ちが含まれるので、問いかけられたほうは嫌な気持ちになります。

何かを生み出すというよりは、物事を突き詰めるときによく使われます。
基本的には、「なぜ(Why)」という疑問詞が頭につきます。

「なぜ書類ができていなの?」
「なぜ相談しなかったの?」

このように「なぜ(Why)」と聞くので、相手からは「なぜならば(Because)」という言い訳に似た理由が返ってきます。

「他の仕事で手一杯だったから」
「すっかり忘れていて」

たとえ本当の理由がわかっていても、答える側は自分をかばいたくなったり、素直に答えたくないというバリアができることがあります。

ですので、尋問からは、未来につながる解決策は出づらくなります。

4. 命令質問

基本的に指示命令なのですが、最後にクエスチョンをつけて質問の形にしているものです。これは、しつもん者が欲しい答えをもらうという目的で使われます。

「これをやってみたらどう?」
「Aプランがいいんじゃない?」

などは質問に見えますが、「これをやりなさい」「Aプランをやりなさい」という意図があります。

これらは指示命令であり、部下の本当の成長にはつながりません。

5. しつもん

その質問に答えるだけで、相手のためになるものを「しつもん」と呼んでいます。

しつもんからは、アイデアや解決策、改善策が生まれるだけでなく、相手の本当の思いを引き出すことができます。また、自分自身に使えば、今までになかった視点が得られたり、ビジョンを明確にすることができます。

しつもんは「どのようにすれば(How)」の部分をメインに聞きます。

「どのようにすれば書類を明日に間に合わせることができるかな?」
「どのようにすれば忘れずに連絡できるかな?」

すると、こんな答えが返ってきます。

「今日中に必要な資料を準備するようにします」
「気づいたときに、まず上司に連絡します」

頭につける言葉を「どのようにすれば」という形に変えるだけで、部下の答えが変わります。すると、行動も変わっていくのです。

魔法の質問
・どのようにすれば期日に間に合うかな?
・どのようにすれば忘れずにできるかな?

Filed Under: 仕事 Tagged With: 質問, 尋問, 仕事, 疑問, 部下, クイズ, 命令, 成長

Reader Interactions

Comments

  1. akaz says

    2020年7月5日 at 1:30 pm

    私は1人で仕事をしているので上司や部下はいません。
    その代わりに取引先との対応では、質問でやり取りするように、少しずつ心がけています。

    こちらがアレコレと言うよりも、相手が主体的に動いてもらうほうが、いい方向に進むことを実感しています。

    返信

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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