怒りやイライラなどの感情にとらわれているとき、
自分はいったいどんな感情を味わっているのか、
自分の内側に意識を向けてみましょう。
1. 自分の感情は自分で選べる
家族でディズニーランドに行ったのに、
子どもがグズグズしていて、
予定通りにアトラクションを楽しめず、
「あなたがグズグズしているから、
全然予定通りにいかないじゃないの!」
と子どもに当たっているお母さんを見かけたことがあります。
この先は、同じことがあなたに起こったとして、
考えていきましょう。
まず自分の感情をしっかり言葉にして客観視します。
「せっかく家族でディズニーランドに来たのに、
子どもや夫がグズグズしていて、アトラクションが回れず、
私はとってもイライラしているし、八つ当たりしている」
といった答えになるでしょうか?
自分の感情を意識できたら、
怒りの感情をそのまま手にするか、
ほかの感情に切り替えるかを考えましょう。
びっくりするかもしれませんが、感情は選べるのです。
お母さんに考えてほしいのは
「家族でディズニーランドに来たのは、
どういう感情がほしかったのか」
ということです。
「イライラしたい」「怒りたい」
なんて思ってないですよね。
「楽しい」とか「うれしい」感情がほしかったはずです。
2. 自分がほしい感情を意識してみよう
人は、ほしい感情を求めながら生きていて、
行動を起こしています。
でもほしい感情を意識していないと、
前述のようなことが日常的に起こってしまうのです。
普段から、
「私は今、どういう感情になりたいのだろう?」
と自分で意識する癖をつけておくと、
一時的なトラブルや予定外のことが起こったときに
怒りや悲しみなどの負の感情を手にすることが
少なくなるはずです。
ここで注意していただきたいのは、
“ほしい感情”は“ほしい状態”ではないということです。
「お母さんにほしい感情は何ですか?」
と質問すると
「子どもが笑顔でいる」
「子どもが学校でいい成績を取ること」
など状態を答える人がいます。
お母さんたちは、毎日、
子どもばかりにフォーカスしているので、
それだけ自分の感情に無頓着になっているのかもしれません。
ほしい感情には、
「楽しい」「うれしい」「ワクワクする」「感動する」
「癒される」「ほっとする」「満たされる」「幸福感」
などがあります。
もし、得たい情報がわからなければ、
自分がこうあってほしいと思うことを思い出してみてください。
たとえば、
「子どもに早く寝てほしい」と思うなら、
なぜそう思うのか考えます。
子どもが寝てくれることで「ほっとできる」など、
であれば、「ほっとする」感受を自分が得たいと思っているのです。
3. ほしい感情を手に入れるための方法を見つけよう
ほしい感情が見つかったら、
それを手に入れるためにできることを考えてみてください。
たとえば「癒される」という感情がほしかったら、
音楽を聴く、アロマテラピーを楽しむ、
ゆっくりお風呂に入る、夕焼けを見るなど、
過去に癒された経験を思い出し、
手軽にできる方法を見つけましょう。
誰かと一緒でないとできないことは避けてください。
その人の都合が悪いなどで実践できないと、
残念な感情を得ることになってしまいます。
できれば、ほしい感情を得るための方法は、
自分ひとりでできることにしましょう。
それぞれ長い時間をかける必要はないので、
ちょっとした時間を見つけて、
ほしい感情を得るための行動を習慣づけましょう。
自分の感情を意識し、得たい感情を得ることで、
充実した毎日を送れるようになります。
自分が満たされるので、気持ちにゆとりが出てきて、
何事も前向きにとらえられるようになるでしょう。
“感情は選べる”なんて、
あまり考えたことがなかったことだとは思いますが、
この機会にぜひ自分のものにしてください。
私は今、どういう感情になりたいのだろう?
akaz says
ワクワクしたいという感情です。
今は集客や告知活動を少しずつしているところです。
その活動をとおして、どんな反応があるのか?
成功や失敗に関わらず、新しい出会いを楽しみたい。
そのワクワクを糧にして、いろんなことにチャレンジを考えています。