世の中にあふれている成功哲学本には、たいてい、「思ったことが実現する」という内容が書かれています。

1. 思ったり、願ったりするから実現する
たしかにそのとおりで、思わないこと、願わないことが、偶然実現したりはしないものです。漫然と歩いていたら、いつのまにか富士山の頂上に立っていた、なんてことはなくて、
「富士山の頂上に立つぞ!」
と思った人だけが立てるのです。
なにかを実現するためには、最初にイメージを持つことが、とても大切です。
「明日はどんな一日にしたい?」
これは、真っ白いキャンバスに絵を描くように、明日の一日を自由にデザインするための質問です。
夜、寝る前に、この質問を子どもにしてみてください。
まだ科学的に証明されているわけではありませんが、おそらく、脳は寝ている間に、その描いたイメージをさらに具現化するような働きをしているように思います。
「明日の一日を自分でデザインするんだ」
と思うと、不思議なことに、朝の目覚めがよくなります。
目覚まし時計よりも先にパチっと目が覚めるかもしれません。きっと、すっきりした気持ちで一日をスタートできるのではないでしょうか。
2. 子どもとの会話が少ないお父さんにおすすめ

「明日はどんな一日にしたい?」
と聞くと、
「んー、楽しい一日だったらいいと思う」
こんな、漠然とした答えが返ってくるかもしれません。
「楽しいってどんなこと?」
と興味を持って聞いてみましょう。きっと、その子が今、一番おもしろいと思っていること、興味を持っていることが口にのぼってくるはずです。
「〇〇ちゃんを家に呼んで、テレビゲームをやる」
「パン屋さんで、ベーコンエピを買って食べる!」
そうか、今は〇〇ちゃんと仲がいいんだな。本当にテレビゲームが好きだなぁ。この間買ったあのパン、気に入ったのね・・・。
子どもの答えから、いろいろなことが読み取れると思います。
この子はこんなことがしたいんだ。
こんなことに興味を持っているんだ。
それがわかってくると、子どもとのコミュニケーションがスムーズになり、楽しくなってきます。
とくに、忙しくてなかなか子どもと話す機会のないお父さんこそ、ぜひ興味を持って聞いてみてください。子どもとの会話をはずませるきっかけになると思います。
明日はどんな一日にしたい?
レーナ says
未来につながるい日にしたい