多くの人は「ビジネスを始めたら、最初から大儲けしたい」と考えます。
自らに合ったビジネスを考える上で、
儲かるほうがいいのは当然かもしれません。
しかし、今現在しっかりと売上を上げている人も、
最初から完成されたビジネスを考えついたのかと言えば、
そうではないことがほとんどなのです。
1. 「圧倒的な結果を出す人」もスタートは小さな一歩

「すごく稼げるビジネスになるか」
「早々にお金が入ってくるか」で考えている人はうまくいきません。
ビジネスには、もっと大切な考え方があります。
それは、
「絶対に必要としてくれる人がいるかどうか」
「すぐにではなく、育てる」
という考え方です。
結果を出している人も、すべての始まりは小さな一歩です。
現在2万人以上もの読者を抱えているぼくも、例外ではありませんでした。
2. やるべきことはシンプル

ぼくの地元は山形県。
その頃は特にコーチングというものが認知されていませんでした。
これが、ぼくが「魔法の質問」を始めようと思った理由の1つです。
あるときぼくは、経営者が集まる交流会に行きました。
そのとき、ある社長さんから「どんな仕事をしているの?」と聞かれました。
山形で専門のコーチをしている人は他にいなかったので、
「仕事内容を理解してくれるかな?」と思いながらも、
「コーチングをしています」と答えました。
するとこんな答えが返ってきました。
「ほう、そうなんですか、うちの会社と同じですね」と。
「山形にもコーチングをしている人がいるんだ!」と驚いたのですが、
その社長さんは、見るからに工事関係らしきユニフォームを着ています。
話を進めていくと
「コーチングって、壁塗るやつだべー」
「・・・それって、もしかしてコーティングのことですか?」
そう、その社長さんは壁紙を貼ったりするお仕事をしていたのです。
そのくらいコーチングの認知度は低いものでした。
「これでは、すぐにビジネスにはならないかもしれない。
でも、必要としている人はたくさんいるはずだから、
お客様を育てていくことからしてこう。」
と思ったのです。
お客様にはならなくても、自分のことを応援してくれる人、
自分のファンになってくれる人を育てると考えてもいいかもしれません。
もしも今のあなたに、自分を応援してくれる人、
自分のファンがいなかったとしても、心配はいりません。
応援してくれるファンはあなたが育てていけばいいのです。
「どうやって育てていけばいいか」と迷うことがあるかもしれません。
しかし、さきほども述べた通り、やるべきことはシンプルです。
あなたが「未来のファンのために何ができるか」を考えればいい。
そうすれば自ずと答えは見つかるのです。
未来のファンを育てるために何ができますか?
上記の魔法の質問に答えてみる