コミュニケーションは、本来とってもシンプルなもの。
シンプルとは「わかりやすく」「簡単」であること。
でも実は、シンプルなものの中にこそ、
とても本質的なものが潜んでいます。
1. 信頼「相手を信じて頼ること」
相手に自分のことを理解してもらいたい!
自分が要求したことを受け入れてもらいたい!
と思っていたとして、様々なテクニックを使ったとしても
相手は動こうとしない。
そこに信頼がない限り。
信頼があれば、
相手との心のパイプは太くなる。
信頼を得るためには、
相手を受け入れること。
相手の話を聴くこと。
相手を認めることで、
信頼は高まっていく。
・信頼を得るためにできることは何ですか?
・あなたが信頼をしている人は誰ですか?
・その人はどんなタイプの人ですか?
・今まで、信頼を感じた場面はどんな時ですか?
2. 認める「相手のすべてを受け入れること」
当たり前にやってもらっていることに、
価値は感じない。
正確に言えば、
感じにくい。
ちょっとしたこと
当然のこと
当たり前のこと。
自分の周りには、
そんな出来事がたくさんあるはずだ。
普段行われていることに
感謝しよう。
そして、してくれている人を
認めよう。
その人なしでは今の自分は成り立っていないのだから。
・認めることで、どんな気持ちになりますか?
・あなたが認めたい人は誰ですか?
・どんな風に認めていることを伝えますか?
・あなたの周りの感謝したいことは何ですか?
3. 自分とは違う「人は自分とは違うという意識で接すること」
自分と人とは明らかに違うが、
違いに気づかない場合が多い。
私はこう思っているのに
アノ人は賛成してくれない。
一人一人違うのだから
考え方も意見も人の数だけあっても不思議ではない。
まずは、自分と相手との違いを知る。
そして、
他の人同士も違う!ということを実感する。
そう思えてくれば
ストレスは大きく軽減される。
同じ言葉でも捉え方が変わる、
同じ褒め方でも、嬉しくない人もいる。
そのことに気がつけば、
あなた自身も楽になるだろう。
・あなたと相手との違いは何ですか?
・あなたと相手と同じ部分はどこですか?
・違いがある人に気づいてもらうには、何を意識して接しますか?
・どんなタイプが苦手ですか?
4. コミットメント「行動を起こすきっかけになるために宣言すること」
物事を進めていくうちに、
迷いが生じる。
迷ったまま進んでいくと
本当に達成したいかどうかが
分からなくなる。
そんな時には、
相手に確かめてみよう。
「本当にしたいのかどうか」
確認するタイミングが取れないために
不安になってしまうこともあるからだ。
気持ちを確かめさせることは
相手にとっても重要なことである。
・迷いを消すために、どんなことをしてあげることができますか?
・あなたは何を宣言しますか?
・宣言するために、捨てるものはありますか?
・宣言した後、どんな行動をとりますか?
上記の魔法の質問に答えてみる